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■実家近くの路地で対向車に道を譲る。先方の運転手は中年女性。でも、どこかで見たことある顔だ。そうか、はす向かいの家のおばさんだ。いやぁ、顔を見たのは何年ぶりだろう。だぶん25年以上ぶりだと思う。でも、全然変わらないなぁ、あのおばさん... ってとこでハタと気づいた。いくらなんでも25年前と「まったく変わらない」なんて人はいないだろうと。当時40代だったとしても、今は60代半ば以降である。そんな人を中年女性と見るってことは、いくらなんでもないはずだ。としたら彼女は...? で、わかった。あの家には私より1学年だったか下の娘さんがいたはずだ。しかも、あの母娘はよく似ていた。そう、つまりあの"中年女性"は娘の方だったのだ。自分より年下の女性を見て「おばさん」って思ったってところが「何だかな」の話でね(^^;。ここのところすっかり実家に居着いた佐々木家息子を見て、ご近所の皆さんも「あの息子もすっかりおっさんになったねぇ」って思ってんだろな。いやはや。 ■皆さんは、パソコン関係の諸設定を自分でやられますか? もし"業者"に頼むとしたら、幾らくらいの金額までは出しますか? いや、今日予定されているお客さんがね、もしかしたら私個人では頂戴する作業料金が過去最高額かもしれなので。こんなに払うくらいならダメもとで自力でやってみるよ、って私だったら思う金額。もっとも、そうやって依頼してくれる方がいらっしゃるからこそ、私らのような仕事が成り立つんですけどね(^^; (09/01) ■大枚払っていただく仕事はなんとか終えたものの、途中何かとつまずいて、だいぶ時間を取られてしまった。3時間コースかなと見積もっていたのが、結局4時間近く。トラブル解消ではなく、新規のインターネット利用設定でこれだから、我ながらさすがにヘコんだ。一般回線ダイヤルアップ+PHS回線ダイヤルアップという、今どき誰も行いそうにない(!?)接続形態だったのが"敗因"。いや、ただ単にダイヤルアップの設定をするだけなら難しくも何ともないけれど、PHSからもつなぐんだったらそれに見合った料金コースにしてあげないといけないだろう、なんてあたりに気を配ったものだから、その見極めに時間がかかってしまい。結局、さして難しいことは考えず、ただ単なるダイヤルアップ設定をすれば良いというところに落ち着いて、それがまた疲れに拍車をかけたのだけども...。 ■先日書いた「草津」を紹介したNHKの番組。どうやら、再編集された上で全国放送されるらしいです。当団関係教授陣の様子を中心とした内容になる模様。放送日時がわかったらお知らせしますね。(09/02) ■ついにダウン。福島往復に明け暮れた「夏」の疲れがドッと出て、昨日は一日寝込んでおりました。本当は昨日のうちに実家へ戻るはずだったのだけど、ここで無理してはさらに悪化させてしまうかもしれない。なので、"静養"することを優先させた次第。でも、まだ疲れが抜けませんわ。ダルいし体の節々も痛い。風邪気味でもあるんだろうね。困ったもんだ。 ![]() ■只今7日の早朝ですが、福島では晴れ間が見えております。台風どこいった?って感じでありますが、皆さんのところはいかがでしょう? 直撃の九州のみならず、間接的な影響だったと言われる首都圏の局地豪雨含めて、大変な被害。被害に遭われた皆さんには心からお見舞い申し上げます。 ■1日ひたすら静養したことが功を奏したようで、体の方はなんとか持ち直し。実家に戻ったところで別段重労働するってわけじゃないのだけど、それでもやっぱり疲れたね。もう若くないんだから(苦笑) (09/07) ■台風の影響はないままで終わるのか... と思いきや、さすがにそうは行かなくて、昨日の昼前から風が強くなり、雨もそれなりに。でも、九州各地などに較べれば平穏そのもの。まずはひと安心。 ■"K&Kの生活"でも触れられているように、当団はイギリスおよびスイスへの演奏旅行に出発。なにせ「春の祭典」があるツアーだからかなりの大所帯でありましょう。ご苦労様です。実は、一昨日の朝方に、ちょっとお訊ねしたいことがあってトロンボーン奏者のヤイトラー氏にメールをさせていただいた。すると、出して2時間後くらいにお返事をいただき、「これから旅に出るので調べる時間がない。申し訳ない」とのこと。内容は残念なものだったけれど、いきなりメールさせていただいたにもかかわらず、迅速かつ丁寧なお返事を頂戴し感激。お人柄が感じられますな。氏は、おそらく私の顔と名前は一致していないものと思うのだが、LMS氏の"関係者"(^^;だってことはおわかりいただいているようで、私を見かけると声をかけてくださる。10月においでになるのかどうかは確認していないけれど、もしお目にかかれたら改めてご挨拶させていただかないと。 ■それにしても"K&Kの生活"を見るたびに溜め息が出ますな。あんなに美しい景色の中をサイクリングできるなんて! しかも、サイクリングしやすいように道路が整備されている。つまり、それだけ自転車乗りを楽しむ人たちがいるってことだし、彼の地においては、それがなんら特別なことじゃないってことだよね。羨ましい!って、あたしゃ自転車はやりませんけどもね(笑)。前から何度も書いてるけども、向こうの方が絶対に「豊か」だよね。国の経済力なんて関係ない。そこで暮らす人々が如何に活き活きできるか。そのことの方が重要。郵政民営化は改革の突破口だそうだけど、その先に私たちの「豊かな生活」はあるのでしょうかね?コイズミさん。(09/08) ■仕事からの帰り道、側道から1台のセダンが出てきて目の前を走り始めた。その"後ろ姿"を見て「あ、BMWだ」と。あれは何シリーズだろう? ところが、その車のトランクに付いているエンブレムは国産某社のもの。それでもまだ私は、なんでBMWにあのエンブレムが?? なんて思ってた(苦笑)。さすがにそこで気づいたけども、いやぁ、あれはほんとに似てましたわ。何をターゲットにして開発したかが一目瞭然という(^^;。改めて全体を見れば「違う」のだけど、部分部分を見ると「似ている」。ある意味この自動車会社の"得意技"でもあるのだが、日本一の大企業なんだから(笑)、そろそろそういう恥ずかしい真似は止めた方が...。と思いつつも、BMWには手がでないけど、これだったらいいかな、なーんて思ったのも事実。いや、正直言って"これ"にも手が出ないんですけどね、私の場合(苦笑)。でもさ、性能やら乗り心地やらは、あの会社の車だからきっと相当良いはず。なら"もどき"でもいいかな、なんて。あの会社の繁栄の、その相当な部分は、こういう考えの顧客が支えているんだろうな、きっと。 ■今日は郡山という街に仕事に行くのだが、昼食を、昔よく通った"焼きカツ"の店で摂ろうと思っている。昔、そう、もう20年近く前の話だが、当時は福島県南部の棚倉町というところに住んでいて(1年だけだったんだけど)、郡山在住の友人宅を訪ねる度に、この店に連れ立って出向いていたのだ。ネット検索してみたところ、店はまだ"健在"らしい。ほんと、楽しみ。って、そんなことに楽しみを見いださないと、なんかやってられんのですわ、マジで。早く「普通の生活」に戻りたい...。(09/09) ■それが"国民の意思"なのだから受け入れるしかないわけだが、しかし、いくらなんでも「取らせ過ぎ」ではないか...。バランス感覚は必要だと思うし、これまではなんだかんだで概ねそんな感じはあったように思うのだが。勝者の側が抜群に上手かったとも言えるし、敗者の側があまりに無策だったとも言える。そうよね、責任重大なのは後者よね...。どっちにしても、この体制でこれから数年は進むわけだ。ならば、郵政以外の「改革」もしっかりやってもらいたいもの。もっとも、郵政以外については、何をするのかようわからんわけだけど。数年後(あるいは数ヶ月後!?)、シマッタ取らせ過ぎだった、ってな状況にならないことを切に願う。 ■いよいよ今週末18日が我が東京ウィンナホルン協会の演奏会であります。昨日は通し練習を行って、ペース配分などをシミュレーション。昨年までの演奏会に較べれば格段に負荷は少ないのだが、とは言え、全員降り番なしの吹き通しであるから、決して楽ではない。練習時間の関係から事前の音出しをせず"ぶっつけ"で通し練習に臨んだ曲は「形」になるまで時間がかかる、といった問題点も(改めて)明らかになった。残り時間あとわずか。でも、なんとか前向きに取り組んで、少しでもいい「音楽」をお聴かせしたい。それがメンバー一同の願いであります。というわけで、どうぞ皆さん、会場にお越しくださいませ。なるほどこういう音がするのか、こういう音楽をやりたいわけか、ということを具体的にお聴かせできる(したい!?)ものと...。(09/12) ■母親を眼科に連れて行く。初めての病院なので、看護師さんが事前の問診。しかしこれが噛み合わない(苦笑)。伝えたいことを簡潔・明瞭に、ってことができなくなっちゃってるから、容易でないのである。できるだけ自分で話させようと、助け船を出すのを我慢していたのだけど、遅々として進まない母親の症状説明に看護師さんは明らかに困惑顔。冷や汗出ましたわ。話が「私も若い頃にはね…」なんて方向に行ってしまった時点で、さすがに軌道修正はしましたけども。やれやれ...。看護師「何かアレルギーはありますか?」母親「…?」看護師「お薬や食べ物でダメなものはありますか?」母親「あ、玉子は...」看護師「玉子がダメなんですね?」母親「玉子は、あんまり好きじゃないんです」。この瞬間、看護師さんがズルッとコケたのを見逃しませんでした(^^;。安いコントみたい。でも万事こんな感じ。困ったもんだ。(09/13) ■久々に「これは欲しいな」と思える"機械モノ"を発見。実家近所の家電量販店に行ったら置いてあって、そこで「これはいいかも」と思い、その後戻ってからネット検索して諸情報を確認し、「これはいい!」と確信。物欲大爆発!ってんで今すぐ買いに走るようなものではないのだけど、そうね、年内にはなんとか入手できるよう頑張りましょ>何を頑張る!?(^^; (09/14) ■田舎道をゆっくりと走っていた。緩いカーブを曲がり終わると、前方にバイクが見えた。あ、白バイだ。こんなところでも"巡回"するんだなぁ、なんて考えながら近づいていく。その白バイが信号機のない横断歩道のところで止まった。なんで止まったんだろ?よくよく見ると、小学生が横断歩道のところに立っている。そうか、さすがは白バイ、こういう時はしっかり止まるんだなぁ... って考えながら「その横断歩道を通過」。はい、ここで気づきましたよ。あ、今は止まるべきだったよね、と。その瞬間に白バイお巡りさんと目が合う。先方は「コノッ!」って口をしてサイレンを鳴らしUターンしてくる。あちゃー、今のはダメだわ...。今度の免許書き換えまでは無違反でと決意していたのについにやっちまった。しかもこんな田舎道で。何やってんだか...。白バイ横に来る。「どうしました!? 歩行者見えたでしょ?」私「はい、見えました...」白バイ「ああいう状況で止まらないと、やっぱり違反になっちゃうんですよね」私「そうですね...」白バイ「免許証見せてください。あぁ、お住まいは神奈川なんですね」私「はい...」白バイ「じゃぁ、この辺の道路状況はあんまりよくわかってないと」私「はぁ...」白バイ「わかりました。それじゃ、今回は厳重注意ってことにしますので、これからは気を付けて運転してくださいね」私「あ、はい...」白バイ「では、気を付けて!」ってんで去っていきました(^^;。なんという寛大なご処置。勝手に"土地不案内"だって思い込んでくれたようでもあったけど、別に飛ばしていたわけではなかったこと、素直に対応したこと、なんてのも心証を良くしたのかも。いやぁ、それにしても肝を冷やした。でも、あの場で止まらないってのは、これはほんとに私の過失。以後、十分に気を付けますわ。 ■余剰チケットですけども、ここに来てC券なども出てきてます。仕事等のスケジュールが未定で決めかねていたなんて方。1ヶ月前ですからご予定もはっきりしているのではないでしょうか。日程が合うようでしたら、この機会にぜひともご見聞くださいまし。見ても聴いても楽しい、それがウィーンフィル! (09/15) ■両親が10月から週1回のペースで通うことになったデイケアセンターの説明を聞く。実家から車で10分ほどのところにできた、新しい施設だ。先日外側だけ"見学"してきたが、実に立派な施設。風呂に入れてくれたり食事させてくれたりで、半日を過ごさせてくれるとのこと。事前の問診と説明にやってきた男女2名の職員さんはともに20代の若者。でも、手慣れたものというか、ああいう施設で働く人には必須なのでしょう、実にフレンドリーな雰囲気。柔らか〜い物言いで、両親からいろいろと聞き出してくれてた。あ、あと、彼らは忍耐強いね(^^;。途中、実にたわいもない理由で母親がへそを曲げたところがあったのだが、それを優しくなだめて、前向きな方向に軌道修正してくれた。私だったら「何くだらないこと言ってんの!」って怒っちゃうけどね(苦笑)。"出不精"で非活動的な我が両親なんだけど、こういうところに通うことで、少しでも活気づいてくれたらなぁと、そう思いますわ。 ■いよいよ明後日(18日)が私たち東京ウィンナホルン協会の演奏会。詳細は上部お知らせ欄のリンク先にある通りですが、ぜひ皆さん、お越しいただきたく!よろしくお願い申し上げます。(09/16) ■1週間前には立候補者の皆さんが同じことを言ってましたが、今日は私から「最後のお願い」。本日午後2時開演で東京ウィンナホルン協会第4回演奏会でございます。お天気はそこそこ良さそう。どっか出かけたいって方も多いでしょうが、ここはひとつ三鷹まで足を伸ばしていただければ。せっかく練習して、それを発表する場を設けたんだから、一人でも多くの方に聴いていただきたいもの。ほんと、よろしくお願いいたします。詳細は→こちらにて。 ■昨日はゲネプロを拙宅近所の"ホール"で行った。舞台上だけを安く借りられたのでね、初めての機会だけど、ホール練習というのをしてみたと。が... 横側の反響版がないっていう構造だったりしたこともあって、音響面はダメ。本番の三鷹・風のホールとは較べようもないが(そこは織り込み済みだったけれど...)、これまで使ってきたどの練習場とも異なる音響特性で、どんな音が出ているのかよくつかめないまま終わってしまった。ここに来てアンサンブルは結構固まってきていたから、たぶんしっかりとしたサウンドは出ていたものと思うが、しかし、あの音響では確信が持てんもんなぁ。「明日のステリハで確認しないとわかんないね」って部分がだいぶ残ってしまって、そこが残念。私にとっては自転車で5分という近場で、例年のような前日の"負担"も少なく良かったのだけれど、会場選択はちと失敗。来年はもう少しいい場所を探さないと。(09/18) ■演奏会無事終了。まずはご来場いただいたお客様に大感謝。残念ながら人数は昨年を下回ってしまったのだけど、しかし「中身は濃い」お客様でありました。あれほど盛大に、かつ心のこもった拍手をいただけるとは。メンバー一同大感激。本当にありがとうございました。これはものすごく励みになります。当会のお客様はね、質が高いんです。それは最初からそうだったけど、今回のお客様はさらに良かった。別にヨイショでもなんでもないの。私だって長年「聴衆」をやってきたからわかります。ああいうふうに楽しんでくださるお客さんに出会う機会ってのは、なかなか難しい。特にアマチュアの演奏会では。だから、ほんとにありがたかったし、嬉しかったのであります。感謝。 ■個人的には、やっぱり悔いを残したなぁ。特に前半戦は息が上がってしまって、そうすると、出る音もでなくなってしまう。低音パートであるにもかかわらず、肝心なその"低音"が出ないのでは話にならない(=って、特定の音だけなんですけどね...)。どんなコンディション下でも確実に音を出せるように。これが私の(永遠の!?)課題です。それを改めて確認、っていうか痛感。精進せねば。しかし、全体的に見ればなかなか良い演奏ができたと思う。特に「響き」が良かったなぁ。例えば、曲の終り部分で和音が鳴って、それがホール内に響いている時の音が「いい音してるなぁ」って思えるところが多く、これは演奏してて実に嬉しかった。昨年までは、演奏しながらそういうことを楽しむってとこまで余裕がなかったし、もしかしたら全体のバランスも万全ではなかったのかもしれない。その辺が今年はグッと良くなって、結果、ああいう「響き」に結実したのかなと。録音を聴くとね、ありゃぁこんなんだったんかい... ってガッカリする部分も結構あるのだけど、まぁそれはそれとして、まずは「響き」の質を高めることはできたって点を、今年の最大の成果としておきたい。お客さんのどなたかがおっしゃってくださったそうだけど、音の出だしからおしまいまでメンバー全員がきちんと神経を行き届かせていたことが十分にわかった、とのこと。実は、この点は練習の際にも再三に渡って確認をしてきたことだったので、それをきちんと聴き取ってくださった方がいらしたということ、つまりは「そういう演奏が(概ね?)できていた」ということを、まずは素直に喜びたい。きちんとやればきちんと聞こえる。そうすれば良い響きが生まれる。音楽も活き活きとしたものになる。そういうのを聴けばお客さんだって楽しい。そういうことですよね。ほんと、勉強になったなぁ。でもって、来年以降もしっかりやらないと、って改めて痛感。 ■3年前の第1回演奏会の際には自分がそうだったのだけど、毎回、演奏会終了後すぐに聖地訪問に出かけるメンバーがいるのが当会の特徴(??)。今年もまた今日さっそく出かけていきましたよ。会長の盟友T氏夫妻と、若手(20代!)のメンバー2名。それぞれ"別企画"なのだけど、たまたま出かける日が一緒で、ついでに飛行機も一緒になったと(^^;。羨ましい。オペラでは「ばらの騎士」、コンサートではブーレーズとのブルックナー7番他を聴いてくるそうであります。どっちにもLMS氏出場とのこと。ええなぁ...。私は、またまた実家行きでありまして、トホホ。(09/19) ■思わぬ掘り出し物に出会うと嬉しいですやね。昨日はそんな"出会い"がありまして、なんとなく幸せな気分。 ■夜までには実家に戻らないといけないので、そろそろ出かけようかと思った午後の遅い時間、ふとテレビのチャンネルを回すと(って、回さないけどね、実際は^^;)、五嶋龍のことを取り上げた番組をやっていて思わず見入ってしまった。彼のことは、五嶋みどりの弟であって「神童」と呼ばれた人物だってことくらいしか知らず、演奏はというと、JR東日本のCMで流れているのを聴いたくらい。どうも"神童系"の奏者には良い印象がないというか食わず嫌いな面があって、あんまり前向きには接しないのね、私の場合。だから、当初はすぐに消して出かけるつもりでいたのだが、結局は見入ってしまった。いや、いいね、アイツ(笑)。なんつーか、実に「ハッピー」な人物だし、音楽。演奏する姿を見ていても、その演奏を聴いていても、なんだかすごく幸せな気分にさせてくれる感じ。話しているのを聞いてても、あぁコイツはいいヤツだなぁ、って思えたし。音楽は全人格の表現だから、そこにはその人の「人となり」がしっかり現れるわけだけど、ということは、彼は「ハッピー」なヤツなんだよなと、そういうことだと思った。中身がないお目出度いヤツとかって、そういう意味ではないですよ。心根の優しいというか、真っ直ぐなというか、とにかく幸福感に溢れた人なんだろうと。まだ17歳だって。すごいなぁ。素直に感心。おじさん頭下がります(^^;。そうそう、彼は首が太いね(笑)。顔が小さいのに首が太くて、骨格も結構大柄。目元もキリリとしていて、ありゃなかなかの好男子だわ(^^; ■ってな番組を見たものだから、彼ら(姉と弟)がどんな育ち方をしたんだろうってことにも俄然興味が湧いた。そう言えば、だいぶ前に彼らの母五嶋節の評伝(=「母と神童」)を送ってくださった方がいらっしゃって、でも、きちんと読まずに置いたままだったっけ(すみません!)。で、本棚を探すと、はい、ちゃんとありました。なので、それを急遽鞄に入れて帰省。さっそく読み始めたところなので、読み終わったら感想など書きますわ>たぶん...(^^; ■余剰チケット、新たに10月15日の公演が出てきてますんで、ご確認くださいまし。(09/20) ![]() ■写真は先日のウィンナホルン会演奏会で"MC"中の私。4年連続でステマネをご担当くださったYOB-804さんが舞台袖から撮影してくれたものだけど、この写真を見て真っ先に思ったのは... 俺は厚い!(爆)。無茶苦茶「厚み」がありますわな。前から見ればデカいし横から見れば厚い。あー暑苦しい!(自爆)。なら痩せろよって? えぇ、まぁ、それはそうなんですが...(歯切れ悪し^^;) ■先週金曜日に久々に新宿タワーに立ち寄って入手してきたCD数枚。自宅では聴いてるヒマがなかったので、実家に持ってきてパソコンで再生している。アーノンクールのヴェルディ「レクイエム」、カイルベルト指揮による「アラベラ」(1958年ザルツブルク音楽祭のライブ盤)、ヴァイオリンのシュミットによるコルンゴルト作品集(昨年のザルツブルク音楽祭ライブ盤)、そして小曽根真"THE TRIO"の新譜(^^;。このうちアーノンクールのは未聴なのだが、大変気に入って何度も聴いてるのがシュミットのコルンゴルト。これには小澤指揮当団バックによるヴァイオリン協奏曲が入ってて、これが滅法いいんですわ。すんごく「美しい」演奏。曲が元々そういうものだけど、当団が演奏するとその美しさがまた格別で。先にムター&プレヴィン夫妻の同曲CDも入手したが、こっちはロンドン響の演奏(=カップリングのチャイコフスキーが当団で、これはどう考えたって「逆」だろう...)。これもいい演奏なんだけど、「まるで映画音楽のような」コルンゴルトの曲が「まるで映画音楽のように」聞こえてしまうのね。でも、当団との演奏はそうじゃない。後期ロマン派の名残とでも言うか、実にこうしっとりとした"純クラシック"的色彩を湛えた曲として響く。小澤氏もこういう合わせものは上手いから、いやほんと、これは何度聴いても楽しい。先にFMで放送された際にも同じように楽しんだが、CD化されて気軽に楽しめるようになったのが吉。これ、オススメです。(09/21) ■未聴だったアーノンクール指揮ヴェルディ「レクイエム」を聴くべくCDをパソコンにセットするも、これが再生できない。トラック情報は読み取っているのだが、音が鳴らないのである。Media PlayerでもRealOne Playerでも「再生できない」ってメッセージが表示されてアウト。2枚組CDの2枚目は大丈夫なのに1枚目がNG。困ったもんだ。自宅のCDプレーヤーでも再生不可だったら不良品で返品するしかないけど、さて...。 ■だいぶ落ち着いてきた... とは言い難い母親なのだが、このまま"ウィークデイはべったり"という生活を続けるのもさすがに難しいので、そろそろ自宅および都内方面での仕事も入れていこうと思っている。幸いにして何件かのオファーをいただいているので、まずはそこから順々に。それに、10月になると「祝祭週間」(笑)もありますからね。これは絶対に"欠席"できないから(っていうか、欠席したくない!)、向こうでの仕事をしつつホールに通うっていう形を作らないと。 ■余剰チケットですが、結構動きがありますので、ご興味ある方はこまめにチェックしていてくださいね。(09/22) ■夕方に福島を発って自宅に戻ってきたけど、こっちも"寒い"ね。なんか一気に秋の気配。まぁ、カレンダー的にはおかしくもなんともないわけだけど。 ■今日からは久々にこっちでの仕事。個人宅訪問仕事やら講師仕事やら。でも、後者はほんとに久しぶりになるので、実はちょっと怖い(^^;。大丈夫かなぁ。来週火曜から3日間。なんか、胃の痛い毎日を送ることになりそう...。 ■ノートPCでは再生不可だったアーノンクールのヴェルディ「レクイエム」は、自宅CDプレーヤーで難なく再生。よくあること、なんだろうか?? この曲は完全な食わず嫌いというか、昔から不得手で、全曲を通して聴いたことはほとんどなかった。が、改めて聴いてみて「いい曲だな」ということはわかった(^^;。アーノンクールの音楽作りは「清廉」という感じ。外連味なし。もっとも他の演奏をほとんど知らないんだから、この演奏が特別そうなのかどうかもわからんのだけども(苦笑) ■余剰チケット、9日のも出てきました。まだ迷っているアナタ! 決断は早いうちに(^^; (09/23) ■先週ウィンナホルン会の演奏会が終わったことで、久しぶりに気兼ねのない週末。仕事に出てるので"休日"ではないのだが、それでも気持ちはかなり楽だ。やっぱりずーっと気を張っておりましたからね、なんとか無事に終わってホッとしましたよ。もっとも、演奏録音を聴いたりビデオ映像を見たりする度に、どんどん「冷や汗かき」の度合いが高まるのだけど...(汗) ■今回の当団来日公演。ホルン会のメンツは、諸情報を総合すると次のようになるものと考察。トムベック、ヤネシッツ子、マイヤー、ヘグナー、御神体。この5名はほぼ間違いなし(と思う...)。本来なら2番担当者がもう1人来るのが順当な線なので、もしかしたら夏で引退した(はずの)ヤネシッツ父が同道するなんてことも考えられるが、今回のプログラムはホルン4本でかつ負担が重いって曲が少ないので、2番専従はマイヤーだけで乗り切ってしまうかもしれない。あと、曲によっては御神体が2番を吹くとかね。LMS、イェプストゥル、リントナーといった来日公演常連組(?)は今回不参加。こっちはウィンナホルン会聖地遠征組が当人たちに確認済み。 ■余剰チケットですけどね、またまた増えております↑。2枚連席ってのも出てますから、「2枚だったら名乗りを上げるのに」って思ってたアナタ、いかがでしょう?(^^; (09/25) ■肌寒かったですなぁ。仕事には半袖シャツで出向いたのだけど、さすがに「寒い」と思いましたわ。とは言え、室内で少々動いたりすると汗が出る(苦笑)。仕事先のお宅でパソコンに向かっていたら、額にうっすらと汗をかいたのでハンカチで拭った。そしたらお客さんが「暑いですか!?」って、実に怪訝そう。「いえ、そんなことないです。これは私の問題ですから、お気になさらずに!」って、かなり慌てて弁解したのだけれど、さて、「私の問題」っていうの、お客さんに通じたかなぁ...(^^; ■仕事をもらえるかもしれないということで、その打合せのために、元の勤め先の関連会社を訪ねることになっている。昨年、フリーになってすぐに挨拶には行っていたのだが、具体的な仕事には結びつかなかった。それが今になってお呼びがかかり...。これを受けることができれば、年末に向けて収入面でも大きなポイントとなるのだが、さて。 ■カロヤン・ステファノフ・マハリャノフ君、残念だった。え?誰だそれって? 直訳(?)したら「ヨーロッパのハープ」っていう(!?)"四股名"の彼ですがな。(09/26) ■大変ご立腹の様子ですので、対応にはご注意願います。こんな注釈付で個人宅訪問仕事の依頼を受ける。嫌ですよ、こういうのは。気が進まないし、実際、お客さん宅の前まで行っても「できれば逃げて帰りたい」モード>「逃避」傾向の強い私の場合は尚更(苦笑)。でも、そういうわけには行かないので、ひとつ深呼吸してチャイムを押す。で、そのお客さんに対面すると、やっぱり最初は喧嘩腰なんだな。「このパソコンは買った時からおかしい」「(何もしてないのに)急に動作がおかしくなった」「このメーカーは信用ならん」などなど、相当にテンションが上がっている。でもね、彼が言うところの"現象"を一つ一つ確認して行くと、これがすべて操作ミスや思い違い、誤った思い込みから来ているものであることがわかるわけです。「動作がおかしくなった」というのも、設定が変わってしまっていたり、ソフトの仕様をわかっていないことからくる誤解だったり、なんてのがその真相。ここで意固地になって余計に態度を硬化させる人もいるけれど、昨日の方はそうではなかった。"事実"が判明するたびに態度が軟化して、最後は「パソコンはちゃんと動いていたわけですね。そうか、いやいやどうもありがとうございました」なんて、大層低姿勢になっちゃった(^^;。まずはメデタシだし、案ずるより産むが易しだったわけだけど、行くまでの"心労"が大きかったのでね、やっぱりちょいと疲れました。 ■仕事の相談に元の勤務先の親会社が入っているビルへ出向く。誰か知ってる人に会ったりするかな、なんて思ってたら、時間つぶししていた喫茶店で元同僚とばったり。私、はっきり言って職場の人付き合いが悪い人間ですのでね、退職後は元同僚たちともほとんど音信不通。どうも会社の組織その他様子が随分と変わったようで、その辺どうなったか知りたくはあったのだけど、尋ねる相手もいなくてわからず仕舞いだった。が、ここで彼と会ったことで「その後どうなってるの?」がやっと訊けたと(^^;。経営陣が総入れ替わりし、それに伴って社員も3分の2くらいは入れ替わった、とのこと。私が辞めてから1年半少々というところだから、これはまさに激変ですな。でも「縮小再生産」方針に切り替わったとかで、結果、決算は黒字転換。給料・ボーナスなどもしっかり出ているとか。私が在籍した7年半に関して言えば、ボーナスが終始「最低」の形だったので、これは「何より」であると同時に「(実に!)羨ましい」でもある。まぁ、この辺は言っても詮ない話ですけどもね...。その後、仕事先の方でも元同僚と会えて、昨日は久々に会社勤め時代を懐かしむこととなりました。両名からそれぞれに「今なら社員として受け入れられると思うよ」って言われたんだけど、うーむ、やっぱり今の自分には"フリー"が合ってると思うんで、その話は無しだな...(ありがたいけど)。 ■次回のウィーン国立歌劇場来日公演(2008年)の予定が発表されてますな(→NBSのサイト)。昨日、拙宅に(オペラフェスティバル2006-2008の)パンフレットも届きました。小澤指揮による「イドメネオ」、ティーレマン指揮による「ニュルンベルクのマイスタージンガー」、ハイダー指揮による(というよりも、細君グルベローヴァ主演による^^;)「ロベルト・デヴェリュー」の三演目だそうでありますが、うーん、微妙...。ティーレマンだったら「トリスタンとイゾルデ」か「パルシファル」なんてあたりが"より適切"ではなかったかと思うのだが。って、それは現時点の話だから、3年後までに彼がウィーンで「…マイスタージンガー」を振って(=たぶん振るのだろうし)、それが大きな成果を挙げるものだったりしたら、これが目玉!ということになるんだろうけどね。しかしなぁ、この期におよんでやっぱりグル女史に頼らないとアカンのかなぁと、それが少々寂しいような...。(09/27) ■何ヶ月ぶりかでやった講師仕事は... 疲れた(^^;。何をどれくらいのペース配分でしゃべって行けば良いのか。この辺の勘所がなかなかつかめなくて。オマケに、空調が芳しくなく、講師席のあたりが特に蒸し暑いという環境だったから、かなりの大汗もかいてしまったし。朝10時から夜の8時半頃までやって、終わった時にはぐったり。なんだか体の中から「何か」がごっそりと抜け落ちてしまったような。それが何で、何を補えば回復するのかもようわからんのだけどね(苦笑)。まぁとにかく、夜はゆっくり休んで翌日に備える。これが涵養。 ■昨日は2008年のウィーン国立歌劇場来日公演予定のことを書いたけど、いくらなんでも、これじゃ先の話すぎて鬼も"苦笑"するしかない(^^;。鬼がすんなり笑える話、つまり来年の当団来日公演のことを書くと、ご存知の通り予定が発表されていますわな(→こちら)。いよいよアーノンクール登場。曲はブラームス、ブルックナー、モーツァルトの予定とか。ブラームスっていうとやっぱり交響曲になるんですかね。だとすると2番あたりかなぁ。ブルックナーはどうするんだろ。個人的には当団との組み合わせで8番というのを是非とも聴いてみたいのだが。なんにしても、これは相当に話題の公演となるでしょう。よって、来年のチケット事情は、今年とは趣が異なるものになるのでは。おっと、これも鬼が笑う話(^^; ■にしても、来年は当団初来日から50年という節目の年になるんですなぁ。1956年の初来日公演はヒンデミットとだったはず。「ついにウィーンフィル来る!」ってことで、これは相当な"事件"であったことでしょう。その後、1975年のベーム(と若きムーティ)との来日公演までは"事件性"(^^;が高かったはず。でも、それ以降は徐々に"普通のこと"になって行ったように思うのだが。でもって今じゃ毎年来てくれるわけだから、まさに隔世の感...。(09/28) ■次第に勘所が戻って来て、結果初日ほどの疲れはなく終えられた2日目の講師仕事。とは言え、長時間しゃべり続けてると、最後のあたりは脳が回転しなくなって、口だけが勝手に動いている(=口が何ごとかを発している)という状態に陥ってしまうので、そういう意味では後味よろしくない。まぁ、とにかく残り今日一日しっかりやりましょう。 ■仕事先は渋谷なのだが、その目の前の道路(=明治通り)では、現在地下部分を工事中。何を工事しているかと言えば「鉄道」であって、つまり、東京メトロ13号線と東横線の相互乗り入れ工事と、そういうことですな。完成するのは相当先のようだけど、その暁には埼玉・和光市方面と横浜・みなとみらい元町方面が直通運転でつながると。ふーん。でも、東横線の渋谷駅が地下に潜るってことで、そうなるとまたまた駅構造が複雑化するのよね、たぶん。私なんざ、その頃には"初老"の領域に入っているわけで、登ったり降りたりがさぞかしキツいことでしょう。って、今でも十分にキツいんですけどね、体が重くて(苦笑) ■余剰チケット、この期に及んで(!?)また増えました。大阪公演も出てきてます。枚数も多いです...。とにかくまぁ、これを機会に、と思われる方はどうか名乗りを挙げていただきたく。このまま行ったら結構な空席が出てしまいそうな感じだものねぇ、そりゃイカンですよ...(溜め息) (09/29) ■祝!阪神優勝。ファンの皆さんはさぞかしお喜びのことでありましょうな。でも、「2年ぶりの優勝」っていうのは、阪神ファンとしてはどうなんでしょう? いや、長年優勝できなかったからこその喜び爆発!ってのが、前回・前々回の姿だったのではないかと思って。そうなると「また優勝したよ」ってのは、阪神ファン的に"あるべき姿"なのかどうか... って、やっぱ贔屓チームが優勝すりゃ嬉しいんだよね。それが仮に毎年だって(^^; ■3日間の講師仕事終了。さすがに疲れた。でも「仕事した」という実感はある。ここ3ヶ月くらいは、親の面倒見たりウィンナホルン会の練習したりしつつ時々仕事、みたいな感じでしたからね。受講生の皆さんも満足そうだったので(そう見えたので...)、まずは何より。 ■1週間後には来日公演がスタート。いよいよ「祝祭週間」到来でございますな(^^;。しかし気懸かりは余剰チケット。ほんと、皆さん、どうでしょう? 確かに少々"地味"なプログラムかもしれません。でもねぇ、シュミ氏のクラコンだって、中堅首席奏者2人による協奏交響曲だって、何より演奏される機会の少ないシューベルトの3番や4番だって、これみんな大変な「聴き物」ですよ。ほんと、よろしくです。チケットが無駄にならないよう、なんとかひとつ。 ■そうか、昨日が拙ページ開設"9周年"記念日だったんだ。すっかり忘れてた。メータとの来日公演に合わせて公開。LMS氏との付き合いもこの時から。うーん、あの頃はお互いまだ若かったなぁ... って、私は既に30代半ばでしたけどね(^^;(09/30)
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