場所: 伊豆 川奈
ポイント: 尾竜, 川奈ビーチ
天気: 晴れ時々曇り
気温: 16度
水温: 13度
スーツ: ドライ
カメラ: PowerShot G1
年初に潜れなかった川奈に再チャレンジしました。冬場のボートでサメがメイン、そして密かにビーチで深海魚を期待していたのですが、、、
お見事、こんなん出ました。
1本目はボートの尾竜、エントリーしてみてすぐ分かったのは透明度が5m程度と冬にしては悪い事、水温は13度と最低でいきなりやる気がなくなっていきます。それでもサメを探して砂地の上を移動、しかし当初の目的だったナヌカザメは全然見付かりません。
「今日潜りに来たのは失敗だったか、、、」と震えながらあきらめかけた時、ガイドさんがテングダイを見つけました。そしてそのすぐ側の岩の下にはい
い大きさのネコザメが。やっとこサメ登場です。その後は大きめのアカエイも出ました。結局ナヌカザメは見られませんでしたが一応満足して浮上するブイに向
かっていると、右手から何か大きな物が向かってきます。それが上の写真のネコザメでした。
お見送りですか?
多分途中で岩の下にいた奴だと思いますが、後をつけて来たんでしょうか。とりあえずお言葉に甘えて撮影開始。よく考えたら外に出ているのを見たのは初めてでした。頭がでかいから全体もでかいのかと思ったら案外体は小さいのです。正に竜頭蛇尾。
っていうかオタマジャクシですか?
2本目は川奈ビーチ、狙いは最近よく出ていると言うキビレミシマ。メガネウオの仲間で砂に潜っている奴です。ちょっと深い所にいるので一直線に目的
地まで。こちらも透明度は低いし水温も低くていきなりやる気無し、「探すのめんどくさいなー」と思っているとガイドさんがタンクを鳴らして呼んでいます。
早めに見付かって良かったと思って近づいてみると、、、
でかいなー、、、ってアンコウやん!!!
ガイドさんの目の前には 70, 80cm はあろうかという大アンコウが悠々と寝そべっていました。思わず「うおー」と声が出ました。今期、何となく見たいなーと思っていたのがここで出るとは。ダイビングって、本当に素晴らしいですねー。
それからしばらくはアンコウ撮影大会、ワイド、マクロ、全体、部分と色々撮りました。面白かったのは近づくとちょっと体を持ち上げて威嚇(?)する
事。でも離れるとすぐ元に戻ります。10cmぐらいまでよっても全然平気でしたが上の砂を払う勇気はありませんでした。噛まれたらいやだし。口の中も見ま
したがすごい歯が生えていました。頭の上にはちゃんと疑似餌(エスカ)も生えていました。
その後、ゆっくり戻りながら探しましたが結局キビレミシマはいませんでした。でも実際はアンコウが見られてそっちはどうでも良くなってたんですが、、、
そろそろ季節は春、海は濁りはじめる頃です。近場のダイビングもしばらく休もうかなと思っていた時に本当にラッキーなダイビングでした。