南信濃採集の風景

採集地:長野県南部

2004.8.21-22

今週は休みを一日取っての里帰りをした。その合間での愛知からの遠征採集である。よって愛知のパオパオ氏に急遽お供していただくことにした。

向かったエリアは南信濃方面ここなら高速を使えば愛知からならすぐに出られるエリアである。今回は旧知の場所であるが採集で入るのは初めてのいわば新規開拓。さて、どうなうことやら。

P氏には8/21の午後3:00頃私の実家までお越し頂き、車を入れ替えて私の車でいよいよ出発。この日は灯火のみなので先ずは場所探しであるがなかなか設置によいところが見つからない。日没間近にやっと妥協して出来る場所が見つかった。
標高はそこそこあるのでヒメオオやアカアシ、ミヤマ、オニクワガタなどが期待できそうだ。灯火設備を車から降ろして設置する。
今回は幕なしでライト(400w×2、250w×1、FL20w×2)のみにて慣行。気温はそこそこ下がってきている様で半袖では肌寒い。果たしてクワガタは来るのだろうかと不安がよぎる。点灯を済ませて食事をとることにした。食事も終わった頃1頭目が飛来した。アカアシクワガタの♂だった。そこそこの大きさがある。案外期待できるのかもしれないと思ったがこの後はさっぱりだった。
20:00にもなると気温も低くなってきており、長袖でも肌寒い。蛾やカメムシなどは集まっている。私は半分諦めモードで車でAMラジオを聴いていた。19:00からスタートしたのだが2時間経っても追加は無かった。もう止めにしようかと思っていたその時P氏が叫んでいる。ようやく今夜2頭目のミヤマ♂が飛来した。
しかし、他に飛んでくる気配もその後無いので22:00前には撤収し、下りた町の街灯をチェックしながら移動することにした。
山間部を下りると所々良さそうな水銀灯があったので見て回った。しかし、全然虫の気配がない。

0:00頃やっとカブトムシ♀を1頭見つけるのが精一杯だった。

やはりこのエリアは植林が多いとわかってはいたのだが、危惧していた通りのようだ。おまけに気温も低いなら尚更かもしれない。

その後は温泉へ入って朝まで寝ることにした。
朝からはいよいよ本命のヒメオオルッキングであるが、採集では初のエリアだけに事前にチェックしていたカ所を順次回ってみた。

しかし、マーキングしていたところは何処も植林帯から抜け出ることはなく、ルッキングには不向きな所だった。山の稜線を見ても天辺まで杉か桧の植林がされている。

最後にここにブナがあるというのはわかっていた場所でようやく♂を見つけることが出来た。一時は坊主かと焦ったが、その後は少し時間をおいて♀♂♀と立て続けに採集が出来た。それにしても今回はかなり標高的に高いでの採集に驚く程だった。
ツヤハダが入りそうな材も見つかった。今回は確認していないけど、ここはあまり採集圧も無いようなので晩秋か、翌春に来ても良い。昔は渓流で早春に入った事のある場所だが、とても雪が多い所だ。

その後はエリアを変えて、3年前にP氏と回った場所まで移動をした。

P氏も当時入った林道を覚えていない。私も今回はそのつもりで無かったため、地図が無く記憶だけを頼りに向かった。しかし、現地に着いたときには雨が落ちてきた。それも結構な降り方になってしまった。当然、以前採れた木には何もいるはずもない・・
数本、林道内に進入を試みるが、林道が川のようになってきたので急ぎ舗装路まで戻ってきた。

雨足はいよいよ強くなり、運転もかなりしにくい状態。
こんな事なら場所変えずに温泉にでも入ってゆっくりしてくるべきだったと思ったが、時既に遅しという感じでした。
灯火採集での成果
ルッキングでの成果

今回採集した個体

2名での採集結果です。

●ヒメオオクワガタ 成虫 ♂2頭 ♀2頭
●アカアシクワガタ 成虫 ♂1頭
●ミヤマクワガタ 成虫 ♂1頭
●カブトムシ 成虫 1頭


今回はなんとかルッキングの新規開拓には成功したが、少し寂しい成果。

灯火についてはより厳しい状態だった。
アカアシもミヤマも普通は♀ばかり飛んでくるのにそれが無く♂しか来なかったのは、標高も結構あったのでもう終わりを意味しているのだろうか。

++おまけ++
↓この中にヒメオオクワガタが2頭います。(正解はクリックで)↓