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 Dorcus titanus/bucephalusの飼育方法
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ヒラタクワガタの基本的な飼育方法を紹介させてもらいます。
(国産ヒラタ、オオヒラタ、ダイオウヒラタ等)
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◆成虫飼育◆
大変攻撃的なヒラタクワガタ。特に外国産は迫力もあり魅力的なクワガタです。
この種はブリードしやすい種ですが、大型の♂のペアリングは注意が必要。
国産ヒラタは春〜晩夏にかけて産卵します。外産種は温度管理により年中産卵可能です。
用意するもの
- 飼育ケース ：プラスチックケース（中〜大）orコンテナケース
- 産卵木 ：クヌギ、ナラ（材質は並〜柔らかめ、細〜太）
- 埋め込みマット：中目のマット（オレンジ〜茶色）
- 餌 ：昆虫ゼリー、バナナ等
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ペアリング
- 国産種は羽化後、翌年春まで越冬させる必要があります。
- 外産種は♂♀共に羽化後最低４〜６ヶ月以上経つとペアリング可能です。
- 小ケースでペアリングを行うか、直接産卵セットに♂♀を入れます。
- 中型〜大型のものはハンドペアリングが望ましいでしょう。
- 野外物は♀のみ投入して産卵しない場合はハンドペアリングなどをされるのが良いでしょう。
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産卵セット 飼育温度は22〜28℃位。
- 飼育ケースに産卵木（水分は普通）をマットで60％程埋め込みます。（マットは硬く詰める）
- ペアリング後の♀のみ、もしくは♂♀を投入します。
- ♀が材をかじり出したら（産卵痕）♂は取り出します。
- 産卵形態は材及びマットに産みます。
- 回収はセット開始から２ヶ月後位から可能です。
- 年に１〜３回程回収できます。（計１０〜５０頭位）
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◆幼虫飼育◆
国産ヒラタ、外産種共に菌糸瓶飼育でもマット飼育でも比較的安全に大きく飼育できます。一部には添加マット、菌糸に適合しない種もあります。
飼育期間（温度管理下、菌糸瓶飼育）
- 国産：♂５〜１０ヶ月、♀４〜７ヶ月
- DT：♂５〜１０ヶ月、♀４〜７ヶ月
- DB：♂６〜１０ヶ月、♀４〜７ヶ月
飼育適正 飼育温度は18〜26℃位がベスト。
- 菌糸瓶飼育：○
- マット飼育 ：○
- 材飼育 ：○
- 耐乾性 ：△
- 耐湿性 ：○
- 耐寒性 ：△
- 耐暑性 ：○
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◆A.L.Fからのお願い◆
- 外国産種や離島種の野外への放虫は生態系を壊す恐れがあります。増えすぎたからといって無責任な行動はみなさんなさらないでください。
- ここに掲載している内容についてはあくまでも目安とお考えください。飼育状態、環境、個体差により一概言えない点もございます。
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