2002年5月3日に行われた、サイン会のレポートです。1時間以上に渡るトークショーと、レアグッズの抽選会、そして「THE　LIBRARY」にサインしていただけるという非常に充実したイベントだったのですが、その一部をご紹介いたします。★English Here★

トークショーはじまりー

会場には約60人ほどのファンが集まっておりました。司会の方が「White」と「Yellow」の発売時にもサイン会をやったのですが、そのときにも参加された方〜と会場で質問すると、「Yellow」のサイン会に参加したという古株のファンの方もいらっしゃいました♪（Yellowの原画展とか行きたかったんですが時間の都合でいけなかったんですよね〜私は。）
で、お二人が入場、着席されたところで簡単な紹介がされて、トークショーがスタート。

いま日本語練習中、というお二人ですが、今回は通訳の方がついて、質疑応答という形です。

日本で初めての画集が発売された感想は・・・？

まずは、先日とうとう発売された、日本で初めてのオリジナル画集「THE　LIBRARY」について。

●陳先生
とてもうれしくて光栄です。
初めて日本のファンのためにできた画集なので。

●平凡先生
「THE　LIBRARY」の発売日（4月20日）が私の誕生日だったので、ある意味で私へのプレゼントでもあります。みんなに見てもらえるとうれしいです。

陳先生のお気に入り作品について

後ろの画面に、作品を表示しつつその作品について語るという形式でトークが進んでいったのですが、横の写真は、画集の中で陳先生の一番のお気に入りの作品について語ってるところです。
こんな感じの質疑応答でした。

Q）
最新作の伏目がちな女性（画面）ですが
いままでと雰囲気違いますね？

陳先生・・・最初は冷たくプライドの高い女の子にしたかった。
できたのは,出版社の人によるとわがままな感じということです。

Q）服の質感違いますね？

陳先生・・・柄を強調しました。

Q）手相も書いてありますが、ここも気にしたんですか？

陳先生・・・私が最初に書いたら平凡さんがが気に入らなかったので平凡さんが何度も書き直しました。（笑）

Q）手相は創作？

平凡先生・・・特に見本はないですが、絵の雰囲気で描かないと気がすまなかったので・・・。

幻のカバーイラスト！？

写真だとわかりにくいかもなのですが、「幻のカバーイラスト」なるものがあったそうで、後ろの画面には、表紙イラストの女の子の周りに魚が泳いでいるイラストが表示されてまして、その絵について語ってます。

Q）幻の表紙（画面）のコンセプトは？

平凡先生・・・コンセプトは女の子は恋愛だけじゃなくていつもいろんなことを考えてて・・・というイメージで、女の子を海の生物にみたてた感じで魚を見てる女の子の絵にしてみました。

「黄色」のデジタルプリントもプレゼント

横の写真は、賞品の「黄色」のデジタルプリントを見て「なつかしい〜」と言ってるかもしれない（？）陳先生。
実はわたし、このプリント（直筆サイン入り）持ってたりするんですが・・以前、まんがの森で作品集複数冊買ったときに店員さんがプレゼントしてくれたんでした・・・その節はありがとうございます（笑）。

抽選会では、司会の方が、このレアグッズ、明日になったらネットオークションに出てたりしたら悲しいのでやめてくださいねえ〜と何度も訴えてましたが・・・出てましたね（笑）直筆サイン入り「THE　LIBRARY」・・・。

サイン会

抽選会が終わると、サイン会！お二人は一人一人とちゃんとお話ししつつ、名前も書いてくれて丁寧にサインしてくださいました。
私は先日、平凡さんのお誕生日にバースデーカードを贈ろう！という企画が狂戀平芬で行われてまして、それに参加したので、このサイン会のときに自分の描いたカードを見せたらお礼の品物を渡していただけるという約束になっていまして。PocketPCにデータを表示して、平凡さんに「これが私の描いたカードです」と見せたところ、「ああ〜！」って感じでわかっていただけまして、無事お返しをいただけたのでした♪よかった♪

サイン会のときに面白い光景を目の当たりに（笑）。私の前にサインしてもらった女の子が、どうも非常に陳先生好みの可愛らしい方だったらしく・・・陳先生は通訳の方を介して「連絡します!」などとおっしゃってました。おいおいそれはナンパでは・・・？女同士だからいいのか・・・？面白すぎる陳先生・・・。その後どうなったのか非常に気になるんですけど、声かけられた方、ここ見てたら経過を教えてね（笑）。

・・・というわけでとってもステキな時間を過ごさせていただきました〜。

また機会があったらぜひぜひ駆けつけたいなあとおもいました。