新年明けましておめでとうございます、皆さん。今年もきっと"相変わらず"の内容であろう当ページではありますが、どうぞよろしくお願いいたしますね>なんか、当欄的には、"昨日の今日"なんでイマイチ感慨がないのだけれど...。
■紅組が勝ちましたなぁ、紅白は。しかし、アムロちゃんの涙は、一体なんだったんでしょうねぇ。この1年の諸々を思って感極まったのか、はたまた、思ったように声が出ないことを不甲斐なく思ったのか...。おじさん、それが気になってしょうがないっすよ(←ほんとに???)。
■FMの「ウィーンフィル・シリーズ」。昨日の放送は、ヤンソンス指揮のシベ1&「新世界」だったわけだけど、これは聴いておかないとということで、中学時代に使っていた"ステレオラジカセ"(懐かしい響き^^;)を引っ張り出して聴きましたよ。が、何せ音は悪いし、受信状態もイマイチということで、"論評"するのはちょっと避けたい。家に帰ってから留守録を聴き返してみて、それから感想を述べたいと思います。が、一つだけちょっと。「新世界」の1番ホルンはラルスだったんだけど、High-F管を使ったソロは、概して不調だったような。特に4楽章の"大ソロ"は惜しかった。なんか、ロータリーが上手く回転しないで引っかかったような感じだったけどね。彼が今使っているHigh-F管は、かなり古い楽器なんだけど、なんか、音程や息のコントロールが難しそうなんだな。音はいいんだろうけど、演奏の精度という点では、前に使っていたヤマハのF(B♭?)+High-F管の方が良かったのではないかと思う。まぁ、ご本人の判断で使っておられるわけですから、"外野"がああだこうだと言っても仕方のない話ではあるのですがね。
■外は雪模様。久々に迎える"雪のお正月"ということで、こういう方が雰囲気があっていいね。でも、こういう時に限って車で帰って来てるんだよなぁ。トホホ。(01/01)

一年の計はニューイヤーコンサートにあり。というわけで、当団ファンにとっては必須、そうでない方にも恒例行事となっているであろう、当団のニューイヤーコンサート、ご覧いただいたことと思います。マゼールはなんであんなに"指揮"するんだろう?とか、打楽器のツァマツァルとの"コント"は世界的に見てウケるものだったのか?とか、ブライアン・ラージの映像演出は相変わらず"ゲイジュツ"していて鬱陶しいとか、地上波の番組にゲスト出演していた藤村某は何もわかってない!とか、まぁ、いろいろ思うところはあったでしょう(あり過ぎ?^^;)。でもまぁ、それはそれとして、ヒンク、ゲーデ両コンマスの腰上げ奏法やら(息がピッタリ^^)、演奏が終わるや否やおしゃべりを始めるラルスとロナルドやら(相変わらず仲がよろしいことで^^;)、管楽器陣の仕掛けに敏感に反応してニコニコ笑いかけるヴィオラのヴァイスやらといった、当団諸氏の楽しげな演奏姿を見ることができて、私は十分にシアワセでした。1年幕開けのコンサートとして、十二分に楽しませていただきましたよ。ただ、残念だったのは、ご神体がご出演されておらなかったこと。何せ、お姿が見えたら、即「初詣」をすることにして、テレビの前に賽銭箱を用意して待っていたんですからね(ウソですよ^^;)。
■そうそう、今回のコンサートには、チェロのヴァルガ、オーボエのホラークの新首席2名の姿があったのだけど、それぞれの顔と演奏姿、ご確認いただけたでしょうか。あと、2番トロンボーンを吹いていたのが、先般の巡礼中にずっと出演してた人ね。12月にオーディションということだったから、たぶん、(予想通り?)彼が入団となったのでしょう(楽器は、ドイツタイプに変わっていたけど)。なんかアレね、"新春顔見世興行"みたいな感じもあったのかもね。
■ところで、中継を見てて気づいたんだけど、今回の演奏メンバーには、ウィーン・リング・アンサンブルのメンバーが誰も入ってなかったね。ということは、彼らの来日公演のチラシに書いてある、「ニューイヤーコンサートを終えて駆けつけます!」ってのはウソだってことだ。確か4日から公演が始まるはずだから、もう全員日本に来ていると見たね。まぁ、別にどうでもいいことなんだけど(^^; (01/02)

行きはよいよい帰りは...ちょっとツラかった。拍子抜けするほど順調だった往路に比べると、さすがに昨日の復路は込んでいて、大渋滞にこそ遭わなかったものの、何回かの"小渋滞"には巻き込まれてしまい、結局、福島の実家から帰って来るのに6時間かかってしまった。まぁ、それでも、いつぞやの「60キロ渋滞、通過に3時間強。結果、全行程9時間」ってのに比べりゃ、楽なもんだったと言えるけどね。
■前回の当欄に書いた「ウィーン・リング・アンサンブル既に来日説」("説"って...^^;)。あながち"あてずっぽう"とばかりも言えないようで。だって、昨日の「NHKニューイヤー・オペラコンサート」に"ゲスト出演"してたからね、彼ら。そりゃ、2日発の便に乗れば昨日の昼には到着するから、その足でNHKホールに駆けつけたってこともないとは言えないだろうけど、そんな"危ない橋"渡らないでしょ、普通は。というわけで、「ニューイヤーコンサートを終えて駆けつけます!」ってのはやっぱりウソ。これで確定!(だから、別に目くじら立てる話じゃないでしょって^^;)。
■ところで、その番組中で、キュッヒルが、インタビューに日本語で答えていたけど、あれは面白かったね。我々でも(「私でも」と言わないといけないか?)読めないような漢字を読めるってんだから、日本語を聞くことも話すことも不自由ないのだろうとは思っていたけど、案の定だったというわけだ(え?周知の事実でした? なら、すんません。彼にはあまり興味がないもんで...^^;)。そういえば、ニューイヤーコンサート中継(BSの方)の"付録部分"で、団員へのインタビューってのをやってたけど、インタビューを受けていたのが、チェロのフォグとファゴットのトゥルノフスキーで、よくよく考えれば、この2人も奥さんが日本人だ(今でも続いていれば、ね^^;)。2人ともドイツ語だったけど、彼らだって、きっと日本語で答えられたんじゃないの? フォグはどうだか知らないけど、トゥルノフスキーは間違いなくしゃべれるはずだもの。思えば、当団を初めてナマで聴いた'80年の来日公演の時、終演後、会場の東京文化会館の前をウロウロしていたら、彼が出てきて、私のそばにいた老夫婦に向って、「オマタセシマシタ。ツカレタヨ」と日本語で話しかけたのを聞いてぶっタマゲたんだっけ。後に、彼が日本人女性(ピアニスト)と結婚しているということを知って、合点が行ったんだけどね(その老夫婦は、きっと、奥さんの両親だったんだろうと)。そんなわけだから、彼の日本語歴は早20年に及ぶわけで、だったら、当然、聞くのも話すのも問題なくできるはずだと、まぁ、そんな"読み"なんすけどね。
■さて、今日から仕事という方も多いことと思います。ということは、今日が当ページへの本年初アクセスという方も多いはず。会社からアクセスの皆さん、今年もどうぞよろしくお願いいたしますね。まぁ、これといった"新展開"はなく、相変わらずダラダラと進んで行くだけと思いますが、どうか、末永くお付き合いのほどを。(01/04)

れれ?昨日から仕事という方が多いのかと思ったら、そうでもなかったみたいね。昼間のアクセスがそれほど多くなかったし、大体において、商店街には人(と車)が溢れてたし。かく言う私自身、今日が仕事始め。でも、昨年末以来、すっかり「お休みモード」になっちゃってるんで、"社会復帰"できるのか不安。まぁ、ここ数年、ずっと社会復帰してないってハナシもありますが(^^;
巡礼日記の6日目がようやく完成。またまた長いですけど、どうぞお読みいただきたく。しかし、巡礼から帰ってもうすぐ1ヵ月になるんだよねぇ。なのに、日記は完結せず。残り3日分。なんとか、今月半ばまでには完結させたいなぁ。で、その後、10万件記念企画のまとめをやらないと(そんなこともあったっけ!^^;)。(01/05)

携帯電話の機種変更を画策中。と書くと、「おいおい、新年早々物欲爆発か!?」と思われちゃうかもしれないけど、これがあーた、信じられないほど格安でできちゃうのですよ。変更する機種が現行品ではないってこともあるんだろうけど、何せ、本体自体はタダ。よって、手数料だけ払えば良いと。PHSの本体がタダってのは日常化しているけど、今や携帯の方も、そういう状況になっちゃってるんだねぇ。我々ユーザーにとってはありがたい話だけど、でもやっぱ、なんか変だよなー。
■先般の当欄に書いたウィーン・リング・アンサンブルの件。私、彼らがニューイヤーに参加しなかった(できなかった)理由を、「今回の来日公演の初日が4日だから」と推測したわけですが、正確には、3日の横浜公演が初日とのことでした(昼のコンサートを終えて、NHKホールの「オペラコンサート」に駆け付けたわけだ)。ご指摘くださった読者の皆さん、ありがとうございました。で、そうなるとですよ、これはもう、どう考えても、前日の2日には日本に到着していたわけで、であれば絶対に、1日のニューイヤーには出演できないのでありますな。ということは、今回の来日公演が企画された段階で、「ニューイヤーコンサートを終えて駆け付けます!」はウソであったと、そういうことになるわけです、はい...。いや、まぁその、「だからけしからん!」ということを言いたいわけじゃないんすけどね(大体、公演日程が書いてあるチラシを見た時点で気づかない方がおかしいし)。(01/06)

なんかこうどうしようもない自己嫌悪に陥ることってありません?今の私がそうでして...。あーヤダヤダ。
■遅ればせながら、FMの「ウィーンフィル・シリーズ」最終日(2日)の放送について少々。ブーレーズの指揮で、曲目は、ベルク「管弦楽のための3つの小品」、ラヴェル「クープランの墓」、ブーレーズ「ノタシオンT〜W」、バルトーク「管弦楽のための協奏曲」の4曲。ブーレーズの自作自演については置いといて(最後のWは、なんか「春の祭典」みたいだったなぁ...)、まず、このコンビがやればこうなるはずだし、こうなるしかないだろう、という内容だったのが、ベルクとバルトーク。特にバルトークの方は、派手派手しいオーケストラピースというアプローチ法もある曲だが、そういう方向性はまったく考えておりません!って感じで、ひたすら、楽譜に書いてあることを音にする作業に徹した演奏だった。でも、それがまた、なんとも言えない「凄み」のようなものになるわけで、この辺が、ブーレーズが振る時の特色かも。面白いかどうかは置いておいても、"楽譜の存在"が非常に大きくクローズアップされているという点では、作曲家ブーレーズの面目躍如という演奏だったのではないかと思う。ベルクも基本的には一緒。この曲、過去には、アバドや小澤なども取り上げているわけだけど、殊更に「新ウィーン楽派の音楽」という部分を意識するのではなく、こう書いてあるんだからこういう音が出るでしょう、って感じの演奏で、今までの中では最も"クール"なものだったのではないかな(小澤の"スタイリッシュ"な音楽作りとは対極)。で、問題はラヴェルだ。いや、ひどい演奏だったという意味ではない。ただ、当団が「クープランの墓」を演奏するなんて、この十数年の中ではなかったことだと思うので、果たしてどういう演奏になるのか予想がつかなかったのだ。特に、冒頭から大活躍、というか酷使されるオーボエ。大丈夫かなぁ、と、かなり心配していたのだが、結果的にはまったくの杞憂。いやぁ、「別になんてことない」って感じで吹いてましたなぁ(音からしても芸風からしても、あれはガブリエルに間違いなし)。終曲が、やはりどうしても"縦ノリ"になっちゃって、やたらしっかりした音楽になってしまうところは当団の常としても(フランス物独特のフワっとした感じが出せない)、でも、ずいぶんと"器用"に演奏するように(演奏できるように)なったもんだと思う。これ、20年前の当団だったら、こうは行かなかったでしょう。だからつまらなくなったんだ!という方もおいででしょうが、私は、彼らのこういう"変化"を、前向きに捉えたいと思っておりますがね。
■明日、巡礼日記の7日目を掲載する予定。と、とりあえず言ってみる(^^;(01/07)

困った、体調が悪い。と言っても、風邪をひいたとか熱が出たとかいうんじゃなくて、前から不調気味だったある部分の状態が悪化したということなんだが(なんか、妙な書き方だけど...)。新年早々鬱陶しいことだが、仕方がない、なんとかごまかしごまかしやっていかないと...。そんなわけなんで、巡礼日記7日目の公開は明日に順延させてもらいます。毎度のことですんませんが、堪忍して>特に会社でご覧になってる方。
■昭和天皇が亡くなって、昨日で丁度10年目だったそうで。そうか、あれから10年経つのか...。ニュースステーションで、「この10年で得たものと失ったものは?」なんてインタビューをしてたけど、10年ひと昔、確かにそういうこと考えちゃうよねぇ。え?私ですか?そうねぇ、得たものは「体重と年齢」、失ったものは「若さ」かな...。ってのは半分冗談として、でも、改めて振り返ると、一体この10年に何をしてきたのやらと、いろいろ考えちゃいますわな。まぁ、このページを始めたことで、いろんな皆さんと出会うことができたことだけは、間違いなく「得たもの」でありますが。(01/08)

ブルブルッ!さすがに寒いっすねぇ。大雪の地方にお住まいの皆さん、大丈夫ですかぁ?そう言えば、去年も、昨日が全国的な大雪で、関東地方も大変なことになったんだっけね。日を合わせて来るなんて、律義な天気だこと。
■お約束通り、巡礼日記の7日目を公開しましたんで、どうぞよろしく。さぁて、残るはあと2日。でも、最終日(6日)は帰って来るだけだったから、実質的にはあと1日分だけとも言える。本当に完結させられるんかいな?と、一時は作者自ら懐疑的になったこの巡礼日記だけど、なんとかゴールが見えたってことで、ホッ...(これで安心しちゃって、結局完結させられなかったら大笑いだな^^;)。(01/09)

毎週金曜の夜になると、更新意欲が全身にみなぎって、やる気満々状態になる。「明日明後日の間に、あのページを更新して、このページは手直しして... さぁやるぞ!」ってなもんだ。が、一夜明けると、「まぁ、土曜日くらいは休んでもいいだろう。明日やりゃいいや」。更に一夜明けると、「あぁ、もういい!来週でいい。大体、毎日のように日記書いてるんだから、それで十分だろ」。というわけで、結局は何もせず仕舞い。これが毎週のように続くわけだから、更新など捗るはずがないわけで...。生来の「問題先送り体質」であることは前にも書いたが、そのお陰で後悔したことも数知れず。なのに"体質"は改まらない。困ったものです、ほんとに...。
■という話を書いたということは、更新しようとしたページがあったということなのですな、実は。巡礼日記?それは「もちろん」なんだけど、他にも少々ね(ちなみに、10万件企画のまとめは、巡礼日記完結後と決まってますんで、まだまだ先です>おいおい、開き直んなよ^^;)。まぁ、今週中にはなんとかしましょう。でないと、先に進まないもんね。というわけで、今週は何か動きがあるかも。乞うご期待!(と、一応言ってみる...)。(01/11)

何か動きがあるかも、と書いた手前、やはり何かしらの"動き"を示さないことには格好がつかない。というわけで、久々にウィンナホルンGalleryを改訂。High-F管情報を1件追加すると共に(重鎮F氏、お待たせしました!)、各楽器に関するコメントを、実状に合わせたものに書き換えた。ご興味ある方は、ご覧いただきたく。
■風邪が流行ってますな。かく言う私も先週末から喉が痛み出していて、これ以上悪化しないようにと、なんとか食い止めている状況。これでもし本格的に風邪をひいてしまうと、2ヶ月毎に風邪っぴきということになってしまう。今週末にはザ・シンフォニカの合宿も控えていることだし、それだけはなんとか避けないと。
■そろそろニューイヤーコンサートのCDが出るのだろうか?駄文の墓で昨年の日記を確認すると、私は、14日にCDを入手したようなのだが...。まぁ、別に、一刻も早く聴きたいってものでもないんで、のんびりと作業してもらって構わないのだけどね。(01/12)

まずいなぁとは思っていたのだ。何がって、大型量販店Yカメラの町田駅前進出ですよ。何せハンパでない品揃えだから、一歩店内に足を踏み入れれば、物欲を掻き立てられてしまうことが目に見える。だから、11月末にオープンしたんだけど、敢えて近づかないでいたのだ、1ヵ月くらい(相当ガマンしたと思うよ、私にしては^^;)。が、やっぱり気になるから入ってみちゃった、年末に。で、それが運の尽きと...。そうなんです、物欲がムラムラと湧いてしまったのです。あぁ欲しい!欲しいんだ!買わねばならないのだ、アレを!!(バカ^^;)。何が欲しいのかはナイショ。多分、近日中に手に入れることになるだろうから、ご報告はその後で(物欲魔王高笑い)。
■物欲と言えば、以前当欄に書いた携帯電話の機種変更、こちらは無事完了した。費用は手数料の2000円のみ。何せ本体はタダだから、ずいぶんと"格安"に済ますことができた(ちなみに、件のYカメラで同じ機種に変更すると9000円ほどかかる)。あんまりお金を使わなかったんで、物欲魔王、寂しそうだったな(でも、その"腹いせ"に新たな物欲を仕掛けてきたって説も...^^;)。(01/13)

昼休みにスポーツ新聞のホームページを見るのが"日課"になっているのだが、昨日出ていた記事には笑った。巨人の清原が、報道陣に3つの注文をつけたそうなんだけど、その1番目が「記事に自分のコメントを載せる時の一人称を『ワシ』って書くな!」ってものだったんだとか。「自分は今まで一度も『ワシ』なんて言ったことがないのに、新聞に載るコメントは尽く『ワシが…』となっている。これはおかしいやないか!?」ってことらしい。確かに、ご当人にしてみれば嫌なことだろうよねぇ。まだ若いんだから、「ワシ」なんて使わないだろうし。でもなんか笑っちゃうんだよなぁ、この"注文"。やっぱ、清原のイメージが、いかにも「ワシ」だからなのかなぁ?(^^;
■ウィーンフィル友の会から会報が届いたので、そこから拾ったネタをNEWS欄に掲載。ご確認いただきたく。
■さて、明日から三連休。ということは、先般の当欄に書いたように、現時点では私の体内には"更新意欲"がみなぎっているわけで...。でも、ほんと、今回の連休中には更新を進めますよ。目標は、巡礼日記の完結。何せ、帰国してから1ヵ月以上ですからね、いい加減に完結させないことにはカッコがつかない。土日がオケの合宿、という不利な条件はあるけれど、残り2日分を書き上げて、"長大巨編"(自虐^^;)を完結させるのさ。やるで!やったるでぇ! え?もうそのセリフは聞き飽きた?どうせできやしないって? し、失敬な! やるんですよ、今回こそはやり遂げるの。信じてくださいよ、ほんとに。え?だめ?信用できない? うーむ、困ったな。そんなに信用されてないのかな、私...。そうだ、それなら、皆さんがどの程度私を信用してくださっているのかアンケートを取ってみよう! ってわけで、下のような投票フォームを作ってみましたので、どっちかにチェックをした上で「投票」ボタンを押してみてください。よろしくお願いします! 私の予想としては、本日深夜の時点で、「信じる」が7割には達すると思うのだけど(それを「信じる」^^;)。(01/14)
週明けに、巡礼日記が 完結していると信じる。 完結してるわけねーだろ!

※現在の集計状況のみを見たい場合は、何も選択せずに「投票」ボタンを押してください。

ありがたいことだなぁ。昨日お願いした"信任投票"(なの?)。ほぼ1日が経過した本日午前0時50分時点の得票率は、「信じる」が69%、「信じるわけねーだろ」が31%で、昨日私が予想した「信じるが7割」とピッタシ。7割の皆さんの"信任"に答えるためにも、3割の皆さんの"批判票"に報いるためにも、この週末で巡礼日記を仕上げまっせ。えぇ、完結させますともっ!(あーあ、啖呵切っちゃった...)。
■何人かの方からもご通報いただきましたが、ニューイヤーコンサートのCD、輸入盤が店頭に並びましたな。もちろん(?)買ってきましたよ、はい。今年は、CDケースが二重構造(通常のCDケースを、紙のケースで覆っている)になっているという豪華仕様(??)だが、これは、今年がヨハン・シュトラウス父子の没後150/100周年という"記念の年"であることによるようだ。全部聴いたわけではないが、基本的にテレビ中継されたのと同じ演奏だから(一部ジルヴェスターでの録音も混じっていると思われる>「常動曲」はそうなんじゃない?あと、「芸術家の生涯」は、中継の時の音が先に録音しておいたものと思われるので、こっちがほんとの"当日の音"かと)、これといって特筆すべきものはない。まぁ、音だけで聴くとちと辛いなぁ、という曲もあることはあるが、そんなこんなを含めて、はっきりと言えることは、マゼールは音楽を「作り過ぎ」だってこと。ウィンナワルツ(ポルカ等)は、もっともっとサラっとした、さり気ない音楽だと思うんだけどね。で、それこそがウィーンの「粋(いき)」なのであると。あんまり「粋」な演奏じゃないもんねぇ、これ...。
■ところで、同じCDショップで思わぬ物を見つけたもんだから、ついつい買ってきてしまった。それは、クライバーの「カルメン」のビデオ。そう、'78年のウィーン国立歌劇場公演の録画で、先般クラシカジャパンで放送されて話題になったものだ。アメリカの"BEL CANTO"という、限りなく海賊盤に近いレーベルのビデオだが、映像と音はなかなか鮮明で、これはこれで十分に視聴に堪えるものだった。まぁ、正規のマスターテープ(これはORFの製作だったはず)からダビングしたとは思えないので、クラシカ等で放送された映像を勝手に使ったんだと思うけどね(アメリカにもそういう有料放送があるのだろうから)。でも、この演奏はいい!久々に見たけど、「カルメン」の魅力、いや、敢えて言えば「オペラの魅力」を十二分に堪能できる名演だと言っていいのではないか。クライバーの音楽がとにかく"熱い"し、今や大御所の歌手陣が、それこそみんな全盛期の頃だから、声に迫力があるし。ライブだからいろいろキズもあるんだけど、そんなことどうだっていいと思えるほどの圧倒的な迫力。いやぁ、堪能しました。しかし、クライバーも歌手陣(ドミンゴやオブラスツォワ。脇役にはリドルやツェドニクも!)も若いが、オケの面々も若いぞ! 3番ホルンを入団し立て(あるいは入団前)のトムベック(当時21歳!)が吹いてるし、2番ファゴットのトゥルノフスキーに至っては、当時まだ19歳だ(ほんとに"少年"って顔つき^^)。いやぁ、なんか"時代"を感じますよ、ほんと。あ、あと、この時のオケの配置がいつもと違っていて、下手側(向って左)に弦、上手側に管を集めた形で演奏しているのだ。下手弦、上手管という配置は、モーツァルトやロッシーニをやる時の形ではあるんだけど、カルメンのような編成の時は通常の配置(下手後方木管ホルン、上手後方金管打楽器、その間に弦楽器ただしVnは対抗配置)でやるはずだから、これは異例のこと。クライバーの要望によるものだったのだとは思うが、真意は謎。(01/15)
を定期点検に出した。で、以前から、左後ろのタイヤだけ空気の抜けが早いので、チェックしてもらったら、「釘が刺さってました」だって。変だなぁ、って最初に思ったのは夏頃のはずだから、半年の間、パンクしたタイヤで走ってたってわけだ。そう、先般の実家往復もね。あぁコワ...。でも、釘を刺したまま高速を走っても大事に至らないわけだから、今のタイヤってのは優秀だよね、ほんと(感心してる場合じゃないよ)。
■今日明日とシンフォニカの合宿。行き先はいつも通りの河口湖。数日前の情報では、雪は積もってないってことだったんだけど、果たして大丈夫なんだろか。まぁ、それはそれとして、11月末に不協和音の演奏会が終って以後、定期的にホルンを吹く機会がなくなったため、ここのところの練習では、なかなか思ったように音が出ない状態が続いている。この合宿でみっちり吹き込んで、調子を上げていかないと。演奏会まであと3週間!(01/16)
約束、ちゃんと守りましたよ。巡礼日記、ついに完結です。いやぁ長かった。帰国してから早1ヵ月強だもんね。あまりのしんどさに、一時は、完結させないで逃げちゃおうかとも思ったんだけど(おいおい^^;)、なんとか仕上げることができて正直ホッとしてます。図らずも(?)長編大作になってしまったのではありますが、皆さんからのご声援に後押しされてなんとかここまで参りましたんで、まぁ、お時間ある時にでも(^^;目を通してやってください。
■土日に行われたシンフォニカの合宿は無事に終了。会場は河口湖だったわけだが、2日とも見事な晴天だったので、富士山の美しい姿をたっぷりと眺めることができて大満足。特に昨日の朝、朝風呂に入りながら眺めた朝日に輝く富士山は、ほんとに美しかった。でも、こういう時に限ってデジカメを持参してないわけで、ったく...。肝心の練習の方は、オケ全体としては、ようやく方向性が定まってきたかな、という感じ。あとは、各人各パートの詰めを進めて行くことで、オケとしての収束が見られることになるだろう。本番でどういう演奏をすべきかの見通しはついたということだ。一方、個人的にはと言うと、課題が多い。いろいろと解決しなければならない問題が多くて、どうしよう...って感じだ。まぁ、ただ困っていても仕方がないので、残された時間を有効に使って、なんとか解決して行きたいとは思うのだけどね。
■明日にでも正式にNEWS欄に載せるけど、来日公演のシュトラウス物の曲目が決定したみたいなので、当団公式ページのこちらをご参照いただきたく。「エジプト行進曲」かぁ、こりゃ楽しみだなぁ"合唱"が(^^;。ちなみに、曲目変更か?のシューマンは、相変わらず2番のまま。カーネギーホールの方も、このページでは2番のままだね。真相は如何に?(01/18)
昨日予告した通り、来日公演の曲目情報をNEWS欄に掲載したのでご確認されたし。
■「音楽の友」に面白い話が出てますよ、というご通報をいただいたので、さっそく本屋で立ち読み(買えって?^^;)。で、その「面白い話」はというと... はいはい、確かにありました。ゲルギエフがインタビューを受けてるんだけど、その中で「ウィーンフィルから2002年か2003年の来日公演の指揮者にどうかと打診されている」と語っているのね。うーん、確かに「面白い」話ではあるな、それは。ザルツブルク音楽祭での共演がかなり好印象だったらしいから、当団としては、早めに打診しておこうと考えたんだろうね、きっと。実現すれば、これまでにない当団の音を聴けるだろうから、それはそれでよろしいのではないかな。それに、いろんなタイプの指揮者で当団の演奏を聴けるってのは、いいことだと思うしね。
■その「音友」の広告にも出ていたが、5月末から来日公演を行うウィーン木管アンサンブル(木管五重奏)でラルスの代役を務めるのは、やはりフラダーのようだ。まぁ、彼だったら、木管五重奏にも慣れているだろうし、大体において、他の4人がみんな、フラダーも参加しているウィーン・ヴィルトゥオーゼンのメンバーだから、「勝手知ったる」というやつだろうしね。でも、やっぱ、ラルスのホルンで聴きたかったなぁ。残念です、ほんと。あと、11月だかに、クラのトイブルとファゴットのヴェルバを中心としたウィーン木管八重奏団ってのが来るようなんだが、木管の6人は全員当団メンバー(2番クラのヴィーザーと2番ファゴットのコブリッツは、正式には、まだWPhメンバーになっていないが)であるのに、ホルンの2人が、いずれも当団外のメンバーのようで少々がっかり。それでも、2番のロレンツィ(舞台オケ)はほとんど当団メンバーのようなもんだからいいとして(楽器もウィンナだし)、1番が、写真を見る限り、どう見てもティルヴィルガー(ミュンヘンフィル)なんだな。なぜ?なんでそうなるの?まぁ、こちらは、ウィーン室内合奏団の管メンバーを主体として編成されたってことになるんだろうけど、うーむ...。ティルヴィルガー、そりゃ上手ですよ。でも、あの"音"は、「ウィーン」じゃない。断じて。なんでまたそういう人を「"ウィーン"木管八重奏団」に入れるかね。ロナルドを誘えよ。いや、百歩譲って(^^;プファイファーでもいいよ。"ウィーンの音"を聴かせたいんだったら、そうして欲しかった。こちらも残念。
芳名録に何件かの"ご質問"をいただいたので、そのお答えを、同じく芳名録に掲載させていただいた。ご質問をお寄せくださった皆さん、そういうわけですんで、何卒よろしくご確認のほどを。(01/19)
いつもなら「もう1月も下旬だよ。早い!」とか書く時期だけど(マンネリ体質^^;)、今月は、なぜか歩みが遅いのですよ。何が"原因"かはイマイチはっきりしないんだけど、一つ思い当たるフシとしては、出張・外出がまったくないってことね。先週末に1回だけ終日外出したんだけど、それ以外は今後を含めてまったくなし。毎日毎日会社のデスクで仕事してるっていう生活だと、今一つ"変化"がないので、それで時間の歩みが遅く感じられるんだろうと。もっとも、来月になると出張・外出が入ってくるから、そうしたらまた、「早い!」を連発するようになるんだろうけど。
巡礼日記をなんとか完結させて、気持ち的には「上がり!」って感じの昨今なんだけど、もう一つ、大きな"宿題"が残ってるんだよね。そう、10万件記念企画のまとめ(そういやそんなのがあったっけなぁ!なんて?^^;)。なにせ約30名の読者諸氏からご投稿いただいてますからね、これを放置しておくわけにはいかない。なんとか今月中には"まとめ"たいと思っておりますので、ご投稿くださった皆さん、今しばらくお待ちいただきたく。(01/20)
あぁ困った、ネタがない、どうしよう...。なんて途方に暮れてたら、いいタイミングでいいネタが飛び込んできたんで助かった。というわけで、その"ネタ"をNEWS欄に掲載したのでご確認いただきたく。救世主(^^;H氏、どうもありがとうございました。
■とは言うものの、基本的にネタがないことに変わりはないわけですよ、はい。なわけで、今日のところはこれにて失礼。明日は、たぶんいろいろ書けると思うんで。(01/21)
次回の合奏集団不協和音演奏会でマルティヌーの「シンフォニエッタ ラ・ホヤ(Sinfonietta La Jolla)」という(珍)曲をやる。その練習が今度の日曜日から始まるので、少しは"予習"しておこうと(だって曲知らないもの。あなた、聴いたことあります?^^;)、CDを買ってきたわけだ。町田タワーにあった唯一の同曲CD、コンロン指揮フランス国立管ってやつ(ERATO)。このCD、マルティヌーの曲ばかり入った2枚組なのだが、「ラ・ホヤ」は2枚目の4トラックから。というわけで、さっそく「CD2」をセットしてスタートさせたのだが、曲が始まって驚いたね。いきなり弦楽器陣(各パート1人ずつの弦楽四重奏状態)のリズミックな掛け合いが続いて、そこにオケが同じように絡んで行く。いや、なかなかカッコいい曲で、それはそれでいいんだけど、それにしたって難しかないか?ってことでさ。選曲の時の話では、アメリカの「ラ・ホヤ」という町のアマチュアオケのために書いた曲だってことだったから、ならそんなに超絶ってことはないだろうと思っていたのだが、聴く限りにおいては、これは相当な難曲だよ。それに、ピアノが重要な働きをするってことで、ジャケットにも確かに奏者の名前が入ってるっていうのに、そのピアノの音が全然聞こえてこない。おいおい、話が違うじゃないか! 戸惑いながら聴き進み、結局、戸惑う展開のまま(つまり"難曲"のまま)1楽章が終了したところで、さすがの私もおかしいと思ったですよ。ひょっとして...? その思いを確かめるべく、「CD1」をセットして4トラック目をスタートさせてみたら、アラやだ、なんとものどかなメロディーにピアノが絡んでくる曲が始まったではないですか。でも、この「CD1」の4トラック目に入っているべき曲ってのは、「弦楽四重奏とオーケストラのための協奏曲」なんだよねぇ、本当は...。というわけで、とんだミスプリント(?)CDを買わされちゃった、というおハナシ。でもまぁ、どっちも「CD1」で、肝心の「ラ・ホヤ」は入ってませんでした、なんてことにならなかっただけ良かったけどね。
■先日の当欄に書いた「ウィーン木管八重奏団」。「木管の6人は全員当団メンバー」と書いたけど、これ、間違いでした。オーボエの1番はリーンバッハー。そう、元ウィーン響首席で、アーノンクールとの「13管」とかで1番オーボエを吹いていた人。そして何より(?)、当団新首席のホラークの師匠である人。「音友」に載っていた広告(招聘元NBS)の写真を見ただけだし、そこにはメンバーの名前も出ていなかったから、「確定」「間違いなし」とは言い切れないんだけど、でもまぁ、そんな感じで、当団メンバーを中心とした混成部隊で来るみたいです。それでも、木管は全員「ウィーン」の人だからね。なのに、なんでホルン(の1人)だけティルヴィルガー(アメリカ人だからタービリガーか?^^;)なの??(01/22)
音友やレコ芸、FMfanといった音楽雑誌が出揃って、さて、山崎睦氏はブレンデル&ラトル&当団のベートーヴェンをどうレポートしてるかな、と見てみると、確かにレポートはしているものの、扱いはややアッサリめ。「ブレンデルはラトルを信頼しているようで、リハーサルでは何も言わなかった」みたいな"くだり"があるはず、と巡礼日記の中で予想したが、見事「ハズレ」ということだ。旅行者(我々のこと)の「証言」を鵜呑みにしてレポートするほど、"いい加減"じゃないってことだぁね。
■11月末の不協和音演奏会終了後、巡礼なんかもあったので、楽器を吹く時間をあまり作れないでいた、という話は前にも書いた。が、シンフォニカの演奏会が2週間後に迫り、今日からは次回の演奏会に向けて不協和音の練習も始まるということになって、ようやく「いつものペース」で楽器を吹く環境になってきた。例え週イチでも、コンスタントに楽器を吹いていた方が、楽器を無理なく鳴らせるわけで、やっぱり私にはこのペースの方が性に合っているみたい。とは言え、毎週土日が練習、なんて生活が続けば、「もういい!」と言い出すことは間違いないのだけど。
■さて、再三書いております「シンフォニカの演奏会」ってやつなんですが、2月7日日曜日の午後2時から、東京三軒茶屋の昭和女子大学人見記念講堂で行われます。指揮が三石精一氏で、「展覧会の絵」とチャイコフスキー第5交響曲という、一昔前の"フィラデルフィア管弦楽団来日公演"みたいなプログラム。チケットはタダで差し上げられますので、聴いてみようかなと思われる方いらっしゃれば、私宛にメールでお知らせください。どうぞよろしくお願いします。(01/24)
いやぁびっくり。そして感激。何がって、教育テレビの「20世紀の名演奏」で放送された、ベーム&当団の'75年来日公演ブラ1の全曲放送ですよ。新聞欄に、確かに「ベームとウィーンフィルのブラームス交響曲第1番」とは書いてあったけど、他のオケ・演奏家同様、その一部だけを放送するんだろうと思っていた。が、な、なんと、蓋を開けてみたら全曲だもの。まさかあの放送を再び見られるとは思っていなかったので、これには驚いた。何せ、この来日公演の時は、私はまだ中学生(3年生になる春休み)。クラシックにのめり込み始めた直後で、ウィーンフィルにも興味を持っていたとは言え、今のように「情報」を持って見ていたわけではなかったし、当然、ビデオなんて気の利いたものもない時代。だから、このブラ1の放送も、確かに見た記憶はあるのだが、覚えているのは、ヘッツェルの2楽章の最後のソロが、弓を返しているのに音が切れないので驚いたってことくらいで、後は、誰がどのパートを吹いていたかということを含めてサッパリ記憶なし。演奏自体は、CDに復刻されているから、その後も何度か耳にしていて、そこからある程度は"推測"してはいたけど、今回こうして目の当たりにすることで、「誰が演奏していたのか」を"確定"できたことが本当に嬉しかった。NHKさん、アンタはエラい! で、だ。肝心の映像だが、改めて見てみると、やはり感慨は"ひとしお"だね。みんな"若い"ことはもちろんにしても(当時は髪がフサフサしていた人とか?逆に、当時から髪が寂しかった人、ってのも確認できたけど^^;)、退職者あるいは故人も実に多くて、やはり、24年という月日の重みをひしひしと感じさせられた。あと、意外なパート割りってのもあったな。オーボエの2番がトゥレチェクってやつ。当時のメンバー表上では、すでにトゥレチェクは1番吹きになっているから、あれは、来日公演用の特別編成だったと思われるけど(この時の首席は、マイヤーホーファー、トゥレチェク、レーマイヤーの3人だから、首席3人が来日しちゃってたってことになる)。まぁ、どっちにしても"貴重な映像"であったことは間違いないわけで、そういうものを見ることができたってことに、本当に感謝感激している。なんかほんと、嬉しかったっす、私(でも、ベルガー大魔人がご登場されていたベト7だったら尚嬉しかった(?))。
■というわけで、お若い読者の方もいらっしゃるでしょうから(いるのかな??)、昨日の演奏メンバーを一挙ご紹介しておきましょう(ただし、弦は各パート1プルト目のみ)。何せ、今や"伝説の人"も混じってましたからね、顔と名前が一致しないメンバーも多かったでしょうから。
以上です。ご参考になったかしら?(え?そんなことに興味あるのはオマエだけだって?ハハハ...^^;) (01/25)
話題の、と言っても、実際には朝日新聞周辺でしか「話題」になっていないのかもしれないが、エクサンプロヴァンス音楽祭引越し公演の「ドン・ジョヴァンニ」を観て来た(オーチャードホール)。"巨匠"ピーター・ブルック演出、"新鋭"ダニエル・ハーディング(弱冠23歳!)指揮による、演出および演奏の"意図"が出演者全員に首尾徹底された公演。詳しいことは明日書くが(多分^^;)、私自身は、その"首尾徹底ぶり"を大いに楽しんで帰って来た。ただ、座った席(3階)がちょっと"難有り"で、転落防止用(?)の手すり越しに舞台を見る形になってしまったため、舞台の記憶が"手すり込み"になっちゃった。これって不幸よね(^^;
■えーとですね、大変ありがたいことに、昨日のアクセス数が史上最高を記録いたしました。これまでの最高記録を大幅に更新した、ちょっとすごい数なんで、本人も大変驚いております。でも、いったい何が"原因"なんだろうなぁ。やっぱ「メンバー表」ですかね。読者のある方が、Niftyのクラシック会議室に、「演奏メンバーを知りたければ『フォルカーの部屋』を見よ」と書き込んでくださったそうだから、普段縁のないNiftyユーザーも見に来てくれたのかもしれないし。いやほんと、ありがたいことです。
■ところでそのメンバー表だが、一部誤りがあったので、昨日の昼時点で修正をしている。フルート1アシのレズニチェク息子のファーストネームをヴォルフガングとしていたというのが誤りで、正しくはヘルベルト。もし、昨日の午前中までにアクセスされて、かつメモったなんて(物好きな^^;)方がいらっしゃれば、訂正しておいてください。すんませんが、よろしく。(01/26)
しまった!また眠ってしまった。テレビを見ていたらいつの間にやらウトウト。気がつけば「まぁ!もうこんな時間!?」ってパターン。でも、この「いつのまにやらウトウト」ってのが、なんとも気持ちいいんだよねぇ(ここでウンウンと頷いたあなたは、もう若くないってことっすよ^^;)。
■さて、一昨日観てきた「ドン・ジョヴァンニ」の話。演出と指揮については昨日の当欄に書いた通り。よって、一見すれば、巨匠演出家と新鋭指揮者の"華麗な共演"(?)ということになるのだろうが、実際に観たところとしては、演出と演奏にそれぞれ主張を持った者同士の"共同作業"といった趣きであり、いわゆる「オペラ」というものの概念を越えた、そう、非常に"演劇的"に執り行われた「音楽劇」という感じだった。抽象的かつ簡素な舞台装置の中、現代風の衣装を身につけた出演者たちが、「ドン・ジョヴァンニ」の世界を舞台空間に作り出すためには、歌以上に、その演技の緻密さが求められるはず。だからこそ、敢えてスター歌手を起用せず、徹底して訓練し、意思統一を図れる若手で臨んだのであろう。で、それこそが、この「ドン・ジョヴァンニ」の魅力のすべてであり、同時に、評価の分かれ目となるのではないだろうか。私自身は、出演者が一体となって作り上げる一つの"劇"としての「ドン・ジョヴァンニ」を十分に楽しんだが、あくまでも「オペラ」として観ようとした人たちにとっては、一部の歌手陣の非力さや演出の大胆な抽象化などを含めて、「ちょっと違うんじゃないか?」と不満を覚える内容だったかもしれない。まぁしかし、歌手・指揮者・オケみんな「若い」から、なんか、とても上等な「学園祭」という雰囲気もあったけどね、正直なところ(^^;
■ところで、指揮者のハーディング(1975年生まれ!)だが、ラトルとアバドに師事して研鑚を積んでいるだけに...というわけでもないのだろうが、その指揮ぶりが2人の"師匠"にそっくりなので笑ってしまった。特に、腕と手の使い方・仕草がアバドに酷似。すんごく若くて身振りの大きいアバドが、時々ラトルのリズムの出し方を真似しながら指揮してるって感じか(わかるかなぁ、この例え^^;)。実は、この人の指揮姿を3年前にウィーンで見ているのだが(ラトル&バーミンガム市響が、シュトックハウゼンの「グルッペン」という指揮者が3人必要な曲をやった時に、ラトルと一緒に指揮していた)、やたらと元気のいい指揮ぶりってことしか覚えてなくて...。でも、マーラー室内オケという、マーラーユーゲントオケを母体とするこれまた若い団体から、実にクリアかつシャープな音を引き出し、舞台全体をしっかりと引き締めていたから、その手腕はなかなかのものと見た。期待の新鋭。この先いろいろやってくれるんじゃないですかね、彼は。(01/27)
芳名録に書き込まれた情報によると、ガーディナー&当団の「イタリア」と「宗教改革」の輸入盤(DG)がようやく店頭に並んだようだ。国内盤が出てから1ヵ月以上。各所での評判が結構良いので、早く耳にしたかったのだが、輸入盤至上主義者としては、できれば国内盤には手を出したくない。で、輸入盤の発売を今か今かと心待ちにしていたのだが、これでようやく聴くことができるというわけだ。さっそく今日の仕事帰りにでも買ってくることにいたしましょう(物欲魔王小暗躍^^;)。
■というCDネタを書いた"ついで"ということで、当団関連のCD情報を少々。まず、先月半ばに、エッシェンバッハとの初共演で、R.シュトラウスのオペラ曲集が録音されている(DECCA)。「カプリッチョ」の「月光の曲」や「ばらの騎士」組曲など。ということは、先年発売されたプレヴィン盤(DG)とほぼ同内容ということになる(と思われる)。指揮者の違いが演奏にどう反映するか。なかなか楽しみなところだ。ちなみに、今回の1番ホルン担当はラルス。プレヴィン盤がロナルドだったから、「月光の曲」での大ソロをはじめ、こちらもその「違い」を楽しめそう。あと、カメラータのホームページ製作も請け負っていらっしゃるサウンドポストの高野さんから、アンサンブル11なる団体のCDがいずれ発売されるはず、との情報もいただいている。この団体、当団の管楽器奏者を中心としたアンサンブルで、メンバーは、フルート:フェデルセル、オーボエ:ボイシッツ、クラリネット:トイブル、ファゴット:エールベルガー、ホルン:ラルスとゼルナー、トランペット:シューとミュルフェルナー、トロンボーン:ヤイトラー、チューバ:マイヤーホファー、ティンパニ:ミッターマイヤーという構成とか(チューバのマイヤーホファーって人のみ所属が不明)。オペラアリアなどの"小品集"となるらしいが(カメラータの管楽アンサンブル物お得意の^^:)、なかなかいいメンツが揃っているので、どんな演奏を聴かせてくれるのやら大変楽しみ。(01/28)
昨日"予告"した通り、ガーディナーのメンデルスゾーンをゲット。さっそく聴いてみたが、うむ、確かになかなかいい演奏だ。先般出た同じコンビによる「グレート」が、イマイチ収拾のつかない演奏で期待ハズレに終ったので、このメンデルスゾーンも同じようになるかと心配していたのだけど、こちらは、指揮者の意図するところと音楽とがマッチし、かつ、オケも、その意図を十分に理解して充実した演奏をしているので、楽しんで聴くことができた。思うに、ガーディナーって人は、良くも悪くも「刹那的」な芸風の人なのではなかろうか。「瞬間の閃き」みたいなものを積み重ねることで音楽を作って行くというような。で、そういう芸風が、「グレート」のような長尺物(天国的長さ^^;)では生きないのに対し、「イタリア」や「宗教改革」のような規模・スタイルの音楽だと程よくマッチすると、そういうことなんじゃないかと思うわけ。やっぱ、「確信」を持った演奏からは、いい"音"が聞こえてくるよ。特に、「イタリア」で大活躍の木管陣と、全曲に渡って要所を締めるトランペットの巧さが光る。弦楽器陣の音も生き生き。「イタリア」の2〜4楽章の改訂稿版なんて"珍曲"も聴けるし、これはなかなかに内容ある1枚と言っていいでしょう。年末の「ベストCD」候補か?(気が早いって^^;) (01/29)
政治?誰がやったって同じだろ!とか、選挙?投票したってなんにも変わんねーから行かない!とかってのは、ニュース番組の街角インタビューの定番回答だけど、私はね、そんなこと思ってません。それなりに政治のこと考えてるし、だからこそ、選挙にもちゃんと行ってます。決して、政治に無関心な人間だとは思いません。いや、ほんとに。でもね、今回の商品券ばらまき騒ぎ、これだけは、どーにも関心が持てない。例の「カンケーねーよ!」ってやつ? 街角インタビュー受けたら、「興味ないっす」とヘラヘラ答えてしまいそう。いつもは、そういう人たちのことを軽蔑して見てるくせにね...。でも、ダメなのよ。今回はね、なんか関心が持てないの。天下の愚策だとは思ってるけど、それ以上に興味を持てない。ニュースや新聞でアレコレと騒いでるのを見ても、なんか、イマイチ関心持てず。これはやっぱりあれかなぁ、自分がもらえないからなのかなぁ。"かすり"もしないからね、今回の支給基準だと。でも、一番お金を有効に使いそうな層に配らないってのは、やっぱりダメだよねぇ。本気で景気浮揚に結び付けたいんだったら、そういう層にこそ配らないと...。そうだよ、俺にくれよ。お金使うの好きなんだから。仲のいい友だちに物欲魔王ってのもいるしさ。ね、だから、今から考え直して、オブチそーり!(なんだよ、この"オチ"は!?)
ザ・シンフォニカの演奏会が一週間後に迫った。個人的には、なんとか本番でどう吹けばいいのかの目処はついた感じ。そりゃぁもちろん"懸案事項"はありますよ。でも、だいぶ「わかってきた」かなと、自分のパートのことが。あと、マウスピースを、ウィンナを吹く時と同じ"Wild Harger Franz(別名ラルス・マウスピース^^;)"に戻したのも良かったかも。実は、練習不足で楽器を吹くのがすごくつらかった先月来、マウスピースを(楽な?)"ピツカ"に替えていたのだ。が、昨日の練習からそれを戻したと。っていうか、吹くのがキツーい"W.H.F"に戻すことができる状態に復調した、ってのが正しいんだけどね。というわけで、そのシンフォニカの演奏会、来週の日曜日(2月7日)の午後2時からでございます。前にも書いたように、お越しいただける方については「ご招待」とさせていただきますので、ご興味ある方はぜひとも私宛にご連絡いただきたく。(01/31)