越後地方採集の風景

採集地:新潟県

2003.9.13

大型の台風の影響が心配される中、エリアと降水確率、風の状況などを判断して上越方面へ

この日も2:00に相方の某I氏宅へ

新潟県を手前にして高速走行中に日の出を迎える

目的地のポイントへ到着早々にクワガタ発見。

沢山柳がある中で、いつも付く木は決まっているようです。

林道を歩き始めるとオオウラギンスジヒョウモンがお出迎え。

斜面に降りながら5M竿を伸ばすI氏。

結構粘られてなかなか網に落ちない

散々苦しまされた相手はヒメオオではなくアカアシの♀でした。

日差しが強くなってきたせいか、下に向かって歩くヒメオオ♂

なんか奥の大きな柳が気になりいってみるとクワガタが沢山採れました。

まず目についたミヤマ♂次は、ヒメオオかと思いきや大きなコクワガタ♂がいました。

ルリボシカミキリも上の木の回りに







そして、この日最大のヒメオオ♂51mmを採集することになった。

標高+ブナの立ち枯れ(発生木)+元気のいい柳(餌場)

この条件が揃ってさえいればヒメオオクワのルッキング採集にはこの上ない環境といえるでしょう。

関東からのカミキリ採集者2人組の方と林道でお会いしてお話しました。

←その方達がたたき網で採集されていた

「コブヤハズカミキリ」

林道から戻り、場所を変え最初のポイントへ

やはり同じ木に付いてます。

天気は至って良く前回より暑い位でした。

更に次は、エリアを大きく移動して同じ新潟県西部の新規のポイントへ。

←巨大な柳の前で一休み。

新しいポイントはヒメオオ♂1頭しか採集出来なかったのですが、柳の囓り跡、ブナ林の状態、柳の本数など考慮するとかなり期待できそうな場所。

瞬く間に天候が崩れこの数分後滝の様な豪雨に私達は呑まれるのでした・・

この日はこれで切り上げ、明日の加賀に備えて富山のSAで車中泊をしたのであった。

今回採集した個体

参加者2名での採集結果です。

●ヒメオオクワガタ♂9、♀5

●アカアシクワガタ♂16、♀10

●ミヤマクワガタ♂1

●コクワガタ♂1

●ルリボシカミキリ1

前回に比べ♀が少ないのはもう産卵に入っているためでしょうか?

今回はいろいろ勉強になる要素の多い採集でした。

ルリボシカミキリ