いやぁなんとか完成させましたよ、ウィンナホルンGallery。苦節1ヶ月(!?)。とにかく、写真を集めてそれを加工するのが大変で...、と一応言い訳をしておきますが、まぁ、とにかくこれで「ウィンナホルンを愛するページ」に「ウィンナホルンとは何なのか」を載せることができてひと安心。写真撮影にご協力いただいた皆さん、どうもありがとうございました。この場をお借りして御礼申し上げます。(12/01)


クライバーが"お忍び"で来日していたんだとか(まだいるかもしれないが)。で、渋谷の某CDショップに姿を現し、自分の"海賊盤"を買い漁っていったらしい(←店員氏からの情報)。「こういうモノは置かないよーに」とか言い残していった形跡はなさそうなので(←サインは置いていったらしい)、やっぱり「聴くために」買ってったということかな。でもさ、そんなんだったら、もっとちゃんとした録音すりゃいいじゃんね。
■"お忍び"と言えば、ベルリンフィルのホルン奏者ザイフェルトも来ていたらしい。こちらの来日目的は、CDを買うことではなくて(←クライバーだってCD買いに来たわけではないだろうが...)、某大学オケのホルンセクションの指導。先週1週間、みっちりレッスンをしてくれたらしい。それにしても、ザイフェルトをわざわざレッスンに呼ぶだなんて、なんて贅沢なハナシだ。そういう段取りをしてくれる"有力OB"あってのことらしいけどね、W大の場合。(12/02)

クライバー情報の続きだが、お忍び来日の理由は、CDを買いに来たことではもちろんなくて、来年(?)に画策されているバイエルンオペラでの来日を依頼するための、招聘元の"接待"であろうというのがもっぱらの説とか。で、この調子だとほんとに来そうだ、というのが"事情通"の読みらしい。しかし、"接待"しないと来ませんか、カルロスは。来日ということになると、きっと先般お買い上げの海賊盤CDのお代もチケット代の中に含まれるんだろうね。"公費"をそういうことに使ってほしくないな、まったく(←って、ここだけ読めばまるでどこかの国の役人のハナシだね)。そういえば、これまた"事情通"の情報によれば、クライバーは来年スロヴェニア・フィルってのを振るんだそうだ(←オケのスケジュール表に顔写真入りで出てるってんだから本当らしい)。なんでまたそんなマイナーオケ(失礼!)を、と思いよくよく調べてみたら、奥さんがスロヴェニア人なんだって。もはや接待か縁故がなければ振ってくれませんよ、カルロスは。つーことはだな、自分のオケの女の子(男の子でも良いが ^^;)を愛人にでも差し出せば、アマオケでも振ってくれるかもしれないってことだ。全国のアマオ ケ団長諸氏、チャンスでっせ(←かなり問題発言!?)。
■私のホームページ作成に多大なる影響を与えてくれているCLASSICAがアクセス延べ数10万件に到達する(した)そうだ。それを記念して、"家主"である飯尾さんがレアなあなたから「お祝いの言葉」が欲しー〜〜いっ!という企画をやっているので、よろしかったら"祝辞"を送ってあげてください。で、その際に自分の"レアな身分"を選んで送信することになるのだが、私は熟考(爆)の末「3大テナーの一人」というのにさせていただいた。他にも押したいボタンがたくさんあったのだが...。皆さんならどれにします?(12/03)

リンクページに加えたWiener Blutは、コメントにも書いたように九州朝日放送(以下KBC)という、"企業"が開設しているホームページの一コーナーである。作者である佐伯記者から、リンクさせてほしいというメールをいただいていたのだが、実は、その時点では(というよりも、つい先ほどまで)、Wiener BlutがKBCのメインページからリンクされているということを知らなかったのだ(←いい加減な性格を露呈 ^^;)。で、もちろん結構ですよ、なんて気軽に答えていたわけだが、これだと「KBC」→「Wiener Blut」→「フォルカーの部屋」という形でサーフできるわけだから、KBCのホームページを見ようとてアクセスした「善良な市民」が、何かの拍子に迷い込んでくる確率が高い。というわけで、KBCのホームページからいらした方、オタクでどーもすいません。ま、これも何かのご縁ですから、記念に下の「善良な市民ボタン」を押していってくださいませ(ただし送信できるのはNetscapeユーザーのみ)。(12/04)



例のウィーン留学中の友人から、またハガキが届く。野郎、今度は、アマチュアウィンナホルン吹きの"総本山"「ウィーン・ヴァルトホルン合奏団(Wiener Waldhorn Verein)」に潜入し、一緒に練習しているらしい。さらには、「Musikverin Schubert」なるアマオケにも入ったとか。おいおい、やってくれるじゃねーか、本当に。ここまでハマったんだったら、もう、とことんハマってもらわなきゃ。今月末帰国予定なんてのは捨てて、金を借りてでも滞在延長しろ、とさっそくFAXした(←しかも語学学校宛。いい迷惑)。でも、そそのかした責任取って金貸して、なんて言われたら困るけど。
■あれっすよ、「善良な市民」の方。下のボタン躊躇せずに押してくださいよ。だって、名乗りあげる人があまりにも少ないんですもん。そんなにヤクザなヒトしか見てないページなわけ、ここって?(12/05)

まるで台風でしたなぁ、昨日の天気は。朝、家を出る頃には、生ぬるい空気が気持ち悪いくらいで、あとは普通の雨降りといった感じだったのに、会社に着く直前、あと20mで入口というところでにわかに強風となり、あっという間に傘の"ほね"が曲ってしまった。まったくもう...。昼間に外回りをしていた同僚などは、夕方ずぶ濡れになって帰ってきて「傘ぶっ壊れました、しかも2本」だって。カワイソすぎるぅ。
■そろそろ
観た!聴いた!ウィーンフィルを更新しなきゃいけないのだが、なかなか筆が進まない(←死語か)。掲載予定は、ハイティンクのブルックナー8番とブーレーズのマーラー5番。どちらもどういうことを書きたいのかは決っているのだが、今ひとつそれを文章にしきれない。この週末、なんとか頑張ってみますがね。(12/06)

ザルツブルク音楽祭のプログラムを入手しましたよ。いつも貴重な情報を提供してくださるS氏との電話である。「Newsに載せたいでしょ。一番早いザルツ情報」「そりゃいいですねぇ。さっそく今晩にでも載せたいんで、すいませんがFAXで送ってもらえませんか」。そんなやり取りをして電話を切るも、ふと気になってザルツブルク音楽祭のホームページを見てみると、あちゃー、もうしっかり掲載されてるじゃない!でもね、いろいろ面白いプログラムもあったんで、その「解説」をウィーンフィルNEWSに載せました。S氏、お手数かけました。今後も情報提供よろしくお願いします。(12/07)

しまったぁ風邪をひいちまった。例年、秋から冬への変り目に必ずといっていいほどひいていたのだが、今年は何事もなく乗り切り、最近もちゃんとうがいをしてたから、今年はひかずに済むかと思っていたのだが...。もう、鼻水が止まらねっす(←食事中の方!?ゴメン)。というわけで、更新予定の「観た!聴いた!…」もあぶない状況ですんで、待ってた方(←いるのか?)、その際はごめんね。(12/08)

風邪をひいたのは部屋がホコリっぽいせいだ、と結論づけた私は、鼻水すすりながら部屋の大掃除を決行。昼過ぎから3時間かけて、たまった雑誌やら紙切れ(←いや、ほんとにこうとしか表現できないのですよ>紙切れ)やらを片付けたのだが、これがすごい量(←いかにズボラかわかる。お恥ずかしい...)。当然それらはすごいホコリを発生させるから、片付けてはうがいしての繰り返し。でも、なんとか人並み(?)には片付いたので、気分はさわやか(!?)。これで風邪も治るだろ(←チョー短絡思考)。(12/09)

8月に行なわれたザ・シンフォニカ第20回定期演奏会(マーラー「復活」)のCDが届いたのでさっそく聴く。で、聴きながら鳥肌を立ててしまった。こりゃ、ものすごく"熱い"演奏だ。自分が参加している演奏を聴いて鳥肌立てたのなんて実に久しぶり(学生時代にやった「第九」で、演奏中から鳥肌を立ててたの以来)。よくよく聴くと、「ここはあんなに練習したのにぃ」とか「ありゃぁ、アマチュア丸出しだぁ」とか「このパートこんなポカしてたの!?」とかいうところが思ってた以上に多かったのだけれど(もっと精度の高い演奏だったと思ってた...)、でもそういうキズを超えて胸に迫って来るものがあった。先般のBPOのような、整った演奏ではないけど、指揮者と演奏者の"思い入れ"が全曲に渡って吹き出している、相当に"濃い"そして"熱い"「復活」。会場で聴いてた方、疲れたろうね、きっと。
■本日、「天才プログラマー」改め「天才商売人」、そして今や「世界一の大金持ち」であるところの"あの人物"の講演を聞いてくる予定。感想は明日のこの欄で(←書くようなことあればね)。(12/10)

開場まで1時間。入場後さらに開演まで1時間。計2時間待って(待たされて)"あの人物"、そうビル・ゲイツの"お姿"を拝んできた。幕張で行なわれている「WindowsNT INTRANET Solutions」の"特別基調講演"。「パーソナルコンピューティングの近未来」と題しての1時間強の"講演"だったのだが、まぁ内容はね、予想通りとでもいうか、新NTの宣伝と、「PCの世界はMS社中心に回っているのだからして、地球の未来もMS社のテクノロジーによってバラ色になるのだよ諸君」というもので、これといって目新しい、あるいは"ありがたい御託宣"というものはなかった。でもね、やっぱり彼の語りとその言葉には力強さがあった。まぎれもなく世界のある部分を牽引しているのは自分なのだ、という自信が感じられた。考えてみれば、WinNTのための展示会なんだから、本来ならばMS社のプライベートショーであるべきもの。それが、ハード・ソフトメーカー各社が競って参加する一大イベントになっちゃうんだから、なんだかんだ言ったってMS社の戦略は見事に成功してるってこと(その善し悪しは別として)。すごいね、ビル.G。たいしたもんだよ、ほんと。
■で、催しの性格上(?)、コンパニオンの衣装はさして派手ではなかったのだが(←急にハナシが下世話になる)、その中で某プロバイダはすごかった。白のボディコン。お姉さん方のお体のラインを、まったく矯正せず、ありのままにお見せしてしまうという、正真正銘、究極のボディコン(←しつこいね、どうも)。いやぁあれには、おじさんウハウハ、ドキドキ、そしてハラハラでした(^^;)。(12/11)

イチローの来年の年俸が2億8千万だとか。今年の2億から「8千万だけのアップに留まった」なんて言われると、ついついこっちも「もっと出してやれよ」とか思っちゃうんだけど、考えてみれば8千万円てのはすごい金額だよね。自分の年収の何年分なのかを考えると気が遠くなっちゃう。まして2億8千万となると生涯年収でも達成不可能(たぶんね)。ま、実力がものをいう世界ですからね、イチローくんにはその価値あるとは思うよ。でも、乗ってるクルマが"成り金系おやじグルマ"なのが気に入らんけどね。
■予告していた"大作"についての筆がなかなか進まないので、書きやすい"小物"を先にする形で観た!聴いた!ウィーンフィルを更新した。ちなみに、トロンボーンの方のCDは渋谷タワーで買ったのだが、それを見た店員でありホルン仲間であるA氏、「守備範囲広いですねぇ」と呆れ顔。仕方ないの、これが私の生きる道。(12/12)

大晦日と元日のウィーンでは、シュターツオパー、フォルクスオパーともに「こうもり」が上演されるってのは有名な話。フォルクスオパーの大晦日などは"ダブルヘッダー"だから、まさに"ここ一番の書き入れ時"ってやつ。まるで蕎麦屋だね。ただ、大晦日と元旦には、サントリーホールでもフォルクスオパーのオケが演奏会やってるよね。あそこのオケは、当団と違って人数"かつかつ"だから、二手に分かれて営業するなんてことは本来ならば無理なはず。てことは、どっちが"本物"あるいは"本物に近い"のだ?案外どっちもニセ物で、本物はシュターツオパーのピットで"集団バイト"してたりして?まさか!?(12/13)

早いなぁ、あと半月で今年も終りだ。新聞やテレビでは「今年を振り返る」っていうような企画が"たけなわ"(←漢字で「酣」って書くの知ってました?)だけど、当ホームページでもなんかやろうかね。当団CD今年のベスト盤!、みたいなのだったらやれそうかな。でも、その前に「観た!聴いた!…」の宿題を早く書けってか?(12/14)

ビンゴ大会の賞品に"機械もの"があると、それが何であれ、たとえ持っているものであっても欲しいと思ってしまう"たち"。しかし、過去まったく当たったためしがなく、いつも悔しい思いをしていたのだが、昨年、前の職場の忘年会でCDウォークマン(←「ディスクマン」というのが正式名のようだが)が当たり、「ついにやったぜ!」といたく喜んだ。でもねぇ、このCDウォークマンてやつ、使わないんだなこれが。だって、家にいる時はCDプレーヤーで聴くし、車にもCDプレーヤーが付いてるし。一度、通勤の電車の中で使ってみたけど、まったくだめ。クラシックだと、ダイナミクスレンジが広すぎて、小さいほうの音がまったく聞こえない。あれほど欲しかった"機械もの"だったのに、なんか一気に冷めちゃったような感じだった。しかしですねぇ、世の中ってのはうまくいかないもんですなぁ。昨日行なわれた会社の忘年会のビンゴで、またしてもCDウォークマンが当たっちゃったのですよ。他にもいろんな賞品があったし、当たらなかった人も大勢いたというのに、よりによって当たったのが"使えない"(←あくまでも私にとってはですよ)CDウォークマン。「すごいなぁ」とか「よかっ たですねぇ」とかずいぶん声をかけられたけど、いまいち嬉しくない。これってワガママ?でも、だからといって誰かにあげたりせず、しっかり持ち帰ってくるところがセコイんだけどね、ワタシも。(12/15)

あー疲れた。昨日は、午前:世田谷で練習、午後:小岩で練習、夜:サントリーホールで演奏会というトリプルヘッダー(?)状態の1日。いつもなら多少無理をしても車で練習に出向くのだが、昨日は駐車場確保の問題もあって珍しく電車。おかげで、いつも会社に行くよりも早く家を出てるはめに...。学生時代には、当時"チーム"を組んでいたウィンナホルン吹き4人で、朝・昼・晩と3つのオケの練習を掛け持ちしたことはあったけど、さすがにもう若くない(^^;)。楽器を持っての電車移動はほんとに疲れた。でも、練習はそれなりに楽しめたし、なによりも夜の演奏会(ウィーン室内合奏団)がとても良かったので、まぁ、「心地よい疲れ」というところかな。で、そのウィーン室内合奏団については、「観た!聴いた!…」でご報告しますんで、しばらくお待ちくだされ(←と、また予告してしまったが、だいじょぶか?)。(12/16)

演奏会に行く楽しみとは?演奏者の表情や息づかいを直接に感じることができること。これに尽きる。では、デメリットは?「ハーイ先生!」「はい、フォルカーくん」「隣りにコマッタちゃんがいちゃった時の思いっきりブルーな気持ちでーす」「さすがフォルカーくん、よくできました」(←アホや...)。一昨日の演奏会、私の"隣人"は50代くらいのおじさん。かなりキツめの整髪料をお使いのご様子で、その匂いにまずウップ...。さらにこのお方、演奏が始まると5分と経たないうちに居眠り開始。軽い寝息を立てているうちはよかった(??)のだが、途中で突然「グゥオッッ」っときた。おいおい"いびき"かよ、勘弁してくれよ。おじさんを見ると、背もたれに後頭部をくっつけ、口を半開きにしての完璧"爆睡"モード。その後、"いびき"になりそでならない、まさに一進一退の寝息状態を続けたおじさんは、結局そのまま曲の最後まで寝続けてしまった。こういうのって、ほんと、気になる。いつ"いびき"になるかとハラハラしてしまって、なかなか演奏に集中できないもの。ご本人はさぞかし気持ち良かったろうが(だって、当団メンバーの"生演奏"をBGMに眠れたんだから)、"隣人"はい? 「メイワク。このおじさん、後半もしっかりお休みになられてて、おそらく全演奏の7割は寝てたはず。6000円の席だったから4200円払って寝てたってわけだね。でもさ、それだけのお金があればウィーン室内合奏団のCDを2枚は買えるから、今度からは家でCDかけながら寝ててよね、おじさん。思いっきり"いびき"もかけるしね。(12/17)

電車の中で週刊誌を読む。なになに「小学校の男性教師が男子にホモセクハラ」。またコマッタ輩が現われたもんだな。「昨年7月頃から、教室などで男子児童数人のズボンを脱がせてはオチ××ンにタッチを繰り返し」。なんとまぁ...。で、この事実がなかなか表沙汰にならなかったのは「この教師が、身長180センチ、体重100キロの巨漢で、いたずらされたときの恐怖が強く残っていたからでしょう」との"区教委関係者"のコメントと。ふーん、180センチ100キロの巨漢か、そりゃ怖かったろうなぁ、でかいもんなぁ確かに。180センチ100キロだもんねぇ、ヒャクハチジュウ、ヒャッキロ...って、それ"オレ"じゃんか!?!?おいおい"巨漢"ってなんだよ!そりゃね、自分が"小柄"だなんて思いませんよ。そりゃ図体でかいですよ。でもさぁ、巨漢ていうのはないんでないの?巨漢だぜ巨漢。うーむ...。かつては目指したこともある小学校教員だけど、やっぱりならなくて正解だったってことか。だって巨漢だもの。小学生怯えるもの。しかしなぁ、巨漢って言うかなぁ。ショック>巨漢
■先日のウィーン室内合奏団の感想を観た!聴いた!ウィーンフィルに加えた。思わぬ長文になってしまったのだけど、実はこれでも書きたいことをずいぶんと絞ったのでして...。このコーナーは1ページのファイルとしてもちと巨漢になり過ぎてるんで(←しつこいね、実に)、近いうちに構成も変更するつもり。(12/18)

毎度毎度"なんくせ"をつけるようで恐縮なのだが、またしても「音楽の友」である(飯尾さん@CLASSICAごめんなさいね)。11月1日に行なわれた「ウィーン弦楽ゾリステン」の演奏会評。書いてるのは渡辺三七男という人。基本的には好意的な評なのだが、中の一節「…さすが指揮者としての才能にも恵まれたホネックが率いる団体だけあって…」ってやつ、これは違うでしょう。この団体は、当団コンマスのライナー・ホーネックがリーダーなのだが、少なくとも私の知る限りにおいては、ホーネックは指揮活動をしていない。よしんばしてたとしても、日本の一評論家(←だよね?渡辺氏は)が「指揮者としての才能にも恵まれた」とコメントできるほどの"露出度"とはとても思えない。しかし、"もう一人のホーネック"、ライナーの兄であり、元当団ビオラ奏者であるマンフレート・ホーネックなら話は別だ。この人は、今、ヨーロッパで最も注目されている指揮者の一人であり、先般CDも出た。このマンフレートならば、間違いなく「指揮者としての才能にも恵まれている」と言えるはず。思うに、この渡辺という人物は人違いをしているの? ナはないか。マンフレートの存在を知らず、最近話題になっている"指揮者ホーネック"が、ライナーだと思い込んでしまった。大方そんなところだと思う。いや、きっとそうだ(←決めつけモード)。まぁ、人間ですから勘違いというものはあるでしょう。でもねぇ、評論家っていう仕事してるんだから、事実関係くらいはしっかり押さえてくれよな、渡辺くん(←と啖呵をきったあげく、ライナーも指揮活動してたりしたら、今のセリフをそっくりそのまま返されちゃうけどね)。(12/19)

容赦なく時間が過ぎていくという感じ。年内にやりたいこと、やらねばならないことことは沢山あるのに、一向に進まないまま大晦日が近づいてくる。いろいろ"予告"した(してしまった)当ページの更新もそうだが、一番の難題は年賀状。昨年はうっかりして年賀はがきを買いそびれてしまったので、今年は早めに確保はした。しかし、作る時間がない。いや、時間はあるけど、どうもその気にならないでいる、っていう方が正しいかな。年賀状のやり取りをしている知人の中には、私が転職したことを知らない人も多いので、その辺を含めて、この機会にごあいさつをしなければならないのだが...。どっかの村じゃないけど、国民全員がインターネットにアクセスできる環境を持たされてたりすると、この場でごあいさつするだけで済むようになるんだけどね(←それも異様なことではあるが...)。(12/20)

終電1本前の電車に乗る。車内に漂うあの独特の酒臭さ。そして何よりそこは"爆睡の海"。鞄を網棚に乗せたまま寝入ってるおじさん多数。誰かに持ってかれたって絶対に気づかない。それくらい熟睡している。鞄を持ってくやつなんていないって安心しきってる。こういうのを「平和」というんだろうか??(12/21)

ずっと"宿題"のままになっている「観た!聴いた!…」のCD評。ブーレーズのマラ5とハイティンクのブル8だが、特にブーレーズの方は国内盤なので、音楽誌などに評が出る前には書いて「先頭切りたい」と思ってた。でも、結局間に合わず(^^;)。いつも書いてるように、私はわが国の「評論家」と呼ばれている人たちをほとんど信用していないので、彼らが何を書こうが「知ったこっちゃない」というスタンスなのだが、唯一信頼に値する書き手であるパイパーズ誌の木幡一誠氏だけは、どう書くか気になっていた。で、氏の評を読んでの感想は「おっしゃる通り」。さすが、よくわかっていらっしゃる。"耳"は確かだ。なんか、あれを読んだら俄然書く気がわいてきた。よーし、今週中にはなんとかするぞ!私は私なりの切り口で迫りまっせ!!(←またしても予告してしまった...)
■行きは2時間半、帰りは1時間。これ何かというと、昨晩のザ・シンフォニカの練習への行き帰りの所要時間。私の住む相模原市から練習場の江東区まで、ルートはいくつもあるのだが、夕方はそのいずれもが渋滞。どこ行っても車ばっかり。「まったく、どいつもコイツも車で出かけんじゃねぇよ!電車使え電車を!」。自分もその一人であることを完全に棚上げして悪態つきまくり。ところが練習が終って帰る時にはウソのようにスイスイ状態。この間約2時間半。昔、「渋滞の先頭はどうなってるんでしょうねぇ。それを考えると夜も眠れない」なんて漫才があったけど(←懐かし!)、あれだけの車、どこ行っちゃったんでしょうねぇ?それ考えると眠れないや(ウソ)。(12/22)

最悪!本格的な風邪をひいてしまった!数週間前の時はなんとか悪化させずに踏みとどまったのだが、今回はダメ。完璧にひいた。金曜日、土曜日とちょっとあぶない感じではあった。日曜日、仕事で朝から秋葉原の某パソコンショップの店頭に立っていたのだが、これで"決まった"。大声でお客の呼び込みなんかもやってたので(←初体験!)、ノドがやられて熱発。帰りの電車で、早くもうなり声モード(←乗り合わせたお客さんゴメン!)。なんとか家に帰り着いたものの、即死。というわけで、昨日の当欄はお休みしてしまいました。すんません。
■ところが、こういう時に限って本番(←某オケの手伝い)だったりする。今年の"吹き納め"だったってのにまったくもぅ...。ただでも音程が怪しいワタシなのに、熱が出てるからいつも以上にやばい。音のヒット率も20%減(←当社比)。皆さんご迷惑かけました。でも、ね、一応自分の不調はお詫びした上で言わせてもらうけどさ、オケの皆さんも、あれはないんじゃない?なんでああいう演奏になるの?ただの一個所も縦・横揃ったところなかったし、だいたいにおいてうるさいよ。音量じゃなくて、アンサンブルできてないことからくるうるささ。オケとして最悪、最低の状態。昨日は、熱発のため感情のコントロールもままならず(ガキなんです、いい歳して...)、吹きながら腹が立って腹が立ってしょうがなかった。あーあ、最低...。(12/24)

メリークリスマス!皆様は楽しいクリスマスイブをお過ごしだったでしょうか?ワタシは風邪がまだ治らず散々です...。ま、「散々なクリスマス」は今に始まったことではないっすから、慣れてますけどね>グスン(;_;)。熱は下がったもののノドがダメで、声がろくに出ない。昨年の今ごろにはまったく声が出なくなったこともあったので、それよりはマシだけど、しかしこれは不自由だ。こういう時は気持ちも沈みがち。できることをコツコツ積み上げて、なんとか打開していかないと...。
■今年も残すところあと一週間。テレビは年末特番だらけですなぁ。当ページの年末特番は?そりゃありますよ、計画はね...。(12/25)

年賀状は毎年プリントゴッコの2色刷。よってマスター(原稿を焼き付けるもの)が2枚必要になるのだが、1色分を印刷したら残りがなくなってしまった。会社帰りに最寄り駅近くの店に寄って買おうと思ったら、なんと売り切れ。他の店はすでに閉店している時間なのでどうしようもない。参ったな、ヤバい事態だ。なぜなら、私にとっての年賀状作成のタイムリミットは28日の朝。それまでに投函しなければならないのだ(←理由は後日)。だから、ここに来ての印刷スケジュールのズレは致命的(←だから早くからやっときゃ良かったんだけどね)。本日夜は知人の大学生のオケを聴きに行かなくてはならないので、それが終って帰宅してから印刷するしかない。インクを乾かすのに1日。よって27日の晩に一気に宛名書きになる。徹夜必至。あーあ、だ。
■ゲーセンの前を通りかかってふと思ったんだけど、元当団クラリネット奏者のアルフレート・プリンツ氏。氏のファンクラブってなものがあるとすると、やっぱり略称は「プリクラ」なんだろか?(12/26)

深夜の電車の中。向かい側の席に座っているおじさん、やおら鞄の中から札束(万札!)を取り出したかと思うと、指をペロリとなめて数え始めた。目が釘付け状態のワタシ、思わず一緒に数えちゃいましたよ>30枚!しかし、あのおじさんはなぜあの場で金勘定をしなければならなかったのか?1.金を持っていることを見せびらかしたかった。2.生まれて初めて"大金"を手にしたので嬉しくてながめていた。3.お札数えワールドカップ出場を目指し寸暇を惜しんで練習していた。ワタシは3と見たが...。しかしまぁ、あんな行為、日本でしか考えられないね。札勘定中のおじさんを、ニューヨークの地下鉄の中に瞬間移動したら、さぞ"見もの"だったかも。
■気がつけばアクセスカウンタが2000件を突破!1000件到達が確か今月1日だったから、26日間で1000件ということ。1日平均38.5件。ありがたいことです。とりあえず、3000件到達までには、Who's Whoを更新することをお約束して、お礼の言葉に代えさせていただきます(?)。(12/27)

改めてコーナーを作るだけの余裕がないので、「ワタシが選んだ'96当団ベストCD」および「ワタシが選んだ'96フィルハーモニカー・オブ・ザ・イヤー」をここで発表します。ハイ、ドラムロールとファンファーレ!

☆ワタシが選んだ'96当団ベストCD

●ガーディナー指揮シャブリエ管弦楽曲集(DG)

今年最も"大笑い"させてもらった演奏。フランスの匂いや色彩感などはどこにも感じられず、あくまでも「ウィーンフィル流」に処理されたシャブリエ。「楽しい行進曲」など、まるで"ドイツマーチ"だ(→わがホルンパートの元気いいこと)。当団久々の「痛快娯楽作」。他に録音が存在しない曲を紹介しているという企画の良さも合わせて、"栄冠"はこのCDに決定!

☆ワタシが選んだ'96フィルハーモニカー・オブ・ザ・イヤー

●ハンス・ペーター・シュー氏(トランペット)

今年はガンシュ退団という衝撃事件もあった当団トランペットパート。しかし、この人の近年の進境著しさは、そういった暗い話題を吹き飛ばしてくれそうなくらい、力強いものである。とにかく"いい音"のトランペット。顔(およびアタマ)真っ赤にしての熱演も数知れず。技能・敢闘・殊勲の三賞全部あげて、当然、今年のフィルハーモニカー・オブ・ザ・イヤーに決定!

■宿題、ようやくできました。ブーレーズのマラ5の所感、とりあえず観た!聴いた!ウィーンフィルに掲載いたしました。こんなものにどれだけ時間かかっとるんだ、と呆れ返られそうな内容ではありますが、なんとか年内には間に合わせたということで、お許しを。
■と、あわてていろいろ書いてきたのにはわけがあるのでして、実は私、本日から「聖地巡礼」の旅に出かけるのです。よって、当欄も今日が今年の最後。再開は明けて1月5日からとなります(→無事帰ってこれれば)。ホームページを開設して3ヶ月。まさにあっという間でありましたが、当欄もなんとか毎日更新し続けることができましたし(2日休みましたが^^;)、当初予定の各コーナーも一応全部オープンさせることができました。これもひとえにワタシの努力の賜物、ではなくて、皆様方の応援あってのことであります。感謝申し上げます。来年もまた、当フォルカーの部屋をよろしくご贔屓にお願い申し上げます。それでは皆さん、よいお年を。(12/28)