文章変換プロキシ&CGI

WWWはレンタルビデオショップです。
いいんです。今そうしたんです。わかりましたね?
ところで、このレンタルビデオショップ一風変わってます。お客さんが店に行って「これ貸して下さい。」と言うと、どういうシステムなんだか、「今すぐお届けに参りますのでビデオデッキの前に座って待っててください。」と言う。
とりあえず、言われたとおりにしてると、店員が家の中ずかずか上がり込んで、ビデオをセットして、ご丁寧に再生ボタンまで押して店に戻っていった。

あの店員は別に物を盗んでくわけでもなかったけど、中には物をこっそり持ってたり、部屋を散らかしたり、ゴミを捨てていったり、風邪をうつしていったり、いろいろ悪さをするかもしれない。ちょっと物騒だな。そのお客さんはそう思って、信頼できる代理人を雇いました。そう、たのまれたビデオを店に行って注文して、今度は玄関先で店員からビデオを受け取ってデッキにセットするのです。これで安心、めでたしめでたし。

一風変わってるのはレンタルショップだけじゃなかった。この代理人も変だ。
この前観たビデオがとても面白かったので、もう一度借りてくるように頼んだら、ちゃっかりダビングして持ってやがんの。まぁ、すぐ観れるからいいんだけど。
そのくせ、ずっと前に観たやつをまた頼んだら、「捨てちゃった。」って言って店に行ったよ。

なんか本題に入る前がやたら長いけどもう少しの辛抱ね。
何が言いたかったかと言うと、最初の段落は、インターネットに直接、接続しているマシンがインターネット上の情報を得る時の説明。プロバイダと電話線で繋がってる場合も多くがこのパターン。
で、真ん中の段落は、インターネットに接続していない社内のネットワークのマシンからプロキシ(代理)サーバを経由してインターネットの情報を得る場合の説明。
最後はプロキシサーバのキャッシュ機能の説明。この機能を使うために、インターネットに直接繋がってるマシンもプロキシサーバを使うことがあります。

じゃ、話の続きを...
えっと、そうそう、その代理人の中にはやっぱりあやしいのがいてさ、別に悪さしないんだけど、こいつにビデオ頼むとトレンディドラマだろうがスポーツビデオだろうがなんでも、大坂弁になっちゃうんだよね。
そう、そこで今回ご紹介するのが1104御推薦のこの3点包丁セット!
違う違う!
今なら、高級高枝切り鋏5点セットがついてきます。もちろんすべてに家紋をお入れいたします。お電話いますぐ!!
あぁ、すっきりした。
え〜、1104御推薦のプロキシサーバです。

『大阪弁変換Proxyサーバ』

これのすぐれてるとこは、ブラウザにプロキシサーバの設定をしなくても使用できるところです。大坂弁で表示したいページのURLを"http://210.159.30.200:8080/-_-"に続けて書くだけです。
では、試しにこのページを大坂弁にしてみましょう。

http://210.159.30.200:8080/-_-http://www2.airnet.ne.jp/hillside/1971/proxy_and_cgi.html

このように記述します。いかがですか?おちゃめでしょ?

で、『大阪弁変換Proxyサーバ』にCGIがどうたらこうたらってあったでしょ。CGIってのはね...

さっきのレンタルショップなんだけど、店に置いてないタイトルを言っても、ちゃんと持ってきてくれるんだ。どうやら、店で作ってるらしい。

どんな店だ一体。だんだん例えが辛くなってきたなぁ。(何を今さら...)
まあ、そういうことで、CGIっていうのは、アクセスするたびにプログラムが動いて情報を作って送ってくれる仕組みなんですよ。例えば、チャットとか掲示板とかがそうです。
そういうことで、さっきの大阪弁に変換するCGIってのは、「このページを大阪弁にして〜。」ってリクエストを送ると、「よっしゃ!」ってことで、変換してくれるんですよ。

サービスを提供する側としては、プロキシサーバを作るより、CGIを作る方が手軽なので、言葉を変換するCGIはいくつかあるみたい。
下の2つは猫語(〜だにゃん。)と幼児語(〜でちゅ。)に変換するCGIで、ろにぃが紹介してくれたもの。

『猫になれ』
『世界幼児語化計画』

このページをそれぞれ変換するとこんな感じです。

http://www2d.biglobe.ne.jp/~inva/neko/neko.cgi?URL=http://www2.airnet.ne.jp/hillside/1971/proxy_and_cgi.html
http://to.ma.to/cgi-bin/y/nph-y.cgi?url=http://www2.airnet.ne.jp/hillside/1971/proxy_and_cgi.html


おお、『猫になれ』には、ある特定の言葉を“猫”や“ネコ”にしてしまうオプションがついてる!例えば、こんな感じです。
ちなみに、大阪生まれの子猫はこんなかんじです。

それではみなさんも好きなURLを入れて遊んで下さい。(何をえらそ〜に!自分で作ったわけでもないくせに!)


を“猫”、を“ネコ”にする。

あっ、最後に言っておきますけど、人にWWWを説明するのにレンタルビデオショップなんて持ち出さないでくださいね。


● 1971の裏通り


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