ダイバーになり、器材も一通り揃えてしまうと途端に欲しくなるのが便利系小物です。特にホルダー系は何かにつけ必要な気がしてついつい買ってしまい ます。ライトを買ったからBCに付けるホルダー、使いもしないスレートを買ってしまったのでホルダー、生き物を探すわけでもないのに指示棒、指示棒を買っ たのでホルダー、、、
はっきり言って無駄です。
しかもそれらの小物が結構な値段だったりするのがワナなのです。器材専門店は重器材がとても安かった、だから何でも安いんじゃないかと勘違いしてし まうのです。実際はそうではなくちょっとした小物が冷静に考えると驚くような値段で売られているのです。そこでさらにケチるにはどうすればいいのでしょう か。
そんなときこそ100円ショップ。
どうせ無駄遣いするなら100円ショップで思いっきりやってください。「100円ショップにダイビング用品はねぇよ!!」というツッコミが聞こえて きそうですが、実際はそんなことはありません。今回は100円ショップで買える・作れるダイビング器材を紹介します。
ちなみに私が利用しているのは「生活良品」です。また今回紹介する小物はどれも水中で使われることを想定しておらず、耐久性や強度を保証するもので は全くありません。各自のリスクで使用してください。
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カラビナ
これは普通にアルミ製のものが2個100円で売っていたりします。ダイビングショップで買うと数百円してしまう事を考えるとはるかにお得です。しか もちゃんとアルミ製だったりするので錆びません。
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ホイッスル
これは上のカラビナとセットでした。普通BCとセットになっていますが激安器材では付いていない場合もあるので。
鏡は主に非常用、つまり漂流した時に探しに来た飛行機やヘリにシグナルを送るためのものです。他にもヤマドリ等の魚に見せてやると威嚇行動をはじめたりして面白い反応が楽しめたりします。
指示棒はテント固定用の「ペグ」やステンレス製の焼串から作れます。下の写真のものは魚串から作ってみたものです。細いので流れの中を砂地に刺して進むには使えませんが、小さな生き物を指したりする時には使えます。
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指示棒1
下の指示棒は金属製のあげ箸を使ったもので太さも長さも丁度良くできました。
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指示棒2
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コイル
いわゆる「びよんびよん」です。キーチェーンのコーナーに売っていたり、釣具のコーナーに売っていたりします。金具が鉄ですぐに錆びてしまうものが あるのでその場合は金具を錆びないステンレス製等に交換する必要があるそうです。
5mmのウミウシを見るダイビングがこの世には存在します。それは肉眼ではなかなか捉えられない世界。そんなときに役立つのがルーペです。柄の無い カバー付きのものがお奨めです。加工してカメラ用のクローズアップレンズにも出来るみたいです。ただ接着剤で防水をする必要があるみたいですが。
いかがでしたか?一見関係なさそうに見えるダイバーと100円ショップ、しかし実はそこには密接な関係があるのです。