箱根の秋  
      箱根の紅葉

箱根の山々は紅葉真っ盛り!
11月の3連休は良い天気に恵まれて、たくさんの観光客が訪れました。
私も今年こそは!(昨年は色づきが悪かった)と、カメラを抱えて出かけてみたんです。
一言アドバイスを申し上げます・・・午後3時過ぎは日が陰ってしまいます。撮るんだったら午前中です。(痛感!)
ここに公開するものは、1行目は写真、それ以下がデジカメ映像です。

箱根美術館その1 箱根美術館その2 早川(堂ヶ島)

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大渋滞を予測して箱根登山鉄道に乗っていきました。
この箱根登山鉄道は、日本で唯一の登山電車です。
最大1000分の80という急勾配を、レールの摩耗防止のために約150リットルの水をまきながらトコトコと一所懸命走ります。
初めてのスイッチバック場所(出山信号所)からの眺めは、とにかく抜群。
早川渓谷をまたぐ出山の鉄橋(さっき走ってきたところ)を望むことができます。
つまり、出山の鉄橋からトンネルの中でUターンした格好ですね。

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クローズアップすると、こんな感じ。
撮ろうと思ったら、走り始めちゃいました。
夕方は鉄橋あたりから下が日陰になりますので、気をつけてください。
そうそう、箱根湯本から乗車するときは、最後部の車両。
進行方向に向かって左側の窓が一番いいですよ。
ちなみに、3回スイッチバックする・・・・つまり、終点強羅駅は、先頭車ということ。
大平台を除いて、2回のスイッチバックは、先頭車になります。
スイッチバックで対向車両が来るのを眺めるには、強羅行きの方がいいです。
(強羅行きの方が先に到着する確率が高いので・・・)
ついでに、先頭車両からの眺めは、ベルニナ号がお薦め。

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終点強羅に着いたら、ケーブルカーは満員御礼ピークは30分以上の待ち時間が必要。
(ちなみに、その先のロープーウエイは、1時間待ちとのこと)
目的の箱根美術館のある公園上駅までは、歩いた方が早い?

左以下の写真は公園上駅前にある箱根美術館の紅葉です。
とにかく、もみじと苔の調和ががきれい!
朝もやの景色もいいけど、木漏れ日の昼下がりがこの時期は一番ですね。
とにかく、人が入らないように写真を撮ろうとしたら、1時間は欲しいところ。
車でお越しの時は、駐車場は、ケーブルカーのガードをくぐった反対側にあります。
駐車場は無料です。
なお、木曜日は休館日ですよ〜!

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さて、一度は行ってみたかった堂ヶ島渓谷遊歩道(多少体力が必要)。
歩いてみると箱根にいるの?というくらい静かな散策道です。
散策道のほとんどは、東京電力が開発したみたい。
木賀温泉(宮ノ下のT字路:富士屋ホテルの角 から宮城野方面へ行った一つ先のバス停前))右側の小さな階段を下りていきます。
細い急な階段をつづら折りに下っていくと、大人数人しか同時に渡ってはいけない、小さな吊り橋があります。
たしかに、簡単に揺れるし・・・。
夏は涼しいだろうなあ・・・

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これが、その吊り橋。
渓谷らしくて、とても感じがいいです。
ほとんど人がいないし、とてもいい感じですよ。
川の流れは文字通り早いから、眺めるだけにしましょう。

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さらに早川に沿って下っていくと、早川にそそぐ小瀑が対岸にありました。
上流の左側に瀑煙があがっているのだけど、見に行くことができません。どうなっているんだろう?

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渓谷の散策も終わり、対星館(旅館)前の吊り橋に出ます。
(左側に宿の一部が見える。)
ここは、けっこう広い渓谷で明るい。
宮ノ下の国道からは、こんなに広い渓谷があるとは思えないほど・・・
そこから国道に出るまでは、けっこう長い上り坂です。
ロープーウエイとケーブルカーがあるのだけれど、宿泊者専用です。
(鉄道事業法との関係で仕方ないのかな?・・・残念)
宿泊者以外は徒歩で300メートルの標高差を山登りしなければなりません。
最後の力を振り絞って登り切りましょう。
登り切ったら、箱根登山鉄道の宮ノ下駅のすぐ下に出ます。
約2Kmぐらい、のんびり散策しながら歩くと1時間ぐらいかかります。