場所: サイパン
ポイント: グロット
天気: 晴れ
気温: 28度
水温: 30度
スーツ: ウェット
カメラ: PowerShot G6
アオウミガメ
ブラックフィンバラクーダ
JAL悟空のCMで藤原紀香の「明日はゴルフとダイビング〜」というセリフに「両方できるか!!」と激しく突っ込んでいた当の私が、今回その禁断のコンビネーションに挑む事になってしまいました。
まずは朝5時半に起床してゴルフ、前日潜ったラウラウビーチを臨む海沿いのコース、ラウラウベイゴルフリゾートです。日頃ダイビングだけで手いっぱいでゴルフはほとんど初心者の私に親父も簡単なコースを予約してくれているんだろうと思ってコースに出てみると、、、
海越えかよ!!
「プロゴルファー猿」でしか見た事の無い様なコースが目の前に、しかも3連続、、、まるで吸い込まれるようにボールが海へ消えて行きました。崖から
見る海は真っ青で「潜ったらゴルフボールだらけだろうなー」、「潜ってみてー」と思いながら回りました。昼に近付いて来ると暑さも手伝って集中力はうなぎ
下がりに、結局スコアは予想通りの大叩きでしたがまあ何とか終了しました。
ホテルに帰ってしばらく休んでから続いては午後のダイビング、しかも疲れている所にポイントはグロット、、、前日うやむやの内にクリアしてしまった500本記念をやってくれると言う事で気合いを入れ直して行ってきました。
まずは穴の底に最近いるというホワイトチップの若魚、暗い中LEDのターゲットライトを点け、近付いて撮ろうとしたんですが、、、
ピントが合わん!!
暗いのと被写体のサメにはっきりとした模様が無くてのっぺりしていたためかまったくAFが合わず、結局あきらめてしまいました。下の砂地か何かで合わせれば良かったと後で少し後悔しました。
右の穴から外へ出て、最近カメがよく寝ているという穴のある所までひたすら泳ぎました。穴の中には確かに写真のアオウミガメがいました。数枚撮りましたがフラッシュに照らされて不満気な顔をしていました。
帰り途、マダラタルミの幼魚を撮ろうかなと思って浅場の方へ泳いでいると沖側のガイドさんがシグナルを鳴らしました。振り返ると沖の方を指していま
す。「しまった」と思いつつもダッシュ、ガイドさんに近付くと沖には写真のバラクーダの群れがいました。ゆっくり近付いてフラッシュが使える距離まで寄る
事ができました。
最後にグロットの穴の前で501本記念、200本の時に続いてのぼりを上げてもらって記念撮影してもらいました。7年で500本、年間70本以上
潜っている計算かと思うとすごいペースです。我ながらよくここまで潜り続けてきたなと感慨にひたるべき所なんでしょうが、新しいカメラが面白くて全然そん
なムードにもなりません。ダイビングも水中写真もまだまだ、もっと上達しなくては。
最後は穴の中に戻って再びホワイトチップに挑戦、水中ライトを置いてピントはばっちり、のはずが、、、
明るくしすぎて逃げられた、、、
相手は自然、相手は生き物、これが水中写真の難しい所です。
最後はグロットの階段を登ってダイビングは終了、ゴルフで18コース回った上にグロット、お勧めはしません。
次の日は帰りの便までの間に島内観光、バンザイクリフとラストコマンドポスト(旧日本軍司令部)を回って歴史の勉強、6回目にして初めてサイパンの歴史等に触れました。また新登場のサイパンダバスにも遭遇、サイパンダ、だんだん定着して盛り上がって来ているみたいです。
これにて今回のサイパンは終了、全てのイベントを無事こなして全員無事生還しました。最初と最後の運転が一番緊張したという話もありますが、、、
今回の旅行で再びサイパンの魅力にふれてまたすぐにでも行きたくなってしまいました。昼のオブジャン、イーグルレイシティ、冬の間になんとかもう一度行きたい所です。