尾張東部地方の採集の風景

採集地:愛知県北西部地方

2003.2.8
この日はツキノワグマ氏、いか氏と3名で愛知へ遠征です。

愛知県といえば私の故郷で、20歳まで過ごしました。今でも両親は春日井市に住んでおります。
昔子供の頃よく採集していたのは、コクワガタ・ヒラタクワガタ・スジクワガタ・ノコギリクワガタなど。オオクワガタについては私の周りでは採集していた人はいませんでした。今回目的地とする地は昔父に連れられ川遊びや虫取りを楽しんだ所の近くで、思い出深い土地でもあります。

ツキノワグマ氏に迎えに来ていただき、いか氏宅へ。車を乗り換えいか氏のジムニーで名神へ乗り一路愛知を目指します。この時私はデジカメを持ってくるのを忘れてしまった事に気が付くが、時既に遅し。何故かこのメンバーの時はカメラを持たずに出てしまうのである。

愛知県東部は良く知った土地だが、ここも離れて一昔以上にもなるので道も変わったりしており、時の変化を痛感させられる。程なく目的地入りした私達だが、なかなか里山の良さそうな所が見つけだせない。はじめに入ったポイントでは木も細く倒木もほとんど無く深入りはせず場所を移動することに。その後何カ所か巡ったが、なかなかこれはという所がない。
そして最後に入った場所は竹藪に太いクヌギがある場所で、割と理想的なポイントだった。
しかし、材から出てくるのはコクワガタとオオゴキブリばかりで本命視していたオオクワガタは全く空振りだった。
まだ、私はオオゴキブリの種親が採集できたのと故郷に近いエリアということもあり楽しんでいたが、私以外の2人にとっては期待はずれな採集だったことだろう。

そのおまけに採集を終え、帰路についてまもなく警察のシートベルト検問に引っかかってしまい、いか氏は益々ブルーな採集となってしまった。

たぶん、もう二度と彼は愛知北東部へは行こうと言い出さないのではないだろうか・・

夏には樹液で賑わいを見せそうなクヌギ

(写真:いか氏)

今回採集した個体

参加者3名での採集結果です。

●コクワガタ 多数

●オオゴキブリ 10頭程


←この時持ち帰った愛知産オオゴキブリも
自宅で繁殖に成功(勝手に殖えているだけ)(^^)