あけおめ!ことよろ!ってのは、ひょっとしてもう死語かしら??(笑)。昨日、大雪の福島から無事帰還いたしました。本日から当欄を再開いたしますので、どうか本年もよろしくお願い申し上げます。ペコリm(_ _)m
■さて、我々ウィーンフィルファンにとって新年早々の大行事(^^;と言えば「ニューイヤーズ・コンサート」。"日本人初"ということもあり、小澤氏の指揮台登場は、一般紙からスポーツ紙まで大々的に報じられましたな。で、コンサート自体も「成功」だったようで、まずは何よりでありましょう。会場の"熱狂"ぶりなんて、例年以上だったのではないの? それに、終演後あんなにすぐにスタンディングになったのも珍しい気がしたし。でも、演奏自体については、やはり賛否両論のようですな。当ページ芳名録でも、すでに随分と「賛否」の書き込みが行われております。個人的にはですね、一言、「『音楽』の領域に踏み込んで『指揮』をしてほしくなかった」とだけ申しておきます。そのココロの説明は、面倒なんでしません(おいおい)。わかる方にはこれだけでわかると思うので、それで結構。悪しからずご了承ください。--- で、演奏以外の部分に目を向けると、ちょっと地味だったけど(^^;なかなか面白い試みだったのが、オケメンバーによる各国語新年挨拶。芳名禄にも「誰が何語で挨拶したのか知りたい」という書き込みがありましたが、私も同感なので(笑)、とりあえずわかる範囲、あるいは出身地等から想像・推測できる範囲で書き出してみますね。(以下、挨拶順)
  • クドラック(Va):英語 → カナダ出身
  • フルーリー(Fl):フランス語 → 出身はスイス・チューリヒだが、フランス系の教育を受けた
  • リー(Va):イタリア語(?) → 出身はオーストラリアだが、一時スカラ座オケに在籍
  • ブラント(1stVn):?(スペイン語みたいな感じだったよね??) → 出身はオーストリア。よって理由不明
  • コヴァチ(2ndVn):スロヴァキア語(?) → スロヴァキア出身
  • トゥルノフスキー(Fg):チェコ語(?) → チェコ出身
  • シコルスキー(Cb):ポーランド語(?) → 名前からするとポーランド系(?)
  • ダーフィット(2ndVn):ルーマニア語(?) → ルーマニア出身
  • コバンチェンコ(1stVn):ロシア語(?) → ロシア出身
  • ハンケ(2ndVn):?(まったくわからなかった^^;) → 出身はオーストリア。よって理由不明
  • キュッヒル(1stVn):日本語 → 趣味が漢字学習(笑)
  • 小澤:中国語 → 生まれが中国
?ばかりで申し訳ないけど、確信が持てない言葉が多かったので、どうかご勘弁を。間違いなくヒヤリングできた、という方は、ぜひともご一報いただきたく(^^;
■オケのメンバーでは、まず我がホルン会が"若手起用"で目に付きましたな。1アシがイェプストゥルで2番がマイヤー。昨年新メンバーとなった2人の"お披露目"といった趣か(それにしてはあんまり映らなかったけど^^;)。あと、女性ハープ奏者が何度もアップで映ったけど(笑)、あれがパロック嬢でしょうな。いや、多分それで間違いはないはずなのだけど、前に見た時とちょっと顔立ちが違うような気もしたので、イマイチ確信が持てないものだから...。まぁでも第三のハープ奏者バルツァライト嬢はこんな顔だから、少なくともこの人ではないはず。よって、あれはパロックで間違いなしと。それにしても華奢な手だったよねぇ、彼女(^^;。あと、これまた何度も映った木枠のスネアドラム。あれ、新しい楽器だと思うけど、いい音してたね。当団仕様なのか、はたまた汎用品なのか。でも、あのオケの音にはあのスネアの音がまさにピッタリ。そういや、大太鼓を若手奏者が叩いてたけど、あのトラは何て人なんだろう?? 他に新顔と言えば、コントラバスに1人。シコルスキーと同じプルトで弾いてた若手は初めて見る顔だった。彼がもしかしたら当団公式ページのメンバー表に載っているManfred Heckingという人なのかも。
■と、長々書いているうちにだいぶ遅い時間になってしまった。今日から3日間は"楽器漬け"なので、体調を整えて臨まないと。というわけで、本日のところはここまで。「ニューイヤー」ネタで他に何か思い浮かぶことがあったら、ボチボチ書いて行きますんで。(01/04)

あぁよく寝た(笑)。いや、夕飯を食べたあと居間でくつろいでいたら、いつの間にやらウトウトし始め、結局2時間ほど寝てしまったものだから...。なんだか、ここに来て年末年始休みの疲れがどっと出たようで、昨日は眠くて仕方がなかった。午後はシンフォニカの練習だったのだけど、頭ボンヤリで集中力も散漫。行き帰りは車だったわけだから、あんな状態でよく運転できたものだと今更ながらにちょっと怖かったりもするが、まぁとにかく眠かったと。実家への帰省、甥っ子の遊び相手(笑)、ウィンナホルン会の例会にオケの練習と、思えば盛り沢山の年末年始休みだったわけで、疲れが出るのも無理はないですわな。
■先般の「ニューイヤー」の際の各国語挨拶。私が書き出した一覧には「?」が多かったのだが、その部分の"真相"が判明したので、改めて以下に記すことにする(?だった人のみ)。なお、これはヘルスベルク団長筋からの情報とのことなので、内容に間違いはないものと。
  • リー(Va):イタリア語 → 出身はオーストラリアだが、一時スカラ座オケに在籍
  • ブラント(1stVn):スペイン語 → 奥さんがスペイン人
  • コヴァチ(2ndVn):ハンガリー語 → スロヴァキア出身だが、ハンガリー語圏で育った
  • トゥルノフスキー(Fg):チェコ語 → チェコ出身
  • シコルスキー(Cb):ポーランド語 → ポーランド出身
  • ダーフィット(2ndVn):ルーマニア語 → ルーマニア出身
  • コバンチェンコ(1stVn):ロシア語 → ロシア出身
  • ハンケ(2ndVn):スウェーデン語 → 理由は不明なまま(やはり"奥さん"だろうか??^^;)
■さて、今日から仕事だ。正直言うと本当に行きたくない(笑)。もう、仕事しないで生きて行けるんだったら今すぐにでも辞めたいってくらいの心境(おいおい^^;)。しかしまぁ、そうも言ってられないんでねぇ、しゃーないから会社に出るわけであります。あー、しかし行きたくない(まだ言うか^^;) (01/07)

やっぱ仕事は楽しい!会社は最高だ!!さぁ今年もバリバリやるぞぉーっ!!! などと心にもないことを高らかに宣言して気持ちを鼓舞しようとしてみるが、一層空しさが募るだけだったりする...(苦笑)
■先の当欄に「ニューイヤーの際に大太鼓を叩いていた若手奏者は誰?」と書いたところ、さっそくお二方から「あれは打楽器のルドルフ・シュミディンガー氏の子息、ベンヤミン氏若干21歳である」とのご連絡をいただいた。さすが当ページ読者諸氏、打てば響きますなぁ(笑)。ご通報くださったうちのお一人であるNさんは、ベンヤミン君と十年来(ってことは11歳から!?)のお付き合いだそうだが、彼は以前から「将来の夢はフィルハーモニカー」で「22、23歳くらいで入団するゾ」と言っていた由。別情報によれば、昨夏のザルツブルク音楽祭の際もトラとして演奏に参加していたそうだから、着々と「夢」の実現に向けて進んでいるということのようですな。それにしても、父親の"勤務先"を、その父親と同じ楽器で目指すことを幼心に決めていたというのだからすごい。他のオケに較べたら親子団員が異例に多い当団だが、この「後を継ぐ」という姿も、当団の唯一無二の「あり方」を形作っている要因の一つであることは間違いないでしょう。健闘を祈るぜ、ベンヤミン君(^^;。ちなみに、彼の兄上マルクス氏はウィンナホルン奏者で、金管五重奏団ブラシシモ・ウィーンで活動中であります。で、マルクス氏の師匠は御神体。一方のベンヤミン君は御神体兄に師事していた(いる?)とのことなので、このシュミディンガー兄弟にとって、アルトマン兄弟は「師匠兄弟」というわけだ(笑)。でもって、シュミディンガー家としても、アルトマン家へのお中元・お歳暮は欠かせないと(爆) (01/08)

どこで見たのかは覚えていないのだけど、今年の「ニューイヤー」CDの現地盤って、確か今日あたりがリリース予定日だったのでは? で、仮にそうだとしたら、輸入されて国内のCDショップに並ぶのは、早くて今週末くらいか?? いや、まぁ、別に一刻も早く聴きたいというわけではないのだけど、やはり気にはなるのでね。ちなみに国内盤の発売は今月19日の予定だとか。こちらには限定の"ボーナストラック"が付いているそうだけど、さてさて、どっちを買ったものか...。(01/09)

年明け早々から胃腸の調子がイマイチで往生している。実家に帰省している間は、単なる食べ過ぎによるものだろうと思っていたのだが(それもナンだなぁ...>苦笑)、その後も断続的に不調が続いており、少々困惑ぎみだ。あんまり自覚がないのだけど、でも、実際には結構な"おっさん"年齢だからねぇ、食生活のあり方なんかをトシ相応なものに見直して行かないといけないのかもしれん。あーヤダヤダ。
■昨日の当欄に書いた「ニューイヤー」CDの件。タワー渋谷店A氏からの情報によれば、やはり、輸入盤は早ければ今週末に店頭に並ぶ由。ほんとに早い...。ところで、このニューイヤーCD、国内盤には"ボーナストラック"がオマケされるという話は昨日書いたが、輸入盤にも、国内盤には収録されていない曲(冒頭の「乾杯行進曲」)が入るそうですな。私、てっきり「輸入盤+ボーナストラック=国内盤」だと思っていたので、ちょっとびっくり。でも、こういう手法って、個人的には好かんなぁ。ややこしいことせんで、同じにしろっつぅんだよ、ほんとに。(01/10)

昨年10月1日付の当欄に"Wiener Horn Ensemble(WHE)"のことを書いた。イェプストゥルやヤネシッツ弟(フローリアン)らが結成したウィンナホルン四重奏団を原型として、最近はラルスやトムベックも加わっての大編成アンサンブルとしての活動も増えている団体。そのWHEがCDを作成することになり、その録音が近々に行われるか、もしくは行われたところであること。また、その録音の"音響調整"を、あのベルガー御大が務めるらしいこと。そんなあたりをネタにして一席ぶたせてもらったのだったが、そのCDが完成し、東京・渋谷のネロ楽器に置いてあるという情報を芳名録に頂戴したことから、会社帰りに渋谷まで出て、大慌てで購入してきた次第(笑)。聞けば、オリジナルWHEのメンバーにして大編成時の指揮者を務めるワダウア(Hans Wadauer)氏が、ヨハン・シュトラウス管のメンバーとして来日中で、彼が大量に持参した(^^;本CDを、ネロでとりあえず20枚購入して店頭に置いたのだとか。ということからも明らかなように、このCDは極めてプライベート盤、自主制作盤的色合いの濃いもので、ブックレットに掲載されている"広告"も(って、広告が入っているCDも珍しいけどね>笑)、ヤマハ、アトリエ・ハーロー、ユングヴィルト、ハーグストン、アンケルに、最近使用者が多いマウスピースのJKなど、皆"身内"ばかり(笑)。中でも、ヤマハが随分と"協力"したらしく、大編成版の録音場所としてウィーンアトリエのスタジオを使わせたり、ウィンナホルンの写真を提供したりと、非常に存在感が高くなっている。まぁ、オリジナルWHEのメンバーは全員ヤマハユーザーだからね、ある意味当然の協力体制なのかもしれんけど。で、肝心の演奏は、そりゃもう十分に楽しみましたよ。オリジナル編成と大編成を織り交ぜての構成だけど、それぞれにそれぞれの味があって楽しめる。でも、全体的に見れば、「役者」が揃っている大編成版の方が「堪能」の度合いが高いかも。なんつったって、トムベックにラルスという両巨頭がトップを張り、マイヤー、リントナーといった中堅の名手が脇を固め、さらに、イェプストゥルやシュテッフェルマイヤー(フォルクスオパー首席)ら若手の"スター"が華を添えるわけだから、こりゃ楽しめないわけはない。編集の痕がはっきりわかるところがあったり(「ヘンゼルとグレーテル」組曲)、録音が少々オン気味でイマイチ広がり感に乏しかったり(特にオリジナル編成の方>収録場所も大編成と別のスタジオ)といった"難"(敢えて言えば)もあるものの、それでも、ウィンナホルンでこういう曲を、こういう質で、こういう楽しさで演奏し、それがCDとなって世に出たということの意味の大きさを考えれば、そのようなキズは実に小さいものと言って差し支えないだろう。いやほんと、これは画期的なCDですよ、ウィンナホルン界にとって。
■というわけで、収録曲と参加メンバーをご紹介しておきますね。興味を持たれた方は、とりあえずネロ楽器に問合せてみるか(我がウィンナホルン会で結構買ったけど、まだ在庫はあるようだったので)、ヨハン・シュトラウス管のコンサートに出向いて、ワダウア氏つかまえて直談判してみるのがよろしいかと(笑)
<< 収録曲 >> ※斜体がオリジナル編成
"Festival Fanfare"(Perrini)、"Auf in den Kampf"(Bizet/Janezic)
"The Battle of Stirling Bridge"(Janezic)、"Heansel und Gretel Suite"(Hunperdink/Stransky)
"Quartett"(Homilius)、"Farwell to Red Castle"(Turner)、"Fledermaus Suite"(J.Strauss/Janezic)
"Der Hoelle Rache"(Mozart/Janezic)、"Gemsveilchen Walzer"(Wunderer)
"Egmont Ouvertuere"(Beethoven/E.Pizka)

<< メンバー >>
Thomas Fischer、Martin Holpfer、Florian Janezic、Thomas Joebstl、Wolfgang Lintner、Sebastian Mayr
Franz Obermueller、Raphael Stoeffelmayr、Lars Michael Stransky、Wolfgang Tomboeck、Hans Wadauer

(01/11)

なまじ三連休だっただけに、休み明けがほんとにつらい... と、相変わらずの仕事したくない病の私です。ほんと、ヤだ(いいオトナなんだから、ワガママ言わないの!)
■ニューイヤーのCD(輸入盤)、出てましたな。日曜日の午後は都内で練習だったので、帰り道に渋谷タワーに寄って購入してきました。でも、別にニューイヤー購入が目的だったわけではなくて、ガーディナー指揮のエルガー曲集(「エニグマ」他)のCDが出てないかと思ったのがそもそもだったので、一応念の為(^^;。が、エルガーのCDは未入荷で購入できず(店内の告知によれば「1月中に入荷」とのこと)。ニューイヤーCDは、国内盤を買おうかなと思っていたのだけど、せっかく立ち寄ったんだしということで買ってきたと(なんか、言い訳三昧だな>笑)。で、聴きましたよ。映像がない分「小澤氏の音楽」がより浮き彫りになってますな。コメントはそれだけデス。それより、ブックレットに掲載されている写真に大注目。写真は、以前のニューイヤーのものや、おそらく秋口に行われたバレエ映像用の音声収録時に撮影されたものによって構成されているのだけど、その中の1枚、クラのオッテンザマーとモザーのアップの写真で、モザーが吹いている楽器が、なんとローズウッド(?)製なのだ。これは珍しいでしょう。彼は、確かハンマーシュミットではなくてヴルリツァーを使っていたはずだけど、この変わり種クラもそうなんだろうか?? クラ会の皆さん、この楽器について何かご存知でしたらご教示くだされ。
■今日は仕事で水戸へ出向く。ほとんど「行って帰る」ような短時間の仕事なのだけど、まぁ、たまには良いでしょう。で、個人的に楽しみなのは、フレッシュひたち号に乗れること(笑)。前から乗ってみたかったのだけど、常磐線の特急ってのはなかなか乗る機会がないのでね、今回ようやく"その時"が訪れたと(^^;。乗りゃぁ乗ったで別にどうってことないただの特急車両なんだろうけど、"初モノ"はそれなりにワクワクするものでサ(笑) (01/15)

暖かかったですなぁ。っていうか暑かったスよ、私の場合。電車の中で一人汗だく状態(苦笑)。拭っても拭っても流れ落ちる汗に、もうウンザリ。隣りに立っていたお姉ちゃんが途中で窓を開けたんだけど、あれって、自分が暑かったからというより、汗だくの私を見るに見兼ねてだったのカモ。いやはや、面目ないっす(^^;
■フレッシュひたち号、乗ってきましたよ(笑)。往復ともにこのE653系だったのだけど(帰りは651系のスーパーひたちにも乗れたのだけど、わざわざ時間を調整したフシも...>ナイショだよ>笑)、最近主流の軽量構造+VVVFインバータ制御車両らしく、加速感の良い、そして軽やかな乗り心地の快適な車両でありました。で、気づいた点を1つ。座席背面に付いている物入れなんだけど、行きの車両は「網」だったのに、帰りの車両は「ゴムバンド」だったんだよね。これって、試作車と量産車、あるいは1次車と2次車の相違点ってことになるんだろうか?? いろいろホームページを調べてみると、どうも「ゴムバンド」の方が主流であるようなんだけど...。当ページ読者に数多くいらっしゃる(??)「鉄」の皆さん、何かご存知でしたら教えて!(笑)
■今年の正月は「ウィーン○×オケ」にできるだけ行くぞ!と意気込んでいたのだが、今のところ実績ゼロ(おいおい^^;)。実は、実家から戻ってきた3日にフォルクスオパー響に行くつもりでいたのだが、当日券売り切れで敢え無く頓挫。その後もスケジュール合わずで、結局どれにも行けていないのだ。が、今度の日曜日に近所の相模大野で行われるヨハン・シュトラウス管の演奏会には出向くつもり。例のワダウア氏の表敬訪問(^^;も兼ねてなんだけど、ここはウィンナホルンであることがわかってるんでね。あと、今週金曜日に横浜で行われるウィーン・シュトラウス・カペレってのにも行ってみようかなと思っているんだけど、ここはウィンナホルンかどうか微妙なんだよね。演奏会チラシには、元フォルクスオパーのブランベック氏(らしき人^^;)がウィンナを持って写っているのだけど、実際に来日するのが誰になるのかわからんし。これで、行ってみたらダブルホルンでした、なんてことになったら「金返せ!」だしなぁ...(^^; (01/16)

ウィーン○×オケに行くぞ!計画(笑)。明日横浜で行われるウィーン・シュトラウス・カペレについて招聘元に問合せしてみたところ、なんと当日券も出ない「完売」だとか。マジっすか!? 誠に申し訳ない言い草だけど、この団体が2000人近く収容できるホールを満員にできる「器」だとは到底思えないわけで、実に不可解なものを感じる。招聘元がMIN-ON(民音)なだけに"動員"をかけてるのかなぁ。そういや、昨秋同ホールで行われたシュトゥットガルト放送響も同じ招聘元だったけど、客席にはそんな雰囲気(=動員客多数)もあったような...。ま、しゃーないけどね。というわけで、シュトラウス・カペレは諦めるとして、となると今晩行われるウィーン交響楽団ヨハン・シュトラウス・アンサンブルだ(笑)。こっちは当日券ありとのこと(一番高いS席が完売らしいのだが、これは"ゲスト"がメラニー・ホリデイだから、だろうか??)。ホルンはエダーとシュラーの2人だが、シュラーは間違いなくウィンナだし、エダーもオケではウィンナを使っているので、おそらくそのまま臨むはず(公演チラシの写真ではフレンチを持って写っているので、ちと不安でもあるが...)。なので、せっかくだから行ってみっかなと。もっとも、仕事の成り行きが見えない今の時点では、あくまでも「行ってみっかなと言ってみっかな」に過ぎない状況なのだけど。(01/17)

しまった!「金八先生」を留守録するの忘れた!(爆)
■というわけで、ウィーン交響楽団ヨハン・シュトラウス・アンサンブルへ行ってきたわけであります(^^;。会場はオペラシティ・コンサートホール。ヴァイオリン3、その他弦楽器および木管楽器各1、そしてホルンが2という12人編成のアンサンブル(よくよく見ればヴィルトゥオーゼンに酷似した編成だ>先方はファゴットも2本で13人編成)。ヴァイオリン3人のうちの1人が指揮者も兼ねていて、これが元当団のヴィルトナー。さらに、ソプラノのメラニー・ホリデイと、デーネシュ・グヤーシュというなんだかシチューみたいな名前(爆)のテノール歌手がゲスト出演するという人員構成で行われた。で、結論から言えば、なかなか楽しいコンサートでしたよ。ヴィルトナーの音楽作りがことごとく大仰だったこと、当団メンバーによる団体のようなアンサンブルのキレと音の突き抜け感に乏しかったこと等々、「難」を挙げようと思えばいろいろ出てはくるけども、でも、ヴィルトナーが英語と怪しげな日本語(ほんとにアヤシかった>笑)を駆使しながら進行させるというコンサートの「あり方」を考えれば、ああいう音楽とアンサンブルの出来でも、それはそれで"有り"だったのではないか、いや、むしろコンサートの雰囲気にピッタリ合った音楽・演奏だったのではないか、と。でもって、ゲストが歌姫(笑)ホリデイだからね。こりゃもう、文字通り「花(華)」が添えられたわけで、会場は大いに湧いておりました。しかし、あのおばさん(失礼!)、多分50歳くらいになってるんだろうと思うけど「若い」よねぇ。歌手としての峠はもう完全に越してしまっているけど(声出ないし音程も怪しいし)、舞台に登場しただけで雰囲気がググッと華やぐ。それに踊るしね、いまだに(^^;。いやほんと、彼女のためにあったコンサート、だったのかもしれませんな、昨日は。ところで、このホリデイ女史、前後半でお召し物を替えられたのだけど(なんで敬語やねん>笑)、前半で着ていた濃い青のドレスがなかなか良かった(ちなみに後半は真っ赤なドレス)。何がヨカッタって、胸元が大きく開いておりましてね(笑)。私は舞台下手側の3階バルコニー席にいたので、まさに彼女を上から見下ろす形だったから、どうしてもこの胸元に目が行ってしまう。もう、クギ付け(爆)。豊かな"谷間"から目を離すことができませんでしたと(^^;。いやほんと、ヨカッタ(しょうがねーなこのオヤジ^^;)
■閑話休題(笑)。ホルンの2人は、予想した通りでどちらもウィンナ。楽器は、これも2人ともアンケルだったんじゃないかな。以前シュラー氏に伺った際に「吹いてるのはアンケル。この楽器が好きだから使い続ける」って言ってたから、彼の楽器はまず間違いないと思うのだが(ただし"メカ"の部分は手を入れていたくさい。外バネになってたし)、エダーの楽器も、見た目はシュラーのとまったく同じだったので(こちらは内バネ)、おそらくアンケルか、もしくは"その手"の古い楽器だったものと思われる。ただ、そういう古いタイプの楽器だったせいもあるのか、音は今ひとつキレに欠けるもので、少々モゴモゴ感が目立った。2人とも堅実な演奏をしていたし、素朴な芸風で"味"もあったのだけど、当団およびその周辺のメンバーたちによるウィンナ演奏と較べると、イマイチ華麗さが足りなかったと。この辺がフィルハーモニカーとシンフォニカーの(厳然とした?)違いなのかもね。(01/18)

ウィーン・ヨハン・シュトラウス管弦楽団を聴いてきた。会場はグリーンホール相模大野(家から自転車で10分ほどで行ける所でコンサートってのは、いや、ほんとにありがたい>笑)。1月4日の東京を皮切りに3日の休みだけで14公演を行ってきた彼らの、昨日は最終公演。プログラムは1種類だけなので、さぞかし「疲れた」ことと思うが、これで最後ということもあり、おそらくある種の"解放感"の中で演奏を行っていたはずだ。で、結果的にも大変満足できるコンサート。現地でも演奏活動を行っている団体とは言え、フリーランスを集めたようなメンバー構成だろうから、腕前的には多くのものを期待できないものと思っていたが、チェロのトップにウィーン響首席のシュルツ兄(楽団代表でもある由)が座り、また、コンマスも元ウィーン響コンマスのシュニッツラーが務めるなど、要所には"有名人"を配して抜かりはない(ちなみに"当団関係者"は、フルートのブラインシュミット[舞台オケ]のみ。あ、あとオーボエのベナトリック[フォルクスオパー]も今年のアンサンブル"11"来日公演に参加するから"身内"か^^;)。まぁ、それでもメチャメチャ上手いというわけじゃないし、別にそういうものを求められるオケでもないだろうから、なんというか、全体的にはそこそこ「堅実」な力量のオケという感じではありましたがね。でも、楽しかったですよ。「クラプフェンの森で」での打楽器会大活躍(っていうか「大脱線」かも^^;)など、"お約束"の笑かしネタも沢山あったし、何よりメンバーが実に楽しそうに演奏していてね。見ているだけでも実に幸せな気分になることができた。もう何百回と演奏しているからなんだろうけど、大トリの「ラデツキー…」の時なんか、コンマス以下1stヴァイオリンの人たちが楽譜を見ずに演奏しているんだから、ある意味スゴいし(^^;。指揮は、リンツ・ブルックナー管とのブルックナー演奏で知られるジークハルトで、多少音楽の作りに勿体ぶったところもあったけど、でも、オケとのコンビネーションも良好なようで、リラックスした雰囲気の中、こちらも手堅い指揮を見せてくれてました。地元のオジサマ・オバサマ(笑)を中心としたお客さんで8割ほどの入りとなっていた会場も、皆さん心から楽しんでいる様子で、最後は盛大に湧いておりました。何より。
■ホルン会は全員ウィンナ。布陣は、1番から順にライトバウアー(Walter Reitbauer)、ゲロルディンガー(Eduard Geroldinger)、ラインドル(Walter Reindl)、ワダウア(Johann Wadauer)で、みんなフリーランスだ。使用楽器は、1番のライトバウアーがおそらくアレキ。2番のゲロルディンガーもアレキに見えたが(涙型キーに外バネだったので)、彼はピツカのウィンナホルン四重奏団メンバーでもあり、そのCD録音時にはエンゲルを吹いていたから、昨日の楽器もエンゲルだったかもしれない。ラインドルはハーロー(316ではなくて、310とかの古いモデル)、ワダウアはヤマハ(ベルカットなので601Dか)で、奇しくも全員ベルカットという、"本家"WPhでは見られない構成でもあった(でも、並びは当団スタイル["上"が内側]だったので許す>許すって...^^;)。彼らの演奏も、オケ同様、キレや華麗さには欠けるものの堅実なものではありました。ライトバウアー氏の「青きドナウ」冒頭なんかも、実にいい音してたし。一番笑ったのはアンコールでやった「一月一日」(「♪年の始めのためしとて〜♪」って曲ね)で、ホルンがまるでワーグナーかR.シュトラウスかって扱われ方の編曲だったので、4本があのメロディーを吼えまくり(ユニゾンじゃなくて4声部および掛け合いになっているので、ほんとにワーグナーみたい^^;)。彼らも「ここぞ」とばかりに張り切って吹いていたので、実に面白かったっす。
■で、終演後、拡大版"Wiener Horn Ensemble"の指揮者を務めるワダウア氏を表敬訪問。私の拙い英語および彼らの帰り支度の慌しい中だったため、あまり良くコミュニケーションを取ることができなかったのだけど、例のCDのことや、我々東京ウィンナホルン協会のことなども話させてもらい、最後はお互いのメールアドレスを交換してお別れしてきたから、まぁ、まずは良かったのではないかと。当団周辺にいるウィンナホルン奏者たちともできるだけ"お近づき"になる。これ、ここ数年の私の課題としていることでもあるので、また1人"対象者"(^^;が増えたことを喜んでおります。(01/21)

昨日のシュトラウス管報告で書き忘れたネタがあるので一つ。金壱千円也の公演パンフには、全員の顔写真入り(!)メンバー表が付いているのだが、このメンバー表のホルンの欄が、わざわざ"フレンチ・ホルン/French Horn"とされているのだ。メンバー表部分・写真部分それぞれの日本語・ドイツ語表記すべてなので、計4ヶ所。ご丁寧にも4ヶ所!(しつこい!)。おいおい、そりゃないぜ!>I音楽事務所さん。手間かけて作ったのに、これじゃ画竜点睛を欠くというもの。っていうか、それ以前の問題だわな。以後こういう失態を演じることのないよう、今後は私に校正依頼をかけるように!(爆)
■「音楽の友」2月号には、山崎睦氏による先の「ニューイヤー」のレポート等も掲載されているが、個人的には、昨年11月に行われたアーノンクール指揮での「わが祖国」の際の写真(192ページ)の方に興味大。オケの並びが通常とは違っていて、弦が両翼配置なのはお約束としても、ホルンが下手に陣取り、上手にトランペット、写真では切れているがさらにその上手側に打楽器会が陣取っていたものと思われ、また、トロンボーンとテューバは木管会の後ろと"いつもの位置"だが、これも通常の当団なら上手側から下手側にトロンボーン→テューバと座るところが逆(すなわち、他所では一般的な形)と、要するに「アーノンクール陣形」になっているわけだ。並びについては、実は意外とフレキシブルな当団ではあるのだけど、それでもここまで変えるってのも珍しい。2台のハープも上手側と下手側に分けて座らせたそうだから、これは相当に「指揮者の意向」が働いたものと思われますな。ちなみにホルン会の陣容は、1アシ:ラルス、1:トムベック、2:マイヤー、3:フラダー、4:御神体というもの。御神体の4番というのも席次的にはイレギュラーになるが、マイヤーの加入、ホルヴァートのWPh演奏活動からの撤退という状況を考えると、もしかしたら「今後の方向性」ということになるのかもしれない。個人的には、この方向性、歓迎ですが。(01/22)

ガーディナー指揮のエルガーのCDが店頭に出てますよ、というご通報を複数頂戴したので、会社帰りにさっそく入手。ということは渋谷か新宿まで出向いたのか?と思われるかもしれませんが、それだけのために遠征するのもナンなんで、今回は"地元"町田で購入しましたがね(タワー渋谷店A氏、ごめんね^^;)。で、さっそく聴いたけど、やはり良いですなぁ。ガーディナー指揮の当団CDはこれまでいろいろ出たけれど、これが一番しっくりしているかも。メインは「エニグマ」。これって、実は当団の芸風に良く合った曲なのではないかとかねがね思っていたのだが、今回聴いて、改めてそれを実感。中でも第9変奏の"Nimrod"。これ、何度聴いてもしみじみとする名曲だけれど、まさに当団の本領発揮。指揮者がどうのというより、こういう音楽はこういう演奏をする、こういう演奏になるという、オケとしての総意というか、オケそのものが持つ音楽性が存分に表出されていて、誠に味わい深い。これは収録されている曲全体にも言えることで、指揮者の音楽とオケの芸風がプラス方向に融合して、メリハリの効いた、それでいて柔軟かつ柔和な音楽が創造されており、聴いていて実に心地良かった。が、苦言もある。それは録音。どちらかと言えばホールトーン系の音作りなのだが、そのせいなのか、ホルンをはじめとする金管会が総じてオフ気味で、敢えて言えば「聞こえない」。「エニグマ」はスコアを見ながら聴いていたのだけど、例えば「ここは吼えるだろう(^^;」なんてとこも総じて大人しい。だから、なんかイマイチ当団を聴いてる気がしないのですよ(笑)。上記したように、トータルでは確かに間違いなく当団の演奏、当団の音楽なのだけれど、私自身「ここはこうあってほしい」と思う部分でいちいち裏切られるというか。あと、当団であることを特徴付けるオーボエが、これまた大人しくてね。ボイシッツ以外の2人のどちらかだと思うが、音の雰囲気的にはホラークかも。で、そうだとしたら、入団したての時期だったことになり(入団が'98年9月で、この録音が翌10月)、まだ遠慮して吹いていたのかもしれないが(^^;。とまぁ、そんなこんなの"疑念"(=当団がやるエルガーはみんなこんな感じ?)もあったので、ショルティ指揮の同曲演奏('96年録音)も改めて聴いてみたのですよ。そしたらね、こっちは紛れもない当団演奏なの(笑)。ホルンも吼えるべきところでしっかり吼えているし、オーボエ(トゥレチェク)もしっかり存在を主張しているし。演奏自体は、どっちにもそれぞれの味わいがあって甲乙付け難いけど、聴いて一発でウィーンフィルだってわかるのは、間違いなくショルティ盤だな(^^;。で、同時に、トゥレチェクの偉大さを改めて感じたのも事実。これまた聴けば一発でわかるもの。今更ながらに彼の早過ぎる引退が惜しまれる...。
■当団CDといえば、3月にはゲルギエフ指揮による「展覧会の絵」も出るそうですよ。タワーA氏によれば、先般その試聴会があったそうなのだけど(CDショップの人を対象としたものね)、案の定(?)すごいハイテンションな演奏だったとか。これまた楽しみですな。(01/23)

あー疲れた。いや、会社でいろいろありましてね...。どこもそれぞれそれなりに「問題」を抱えているのでしょうが、いやほんと、大変だよねぇ...。
■というわけなので(?)、今日はさっさと休みます。で、"宣伝"だけ一つ。私が所属するザ・シンフォニカの演奏会が2月3日(日)に行われます。詳しくはこちらをご覧いただくとして、もしご興味とお時間ある方いらっしゃいましたら、ご招待いたしますので私までご連絡いただきたく。ちなみに私は「イタリアから」にも「巨人」にも出場いたします。で、前にも書いた通りウィンナで参戦。どうぞよろしく。(01/24)

いつかやるんじゃないかと思っていたポカをやらかしました。昨日の当欄、休んじゃったでしょ。でもね、本当は書いたんです。なのに、それをサーバーにアップし忘れたと(笑>っていうか涙)。私、会社に着いたら真っ先にこのページを見るのだけど(で、自分の文章読んで笑ってる>爆)、そこで気づいた。昨夜確かに書いたのに更新されてないじゃん!?!? 毎回必ず"サーバーアップ→更新確認"というチェックを行っているのだが、昨夜は妙に疲れていたので、うっかり忘れてしまったらしい。トホホ...。というわけで、せっかく書いたんだしということで、昨日の当欄↓も一緒に更新しております。もっとも、内容はご覧の通りなので、別にあってもなくても変わらないのでもありますが(自爆)。あ、でも、シンフォニカの演奏会の告知はマジ(^^;なんで、どうかひとつよろしくお願いいたしたく。(01/25)

さすがに土日両日とも練習だとしんどい。演奏会が近いのでしょうがないのだが、土曜日は、夜の合奏練習に先立って午後に「イタリアから」のパート練習もあったから、トータルでは結構な拘束時間。"遠距離通勤"の私の場合、移動時間も馬鹿にならないので、この2日間の大半の時間を楽器演奏と車運転に費やしたという感も強い。まぁそれでも、土曜の夜から雪になるかもという天気予報が出ていたおかげか、総じて道路が空いており、結果、2日間とも自宅と練習場の移動時間が1時間ほどで済んだのは何よりだったけど。いつものような土曜夜の練習の場合だと、行きに道路の混雑時間が重なるので、下手すると2時間くらい(倍!)かかるからね。あのなんとも言えない焦燥感を覚えずに済んだだけでも儲けもんというところか。
■さて、そのシンフォニカだが、来週の演奏会に向けていよいよ佳境に入ってきたというところ。当たり前だが、上手く行っているところもそうでないところもある。が、音楽がだいぶ"こなれ"て来たのは確かだ。指揮の十束尚宏氏は、結構その都度その都度で音楽を揺らす(敢えて言えば「変える」)ので、その"思い"にどれくらい敏感に反応できるかが勝負どころなのだが、その辺が徐々に良い方向に向かっているというか。とは言え、全体的にはやはり反応が鈍くなっているのは間違いない>シンフォニカ。音楽って、ある面スポーツ的「反射神経」が求められるわけだけど、どんどん平均年齢の上がっている(トシをとっている^^;)シンフォニカとしては、その辺の"鈍化"がかなり進んできているような...。これはもう、もちろん自戒の意味も込めて書いているわけだけど、そういう鈍化をどうやって食い止めて行くのか、補って行くのか、が、団員個々人に求められる課題。まぁこれは、今回に限らず、これからのシンフォニカ(と私)にとっての永遠のテーマではありますが。
■今回はR.シュトラウスの「イタリアから」とマーラーの「巨人」を演奏するわけだけど、「巨人」は言わずと知れた名曲だからアレとしても(アレってなんやねん)、「イタリアから」が意外にいい曲なんで驚いた。若書き(作品16>20代前半の作)ゆえ"余計な部分"も多いのだけど、随所に「後のR.シュトラウス」を彷彿とさせる味わい深いメロディーも登場して、なかなかに面白い。最初はつかみどころのない曲に思えて仕方がなかったのだが、練習が進むに連れてどんどん面白くなってきて、今では「巨人」より断然楽しい。いやほんと、いい曲でっせ。ただ、そういったこの曲の持つ面白さを、今度の演奏会でお客さんに感じてもらえるかどうかは未知数。4楽章はお馴染みの"あのメロディー"(曲を知らずに聴きに来られる方もいらっしゃると思うので、敢えて伏せます^^;)だから、間違いなく耳に残るとは思うのだけど、3楽章までは、なかなか一発では面白さ・曲の良さを実感してもらえないかも。まぁ、今回の演奏を聴いたのを契機にこの曲をさらに聴いてみる気になった、なんてことになれば、それで十分なのかもしれないけどね。で、その際には、ぜひともクラウス指揮当団のCDを聴いてくださいよね。間違ってもジンマン&チューリヒ・トーンハレ管なんかは聴かないように(営業妨害!?>笑)。いや、これって世評が大変高い演奏だけど、クラウス&当団に較べたらまったく「別の曲」。スコアリーディングには最適かもしれないけど、この曲の「何たるか」を知るにはあまりに役不足。「イタリアから」の本当の姿はクラウス&当団にあります。ぜひともご一聴を!(01/28)

疲れた。体が、というより心が。心労。どうでもいいけど「シンロウ」という言葉を思い浮かべると、必ず「シンプ」って続けちゃうんだけど。シンロウシンプ。心労神父。アーメン...。(01/29)

昨日は失礼しました。夕方から急に「恋の予感」ならぬ「風邪の悪寒」がし始めたため(CMパクんなよ^^;)、こりゃヤバいとさっさと寝てしまったものだから。公私ともにここで風邪をひくわけにはいかないのでね、大事を取らせていただきました。おかげでなんとか踏み止まった様子。油断は禁物だけど、とりあえずは何より。
■それにしてもエラいことになってますなぁ。田中真紀子更迭話?いやいやそうじゃなくて、ニューイヤーCDのことでんがな(笑)。国内盤のセールス数が今月中(ってことは今日中だ!? ^^;)に30万枚に達する見込みっていうんだからスゴい。私のように輸入盤を買った人もいるわけだから、それを合わせたら、(クラシックとしては)とんでもない数が売れた(売れてる)ってことになるよね。いやはやビックリ。となると、これはもう再登板確定でしょうなぁ。別に「CDが売れたから」だけが理由になるわけではないだろうが、でも、それは極めて大きな指揮者選定基準になるはずだから。ところで、この2002年ニューイヤーCDって、国内盤と輸入盤でジャケットデザインが(微妙に)違っているのに気づいてました? 国内盤がこれで輸入盤がこれ(写真が小さいけど)。パッと見一緒だけど、小澤氏の写真と当団の写真の"上下関係"が逆なんだよね。いやぁ、これまた細かい! こういう細やかさが売上を伸ばす秘訣カモ(!?) (01/31)