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美濃河川敷採集の風景 採集地:岐阜県南部 2004.5.23 |
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昨日の静岡遠征の後は愛知の実家へと。 前日にI氏とK氏がこのエリアでオオクワ成虫ペアと3齢幼虫数頭の割り出しに成功している模様。 だからというわけではないのだが、この日は散策程度に岐阜県の河川敷エリアを少し歩いてみた。 私は特にオオクワへ固執しているのでは無いから河川敷の樹液をチェックすることに。 しかし腰にはちゃっかり斧を下げていたが・・(笑 森へ入ろうとするといきなり目の前をオオスズメバチがうろうろしている。 |
踏み込むとブ~ンとこちらに近づいてくる。こういうときは最悪近くに巣がある可能性もあるので触らぬ神に祟り無し。 大きく迂回して森へ入っていった。 オニグルミの木から木屑が出ている。ヨツボシケシキスイが集まっていた。樹液も出て発酵臭がするがクワガタは何もいなかった。 しばらくこの様な木を見て歩くと倒木が転がっていた。 叩いてみると食痕と幼虫が出てきた。コクワガタらしき幼虫。続いてコクワガタの♀成虫が現れた。 反対側の根部を叩くと今度はヒラタクワガタらしき幼虫が出てきた。倒木の少ない河川敷では同じ木に混ざっている様子だった。 |
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川に近い木ではより樹液の出が良く、至る所で発酵臭が鼻につく。ヤナギやオニグルミはいたるところ木屑が出て、樹液がこぼれ出ていた。そんなときようやくクワガタの姿を見つけることが出来た。 あまり大きくはないが、ヒラタの♂だった。その後は樹液の前で大きな蜘蛛には巡りあったが、クワガタの姿は見ることは出来なかった。 1時間ほどの散策で上がることにした。 |
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この後、穂積市(旧穂積町)のショップ"Dorcus AZIA"さんへ立ち寄ることに。オーナーの坂本氏とは何度か電話ではお話ししていたが、お店へお邪魔するのも、お会いするのは初めてだった。 HPの通り、店内はマニアックな国産小型種や高山種、離島種などが多く置かれていた。近くの岡部氏が採集された岐阜県ラベルヒメオオの標本箱も見せていただいた。55mmの♂は立派でした。私も今年はこんな大きなのを採ってみたいものだがなかなか・・ オーナーの坂本氏は気さくな方で話しも弾み、いろいろ伺い、そろそろお店を後にすることに。 こうして京都へと戻ったのであった。 |
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今回採集した個体 1名での採集結果です。 ●ヒラタクワガタ成虫♂1 ●コクワガタ成虫♀1
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