水中デジカメ

1.他のページを見る

2003/07/19

場所: 伊豆 海洋公園
ポイント: 海洋公園ビーチ
天気: 曇り
気温: 24度
水温: 21度
スーツ: ウェット
カメラ: PowerShot G1

アオリイカ
アオリイカ
ツマグロハタンポ
ツマグロハタンポ

海の日の週末、梅雨はまだ明けず微妙な天気の中、海洋公園へ行きました。それでも朝から雨は無く、伊豆に向かう間に晴れ間も見えてきました。

いつも通りフォトチームに入り、一本目は2の根へ。深場のソフトコーラルを見ました。その後、途中で見つけたムチヤギをふと見るとそこにはビシャモンエビが。おお、見つけたと思ってよく見てみると同じムチヤギに何匹もビシャモンエビが付いています。これはヤラセだと思い手でビシャモンエビを寄せようとしたんですが、ガラスハゼと違ってなかなか動いてくれません。ムチヤギをあれこれ動かして何枚も撮ったんですがあまり良く撮れませんでした。

その後砂地に向かい、ガイドさんにイソギンチャクに付いているエビ・カニを見せてもらっていました。そこでふと見ると砂地の上に黒っぽいものが落ちています。良く見るとそれは休んでいるコウイカでした。色を黒っぽく変えて砂の上でじーっとしています。写真を撮っているといやだったのか色を白っぽくして逃げてしまいました。後を追いかけて行ってみるとその先に一回り大きなコウイカが。どうなるのかと思っていると大きいほうのコウイカが激しく色を変化させて触手を振り上げて小さいほうを威嚇しはじめました。小さいほうも色を変えて応えますがやはり劣勢なのか消極的です。これは写真に撮らないとと思ってカメラを見てみると、、、

レンズ曇ってる、、、

水温差がある時、深場の冷たいところから戻ってくると必ずこうなってしまいます。あきらめてしばらく観察だけしました。

その後は浅場へ移動、今回絶対見てやろうと思っていたのがネンブツダイの卵。カメラが曇ったので撮影はあきらめ、ひたすらネンブツダイを観察。口を膨らませているオスを探して少し離れた位置からじーっと見ていました、すると、、、

あ、出した、、、

卵のポジションを変えたのか、エサを食べるためか、それとも卵を新鮮な海水にさらすためか、1匹のオスが口からオレンジ色の卵を一瞬出しました。この後も何度か同じような行動を観察、いつかあれを写真に撮りたいと思いました。

エグジット直前にカメラが復活、安全停止中に岩の上にいたヘビギンポを撮りました。クローズアップレンズを付けてカメラを寄せるといつもは逃げるはずのヘビギンポがカメラに向かって攻撃を仕掛けてきます。変だなと思って指を出してみるとものすごい勢いでグローブに攻撃されました。卵でも守っていたのでしょうか。

2本目は前回と同じくアオリイカ1本勝負。産卵礁の側でひたすらアオリイカを待つダイビングでした。今回は前回よりも若干透明度が良かったのとアオリイカの数も多くて10匹ぐらいいたのでそれなりに撮れました。写真は丁度真上にペアが来た所をワイドで撮ったものです。オスが触手をいっぱいに広げているのは多分ライバルのオスへの威嚇だと思います。このオスが一番大きくて 70〜80cm はありました。

帰り際、岩場に写真のツマグロハタンポが群れていました。夜行性なのに岩場の上に出ていたのは透明度が悪いからか。ミナミハタンポと違ってシルバーの体が綺麗です。

帰りは居酒屋で伊豆の美味しい食事とビール。そして帰りは車の助手席で爆睡。ごめんなさい。でもやっぱり伊豆はいい。


このページに関するご質問はこちらへどうぞ。