ゲーセンでたれぱんだをゲットするホームページ
みなさま、こんにちは。『たれマスター』への道をひた走るv-min2(ぶいみんみん)です。
ここは、近年宇宙人気、飛ぶ鳥もたれる勢いで日本全国津々浦々に大増殖中のたれぱんだをゲーセンでゲットしたい貴方の望みをかなえるホームページです。
まあ、ゲーセンのたれぱんだグッズにも色々ありまして、ぬいぐるみをはじめ、ケータイのストラップ、ビーサン、腕時計、アクセサリー、お風呂グッズ・・・書いたらキリがないのですが、ここではぬいぐるみに的をしぼっていきたいと思います。「えぇ〜〜〜?たれぱんだアンブレラが欲しかったのにぃ〜」という方はこれ以降読んでも時間の無駄、人生の浪費ですのでとっとと行って下さい。
「そう!彼女の目の前でスマートにゲットしてその場でプレゼントしたい!」という貴方! 「全然とれなくてたれぱんだ似の妻にバカにされっぱなしなんだ・・・」という北海道在住の新婚T・T(39歳)さん! そんな貴方のためのページです。
「とれそうなのに、なぜとれない!?」そんな貴方の疑問にお答えします。それはつまり・・・まあ、読んだってちょ!
ゲーセンのクレーンゲームの中のたれぱんだを見た時、あなたはどういう基準で「ゲットできる!」と判断しますか? 景品の落ちる穴のそばにいるたれぱんだ? う〜ん、まだ甘い。実はクレーンゲームの中にいるたれぱんだの中で、ゲットできる可能性のあるたれぱんだは1匹いるかいないかなのです。
それはどんなたれぱんだか? それはあなたをまっすぐ見つめているたれぱんだなのです。
図.1を見て下さい。これはめでたくたれぱんだが釣れた状態です。この状態以外でたれぱんだが釣れるということは決して無いと言い切っても過言ではありません。
細かい理由は『れべる2』で説明するとして、図.2をごらん下さい。横向きのたれぱんだをゲットしようとしている瞬間です。この図の通り、たれぱんだの首は意外に細いので仮にこのようにキャッチできたとしても首が後ろに『ふにっ』と反ってクレーンから落下します。たれぱんだの素材によっては首が反りにくいものもありますが、図.2の下のように身体の中心線にぴったりクレーンをもっていかない限り、たれぱんだはバランスを失って落下します。お箸を水平に持ってその上にお茶碗を乗せようとするようなものですね。そんな染ノ助染太郎クラスの芸をゲーセンのクレーンゲームに期待しても無理ってもんです。つまり、横向きのたれぱんだのゲットはほぼ不可能です。ななめでもまず無理。そんなたれぱんだしか入ってないクレーンゲームにお金を入れるのはやめましょう。
目があったたれぱんだ、つまり貴方の方をまっすぐ向いているたれぱんだのみ、ゲットできる可能性があるのです。
それでは、あなたの目の前にあなたをまっすぐ見つめているたれぱんだがいたとしましょう。あなたはどこを狙いますか? もう一度、図.1をご覧下さい。赤い印が付いてますね。そこを狙えばいいのです。
その他の部分を狙った場合はどうなのか見てみましょう。
まず図.3です。ほっぺの逆パターンで一見うまくいきそうですが、たれぱんだの足はとてもやわらかく、全体重をささえきれませんのでダメ。
次に図.4。「ほ〜ら、ウルトラマンだよ〜」と人間のこどもをあやす時のように、胴体の部分(下図の赤い斜線部分)をやさしく抱えてたれぱんだを水平に支えて出口まで・・・素人さんがもっとも犯しやすいミスです。人間の赤ちゃんと違い、たれぱんだの重心は首の付け根にあるので(図の★の部分、ただし例外有り)頭の方に必ずひっくり返ります。というわけでアウト。
たれぱんだは必ず図.1のような形でゲットするように心掛けましょう。
れべる3:群れからはなれたたれぱんだをねらう。
というわけで、目があったたれぱんだのほっぺの下にクレーンのツメがかかりました。そこでぐぐっと・・・それでも取れない場合があります。なぜでしょう?
今やたれぱんだは国民的アイドル、ゲーセンにとっては売上げを背負ってたれる大黒柱です。そんなたれぱんだをゲーセンがそう簡単に手放すわけないでしょう? クレーンの設定がめちゃめちゃシブい場合が多いのです。
図.5は一般的なクレーンの特徴を説明したものです。たいした説明じゃありませんね。では具体的な話に移りましょう。
図.6左をご覧下さい。クレーンのツメがたれぱんだのほっぺの下に充分入りこんでいる状態です。この場合だと重力と摩擦力の合力は比較的下方向を向いていますね。つまりクレーンの弱点である水平方向の力が弱いという事です。
対して図.6右ですが、クレーンのツメの入り込みが比較的浅いので、摩擦力の方向がたれぱんだのほっぺのカーブに沿って比較的上を向いてしまいます。すなわち合力のベクトルがクレーンの弱点である水平方向に近い状態でかかってきます。これではクレーンはあっさり開いてしまうでしょう。
そういったわけでクレーンのツメが充分にほっぺの下に入るようなたれぱんだを狙えばよいわけです。つまり群れから離れたたれぱんだとは、クレーンのツメがほっぺの下に入り込めるよう、周囲にじゃまなたれぱんだがいない状態のたれぱんだということなのです。
図.7を見ていただければ解りやすいと思いますが、クレーンのカドの部分がけっこうクセ者なのです。クレーンが閉じる時、抵抗があった時点でクレーンは閉じるのを止めてしまいますから、可能な限りクレーンが閉じるのをじゃましないような場所にいるたれぱんだを狙うのがセオリーと呼べるでしょう。そう、群れから離れたたれぱんだを狙うのです・・・卑怯じゃないっ!!
れべる4:だめなものはだめだってば。
たれぱんだと目があった。しかも群れから離れている。チャーンス!100円投入!ほっぺの下にクレーンのツメがかかり持ち上がったぁ!!『ぼと』やっぱりとれない・・・。
れべる3でクレーンの設定がシブい場合を書きましたが、何をもってシブいと判断するのでしょうか?
これに関しては個人差がありますので一概には言えませんが、少ない投資で最大の効果をあげるのがたれマスターへの道。「やっと取れたぜ」という時、気付いたら諭吉がいなくなってたらそれは実力とは言いません。単に金の力にものを言わせただけです。ポルシェで六本木に乗り付けナンパしてるボンボンとかわりありません。「どう?これから湾岸ドライブに付き合ってくれませんか? おっと、その前にトゥールダルジャンで軽く腹ごしらえでも」ちくしょー、俺もやってみてー!!・・・たれマスターは孤独なのです。
というわけで、シブいクレーンに見切りをつける3カ条。
1.思った通りの場所にツメがかかっても取れないなら見切る |
2.3回トライしてダメだったら見切る |
3.落ちながら少しずつ出口に移動していたとしても見切る (出口に到達する前に取れない状態になるのがオチ) |