場所: 三浦 三戸浜
ポイント: 三戸浜パラダイス, 黒崎ビーチ
天気: 曇り
気温: 15度
水温: 21度
スーツ: ドライ
カメラ: PowerShot G6
ガラスハゼ
ムカデミノウミウシ
新ハウジングデビュー2日目、今度は三浦に行ってきました。前日の晴天で放射冷却が起ったのか、この日の予報は最高気温15度、朝から冷え込んだ上
に空模様も怪しく今にも雨が降りそうな気配です。幸いにも風はあまり無く、波も立っていませんでしたが、うねりは少しある様でした。
それでも新しいカメラに慣れるため、気合いを入れてセッティングをはじめました。ストロボを接続してテスト発光、すると、、、
TTL 発光しない、、、
これはハウジングを受け取った時にも問題になっていたのですが、ストロボの接続が悪い時に発光がコントロールされずフル発光してしまうのです。これ
はストロボハウジング SLH-C220 のハウジング内の接続に問題があるようで、ハウジングの端子の周囲を DIV
でいじってもらって調節していたのですが、それが効かなくなったようでした。
ストロボハウジングを開けてみると確かにハウジング側の端子がへこんでいました。端子部分を分解してみると、裏側の基盤が浮いてしまっていました。
そこで瞬間接着剤等を活用して応急処置、なんとか TTL 発光するようになりました。1本目の準備にも間に合い、何とかカメラ無しだけは免れました。
1本目は久しぶりのボート、先日の雨から透明度が悪いと言われて期待していなかったのですが、潜ってみると 5m
程度は見え、最悪のコンディションというわけではありません。潜るとすぐにクエ、オキゴンベ、オトヒメエビ等、いつものメンバーが出迎えてくれます。途中
で覗いた穴にはベンケイハゼやノコギリヨウジ、そしてソフトコーラルの上には写真のガラスハゼを見つけました。流れがあって揺れるサンゴの上のハゼを撮ろ
うとして苦労して上の一枚だけ撮れたのですが、これがいい感じに中央からずれていていい写真になりました。
2本目は黒崎ビーチ、こちらはうねりの影響でカメラにはちょっと辛いダイビングになりました。とりあえず定番のキヌバリ、チャガラ、そして写真のム
カデミノウミウシを撮りましたが動きの少ないウミウシでさえピントがなかなか合わず、苦労させられました。ポイントの奥ではうねりも少し治まりましたが今
度はあまり被写体がいません。やっと被写体になりそうなコウイカが見付かったので頑張って撮影、数枚押さえてふと周りを見てみると、、、
誰もおらん、、、
どうやら先に行かれてしまったようでした。落ち着いてグループが進んで行った方向へ行ってみたのですがやはりおらず、しばらく辺りを回ってみました
がどうしても見付からなかったので浮上しました。流れがあったので岸に近付いて待っているとガイドさんも浮上、なんとか合流してダイビングを続ける事がで
きました。これにて本日のダイビングは終了、色々トラブル続きで大変でした。
家に帰宅して再びストロボハウジングを分解、本格的に接着をしてなんとか TTL 接続できるようになりました。複雑になった分、トラブルが続いていますが、慣れるしかなさそうです。