水中デジカメ
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Minolta Dimage X & 純正ハウジング
PowerShot G1 ハウジングは機能の面では全く問題が無いのですが、いかんせんサイズが大きく、出張のついでなどで潜る場合に持っていくことができません。また
PowerShot G1 自体、陸上でスナップを撮るだけのためには持って歩きたくない大きさです。
そこで陸上の日常写真用に Minolta Dimage X
を買いました。ところが半年して純正の水中ハウジングが出てしまったのです。出張の帰りにラパスに寄って帰る予定があったので、これだと思い買ってしまいました。
Dimage X ハウジング
長所
- とにかく小さい
片手で楽に操作、撮影できます。手首に下げていても全く邪魔になりません。
- 光学3倍ズーム
この小ささで光学3倍ズーム、しかもレンズが出てこないのでハウジングもフラットです。これは画期的です。
- マクロ切替が不要
これはありがたい機能です。撮影可能な距離ならばどこでもオートでピントが合います。
- 起動時間が短い、撮影間隔も短い
チャンスに強いと言えます。撮りたいときにさっと電源をつけて撮影できます。
短所
- フラッシュが弱い
フラッシュが届いて色が出るのは大体50cm程まででしょうか。それ以上では浮遊物のハレーションが起こるだけなのでフラッシュをオフにします。近いときでもオートでは明るいとフラッシュが光らないので近いときは必ず強制発光にします。
- マクロの倍率がまあ普通
ズーム側では25cm程まで近づけます。迫力のあるマクロは撮れませんが、被写体が分かるぐらいには撮れます。
- 熱くなる、曇る
とても集積度が高くつくられているためか、液晶をつけたまましばらくつかっていると熱くなってしまい、レンズ前が曇ります。使わないときは頻繁に電源を切るようにするしかないでしょう。それでも水温の変化があると一瞬で曇ってしまいますが。
- 時々ズームが効かない
元々ズームレバーが小さいせいだと思いますが、何度か押さないとズームしてくれない時があります。これはちょっといらいらします。
- 画質はそこそこ
PowerShot
G1
と比べるのが酷なのでしょうが、200万画素なのと、ホワイトバランス、ノイズ、あとはハイライトの白飛びが少し気になります。スナップ程度なら何の問題
も無いとは思います。あと色が派手で油絵のようなコッテリとした発色です。これは好き嫌いの問題ですが。
全体的に言えば「このサイズでこの画が撮れれば充分」と言えると思います。これからもダイビングがメインではない旅行にはこっちを持っていきたいと思います。
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