明けましておめでとうございます。本当は、実家からの更新は行わないつもりだったので、新年最初の当欄は4日になる予定だったのだが、元日早々数多くの方にアクセスしていただいたようなので、これは「書けよ!」というご要望(無言の圧力?)なのだと(勝手に^^;)判断し、予定外の更新をさせていただいた次第。でも、明日は休みますんでね、悪しからず(^^; しかし、世の中は平穏無事に2000年を迎えたようだけど、当ページにおいては、思わぬ形で2000年問題(っつーか「100年問題」?? ^^;)が発生し、皆様にお恥ずかしい姿を晒してしまった(芳名録ご参照)。ほんと、カッコわりぃの。トホホ...
■ニューイヤーコンサートのホルン会。やっぱり(?)LS氏が出場しておりましたなぁ。トムベックの"完全復帰"は持ち越しとなったのか? はたまた、彼は(負担の軽い?)「メリー・ウィドウ」に回ったのか? まぁ、どっちにしても、我らがLS氏の元気な姿を見ることができて何よりではありましたが。他のメンバーの"動向確認"もしてみたけど、特に大きな動きはなさそうだったね。"新顔"は、私が見た限りにおいては、コントラバスに1人だけ(ポッシュの向かって右隣にいた人)。"持ち場"を変更したパートもなさそうだった。あ、でも、トランペットの1アシをミュルフェルナーが吹いてたな。ってことは、もしかしたら、彼が1番(=首席)に異動した可能性もある。そういや、例年4人で吹くトランペットを3人で吹いてたのも珍しかった。ラッパ会は何か"動き"があったのかも。しかし、この演奏、またしても来週あたりにはCDが店頭に並ぶんだろうなぁ。そんなに急いで出さなくなっていいのに、と思うんだけど、ここ数年の"恒例"になっちゃってるから、引くに引けないんだろうねぇ、レコード会社も。(01/02)

改めまして、明けましておめでとうございます。昨日が仕事始めという方が多かったのか、アクセスが一気に増えたのではありましたが(今年一番^^;)、私の方はというと、今日から仕事ということもあって、まだまだ"お休みモード"。どうにもこうにもやる気が出ない(なにせ、昨日になってようやく年賀状の作成に着手したくらいで...>笑)。そんなわけで、本格始動が本日にずれ込んでしまいました。いずれにしましても、本年もまた何卒ご贔屓のほど、皆様、どうぞよろしくお願い申し上げますです、ハイ。
■今回の年末年始は、31日から3日まで帰省したのだけど、その間に放送される当団関連の映像および音声の収録には苦慮した。1日夜のニューイヤー(BS)、2日朝のウィーン・ヴィルトゥオーゼン(WOWOW)、2日夜の小澤とのブルックナー2番他(FM)。とりあえず、この3本はなんとしても録画・録音しなければならない(「ねばならない」って...^^;)。1日のニューイヤーは実家で録画するとして、問題は2日の2本。通常、FM放送はビデオテープに3倍速で録音しているのだが、ヴィルトゥオーゼン用にビデオを予約してしまうので不可。仕方なく、8ミリビデオデッキ(古いのを持っている)のタイマーをセットし、これにFMを留守録することにして、なんとか予定の3本を収録することができたのだった。でも、実家の安いビデオデッキで撮ったので、ニューイヤーの画質はイマイチ。8ミリテープって耐久性が悪いので(少なくともVHSよりは劣化が早い)、FM放送も、なるべく早いうちに他の媒体(DATとかMDとか)にコピーしないといけない(もちろん、今日明日にダメになるってワケじゃないけど...)。てなわけで、一応「ねばならない」3本を収録することはできたものの、なんか"イマイチ感"が漂っているのも事実。そういや、FMでは恒例のウィーンフィルシリーズも始まってて、今晩からの分は初放送のはずだから、これも録音しなくては...。いろいろやってくれるのはいいんだけど、なんかこう、一気に集中してやらないでさ、もう少し分散してくんねぇかなぁ。でないと、"所感"を述べるのもママならんですよ。さぁコマッタ。
■あーあ、今日から仕事だ。年末の風邪っぴきのおかげで、新年持ち越しとしてしまった仕事が結構あるんで、まずはそれを片付けてしまわないと。でも、今の時点では"やる気"なし(爆)。会社に行ってバリバリ仕事をしてる図、ってのがまったく想像できんのだなぁ。なんか、昨年末以来、完全に"腑抜けモード"に入ったままって感じ...。何人かの方からは年賀メールをいただいたというのに、それに対する御礼もまだしてないし。"該当"の皆さん、申し訳ないです。必ずメールしますんで、今しばらくお待ちいただきたく。あ、あと、年賀状をくださった友人・知人各位。本日から順次発送いたしますんで(苦笑)、こちらも今しばらくお待ちください!(01/05)

、出勤するのがほんとに嫌だったけど(登校拒否児か?)、なんとか会社に行って、なんとか仕事をこなす。まぁでも、急ぎやらねばならない仕事3件のうち2件を片付けたのだから"上出来"でしょう。なんか、すげぇ情けないこと書いてる気もするけど...。で、会社帰りに、上京しているかぶとやま響J氏と合流。新横浜まで来てくれたので、ラーメン博物館(^^;で食事した後、新横浜プリンスホテルのスカイラウンジに移動して、楽しく語り合ったのだった... と書きたいところなのだが、実は「語り合った」だけではなく、2人して、それぞれが持参したMDを聴いてたりもしたんだな。私は、J氏が持参したかぶ響の「イタリア」。J氏は、私が持参した昨夏の「エロイカ」。これを、それぞれに持参したポータブルMDで聴いていたと。雰囲気満点(^^;のスカイラウンジで、カクテルを飲みつつMDに聴き入る野郎2人(しかも時々ニヤッと笑う^^;)。さぞ奇異に映ったことだろう。「ナニあの2人?なんか怪しい宗教のテープでも聴いてんじゃない?」なんて。でも、ある意味「怪しい宗教」ってのは当ってるのでもあるけどね(爆)
芳名録を賑わせている「アバド、夏のザルツブルク音楽祭のオペラ降板(??)」の件。まずは何より、ドイツ語を訳してくださった盟友T氏妹君をはじめ、お書き込みくださった方々に感謝申し上げるのだが、それにしても、事実だとすればとんだ"一大事"だね、こりゃ。アバドが拒否したとされる当団の「ローテーション」については、IBEさんがお書きの通り、"演奏メンバーを固定せず、全団員が等しく演奏(およびそのためのリハーサル)に参加する仕組み"のことを言っているものと思うのだが、不可解なのは、その当団にとって"当たり前"で"譲れない"システムを、なんでまた今になって"旧知"のアバドが拒否したのかということ。メンバー間に技量の差があることは否めない事実としても、しかし、それは今に始まったことではない。アバドは、長年、そういう当団と一緒に仕事をしてきたのだから、言われた当団にしてみれば、「何を今さら...」というところだろう。いや、まぁ、その長年の「我慢」がついに限界に達したのだ、と言われたらそれまでだけども...。勝手な推測だけど、他にもっと決定的な原因があって、それに付随する形で「ローテーション」の件も出てきてしまった、というのが真相なんじゃないかと思うけど、どうだろう。でないと、なんかちょっと"悲しい"話だし...。(01/06)

FMでやっている恒例の「ウィーンフィル・シリーズ」。昨日は、昨年4月に行われたノリントンとの演奏会の模様が放送された。曲は、ベートーヴェン:交響曲第7番、ニコライ:「ウィンザーの陽気な女房たち」序曲、同:ベルリーニの歌劇「ノルマ」の主題による幻想曲と華麗な変奏曲、ベートーヴェン:序曲「レオノーレ」第3番の4曲。本来なら"メイン"になるべきベト7を1曲目に持ってくるという、一風変った構成だ。で、その"注目"のベト7だが、一言で言えば「一気呵成」という感じか。指揮者がノリントンだから、"当然"ピリオド系のアプローチということになるわけだけど、でも、その音楽の"持ち味"は、例えばラトルなんかとは随分と違う。各々の持ち味(=芸風?)を敢えて一言で表現すれば、ラトルは「躍動的」、ノリントンは「攻撃的」って感じだと思うのだけど、その「攻撃性」が、極端なくらい前面に押し出されていたというか。アクセントを強調したり、小さい単位でフレーズを作り、かつそれを強調したりといったことが、これでもかこれでもかと行われていて、実に刺激的な演奏になっていた。オケも、例えばホルン会なんか、終始「咆哮モード」(芸風からすると1番はラルスかなぁ...)。当団ホルン会の場合、基本的に咆哮系になる曲ではあるんだけど、でも、そこまでやる?ってくらいの咆えぶりだった。だから、推測だけど、会場で聴いてたら、なんかこう、音楽の「味わい」みたいなものを感じることなく終ってしまったかもしれないね。あれよあれよという間に曲が進んでしまって、ベートーヴェンの「交響曲」を聴いたって感じがしなかったかも。「いや、そういう曲なんじゃないの、ベト7は」というのがノリントンの見解なのかもしれないけど、でも、もう少し、音楽的な「味」があっても良かったように思うのだけど...。後半の曲では、ニコライの「…華麗な変奏曲」がなかなか面白かった。確かに、決して「名曲」とは言えないと思うけど、そこそこ聴き栄えのする佳曲で、それなりに楽しめた。思えば、当団の「創設者」であるにもかかわらず、ニコライの曲って「ウィンザー…」くらいしか知らないもんねぇ(そういや、昔一緒に演奏しましたな>重鎮F氏、盟友T氏。あん時は楽しかった^^;)。こういう"知られざる佳曲"を定期演奏会に乗せたってのは、ある意味、ノリントンの面目躍如かもしれんね。
■今晩、某所で行われる某オペラ団(って、バレバレか?^^;)の「こうもり」を観に行く予定。この劇場の「こうもり」は、実は、その昔現地で観たことがあるので2回目になる。でも、劇場の"あり方"を含めて、当時とは随分様子が変ったとのことだから、その"変貌ぶり"も楽しみなところ(昔観た時はオケがショボかったけど、果たして??)。皆さんにご報告するようなことがあれば、後日当欄に書きますんで。(01/07)

某オペラ団ことプラハ国立歌劇場の「こうもり」は... いやぁ、あらゆる面で、ショボくてユルかった。非力な歌手陣、貧相なオケ、いかにも旅公演用という寂しい舞台装置、締らない演出...。何もそこまで言うことないだろう、と思われるかもしれないが、でも事実だからさ、仕方ないわけで...。文句の付け所はいくらでもあるんだけど、とにかく、私が一番許せなかったのはオケ。ダメ。話にならない。技術的レベルが高くない(要はヘタってこと?>随分だな...^^;)のは仕方ないとして、音楽がまったく「ウィーン」してくれないのにはホトホト参った。例えばワルツ。何も"ウィンナワルツ"にしてくれとは言わない。普通に2、3拍目を打ってもらって構わない。でも、1拍目は、絶対に硬い音で「ブンッ!」でしょう(これはコントラバスの役目)。でないとワルツの「粋」が出てこないもの。なのに、ヤツら(おいおい...)、弦を撫でるように「ズー、ズー」って弾いてんだぜ。そりゃないぜ!だよ、ほんと。あと、ワルツの途中で出てくる「タタタッタ」ってリズム。これも、最初の「タタ」が少し"前のめり"になってこその「ウィーン」でしょう。なのに、まるで"平常心"での「タタタッタ」...。シラケました、私。まぁ、それでも、ビブラートギンギンのクラリネットとか、やりたいことがわかる"主張"のあった1番ホルンなんかは、趣味ではないけど、それなりに楽しませてもらったけどね。あと、歌手もなぁ...。一応、当夜の「目玉」は、アデーレ役のメラニー・ホリデイだったんだろうけど、さすがに衰えは隠せなくて、高い音がほとんど出ない。なんとか誤魔化して歌って、会場からも一際大きな拍手をもらっていたけど、うーん、あれはかなり"ご祝儀"色の濃い拍手と見た。他の歌手陣も概して声量が少ないので、とにかく、なんとも迫力に欠ける公演になってしまい、もうちょっと"いいもの"を期待していただけに、残念な結果だった。
■というショボい「こうもり」を観てきちゃったもんだから、先ほどまでBSでやっていた、昨年のウィーン・フォルクスオパー来日公演の「こうもり」は実に楽しかった。いや、これは、"プラハ…"の方と比べてどうというより、客観的に見ても、レベルの高い、充実した公演だったと思うけどね。やっぱ歌手陣が充実しているのがいい。"声が出る"から迫力があるし、音楽にメリハリも付く。演出も、オーソドックスな手法だけど、各人がちゃんとわかって演技してるから、舞台に"締まり"があったし。オルロフスキー役のコヴァルスキーなんか、'94年のウィーン国立歌劇場来日公演の時より良かったんじゃない?他の歌手陣とのコンビネーションの問題なのかもしれないけど、あの時より、ずっと生き生きしていたように感じたけど。オケも良かったなぁ。そりゃぁ、当団に比べれば技術的には劣るものの、音楽がしっかり「ウィーン」してたからね。上記した「ズンッ!」にしても「タタタッタ」にしても、ごくごく当たり前にやってくれてるから、聴いてて実に心地良い。ありきたりな結論になっちゃうけど、「こうもり」はやっぱウィーンに限る、ということか? そうそう、そのフォルクスオパーオケのホルン会。序曲の時に、3、4番の2人だけがチラッと映ったけど、4番は女性だったね。で、ヤマハっぽいウィンナを吹いていた(3番の人はユングヴィルトっぽかった)。女性のプロのウィンナホルン奏者ってのがいるんだね。これはちょっと驚きでした。
■しかし、どうでもいいけど、テレビ欄の紹介には「こうもり」としかなくて、どこの劇場の公演なのかさっぱりわからなかったぞ。唯一、夕刊のテレビ欄に、アイゼンシュタイン役のダラポッツァの名前があったので、もしかしたらフォルクスオパーかな?とは思ったんだけど...。フォルクスオパーだとわかっていればビデオの準備をしたものの、結局、録画せずに終ってしまった。せっかくいい内容の公演だっただけに残念。またBSで再放送してくれれば良いのだけど...。(01/09)

全然期待していなかったことが思わぬ形で実現してしまったりするってのは、なんとも嬉しいもので。いや、ちょっと、そんなことがあったもんだから...>なんだそれ?
■ちゃんとNEWS欄のネタにしようと思ったけど、めんどくさいんでヤメた(おいおい...^^;)。当団公式ホームページのNEWSコーナーによると、今年のニューイヤーコンサートのCDは、ヨーロッパ盤が今日、日本盤が26日に発売だそう。ってことは、数日中にヨーロッパ盤が輸入されて来るだろうから、"輸入盤"が店頭に並ぶのは、今週末くらいになるってことか...。しかし、前にも書いたけど、こんなに早くCD化する必要ってあるのかねぇ? そこまでして聴きたいってほどのものでもないと思うんだけど...。あ、でもあれか、新年の"気分"が高まってるうちに出しちゃわないと、「売上」が期待できないってこともあるか。早く出すからこそより多く売れる。確かにそういう"筋"の商品かもしれん。
■読者の方からの情報によると、来日中(まだ?)の「アンサンブル・ウィーン」のヴァイオリン奏者(っていうとグッゲンベルガーかリッシーなんだけど)が来日できなくなり、"代役"としてホーネックが来ている(来る?)らしいということなんだけど、どなかた詳細をご存知の方いらっしゃいますかね? 私、ご存知の通り(?)"ホーネック好き"なんで、彼が代役で来ているってのはご同慶の至りではあるんだけど、でも、実は、密かに(?)このアンサンブルの、というかグッゲンベルガーのファンでもあるんで(なんともいい"味"があるのよ、このおっさんのヴァイオリンには)、来れなくなったってのが彼だとすると、原因が何なのか、ちょっと心配ではある。その辺も含めて、何かご存知の方はぜひともお知らせいただきたく!(01/11)

新年早々に放送されたFMの「ウィーンフィル・シリーズ」。ちゃんと録音はしてあるんだが、聴いたのは、先般当欄に"所感"を書いたノリントンのみ。小澤のブルックナー2番他、ムーティの「マンフレッド交響曲」他、ブーレーズの「大地の歌」他については、まったく手付かずの状態となっている(ラトルの「エロイカ」他は、昨年一度放送されたので省略)。もちろん聴く気はあるのだけど、いざとなると、なかなか時間を作れなくて...(まとまった時間が必要だしね)。まぁでも、近々には所感を述べたいと思いますんでね、今しばらくお待ちください(なんか、「今しばらくお待ちください」ってフレーズがここのところ多いけど...)。
■先般の当欄に書いた、昨年のフォルクスオパー来日公演「こうもり」で4番ホルンを吹いていた女性奏者の件。ウィンナホルン奏者事情に詳しい聖地在住の読者Sさんからの情報によると、当時グラーツ音大の学生だった、ヘグナー門下生のビアンカという人だったはずとのこと。正団員ではなく、エキストラとして来日公演に参加していたというわけだ。Sさん、大変貴重な情報、ありがとうございました。しかし、「打てば響く」というか、とにかく、何か問い掛けを発すると、ほぼ必ずと言っていいほどその件に関する情報が返ってくるわけで、ほんとありがたい限り。このホームページを始める前と今とでは、ウィーンフィルやウィンナホルンに関する情報量は、まさに雲泥の差(使い方正しい??)。皆さんあっての当フォルカーの部屋。2000年代(^^;も、ひとつよろしくお願いいたしますよ。
■「打てば響く」と言えば、昨日書いた「アンサンブル・ウィーン」ホーネック代役の件。これもさっそく続報をいただきまして、来れなかったのは、やはりグッゲンベルガーとのこと。ただ、その理由については、現状詳しいことがわかっていないようなので、さらなる情報をお待ちいただきたく。(01/12)

トシを取ると疲れが後から出てくるようになるというけど、ホントだね。月曜日にちょっとだけ体を動かしたら、その疲れが昨日になってドッと出て往生した。元々体力のない方なんで、何かするとすぐ疲れちゃうんだけど、その疲れの出方が、年を追うごとに激しくなっているような...。水泳とかマシントレーニングとかやって、体力アップしないとダメだね、こりゃ。
■思うところあって部屋の片付けを始めたんだけど(「思うところ」の背景を知っているのは、全読者中の若干2名か?^^;)、その結果わかったのは、読みもしないのに捨てずに取ってある雑誌が多過ぎる!(爆)。思い切って捨てることにして、ビニール紐で束ねて行ったら、その数なんと7束。1束につき40冊として(ざっくりとした数字だけど)280冊!どうりで部屋が狭かったわけだ。もっとも、それを捨てたところで、部屋が狭いことに変りはないのだけど(苦笑)。(01/13)

当団は、今晩から4日連続でメータとの演奏会。確か、オッテンザマーがソリストを務めるコープランドのクラリネット協奏曲と「春の祭典」というプログラムだったはずと、当団公式ページのコンサートスケジュールを見てみたら... アラなんと、コープランドがモーツァルトに変更になってるじゃないの!(あと、Fritz Leitermeyerの"Mutationes in honorem J. S. B."って曲が追加←これは現代曲?)。うーむ、この変更は、ソリスト側の"事情"によるものなのか、はたまたオケ側の問題か...。後者の方が可能性高かったりして?(笑)。あ、でもあれか、指揮者の問題って線もあるか??(爆)
■で、せっかくなんで、LS氏にこの演奏会のホルン会メンバーを問い合わせてみたところ、すぐさま"Leitermeyer: Stransky, Lorenzi, Vladar, Mayr / Mozart: Stransky, Janezic W. / Strawinsky:1. Janezic, Ronald, 2. Altmann, Volker, 3. Vladar, Wolfgang, 4. Mayr, Sebastian, 5. Stransky, Lars Michael, 6. Janezic, Willibald, 7. Lorenzi, Robert, 8. Horvath, Roland"との回答が返ってきた(いやぁ、ネットワークは便利だわい^^;)。ヘグナーは日本巡業中(^^;なんで出場不能だけど、それ以外にトムベック、プファイファー、ゼルナーが休場ということになる(代役は、"常連"のロレンツィとマイヤー)。トムベックは、未だ演奏活動に復帰していないということか?(でも、今日と17日は並行してオペラもあるから、彼が休業中だと、1番奏者がいないという事態になってしまうけど...)。あと、御神体が2番、フラダーが3番というパート割りからすると、「席替え」(NEWS欄1999年9月6日号参照)はまだ続いているということだね。こりゃやっぱり「半永久的」なものになるのかなぁ...。(01/14)

お客様の中でどなたかウィーンフィルの事情に詳しい方はいらっしゃいませんか? あ、ハイ。(爆)
■合奏集団不協和音の次回演奏会(5月21日)へ向けての練習がスタート。今回の演奏曲目は、ビゼー:「子供の遊戯」、アイヴズ:交響曲第3番「キャンプの集い」、シューベルト:交響曲第4番の3曲。ホルンは、ビゼーとシューベルトが4本でアイヴズが2本。それを、盟友T氏、U氏、K氏、そして私の4人で吹くこととなった(ちなみに私はビゼーとアイヴズの2番、シューベルトの4番を担当の予定。なお、N氏@日本一は、本番当日に仕事ということで残念ながら欠場)。昨日の練習は、4人とも"初見大会"だったこともあり、まだ演奏や曲をどうこう言える状態ではなかったが、でも、時々「おっ!」っと思える"ウィンナサウンド"が聞こえて、非常に心地良かった>いわゆる一つの「自己満足」ってやつ?(^^;。ビゼーやアイヴズもウィンナで吹くの?って思われてる方いらっしゃるかもしれないけど、我々に対してそれは「愚問」(笑)。フランス物であろうがアメリカ物であろうが、「当然」のこととして、ウィンナで吹きますからね、ハイ。でも、全然違和感なんてないんですよ。ちゃんとそれらしい響きになる。いやまぁ、我々が勝手にそう思ってるだけかもしれんのだけど(笑)。いつも、最初の練習の時には、「本番はまだまだ先だなぁ」なんて思うんだけど、これがまた、毎度の如く「あっという間」にその時を迎えちゃう。今年もきっとそうだろう。5月になって「イマイチちゃんと吹けない」なんて言わないように、しっかりと練習せねば、ね。(01/17)

ニューイヤーコンサートのCDが出てるかと思ってCD屋に行ってみたけどまだだったんで、代わりに、プレヴィンのピアノ(とDAVID FINCKのコントラバス)によるデューク・エリントン曲集「AN ELLINGTON SONGBOOK」(DG)ってのを買って来た(何も買わないで帰って来るってことはできないんだね、アンタ^^;)。いやぁ、しかしいいですなぁ、これ。もちろん、私はジャズを聴き込んでいるわけでも、エリントンに一家言を持ってるわけでもありませんので、"相対的に見て"プレヴィンのピアノおよび演奏解釈(^^;が如何なものなのかはわかりません。でも、少なくともこの演奏を聴いている限りは、実に「楽しい」。いい味といいノリでスウィングしとりますよ、プレヴィン氏。こういうのって、私のような者にとっては、「ながら」で聴くのに最高かも。これを聴きながら、ソファーに寝そべって読書(実は昼寝^^;)なんかしたら、きっと気持ちいいだろうなぁ、ウン...。しかし、プレヴィンって、もう70歳でしょ。なのに、これだけノリのいいピアノを弾けるんだから、たいしたもんだよね(在り来たりな"賛辞"で恐縮ですが)。指揮者としても、確固たる評価を獲得してるわけだし。芸は身を助ける。いやほんと、そう思いません?(01/18)

イライラ。やる事なす事ことごとく噛み合わないって日があるけど、昨日がまさにそれ。都内の某パソコンメーカーテストルームでの仕事だったんだけど、朝9時から使えるのに、なぜか10時からと信じて疑わず、1時間も"遅刻"した(って、これは完全に自分のポカだけど^^;)のを皮切りに、そのテストルームのパソコンが不調になって、予定していた作業すべてを終えることができなかったりとか(アタマきて途中でパソコンを叩いたですよ、あたしゃ>ここだけの話ですので、ひとつご内密に...^^;)、始発駅で電車を待ってる時、確実に座れる1番目にいたんで喜んでたら、なぜか手前の駅始発の直通がやって来て座れなかったりとか(力が抜けてヘナヘナと崩れ落ちそうになったっす>マジで)、帰って来てから用足しに車で出かけたら、裏道に利用した狭い路地で大渋滞に巻き込まれたりとか(みんな考えてることは一緒ってこと)。そりゃまぁ、みんなショボい出来事なんだけどさ(ほんとだよ^^;)、これだけ重なると、"当事者"としてはやっぱりヘコんでしまうわけで...。ま、晴れる日もありゃ曇る日もあるってことで、「これも人生」と受け入れて行かねばならんのだろうけどね(ちと大袈裟か^^;)。
■おっ、芳名録に「ニューイヤーコンサートのCD売ってたよ」情報が。では、さっそく今晩にでもCD屋に行ってみますか。(01/19)

むむっ、読者の皆さんからの情報によれば、ニューイヤー輸入盤CDの値段には、店によってだいぶバラつきがあるようで。ちなみに、渋谷タワー勤務A氏からも直々にメールをいただいたが、入荷価格の関係で、タワーでは"安くても"2980円という価格設定だとか(国内盤の方が安い?)。となると、芳名録にお書き込みのあった「石丸電気で2000円ちょっとだったかな」という情報が俄然気になる。事実とすればダントツで安いってことになるもんね。「さっそく今晩にでも買いに行く」つもりが、そんなわけで少々延期。今日か明日、秋葉原まで出向くかもしれないので、石丸の値段を確かめてから買うことにしますわ。
■留守録しただけで聴いてなかったFMの「ウィーンフィル・シリーズ」をようやく聴き始める。手始めとして、ブーレーズ指揮によるシェーンベルク「浄められた夜」とマーラー「大地の歌」のプログラム(昨年10月の定期演奏会)を聴いたところだが、"所感"は、後日改めてとさせていただきたい。いや、書きたいことはあるんだけど、ちょっと、書く"気力"がないもんだから...(そんなんばっか)。「後日改めて」を続けているんで甚だ恐縮なのだけど、ここは一つご容赦いただきたく。あ、でも一点だけ。「大地の歌」の1番ホルンはロナルドと見た。いつもの彼らしく丁寧に吹いていたけど、ナガノの時のトムベックのような「有無を言わせぬ存在感」を示すには至らず。だからと言って「残念」というわけではない。トムベックが凄すぎるってだけの話。あと、"下"に御神体の影なし。昨年10月だと、2番担当に異動した後ということになるが、あの2番ホルンは違うな(ゼルナー氏か??)。4番も違う。というわけで、これまたナガノの時に比べると少々物足りない"下"だったと。そんなこんなで、個人的な満足度はナガノ版の方が上でした(結局"所感"めいたことを書いちゃった^^;)。(01/20)

会社帰り、「ちょっとだけ話を聞いてみるか」程度の軽いノリである所に立ち寄ったのだが、なんだかんだで、結局4時間近くも長居してしまった...。なんてこと書くと、宗教かマルチ商法の勧誘に引っ掛かったように思われそうだが、どっちでもないのでご安心を(笑)。いや、ちょっと、いろいろと「思うところ」があるもんだから、その"調査"に赴いたというわけでさ。その「思うところ」が何なのかは、機会が来ればお話ししますんで。
■昨日の当欄をアップした後に芳名録にお書き込みいただいた情報なので、私もそのまま芳名録に簡単な「考察」を書かせてもらっただけなのだけど、当団公式ページのメンバー表が更新され、その結果いくつかの「人事異動」状況が判明したので、ご興味ある方はご確認いただきたい。ただ、その後よくよく見てみたら、私が芳名録に書いた件以外にもいくつかの"事実"が判明したので、それについては、明日にでもNEWS欄にまとめるつもり。ほんとは今日やる気でいたんだけど、4時間話し込んだおかげで帰りが"夜中"になっちゃったんでね(^^;。会社でご覧の皆さんは、すみませんが、週明けにご確認いただくということで。(01/21)

いきなりお詫びですが、「人事異動」状況のまとめ、本日公開できませんでした。申し訳ない。明後日には必ずアップしますんで、何卒お許しいただきたく。
■今日・明日とザ・シンフォニカの合宿。行き先は、いつもの河口湖。雪は大丈夫そうということなんだけど、寒さがなぁ...。(01/22)

土曜日はアッパレなほどの"日本晴れ"。その中をシンフォニカの合宿のため河口湖へ向かったわけだが、いやぁ、富士山が実にきれいだった。そういや、去年の合宿の時も1日目が快晴で、やはり富士山がきれいに見えたんだっけ。富士山て、なんかほんと、日本人の心の琴線を揺り動かす不思議な魅力を持った山だよね。「きれいに見えた」ってだけで、なんとも幸せな気持ちになっちゃうんだから...。
■お待たせしました(待ってない?^^;)。当団人事異動状況の「考察」をNEWS欄に掲載しましたのでご覧ください。で、一つお詫びというか訂正。本件に関連して、芳名録に、「トゥレチェクの名前がついに引退組に移った」ということを書きましたが、これは私の勘違い。っていうか、先日までホームページ上に公開されていたメンバー表には、確かに現役組に名前があったと思うのだけど、実際には、昨春の来日公演パンフレットのメンバー表上でも既に引退組に移っていたので、「今になってやっと引退扱いになった」というのは完全なウソ。ホームページ版になぜ名前が残っていたのかは不明だけど、いずれにしても確認不足で適当なことを書いてしまったのは事実。どうも失礼いたしやした。
■今月号の「パイパーズ」に、イェブストゥル(これまで"イェブスル"と表記してきたが、今後は一般的に使われている方に合わせる)青年のインタビュー(聞き手はアトリエハーロー木村氏!)が出ている。友人が持っていたのを借りて読んだだけなので、自分自身で購入してから改めて触れたいとは思うが、なかなか興味深い話をしてくれているので、ウィンナホルン吹き各位におかれましては、"必読"としていただきたく(^^;(01/24)

仕事で都内へ出たので、帰り道に秋葉原まで足を伸ばし、石丸電気で"ニューイヤー2000"の輸入盤をようやくゲット。値段は2160円で、これは確かにダントツの格安さ。もっとも、プライスラベルには手書きで「今だけ」(笑)と書き加えられていたから、この後の入荷分あたりからは多少値上がりするのかもしれないけどね。演奏については... まぁいいでしょう。音楽的にどうこうとかいう"所感"を述べるのは、来年のアーノンクールの時まで取っときます。ただ、CDを手にして、改めて気づいた点があるので、それを少々。まず「ウィーンの朝昼晩」だけど、これのソロチェロを弾いたのがヘルツァー。ということは、'90年ニューイヤー(メータ指揮)の際のシャイヴァイン('89年録音のCDも?)、ガーディナー盤(昨年録音)のバルトロメイと合わせて、'70年代から'90年代にかけての3人の首席チェロ奏者のソロが出揃ったということになるわけだ('59年?録音ショルティ盤のブラベッツ?ってのもあるが)。こういう曲で首席奏者のソロが出揃うなんてのは、まず当団でしか有り得ないこと。せっかくの機会なんで、各人の"芸風"の違いなんかを楽しんでみるのも一興かと思うが...。次に「酒・女・歌」。今回、約3分半にも及ぶ壮大な(^^;「前奏」がついていたけど、これって、通常演奏されてましたかね? 生中継を見ていた時から、「こんなんあったっけか?」って、違和感を感じていたんだけど。なんか、いつも、ワルツに入る寸前のマーチみたいなところから始まっていたような気がするんだよなぁ。違いましたかね? どなたか正しいところをご存知の方いらっしゃいましたら、ぜひご教示いただきたく(自分で持ってる他の演奏を確かめてみりゃいいんだけどね、本当は^^;)。
■そうそう、石丸へ向かう途中で、チェロを抱えたマイスキーとすれ違ってびっくり。秋葉原の雑踏の中にあの"キリスト顔"は、さすがに違和感ありましたが(笑)。(01/25)

ウォゥウォゥウォゥウォゥ(Wow×4)で「イェーイェーイェーイェー(Yeah×4)」の後は「ウーーハッ!」っすか。イヤハヤ、ニーッポンの未来は... どうなるんでしょうねぇ、オトーサン(爆)。
■先般NEWS欄に書いた当団メンバーの"席次"の件。事実に反する個所が見つかったので、「訂正」を追加しました。お手数ですが、以後よろしくお読み替えいただきたく。(01/26)

ついに「テレホーダイ」を導入。昨日からスタートしているのだが、なんかやっぱり、「電話をつなぎっぱなし」ってのは、ちょっと違和感あるねぇ。会社のLAN環境で「つなぎっぱなし」には慣れているのだけど、それとは違って、「電話をかけてる」という"実感"があるからなんだろうか...?まぁ、そのうち慣れるんだろうけども。
■むむっ、「グラモフォンJapan」の2月号に、「ウィーン・フィルニューイヤーコンサート 全世界衛星生中継の舞台裏」なる特集記事が出てるようだが... って、今日になって25日付朝刊に出てた広告を見つけたもんだからさ(笑)。これ、読むに値する内容なんですかね?ほほぅ!って感心するような記事になってる?すでにご覧になった方いらしたら、ぜひ教えてください。もっとも、いかなる内容であろうとも、"購読"するのが私の義務と心得てはおりますが(へぇ、義務なんだ。アンタも大変だねぇ>爆)。
■すみません、例の"席次ネタ"、またしても間違いが見つかってしまいました(正確には「見つけられてしまいました」^^;)。コントラバスで、「Michael BladererがWPhに昇格」としていましたが、これは私の勘違い。正しくは、「Georg StrakaがWPhメンバーに昇格」で、BladererはSOオケの"新入団員"でした。今回は、内容が内容なので、訂正コーナーを設けるのではなく、本文を直接書き直しています。その旨よろしくご了解のほどを。(01/27)

芳名録には「買うに及ばず」とのコメントをいただいていたにもかかわらず、買っちゃいましたよ、「グラモフォンJapan」。だってホレ、一応「義務」だからさ(爆)。で、肝心の特集記事、「ウィーン・フィルニューイヤーコンサート 全世界衛星生中継の舞台裏」はどうだったかというと、あくまでも「舞台裏(=レコーディングスタッフ)」の話なのであったと。どういう人物がどういう仕事をこなした結果、あの生中継とCD用の録音が完了したのか、ってことのレポートだったのね。だから、オケについての記述は非常に少なくて、そういう意味では"期待外れ"。でも、今年後半にはDVD版が出る予定なんて情報もあったから、それはそれで有意義ではあったけど。それに、他のページでは、我がザ・シンフォニカのフルート奏者にして音楽ライターである木幡一誠氏が"大活躍"してて、誠に喜ばしい限りでもあったしね。(01/28)

くそぉ、違反キップを切られた。場所は、家の近所の路地。"罪状"は「一時停止違反」。でもね、私の名誉(?)のために言いますけど、ちゃんと止まったのですよ。私、一時停止は、常に守ってますから。なのになんでキップを切られたかというと、止まった場所が指定の位置ではなかったから。横断歩道の手前に停止線があるわけだけど、それを越えて、横断歩道の上まで行ってから止まったわけ。で、それを、なぜかちょうどそこにいやがった、いや違った、いらっしゃった(爆)お巡りさんに見つかってしまったと...。しかしさぁ、まったく止まらなかったのなら仕方ないけど、止まったのに、位置が違うからってだけで違反にするってのはどうなのかね?だって、横断歩道の所まで出て行かないと、先の道路の状況がわからんのよ、そこは。現に、お巡り氏がキップの記入をしている間、その交差点を通る車のただの1台も、指定の場所で止まらないんだから。ひどいのなんか、まったく止まらずに曲がって行くし。さすがにこれには温厚な私(爆)も怒って、「だーれも止まってないよ!」と愚痴ってしまった。そしたらお巡り氏、「ちょっと待ってくださいよ。今、私、これ書いてるんですから。書き終わったらちゃんとやりますから!」。体形・声・口調、何から何まで笑福亭鶴瓶そっくりのお巡り氏、その後も愚痴る私に、「指定位置や標識が実態にそぐわないっていうなら、私に言わないで、陳情でもなんでもして政治家に言ってくださいよ。そしたら変わるかもしれませんから。私はぜんぜん力がないんですから、私に文句言ったってダメですよ」なんて、言うことまで"鶴瓶調"になっちゃって、なんだか最後には笑ってしまったんだけどね。でも、反則金7000円也は、笑ってる場合じゃなく、痛いなぁ...。
■読者の方からご通報いただいたので、NEWS欄に、今秋のウィーン国立歌劇場来日公演情報を掲載した。日程だけだけど、とりあえずご参照いただきたく。(01/30)

トヨタ・マスター・プレイヤーズ,ウィーンという名称で、当団メンバーによる演奏会が行われることは知っていたのだが、私はてっきり、数人による室内楽なんだろうと思っていた。が、これが"まとまった人数"による室内オケじゃないの! 昨日の新聞広告を見てびっくりしましたがな。シュミードルが「芸術監督」(笑)ということだけど、写真を見る限り、現役、退職者、"常トラ"入り乱れて(?)の混成部隊みたい(ホルンは、フラダーと、もう1人は誰だろう?写真じゃよくわからないけど)。指揮者なしで「ジュピター」やらベト4やらをやるようだから、彼らの"アンサンブル能力"が試される場ともなるわけで、これはこれで楽しみなコンサートと言えるのでは。
■遅れ馳せながら、先日亡くなったグルダについて少々。私にとってグルダの演奏のベスト1は、1981年5月のウィーン音楽祭で弾いたモーツァルトのピアノ協奏曲第20番(伴奏は、ラインスドルフ指揮の当団)。これ、FMでやったのを聴いたんだけど、いやぁ、実に生き生きとした(曲は短調だけど^^;)いい演奏でねぇ、私、忘れられないのです。伴奏の当団がまたいい味出してて、あれはきっと、ラインスドルフの手腕によるところも大きかったのだろう...。と、いかにも何度も聴いて詳しく把握しているようなことを書いているけど、実はこの演奏、限りなく「追憶」の中にあるものなんだよね。なぜなら、録音したテープがなくなってしまったから(大学オケの指揮者氏に貸したっきり戻ってこなかった...)。よって、放送直後に何度か聴いただけで、実は、それ以後全然聴いていないのだ。だけど、「とにかく良かった」という記憶だけは鮮明にあってね。もっとも、記憶だけのものだから、今、改めて聴いたら、どんな感想を持つかはわからない。でも、「きっと今でも堪能するはず」という妙な確信もあって、とにかく、それだけ印象に残るような演奏だったと、そういうワケです。
■今週末の日曜日(2月6日)は、私が所属するザ・シンフォニカの演奏会でございます。詳細はこちらにある通りとなっておりますので、ご興味ある方はぜひともご来場賜りたく。ちなみに私は、「パガニーニの主題による変奏曲」の4番と「運命」の2アシを担当します。前後者共に、なかなかにスリリングな演奏(どんなんじゃ?^^;)となりそうですので、どうぞお楽しみに。あ、チケットは、私に言っていただければ何枚でもご用意いたしますので、どうぞご遠慮なくお申し付けいただきたく。
■ムーティのモーツァルト/交響曲第29番他のCD(PHILIPS)をゲット。が、まだ聴いてないので、所感は後日改めて(またそれかよ^^;)。(01/31)