2005年6月6日、衝撃的なニュースが世界を席巻しました。「Apple が Intel CPU を採用へ」、、、Mac
ファンにとっては信じ難い、信じられないニュースだったと思います。私も CNET 等の事前ニュースをみて「そんなアホな」と思っていました。しかし
Steve Jobs が WWDC の基調講演でそれを認め、それは否が応でも受け入れるしかない事実となってしまったのです。
Microsoft と Intel、いわゆる "Wintel 連合" に唯一対抗する PC メーカーとして、Apple
を熱狂的に支持してきたコアなユーザーにとっては敗北、もしくは裏切りとも取れるこの決定で、離れて行くユーザーもいるのではないかと思います。私
も "Think Different"、つまり世間の Windows PC ユーザーと自分は違う、Windows
じゃなくても使える自分、そういうプライドのために Macintosh を使っている部分がかなりあります。それが Windows PC
と同じプラットフォームになってしまっては魅力も半減、非常に残念な気持になります。
ところがそういう情緒的な部分は置いておいて実際的に何が問題になるのか、考えてみると具体的に困る事はあまり無いのではないかと思えて来ました。
最大の問題はやはりソフトウェアやドライバの互換性でしょうか。そこで今回は現在の私の環境を Intel Mac
に移行した場合に何が問題になるのか、シミュレーションしてみる事にしました。
また次に私が PC を買い換える時にはデジカメも新しいものを買っている気がするので問題にならなさそうです。
iPod / iTunes については Apple 純正なので全く問題ないはず。
これも Apple 純正の Toolkit を使っているだけなので問題無し。
こうして考えてみると使っているのはほとんどが純正の物、付属のソフト、もしくはフリーのものでした。なので結論としては、
Intel Inside のシールだけはがせばいいかな。
負けたのは Apple じゃなくて IBM だし。
となりました。中身は何でも MacOS が走っているという事でプライドも保たれます。一番の問題は多分、「ThinkPad を PowerBook に」という冗談が通じなくなってしまった事ではないでしょうか。
Mac ユーザの皆さんいかがですか、自分の場合に照らして考えてみてはいかがでしょうか。