菌糸の詰め替え方法
みなさんも是非ご自分で自作菌糸瓶を作ってみてください。

1.用意するもの

・大きめのタライorバケツ

・消毒用アルコール(エタノール)

・薄手のゴム手袋

・詰め替え用の容器、タイベストフィルター

・ステンレスの細い棒

・プレス器具

2.消毒

・まず容器、タライ、手(手袋)など触れるものをアルコールで消毒、殺菌します。

(夏場は空気中にも散布し殺菌してください。)

・瓶は必ず清潔なものを使用し、乾燥させてください。(湿り気があるとカビが生えます)

3.解体

・手(手袋)で菌糸ブロックを解体し、解します。

(ここで薄力粉など好みに応じて少量添加しても構いません。)

・白い菌糸の膜は取り除いてください。

4.詰め替え

・素早く瓶に詰め替えます。あまりきつく詰めると菌糸の回りが悪くなります。

・詰め終わったら細い棒で詰めたオガコの上から下まで穴を開けます。

(菌糸の回りをよくする為で、小さな容器では特に必要ありません)

・フィルターを挟んで蓋をします。

5.成熟

・詰め替えた瓶は涼しい暗い場所で最低10日以上は寝かせてください。

・菌糸が回りきったら使用可能です。

※注意事項

雑菌の繁殖しやすい季節(梅雨期〜盛夏)は特に消毒、殺菌に気を使わないとカビが生えてしまいます。
・エアコン等もOFFにしての作業をお薦めします。
・添加剤を混ぜた場合は、菌糸の再生も早くなります。幼虫への安全性を配慮した場合は最低限に押さえるか混ぜない方が無難です。
・きつく詰めた菌糸瓶は菌糸が下までなかなか回りきらない事があります。