場所: 御蔵島
ポイント: ドルフィンスイム
天気: 曇り
気温: 21度
水温: 26度
スーツ: ウェット
カメラ: PowerShot G1
ドルフィンツアー2日目、午前中でドルフィンスイムは終了して昼の船で帰る予定だったので気合いを入れて朝のドルフィンスイムに臨んだのですが、前
日よりもさらにイルカのテンションが低く、また天気も雨まじりの曇り空で暗かったためほとんどイルカと遊ぶことができませんでした。これで終わりかと思い
ながらもホテルで帰り支度をしていると、島内放送が、何かと思って聞いていると、、、
「本日の竹芝行きは欠航です」
前日から欠航するかもしれないという風に言われてはいたんですが、あっさりと言われてしまいました。他に島を出る手段と言えば大島行きのヘリしかありませんがそれもキャンセル待ち、どちらにしても延泊は決定してしまいました。
とりあえずガイドさんの手配で同じホテルに素泊まりすることが決定、次の日の早朝の船を目指すことになりました。こうなったらもう腹をくくって楽しむしか無いということで午後のドルフィンスイムにも参加することになりました。
ところがこの最後のドルフィンスイムが大当たり、まずボートで行った場所では波に乗ったりジャンプしたりするイルカが船の上からでも見えました。水
中に入ると興奮したイルカ達の高い声が聞こえてきます。そしてやってきたイルカ達も人間を見ると興味を持って周りを回ったり一緒に泳いだりしてくれまし
た。
特に上の写真を撮った浅い所ではイルカ達のスピードも遅く、深い所に逃げて行ってしまうことも無かったので何度もイルカと遊ぶことができました。写
真でもイルカがこちらを見ているのが分かると思います。そして今回は人間側のチームワークもそれなりにまとまって、イルカを引き止めることもできました。
これにてドルフィンスイムは本当に終了しましたが、欠航というアクシデントが最後に素晴らしい出会いをもたらしてくれたといった所でした。
次の日は早朝に起きて船待ち、波も風も相変わらず強かったのですが何とか船は着岸し、帰りの途に就くことができました。この船は行きと同じで八丈行
きだったためここから一度八丈島に行って折り返しで竹芝へ、久しぶりの八丈は天気も良くて絶好のダイビング日和で、このまま降りて潜って帰りたいぐらいで
した。結局昼も御蔵島に寄港できたので午前中の船旅は無駄になりましたが、欠航の可能性もあったので文句は言えず、合計14時間もの船旅になりました。竹
芝到着は夜の8時30分、流石に疲れました。
アクシデントもありましたがイルカツアーは無事終了。イルカ達との素晴らしい思い出をもらうことができました。また写真もスノーケリングもできるようにはなりましたがまだまだこれからだなと確認することもできました。どちらもまた練習して、来年もまた行きたいと思います。