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材質と色の設定
使用するリソースファイル : string.src
string.srcの中の幾つかの場所では、材質や色を番号で指定します。それぞれの番号の材質と色の設定はこのリソースファイルの最後で行ないます。
基本設定
まず以下の基本的なパラメータを設定します。
- カラー・マテリアルモード(color_material)
- モデル(文字や物体)の材質を設定する時に、材質のパラメータのある部分をそのモデルに設定された色で置き換える処理をするかどうかの設定です。0でオフ、1でオンになります。これがオフになっていると、文字に設定した色の情報は一切反映されなくなります。
- カラー・マテリアルタイプ(cm_type)
- 材質のパラメータのどの部分を色で置き換えるかの設定です。
- ambient : 0
- diffuse : 1
- specular : 2
- emission : 3
- ambient and diffuse : 4
それぞれの意味については材質の設定の項で説明します。
- 材質の数(material_number)
- リソースファイル内で定義されている材質の数。
- 色の数(color_number)
- リソースファイル内で定義されている色の数。
材質の設定
材質の定義は以下のように行ないます。
- ambient : 環境光の色
- モデル全体の色です。
- diffuse : 拡散光の色
- 光を乱反射した場合の色(光が当たっている部分の色)です。
- specular : 鏡面光の色
- 光を正反射した場合の色(ハイライトの部分の色)です。
- shininess : 鏡面の指数
- 値が大きいほどハイライトの部分が小さく、明るくなります。
- emission : 放射光
- 物体が発光している場合の色です。
実際のモデルの色は光源から与えられる光の色をこの材質が反射した場合の色となります。色の設定の方法は次の項で説明します。
色の設定
色は以下の4つのパラメータで設定します。光源や材質の設定でも色を設定する場合はこのパラメータを用います。
- 赤 R (Red)
- 光の3原色の1つ、0.0〜1.0の間で与えます。
- 緑 G (Green)
- 光の3原色の1つ、0.0〜1.0の間で与えます。
- 青 B (Blue)
- 光の3原色の1つ、0.0〜1.0の間で与えます。
- 透明度 A (Alpha)
- 物体の透明度を与えます。0.0で完全に透明、1.0で完全に不透明になります。
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