近江西部採集の風景

採集地:滋賀県西部

2004.2.21



この日は朝6:00に起床、6:30日の出と共に単身近江西部を目指して出発をした。7:40頃現地に到着今回の目的は小型種がいないか?だった。前回はオオクワ狙いでしかみられなかったので、今回は一人ということもあり、マイペースで倒木などもチェックして行くことにする。
オオモンキゴミムシダマシ まず最初の虫はキノコムシに似たカラーリングの"オオモンキゴミムシダマシ"


次に出てきたのは毎度お馴染みのコクワガタの幼虫。


そのコクワガタが出た材からは先日のマメクワガタと同じ様なサイズの"ヨツコブゴミムシダマシ"


また、別の材からは食痕を辿って行くと幼虫ではなく成虫が出た。一瞬嬉しい気持になるが、次々と出てくるのはコクワガタのみ・・
コクワガタ幼虫 ヨツコブゴミムシダマシ
コクワガタ♀成虫 コクワガタ♂成虫
この地域は台場クヌギが点在している。今でも昔ながらの里山として使われている所もあるが、放置されたり、切り倒し処分された台場もいくつかみられた。
やっとの思いで、比較的大きな食痕に巡り会うことができ期待して辿っていったが・・・

やってしまった。(汗

頭部も大きくこの日最大の幼虫だったが、潰してしまってはどうにもならない。
ニクウスバのついた立ち枯れ
台場が点在
植生図を片手に何カ所も巡るが、結果的にはコクワガタがタコ採れ状態で、またもやこの地は敗北・・

今回採集した個体

1名での採集結果です。

●コクワガタ成虫 4頭

●コクワガタ幼虫 20頭程

成果と呼ぶには苦しい状況ですが、まあ偶にはこういった近場も良いものです。次に訪れるとしたら、樹液の時期かな?