中越ルッキング&灯火採集の風景
(北陸東北ツアー2日目)


採集地:新潟県中越地方

2006.8.13

中越を目指して・・ ■8月13日(日) 昼の部

昨夜は新潟まで移動したところで車を停め朝まで眠りについた。昨夜鼻炎の薬飲んだこともあり、7:00過ぎまで爆睡していた。PAでホットコーヒーとホットドックをほうばり、再び移動を開始。

途中のフォッサマグナ通過時におもわず下車してヒメ探しに行きたい衝動に駈られたが、出遅れている事もあり思い止まる様に自分にいいきかせ先を急いだ。

10:00過ぎには目的のインターまで到着。下りてとりあえずコンビニへ向かい食糧を買い込み、スタンドでガソリンを給油し、今夜の目的地の中越の山へと向かった。

まずは予定しているポイントへ到着。ここはかつて毒蛾の洗礼を受けた魔のポイントだ。だが、キャンプをしている先約がいた為、仕方なく場所は次なる候補地へ移動。こちらは張った事はないが、標高は750m。なかなか良さそうな植生で楽しめそうだ。

場所も決まったので、ひと風呂浴びてサッパリしに行く事にした。温泉からあがり、昼食をすませ、次に向かったのは少し標高をあげて柳のルッキングに出かける事にした。ところが快晴なうえ、気温の一番高い時間帯。苦戦は承知していたが、虫の気配はさっぱりであっけなく玉砕。単なるドライブに終わってしまったのだった。

ポイント到着

三方ワイドレンジ照射

■夜の部

その後は灯火ポイントまで戻り、夕暮れまで車で待機した。やがて陽も傾き、いよいよ灯火機材の設置準備を整え、日没を待つ。17:15薄暗くなってきたところでエンジン始動。今回はワイドレンジに三方向にライトを振り分け挑む事にした。

飛来は19:44のアカアシクワガタをかわきりに19時台だけでも16頭とまずまずな数が集まる。

20時台に入るとミヤマクワガタの飛来が本格化し53頭の飛来を記録。回収と記録が追い付かないほど集中した。但し、ここまで黒くて大きな虫の飛来はなく、ミヤマばかりである。

ところが、目の前に黒くて大きな♀がおりてきた。驚いて確認すると大きなヒメオオの♀ではないか。オオではないが、ヒメでも昼間みられていないだけに嬉しいものである。

21時台にはやや衰え11頭の飛来。22時台には12頭の飛来。二頭目のヒメオオ♀もやってきた。それ以降は終息してゆき、23時台5頭、0時台2頭と寂しい状況を迎え250w-1灯のみを残してあとは消灯することにした。

私も車で休みながら時々チェックするがやはりほとんど集まらない。結局1時台以降は5時までの間に6頭のみ。

まあ、オオクワの飛来はなかったが計105頭も飛来してくれるとそれなりに楽しいものである。昨日の貧打にくらべればヒメオオクワガタも来た事だし、私としては満足のいく内容である。
もちろん、大きなミヤマ♂以外の大半の虫はリリースした。

アカアシクワガタ♂
アカアシクワガタ♂アカアシクワガタ♀ミヤマクワガタ♀
ミヤマクワガタ♂ミヤマクワガタ短歯形?コクワガタ♂
魚沼産クロヒカリ? 二頭目のヒメオオクワガタ♀
一夜の成果にしては上出来 ◆本日の採集成果:灯火採集 

ヒメオオクワガタ成虫♀2
アカアシクワガタ♂5♀4
コクワガタ♂6♀19
ミヤマクワガタ♂26♀42
ノコギリクワガタ♀1
合計105頭