治療中の歯が痛み出したので、夕方、歯医者に駆け込んで"応急処置"をしてもらう。が、夜になっても痛みは取れず。仕方がないので、前にもらっていた痛み止めの薬を飲んでみたのだが、一向に効く気配なし。その代わり眠い!(ある意味では効いている?>爆)。というわけで、歯痛および睡魔により、意識朦朧・集中力欠如状態にあります。よって、今日もこれにて失礼。30日に聴いてきたイェブスル青年の演奏についてご報告しなければならないのだけど、こういう状況ゆえ、今しばらくお待ちいただきたく。あ、でも、一言だけ言っておけば、「ラルス(やロナルド)の方が"役者"は各段に上」。相当な逸材であることは間違いないけど、あらゆる面でまだまだ「若い」と。詳しいことは、また改めて。(12/02)

くそぉ、腹立つなぁ。いやね、昨日の夜は、某量販店での"夜の仕事"だったのだけど、参加者全員が居眠りしてんのよ。確かに疲れてるのはよくわかる。一日中立ち仕事をしてるんだから大変だ。やっと仕事が終って、ホッと一息つきたいところでの「勉強会」だから、そりゃ眠くもなるだろう。でもさ、企画したのはアンタらなんだからね。挙句に、「こんな簡単な内容じゃなぁ」なんて捨てゼリフまで吐かれたんじゃ、こっちもやってられないっつの。だって、ああいう内容でいいって言ったのもアンタらなんだから...。最近の"夜の仕事"の中では最悪。後味悪し。そして、不愉快。
■これかぁ、ウワサの「五木と第九」。先般の演奏会の際にもらったチラシの束の中に入ってたんだけどね、告知が。ちなみに、「五木」ってのは五木ひろしのことです。で、「第九」ってのは、言うまでもなく、ベートーヴェンの「第九」。え?嫌な予感がするって?そう、その予感は当ってるんです。五木ひろしが「第九」を歌うんですよ。それもバリトンのソロパート!(爆)。コンサートは2部構成になっていて、第1部は、ボブ佐久間作曲の「オラトリオ"道"」(笑)。で、"唄"(←実際、チラシにそう書いてある^^;)が五木ひろし。第2部が「第九」の4楽章で、上記したようにバリトンのソリストとして五木ひろしが再び登場すると(ちなみに、他のソリストは、テノール:福井敬、ソプラノ:塩田美奈子、アルト:郡愛子という"一流どころ"。指揮は現田茂夫で、オケはシティフィル)。いやぁ、これはすごいなぁ。だって、「第九」をどういう風に歌うのか、全然イメージ湧かないじゃないですか。まさか、あの右手をグーにしつつコブシをガンガン効かせて歌う「五木節」のままとは思えないし(これで歌って欲しいって気もするが^^;)、かと言って、いわゆる"バリトン"としての歌唱ができるとも思えないし...。どうするんだろ?気になるな。だからと言って、会場に足を運ぶ気にもならんが。
■アクセスカウンタの「222222」をゲットされた方。とりあえずご一報いただけますかね。あ、でも「反則」はなしよ(^^; (12/03)

あー疲れた。いやね、昨日は仕事だったんですわ。それも、秋葉原の某ショップの店頭(っていうか店外)に立っての販促活動(っていうか呼び込み>ウチの会社の"キャンペーン"だったので)。朝(?)の11時から夜の7時半まで。交代要員がいなかったので、遅い昼食をとった30分間以外、ずーっと立ちっぱなしの大声出しっぱなし。天気は良かったけど、気温は低い一日だったから、さすがにしんどかった。とは言うものの、実は、結構楽しく仕事させてもらったんだな、私は。それはなぜかというと、派遣会社(モデル事務所?)から来たお手伝いの女の子が、とても"いいコ"だったから(爆)。2人来たんだけど、まず、どちらも見た目がとてもかわいらしい(^^。それだけでも十分なのに(おいおい^^;)、2人とも性格がいいんだ。一生懸命呼び込みしてくれるし、何かと気が利くし、私のこともいろいろ気遣ってくれるし。他の店舗でも同じキャンペーンをやってたんだけど、巡回した同僚が言うには、私のところの彼女たちが、あらゆる面で"ダントツ"だったとか。そんな「当たり」に巡り会えて、私はとても嬉しかったと、目の保養になったと、シアワセだったと(オヤジ全開!?^^;)。しかし、可愛くてかつ性格がいいってのは素晴らしいですなぁ。某宗教風に言えば「最高ですっ!」だ(一応"時事ネタ"なども織り込みつつ^^;)。いやぁ、ヨカッタヨカッタ。え?オヤジすっかりダマされとるぞって? いくらなんでも舞い上がり過ぎだって?? まぁまぁ、そう言わず。少しくらい「夢」を見させてくれたっていいじゃないっすか。別に、彼女らに何かを期待して貢ぎ物したってワケじゃないんだし。
■当団ホームページの新譜コーナーによれば、去る5・6月に行われた野外コンサート(ウィーンとベルリン)の模様を収録したCDが既に発売されているようなんだが、まだ(日本の)店頭には並んでいないよね?(少なくとも、昨日覗いた石丸電気とタワー新宿店にはなかった)。調べてみたところ、現地での発売日は11月8日だったようなんで、もうそろそろ並んでもいい頃だとは思うのだが。まぁ、何せ、発売元がKOCHという"マイナーレーベル"だからね、メジャーレーベルのように即輸入というわけには行かないのだろうけど。「あったぞ」「見たぞ」という方がいらっしゃいましたら、どうかご通報いただきたく。(12/05)

昨日、「未来の巨匠コンサート」の"リサイタル編"を聴いてきたので(於:フィリアホール)、先般の"コンチェルト編"と併せて、イェブスル青年(Thomas Joebstl:フォルクスオパー管首席。21歳!)の演奏についての"まとめ"をば。いきなり結論を書けば、「とても巧い。でも、まだまだ若い」となるか。とにかく、テクニックに関しては文句なし。ラルス、ロナルドといった若手(と言っても、2人ともすでに30代だが)の先輩たちに引けをとらないどころか、彼らをも凌ぐテクニックを持っていると言っても差し支えないくらい、とにかく達者だし、安定感もある。R.シュトラウス(協奏曲第1番)はまだしも、ウェーバーの「コンチェルティーノ」をウィンナ(Fシングル)で吹くなんて、ちょっと想像できないでしょ?>ホルン吹きの皆さん。でも、別になんてことなく吹いてましたからね、彼。低音から高音まで、しっかりとした音が鳴っていたし、速いパッセージにしても、ウィンナの構造上の"不自由さ"など、微塵も感じさせないし。ウィンナは不自由な楽器だから、テクニカルな曲には向かない。今までまことしやかに言われてきたこの"常識"が、彼ら"ウィンナ・ヤングジェネレーション"(^^;の出現によって完全な「非常識」となったことが、ここで改めて証明されたと言っていいだろう。とにかく見事な腕前だった。と、テクニックについては文句なしなのだが、肝心の「音楽」の方はというと、まだまだ"若い"と見た。とにかく「真面目」。シュトラウスもウェーバーも、すごく丁寧に音楽を作っていたのだが、なんかこう、今一つ「はじける」感覚がない。良く言えば「真面目」、多少厳しい言い方をすれば「安全運転」。ここ一番で「見得を切る」ようなところがないから(見得の切り方が地味だから?)、ソロを聴く"醍醐味"を味わうことなく終ってしまったような感じでね。そこが少々不満だったと。そういう面では、ラルスやロナルドの方が(もちろん、トムベックやヘグナーや、当然ベルガー師匠も)ずっとずっと"オトナ"で、「役者が違う」って感じ。まぁ、でも、まだ21歳だからね。これからどんどん"成長"して行くはずだから、とにかく楽しみな人材であることは間違いない。おそらく、数年後には当団員となるのであろうから、どうかより一層の精進をしてもらって、名実共に「未来の巨匠」となっていただきたい。当団ホルン会とウィンナホルンの"未来"のためにも、ね。ところで、彼の使っている楽器はガンターなのだが(以前はヤマハを吹いてたはず)、某筋(どんな"筋"やねん!?)から入手した情報によると、どこかに使われずに転がっていた楽器を格安に手に入れたもの、なんだとか。彼の音って、芯のある「集束傾向」というより、どちらかというと「拡散傾向」(悪い意味ではなく、ホール全体に響き渡るような、という意味で)のものなんだけど、これって、ガンターの音のイメージとは反対のものなんで、ちょっと意外な感があった。でも、すごーく太い音でね。同じ楽器を使っている(「開発した」でもある)ピツカとは、全然鳴り方が違う。楽器の基本的な音色というのはあるにしても、吹き手によって大きく変わるんだなぁ、ということを、改めて実感させられました。
■またしてもチケット争奪戦に敗退。そう、井上陽水のね(笑)。でも、今回もエラソーなことは言えないのよ。だって、またしても忘れてたんだもん、昨日が発売日だってことと、10時から受付開始だってことを。12時半になってようやく気づいて慌てて電話したけど、当然ながら"後の祭"。せっかくの追加公演決定だったってのに、勿体無いことをした。あーあ。(12/06)

いかん、夜になって急に寒気と頭痛がしだした。風邪をひきそうになりながらもなんとか持ち堪える、というパターンを何回か繰り返してきたのだが、今回はついに"陥落"か?? でも、ほんとに風邪っぴきになるのはなんとしても避けたいなぁ。とりあえずは早いとこ寝て、体力の回復に努めましょ。先人も言っとります。一に睡眠、ニにストナ(爆)。
■浮気者の旦那が愛人を自宅に連れ込んでいる。愛人がシャワーを浴びに浴室に行き、自分も一緒に入ろうと服を脱ぐ。と、そこに奥さんと子供が突然帰ってくる。そこで旦那がくるりと振り返り、「大ピンチです。〜この続きはこちらのホームページで」とカメラに語りかけるOCNのコマーシャル。見る度に大笑いしていたのだけど、その"ホームページ"に「この続き」が3パターン出ているということなので、どんなものなのかと遅れ馳せながら覗いてみた。が、「この企画は終了いたしました」だと。早ぇよ!つい先日まで放送していたCMなのに、 まさか、こんなに早く「店じまい」してしまうとは...。どなたかご覧になった方いらっしゃいますか? いらっしゃったら、どんな内容だったのか、ぜひ教えてくだされ!(12/07)

風邪っぴきは(今回もまた?)なんとか回避した模様。やはり「睡眠」が一番の薬か。それとも、歯の治療のために抗生物質を飲んでるんで、それが功を奏した? ん?私、何か変なこと言ってますかね。大きな勘違いをしているとしたら恥ずかしいな...。しかし、体調悪化というと、今夏の2回に渡るインフルエンザ感染(だと思う)が思い起こされる。どっちも演奏会の直前(8月の方なんか"本番の直前"!^^;)で、散々な目にあったもんなぁ。実は、先月末の不協和音の演奏会の時も、一抹の不安はあったのです。また体調を崩したらどうしよう、って。でも、今回はなんとか無事にやり過ごしたので、とりあえず一安心したと。だって、今回もまた体調崩したら、演奏会っていうと体調を崩す、っていうパターンができちゃって、心身共によろしくないもんね。それにしても、あれからもう半年近いのかと思うと、愕然としますなぁ。時の経つのが早過ぎる...。
■ありゃりゃ、我らがLS氏@ウィーン在住(^^;、今年(来年?)の「新年演奏会」は降り番だって。あんだけ"目立ちたがり"だから(^^;、「ミレニアム」の記念演奏会である今回は絶対に登場するはず、と踏んでいたのだが...。これで御神体の姿もなかったりしたら、ちと寂しい新年の幕開けになりそう。あくまでも「個人的には」だけどね。
■明日の当欄、もしかしたらお休みするかも。たぶん大丈夫だとは思うのだけど。(12/08)

静岡のホテルにおります。"夜の仕事"がこちらであったので、夕方に会社を出てやって来たというわけで。でも、実際の仕事先は静岡ではなくて、浜松だった。浜松(郊外)のお店に夜10頃までいて、それから静岡に移動してきたというわけ。え?なんで浜松に泊まらなかったって? 確かに、夜10時まで仕事してれば、普通はそのまま浜松に泊まりますわな。一応理由はあって、1つは、今日の朝イチで静岡の客先を訪ねなければならないこと。もう1つは、常宿にしているホテルチェーンが、浜松にはなくて静岡にはあるということ。このホテルチェーンにはポイントカードがあって、泊まるごとにポイントが加算され、一定数貯まるといろいろと特典を受けられるのよ。そういうのがあると、どうしても(多少無理しても^^;)このホテルに泊まりたくなるわけで...。ま、サラリーマンのささやかな楽しみですから、大目に見てやってください(^^;。しかし、昨夜のお店は良かったなぁ。総勢10名の店員さんが参加したんだけど、誰一人として居眠りなんかしないし、皆さんとても真面目に私の話を聞いてくれてたし。先週の横浜の某量販店@全員居眠り(怒)とは大違いだ。この仕事のおかげで、いろんなパソコンショップを訪ねることになったけど、いやほんと、ずいぶんと"社風"は違いますなぁ。みんな同じように見える大型量販店にしても、社員の雰囲気はかなり違う。当たり前の話でもあるんだけど、でも、やっぱ面白いよね、こういうのって。(12/09)

二度寝というのは実に気持ちいいのだけど、そこには必ずといっていいほど"危険"というか"狼狽"が付きまとうわけで...。昨日は朝イチで客先に出向かなければならなかったので、目覚ましをアポ時間の2時間前にセットして寝たのだった。で、一度はちゃんと起きた。が、かなり眠かったこともあったので、ついつい二度寝をしてしまった。さて、次に気がついた時には、なんとアポ時間の50分前!(1時間以上寝てたってわけ)。しまったぁ!! それから大慌てで準備をして、20分後にはチェックアウトしてたんだから、これは"見事"(ホメられた話じゃないって^^;)。が、客先のビルの場所がどこなのか、実はイマイチ自信がない。いつもは、駅で営業さんに拾ってもらって車で出向いていたので、おおよその場所はわかっているのだけど、ホテルからの距離感が、実はつかめていなかったのだ。さぁどーする?タクシーに乗ることも考えた。でも、そんなに遠くないだろうということは想像がついていた。まだ30分あるんだし、おおよその見当で歩き出してみてもいいんじゃないか。で、もうどうしようもないってことになったらタクシーをつかまえる。そうだ、そうしよう! 意を決して、多分こっちだろうという方向に歩き出したわけ。相当に悲壮感漂わせながら。で、歩いて歩いて、ズンズン歩いて行ったら、あれま、ビルに着いちゃった。所要時間5分(大爆)。なんとまぁ、「すぐそこ」だったというわけで...。あぁ、あの"狼狽"は何だったのだろう。あの"悲壮感"は...。ビルの前でヘナヘナと力が抜けてしまいましたよ、私。結局、アポの時間まで、缶コーヒーなど飲みつつ"時間調整"してたわけで、いやはや、なんともマヌケな話でございました。教訓。早起きは三文の徳!(笑)
■去年と違って、今年は当団のCDが結構な数リリースされたんだけど、もうこの辺で打ち止めかなぁ? いや、そろそろ恒例の「今年のベスト盤」を選ぶ時期なんで、これ以上新譜が出るようだと、また面倒臭いなと思って。とは言え、私の気持ちはほぼ固まっているのですよ。よっぽどの強力盤が出てこない限り、"あのCD"が私にとっての今年のベスト盤。え?どのCDだって?それは、大晦日のお楽しみ!(12/10)

土日とも車で外出したのだが、いやぁ、すごい車の量で参った。特に土曜日は、ウチの近辺にしても都内にしても、大袈裟でなく「車でびっしり」状態。多くの職場でボーナスが出た直後で、かつ天気も良かったということから、車で出かけた人が多かったのだと思うが、しかし、その車の多くが"1人乗り"で走ってるってのは、ちといただけなかったな。だって、そんなことするから道路が(必要以上に)渋滞するわけで。1人で出かける時は電車やバスにすべし!そういう決まりでもつくらんと、こりゃアカンですよ、ホンマに。え?そういうオマエは"1人乗り"じゃなかったのかって?アハ、アハ、アハハハハ...(笑ってゴマカすなっちゅーの^^;)
■クリスマスの"電飾"を外から見えるように飾りつけるってのは、いつ頃から"一般化"したんですかね? マンションやアパートの出窓なんかに飾り付けてるのは結構前から見た気がするけど、最近は、庭の木や植え込みに付けたりとかって"エスカレート"(^^;してるもんね。こないだ見た家なんか、電灯付のサンタ人形まで置いてたのよ、庭に。異様に光り輝く"人"が立ってるもんだから、おかげで私、一瞬ビビったんだけどさ(笑)。いや、まぁ、別にそれが悪いと言いたいわけじゃないんだけど、なんか、やっぱ馴染まん気がしてね、我が国の風土(?)には。やってる方がいらっしゃったらすみませんが。
■先般も当欄に書いた「野外コンサート」のライブ盤CDの件。いまだに見かけないんだけど、どこかのCD屋にありませんかね?ほんと、見かけたって方いらっしゃったら、ぜひともご一報くださいね。なにせ、今年のベスト盤選定に関わってきますので。ちなみに、ジャケットの写真はこのページにある通りですので、念の為。(12/13)

物欲ってますかーっ!?(爆)。いやぁ、少ないながらもボーナスが出たのをいいことに、久々に物欲に走ってしまったもんだから、なんか嬉しくて。お金を使うってのは、なんでこんなに楽しいんでしょうねぇ(ダメだこのヒト...)。とは言え、買ったのはたいしたモノではないし、金額も物欲爆発!と大騒ぎするほどのものでもない。よって、我が体内にいらっしゃいます物欲魔王様にはご報告できないのですね、今回の買い物の件は。だって、「そんなケツの穴の小さいことでどうする!もっと大金を使わんかい!! 物欲街道驀進じゃぁ!!!」なんてハッパをかけられた日にゃぁ、私、本気で爆発させちゃうかもしれんからね、物欲を(^^;
■年末年始恒例の当団ライブ一挙放送がFMで始まった。第1回目の昨日は、今年のザルツブルク音楽祭から、ケント・ナガノ指揮の演奏会(8月8日)だったのだが、その感想は、諸般の事情から(なんだそれ??)明日書かせていただくことにする。一応、「とても堪能した」ってことだけはお伝えしておきますが。
■例の「野外コンサート」のCD、「それらしきものを見かけたよ」というご通報をいただいたのだが、見かけたのは大阪日本橋のCD屋なんだと。いくら私でも大阪までCDを買いには行けないわけで... と、本来なら落胆するところなんだが、実は私、今週末に大阪で仕事なんだな。しかも、仕事先は日本橋(爆)。いわゆる一つの「出来すぎ」ってやつですね、これは。一応、こっちでも引き続き探してみるけど、週末までに見つからなければ、大阪でゲット(か?)ということになりそう。実は、今回の大阪出張には「オマケ」が用意されてるんで、これで、また1つ楽しみが増えたってわけだ。なんか、仕事しにいく気分じゃないね、こうなると。え?その「オマケ」って何だって?それはナイショ(^^;。帰還後、ちゃんとご報告しますので、それまでのお楽しみ。あ、でも、1つだけヒントを出すと、私、楽器を持って出張に行くのでして...。と書けばバレたも同然か? しかし、とんでもない不良社員だな、ほんと(笑)。(12/14)

の8時半から高崎で仕事なんかさせんなっつの(久々^^;)。昨日は、前回よりも長引いてしまったものだから、1本遅い新幹線で帰ることになってしまい、結局、家に着いたのは午前1時。今日は、先般の休日出勤の代休を取ることにしてるので、朝早くに起きなければならないということがない分、気が楽ではあるのだが、でも、しんどいことに変わりはないわけで...。しかし、帰り際、店のマネージャー氏が「これからも月イチペースでやりたいと思いますので...」なんて言ってたけど、まさかそれ、本気じゃないよね?? もう勘弁して、"夜の日帰り"は...(大体において、もうネタがないし^^;)。
■お約束の、ケント・ナガノ&当団の感想。曲は、ドビュッシー「夜想曲」から「雲」と「祭り」、そして、マーラーの「大地の歌」(テノールとバリトンによる"男声ユニット"版)。私、ケント・ナガノという人の芸風ってほとんど知らないのだけど(CDは歌伴をしてるやつを1枚持ってるだけだし)、一聴しての感想としては、とても「清々しい」というところか。ドビュッシーもマーラーも、なんかこう、いろいろと「策」を講じようとすればいくらでもできるし、大見得を切ったりとか、ここぞとばかりに「聴かせる」演出を施したりすることもできる曲だと思うのだが、そういうことは一切せずに、「自然体」で音楽に向き合うといった趣きで、実に清々しい音楽が生み出されていたのだった。それが彼の通常の姿なのだとすれば、曲によっては物足りなさを感じることになるかもしれないが、今回の2曲に関して言えば、それぞれ良い方向にその芸風が反映されていたような。当団の演奏も、特に「大地の歌」など、いくらでもバタバタしそうな(難しい)曲であるにもかかわらず、実に自然に音楽が展開されていて、聴いていて安心できるものだった。いい演奏だったと思う。--- しかし、あれですな、最早ドビュッシーは当団にとって何ら"特別なもの"ではなくなってますな。そりゃ確かに、フランスのオケがやるドビュッシーとは違うし、アメリカのオケや、例えばベルリンフィルのようなオケがやるのとも、趣きを異にしてはいる。でも、その「雰囲気」の表出の仕方なんかは、以前(20年前?)にはまったく考えられなかった(できなかった)もの。やっぱり「器用」になったと思う。そのことの是非については、人によって見解が別れるところだろうけど、私自身は、肯定的にとらえたいと思っております。--- ホルン会だが、1番ホルンは、ドビュッシーがラルスでマーラーがトムベック(ラルスに確認済)。どちらも素晴らしかったが、特にマーラーのトムベックは、ただただ「お見事」と言うしかない演奏で、ほんと、改めて彼の"凄さ"を感じた。技術的にもほぼ完璧だったが、それ以上に、彼のホルンから紡ぎ出される「音楽」の素晴らしさ。メロディーを"歌う"ことについてはもちろんのこと、なんでもない伸ばしの音の中にも「音楽」がある。そして何より、その「音」の雄弁なこと! ホルン奏者というよりも、一人の"音楽家"として、彼が如何に優れているか、天才であるかを証明して見せたような演奏。脱帽です。あと、4番ホルンの御神体!これは未確認だけど、でも、あの音と芸風は、どう考えたって御神体でしょう。いやぁ、これまた"凄い"。存在感ありまくり。揺るぎない低音。ビシッと決まるリズム。ここ一番の咆哮。どれをとっても下吹きの「お手本」。あんな風に吹きたい!いや、ああいう風に吹かねばならない!私のやりたいことの答えは、やはりあの方の中にある。そのことを改めて確信いたしました。--- 他の楽器では、「大地の歌」で大活躍のオーボエ。いやぁ、これも素晴らしかった。あの音はボイシッツではないと思うし、芸風はガブリエルともちょっと違うような。となると、もしかしたら"新人"のホラークが吹いた可能性もあるのだが、いずれにしても素晴らしい演奏であったと。なんというか、そこには「歌」があるんだよね。ウィンナオーボエならではの音色の変化を活かして、独特の色彩感を作りだす。それが、実に雄弁な「歌」となって聴く者に語りかけてくる。楽器は大幅に改良され、リードはおろか、奏法までもフレンチシステムに近づいているというウィンナオーボエ界だが、しかし、その"底"には脈々と「ウィンナオーボエ節」が流れているわけで、これが言うところの「伝統」というものなんでしょう。堪能しました。
■ところで、この演奏会と、ブゾーニの「ファウスト博士」で当団と初共演したケント・ナガノだが、聞くところによると、当団ホルン会の奏するウィンナホルンの音にすっかり魅了されてしまったとか。で、彼、今度ベルリン・ドイツ響の音楽監督(常任指揮者?)になる(なった?)のだが、そこで"とんでもないこと"の実行を考えついちゃったらしいのだ。これ、今の時点では明かすことができないんだけど、本当に実現したら、まさに「画期的」なこと。そうしたからといって必ずしも当団ホルン会のようにはならないよ、と言いたくもなるが(これでなんとなく察して!^^;)、でも、一つの音楽的チャレンジとしては実に面白いと思うし、その勇断は賞賛に値するとも思う。果たしてナガノの野望(笑)は実現するのか? 乞うご期待!といったところだね。(12/15)

平日に休むってのは、なんとも気持ちのいいもんですなぁ。皆さん働いている時に、買い物したり用事を済ませたりして気ままに過ごす。実に気分がいい。もっとも、昨夜はなんだかんだで寝るのが遅くなり、床に就いたのが明け方の5時。おかげで昼近くまで寝てたので、せっかくの"気持ちいい時間"も半減してしまったんだけどね。
■先週土曜の深夜(というか日曜の早朝)に放送された、コヴェントガーデンオペラの「サロメ」。主役陣(サロメのマルフィターノやヨハナーンのターフェル)や指揮者(ドホナーニ)が、先年発売された当団のCD(DECCA)と同じなもんだから、どんなもんだか一応見てみるか、程度の意識で録画しておいた。で、月曜日の夜、寝る前に、撮れてるかどうかちょっとだけ確認しておこうと再生してみたら、これがすっかり大ハマリ。結局最後まで見続けてしまって、寝たのが3時、なんてことになってしまったのだった。いや、大変申し訳ないけど(誰に?)、私、ほとんど期待していなかったのですよ。歌手や指揮者はどうあれ、オケがまずダメだろうと。過去、同劇場の公演を何度かテレビで見たけど、オケには感心したためしがなかったし。しかし、これが意外にも大健闘。ホルン会なんか、さすがにここ一番の"当団ホルン会的炸裂"(笑)のような芸風はなかったものの、それでも十分に「それらしく」吹いていて、少なくとも、先年聴いた日フィル(ゲルギエフ指揮による演奏会形式公演)の時のような欲求不満は覚えずに済んだのだった。オケは全体的にも好演で、すっかり彼らを見直したのでありました(もっとも、最後のカーテンコールの時は、オケにのみブーイングが出てたけど)。あと、歌手陣も良かった。中でも、サロメのマルフィターノは、CDで声だけ聴いてたときは、ちょっと線が細い感じがして、イマイチ役をこなしきれていないように思えたんだけど、実際に演技付きで見ると、ルックスもまずまず(失礼ながら^^;)ということもあって、とても「それらしい」。太ったおばちゃん歌手なんかに例の「七つのヴェールの踊り」を踊られちゃうと、これで悩殺(死語?^^;)されちゃうヘロデスはどうかしてんじゃないの?なんて悪態もつきたくなるところだが、マルフィターノの場合は十分に(?)色っぽく(まぁ、ちょいとトウは立ってるけども>余計なお世話か^^;)、これならヘロデスの気持ちもよくわかるってなもんだ(笑)。全編歌いっぱなしと言ってもいい大役だが、歌の方も最後まで乱れなく力強かったし、いやぁほんと、なかなかの力演でありました。しかし、こうなると、やっぱ来春の新国立劇場版「サロメ」を観に行きたくなるなぁ。私、好きなんでねぇ、このオペラ。でも、オケがなぁ...。大丈夫かなぁ、新星日響。せめて今回のコヴェントガーデンオケくらいやってくれたら、文句は言わないんだけど(正確には「言わないはずなんだけど」だな^^;)。
■例の「野外コンサート」のCD。思わぬ形でゲットできてしまった。というか、ゲットしていただいた、というのが正しいのだが。現在聖地巡礼中の友人Nak氏に、Julius Meinl(現地の有名スーパーです^^;)のインスタントコーヒーを"お土産"に買ってきてくれるよう頼んでいたら(実は、以前にも、聖地巡礼される読者の方に同じことをお願いしたことがある。常習犯ってワケですな、ワタシ^^;)、"ついで"に例のCDも買ってくださったんだそうで。で、その証拠写真が現地からメールで送られてきたと(^^;。いやぁ、これはありがたい。都内のいくつかのCD屋に問い合わせてくださった読者の方からの情報では、「もしかしたら年内に入荷するかも」程度の反応だったそうなんで、「現地でゲット」は、何よりの朗報。Nak氏、どうもありがとうございます。コーヒー共々(^^;楽しみにしておりますので、どうぞお気をつけてお帰りを。(12/16)

ついに風邪をひいてしまったくさい。喉がイガイガして、声もやや嗄れ気味。ところが、こういう時に限って出張なのだから間が悪い。今日の午後から月曜の午前中まで、3泊4日で大阪へ行くのだ。しかも、土日の2日間は、大阪日本橋の某パソコンショップの店頭に立っての「販促活動」となるので、悪化させてしまう可能性が極めて高い。前にも書いたように、今回の出張には「オマケ」があって、その"出番"が日曜の夕方。私にとっては、仕事よりも、どっちかっつーとこの「オマケ」の方がメインイベントなんで(じゃぁ「オマケ」じゃねーじゃん!^^;)、それを心置きなく楽しむためにも、これ以上の悪化は避けたいところ。でも、どうかなぁ。ホテルの乾燥しまくり室内も、風邪には大敵だからなぁ...。経過報告は、大阪からお送りする当欄で!(オマエの体調のことなんか聞きたくねーよ!って??^^;)
■先日当欄に書いたザルツブルク音楽祭の「大地の歌」や、以前取り上げたアーノンクールのブルックナー7番などで素晴らしい演奏を聴かせてくれた当団ホルン会のトムベック。読者の方からの情報によると、なんでも、現在入院中なんだとか。詳細は不明だが、数年前、急激な減量などのために体調を崩して休養したという"過去"があるだけに、「またか?」の思いもよぎる。なんとも心配だ。大したことなく、すぐに復帰してくれるようなら良いのだが...。(12/17)

大阪一晩目。風邪の具合は芳しくない。店内で埃まみれになりながら準備をしたりしてたから、良くなるはずもないわけで...。とは言え、今日からの仕事はちゃんとこなさないといけない。声さえ出ればなんとかなるのだが、今の状況だとそれが一番心配なところ。果たしてどうなりますか。というわけで、今日と明日の2日間(ただし、明日は3時頃まで)大阪日本橋の某大手パソコンショップにおります。お近くの方は覗きに来ていただけると嬉しいです。DVDプレーヤー他が当たる抽選会もやってますんで、ぜひ。ただし、くじを引けるのは、当社製品お買い上げの方のみですんで、その点は悪しからず(^^; (12/18)

昨日一日の出来事。起きた。朝御飯を(バイキングだったのでたらふく^^;)食べた。売り子をした(その1)。昼に"かやくうどん"を食べた(おいしかったけど、"具"のほとんどがシーフードだったのでマイッタ^^;)。売り子をした(その2)。仕事が終わった。ほとんど立ちっぱなしだったのでとても疲れた。みんなでふぐを食べた(ふぐ初体験^^;)。ふぐのおかげか(?)、体が少し楽になった。でも、風呂に入ったらやっぱり疲れがどっと出た。バタンキュー。お休みなさい...(爆) (12/19)

いよいよ大阪出張のメインイベント(笑)。3時半頃で仕事を切り上げ、一旦ホテルに戻って楽器を持ち、向かった先はかぶとやま響の練習場。かぶ響ウィンナホルンパート(又の名を、東京ウィンナホルン協会関西支部^^;)が、来週、アンサンブルのミニコンサートを開くということで、その練習に合流させてもらったのだった(さすがに本番には参加しませんので、悪しからず^^;)。いやぁ、楽しかったですよ。何分、練習不足および仕事疲れ等からポロポロ外してご迷惑をおかけしたものの(ポロポロ外すのは、何も疲れているせいじゃないか??>苦笑)、"思い"を同じくする人たちとのアンサンブルは本当に楽しい。出張最後の晩を、実に有意義に過ごさせてもらったのだった。かぶ響の皆さん、多謝。練習後の"会合"も楽しかったっす。
■ところで、ホテルに戻る前に近くのコンビニでカップのアイスクリームを買ったのだが(甘いもの好きはしょうがなねぇなぁ^^;)、部屋に戻ってさぁ食べようとしたら、袋の中にスプーンが入ってない! 代わりに入っていたのは、"なぜか"バンドエイド(爆)。おいおい、そりゃないぜ。まさか手づかみで食べるわけにもいかないので、部屋の中でスプーンの代わりになる物を探したわけだが、唯一使えそうは栓抜きだけ(涙)。で、仕方なく、栓抜きの柄の部分ですくいながら食べたと、そういうわけで(悲しい絵...)。ところで、コンビニのお兄ちゃんは、なぜバンドエイドを入れたのか? 1.袋に入ったアイス用の木のスプーンとバンドエイドの外観が似ていたので間違えた。2.「バンドエイドサービス月間」で、お客には必ずプレゼントすることになっていた。スプーンは単に入れ忘れ。3.スプーンがないので入れられない。となると、この客は、ホテルの部屋に戻ってから、部屋備え付けの栓抜きでこのアイスを食べるだろう。金属の柄ですくうのだから、もしかしたら指や唇を切るかもしれない。よっしゃ、その時のためにバンドエイドを入れといてあげよう! さぁ、何番だ!? (12/20)

さすがに疲れた。そして眠い。大阪出張最後の夜は、なんだかんだで寝たのが3時頃。昨日は会社に出勤する必要はなかったものの、夕方に仕事で渋谷に出向かなければならなかったので、大阪でのんびりとしているわけにもいかない。7時過ぎに起きて、10時の新幹線(500系のぞみ!^^;)に乗り、1時前には家に帰り着いたのだった。で、荷物(楽器^^;)を置き、ほんの少しの休憩の後、一路渋谷に向かったと。おかげで、電車の中ではひたすら爆睡。いや、ほんとによく寝たわ...。というわけで、留守録しておいたラトル&当団の「復活」他や、帰り際渋谷タワーでゲットした、マッケラス&スコットランド室内オケによるブラームスのセレナード集(「ウィンナホルン使用!」とコメントされていた)について触れたいところなのだが、さすがに書く気力がないので、明日以降に順延させていただく。あ、でも、マッケラスのブラームスについてだけちょっと書くと、とりあえず1番の一部を聴いてみただけなのだが、少なくとも1番ホルンはウィンナじゃないと思う。あれはおそらくナチュラルホルンでしょ。ストップ奏法を多用してるし、音もそんな感じだし。もちろん、ウィンナで吹きつつストップ奏法を用いたという線もないことはないと思うが、でも、あれは違うと思う。ウィンナを使っているとすれば、3・4番ホルンの方ではないかな。弁なしのナチュラルホルンと弁付きのウィンナホルンを組み合わせて演奏した。なんとなくそんな感じがするのだが。ま、全曲聴いてみてから、改めて"見解"を述べたいとは思うけど。ところで、渋谷タワーのコメント担当者(もしかして、シンフォニカA氏?^^;)は、どうして「ウィンナ使用」ということがわかったのだろう? 同じコンビによる同じ作曲家の交響曲集の時は、CDの解説書に「ウィンナで吹いた」旨書かれていたから明らかだったのだけど、今回の解説書にはそういう記載もないし(いや、私の英語力なんで、書かれているのに発見できてないだけってことも有り得るが...)。あれですかね、お店の人たち向けに発信されるニュースリリースみたいなのがあって、そこには書いてあったとかってことなんですかね?A氏、ここ読んでたら教えて(直接メール打てって?? ^^;)。(12/21)

いろいろ書きたい(書かねばならない)ネタはあるのだけど、さすがにもう限界。疲れが溜まって、ものを考える気力がありませぬ。つーわけで、今日はここまで。金曜日に、今回の休日出勤の代休を取ることにしたので、今日1日働けば明日から4連休。ネタの"処理"は、ここで一気に行いますので(そのつもりですので>いつものことながら...^^;)、悪しからずご了承を。そうそう、メールの返信も滞っております。これも"連休中"に解決しますんで、メールを頂戴している皆さん、今しばらくお待ちを。(12/22)

本当は、今日の当欄はお休みにするつもりでいたのだが、芳名録に「来年の来日公演の内容が決ったようですよ」とのお書き込みをいただいてはそうも行かない。というわけで、NEWS欄に2000年当団来日公演情報を掲載させていただいたので、ご確認いただきたく。ご通報くださった小原さん、どうもありがとうございました。
■先日書いた「マッケラス&スコットランド室内オケのブラームスでウィンナホルン使用は本当?」の件(どうでもいいけど長いな^^;)。当のタワーA氏からメールがあり、「交響曲の時と同様だろうと思い込んでしまい、勢い余ってついつい書いてしまいました」とのことだった。なるほどね。いや、昨日、1番の方だけ全曲聴いてみたんだけど、やっぱり、少なくとも1・2番ホルンについてはナチュラルホルンだろうと確信したもんだから。でも、3・4番ホルンについては、ウィンナの可能性があると思いますよ。ストップの音らしきものが聞こえないから、少なくとも「弁付き」の楽器で吹いてることは間違いないはずだし。ただ、仮にそうだとしても、当団ホルン会の「ウィンナの音」とはまったくの別物。「ウィンナで吹けばウィーンフィルの音になる」わけではないのだ。もっとも、それは、私らが一番身に染みてわかっていることでもあるんだけど...。(12/23)

さすがに今日は仕事を休みにした人が多いっすかねぇ。今日休めば4連休だし、大体においてクリスマスイブだし。かく言うワタクシめも今日はお休みなわけですが(大阪出張の代休)、クリスマスイブだからどうだという予定はまったくございません>涙。
■ウィーン帰りの友人ブッチャー氏から「お土産」が届いた。そう、先般写真を公開した通りのインスタントコーヒーと「野外コンサート」CD。で、そのCD(KOCH CLASSICS)、さっそく聴かせていただきました。ウィーンとベルリンの模様を全部収めたら、間違いなく3枚組コースなのだが、結局、両方の演奏から計16曲を抜粋した形となっているので、CDは1枚だけ。ちなみに16曲の内訳は、ウィーン(メータ指揮)から9曲、ベルリン(アーノンクール指揮)から7曲。もっとも、ジャケット印刷のミス(?)から、7曲目と8曲目の指揮者名が書いていないので、ジャケット表記上では、メータ7曲、アーノンクール7曲、指揮者不明2曲となるのだが...(笑)。ウィーンの方はテレビ放送されたからいいとして、なんと言っても興味の対象はアーノンクールが振ったベルリン編。結論を先に言うと、「"いつも通り"にアイデア豊富で、音楽的スリルも満点の引き締まった演奏。完成度高し」ということになるか。いくらでも「流れ」「雰囲気」に任せることができちゃうような音楽で、事実、メータなんかは、そういう路線に乗った演奏を繰り広げているわけだが(でも、メータの名誉?のために書き添えれば、その路線が上手く行ってる例だと思うけどね)、そこはアーノンクール、タダでは済まさない。フレーズとリズムを明確にし、ここぞという場所では、大胆かつ刺激的な音を奏させることで、音楽にメリハリを付け、生き生きとした表情を作り出す。聴き慣れたワルツやポルカの、なんと"新鮮"なことか。まさにアーノンクールの面目躍如と言える演奏で、十分に楽しませてもらったのだった。2001年のニューイヤーコンサートに登場するアーノンクール。万人にウケるかどうかはわからんけど、「今までとは絶対に違う」ことだけは確か。個人的には大変楽しみです。ところで、このベルリン編なんだけど、演奏終了後の拍手がないのですよ(ウィーン編の方はちゃんと入っている)。編集でカットしたとも思えないんで、ナマの演奏を収録したものではなく、別に録音したものだと思うのだが、だとすると、それは「どこで」録音したのだろう? だって、わざわざ野外で"スタジオ録音"(^^;はしないでしょう...。ジャケットには、録音場所としてWien/Berlinとの記載があるので、それが正しいのなら、ベルリンの、野外(確か、会場はベルリン国立歌劇場の前だったはず)以外のどこかで録音した、ということになるのだろうけど、ハテ...??
■しまふくろうさんから「偉大なるヴィーナホルン奏者たち」の新ネタをお寄せいただいたので、さっそく追加しました。しかし、"彼"もなかなかに大変な人生を歩んでいるんですなぁ...。(12/24)

不覚。風邪を再発させてしまった。先週の大阪出張の際に食べた"ふぐ"のおかげか(結構マジでそう信じてる^^;)、一旦は治まったように思えた風邪だが、昨日になって再発。熱が出てフラフラ状態が続いている。まったくもって情けない...。"4連休"に浮かれて無茶をしたわけではないのだが、でも、完全な「夜型生活」にしてしまったのは事実。やっぱり睡眠をちゃんと取らないと、テキメンにやられますなぁ。しかし、ツラい...。(12/27)

図らずもの"5連休"。朝には38度半ばあった熱も、今し方計ったところでは37度台前半と、それなりに落ち着いてきてはいるようなのだが、如何せん体がキツい。いい加減仕事も溜まっているから、そろそろ出勤しないことにはシャレにならないのだが、この調子だと、会社に行ったところで仕事になるかどうか...。年も押し詰まって鬱陶しいことだ。あーあ...。というわけで、本格復帰には今しばらく時間がかかりそう。最後の最後にショボいことですみませんデス。(12/28)

案の定、出勤してはみたもののまともに仕事ができる状態ではなく、急ぎ片付けねばならない分だけをなんとかやっつけて早退。が、帰り道に病院に寄って、解熱の注射を打ってもらったり薬を処方してもらったりしたおかげで、だいぶ楽にはなった。まだ本調子ではないけど、今の様子なら、明日にはかなり回復しそう。最後の最後に「空白の数日」状態を作ってしまったので、公私共に(この場合の「公」は当ページのことであります^^;)いろいろやらねばならないことが溜まっているのだけど、あと3日でなんとかやっつけますわ...。なーんて決意表明してはみたものの、当ページ読者の大半を占める"会社からアクセス組"の皆さんは、すでに年末休暇に突入か、あるいは今日で仕事納めのはず。頑張って年内にネタを仕上げても、結局、ご覧いただけるのは年が明けてからになっちゃうんだよね。"該当"の皆さん、どうもすみませんです。一応、その皆さんに年末のご挨拶をさせていただきますが、どうか来年もまた、当ページをよろしくご贔屓に。そして良いお年を!
■ところで、昨日寄った病院(小さな開業医)では、いつも有線放送(?)のクラシックを流しているのだが、昨日は、シュトラウス一家のワルツやポルカがかかっていた。到着した時に流れていたのが「皇帝円舞曲」。以後、「アンネン・ポルカ」「トリッチ・トラッチ・ポルカ」「ディナミーデン」と続いたのだが、本来ならば、"時節柄"(^^;ということもあるし、心和ませつつ聴くべきものだったと思う。が、私は、タダでも高い熱をさらに高くしそうなくらいに憤慨しつつ聴いていたのだな。なぜか?それは、その演奏が「ぜーんぶウソ!」だったから(笑)。ゴージャスなサウンド、大仰なフレージング、高らかに鳴り響く金管群。おいおい、それのどこが「ウィーン」なんじゃい!って感じ。いやぁ、あれはもう「勘違い」以外の何物でもない。当団に限らず、ウィーンの連中だったら、絶対にああいう風には演奏しないはず。っていうか、ああいう解釈・イメージは、ウィンナワルツやポルカでは有り得ないでしょう。私、確信しました。これは間違いなくアメリカのオケだなと。メータがニューヨークフィルを振った「こうもり」序曲を聴いたことがあるけど、まさにあんな感じ(ゴージャスで大仰)だったし。いや、まぁ、それを当てたからといって別にどうってことはないんだけどね、やっぱりウィンナワルツはウィーンに限る、ということでサ。
■しかし「ウエストサイド物語」ってのは、名作・名曲ですなぁ...って、地域限定ネタだね、こりゃ(^^; (12/29)

が下がったおかげで、鼻がグズグズする以外は、ほぼ平常時に戻った感じ。最悪時には、ちょっと体を動かすのもシンドかったというのに、熱が下がった昨日は、朝から体が楽々に動いて、まさに「別世界」状態。ほんと、健康ってぇのはありがたいもので。
■テレ朝でやった「カラヤン音楽三都物語」って番組。内容については... まぁ、別にいいでしょう。目新しい話が出るはずもないのだから、「だからどうした!?」と"目くじら"を立てる必要はない(って、立ててるか?^^;)。ただ、一点だけ。インタビューでちょこっとだけ登場した当団のシュスター氏。その氏の"肩書紹介"が、「ウィーンフィル ティンパニ奏者」となっていたのは、ちょいと違うよと。正確には「打楽器奏者」。当団の場合、名簿上では、ティンパニ奏者と打楽器奏者は分かれていないのだが(国立歌劇場管弦楽団の名簿では分かれている)、実際の"役割分担"は明確に決っていて、"ティンパニ以外の打楽器"担当者がティンパニを叩くことは、原則として無い(あくまでも「原則として」。もちろん例外は有り得る)。シュスター氏は、ウィーンフィルの名簿上は打楽器(Schlaginstrumente)の第4席。この場合、第1席から第3席まで(アルトマン兄、ハルトル、ミッターマイヤー)がティンパニ奏者だから、つまり、氏は「打楽器奏者」の第1席となるわけで、「ティンパニ奏者」ではないのだ(実際に叩かないし>叩いてるのを見たことはあるけど)。だから、あの"肩書紹介"は間違っているよと。でもまぁ、仮にそういうクレームをテレ朝にぶつけたところで、「だからどうした!?」と言われてオシマイだろうけどね(^^;
■しばらく前の当欄に書いたトムベック入院の件。その後の情報では、無事退院したとのこと。演奏活動にも復帰したのかどうかは不明だけど、大事には至らなかったようでまずは何より。順当に行けば、今年(来年^^;)のニューイヤーコンサートの1番ホルンは彼とロナルドの担当となるので、テレビに彼の姿が映れば、演奏活動にも復帰したということになる。が、もし、本来"降り番"の我らがLS氏(^^;の姿が映ったら... きっと、後日"愚痴"を聞かされることでしょう、LS氏から...(笑)
■いよいよ明日で今年も終り。ってことは、当欄恒例のネタをやらにゃならんわけで、さて、どうしましょ...。とは言え、一応腹案はありますんでね、その線でまとめたいとは思っております。とりあえずは、乞うご期待!ということで。(12/30)

あーあ、今年もついにおしまいだ。同時に、1900年代も今日まで。単に年が変るだけ、と言ってしまえばそれまでだが、でも、やっぱ、1900年代から2000年代に変るってのは、確かに"特別"な感慨を覚えるものではあるよね。特にこれといった「ミレニアム・イベント」(^^;を抱えているわけではないんで(涙)、今晩は、実家でのんびりと、自分自身の「来し方行く末」でも考えてみることにしましょう...(でも、マジにそれをやったら、きっと落ち込むだろうけど>笑)
■それにつけても気掛かりは年賀状。まったく手付かず状態。一応、年賀はがきは買ってあるのだが、デザインをどうするとか、大体において誰に出すんだとか、なーんにも考えてない。どうすんの?? いや、もう、こうなったら年明けにやるしかないわけで(爆)。しかし、これほど"やる気"のない年も珍しい。いつもは、慌てながらもなんとか年内には片をつけてたわけで、なんにもしないまま年を越すなんて初めてだ。うーん、やっぱマジで"おのれ"の「来し方行く末」を考えた方がいいかもしれんな...(^^;
■さて、大晦日恒例の「ワタシが選んだ1999当団ベストCD」「ワタシが選んだ1999フィルハーモニカー・オブ・ザ・イヤー」の発表。謹んで行わせていただきましょう。ハイ、ドラムロールと…って、もういいね、このネタは(^^;

☆ワタシが選んだ1999当団ベストCD

●アーノンクール指揮/ブルックナー:交響曲第7番(TELDEC)

大方の予想通り(?)、今年のベスト盤はこれでございます。"受賞"理由は、ズバリ、「完成度の高さ」。指揮者の思うところを汲み取り、それを自分たちなりに咀嚼して、しっかりと「音」と「音楽」にして結果を出す。指揮者にとってもオケにとっても、近年希に見る「いい仕事」だったのではあるまいか。クラシックを取り巻く状況の厳しい昨今。レコーディングに手間ヒマをかけることが非常に難しくなっている中、やる気になれば、こういう「仕事」もできる。それを証明して見せた意義もまた大きい。文句なしに今年のベスト。

☆ワタシが選んだ1999フィルハーモニカー・オブ・ザ・イヤー

●ヴォルフガング・トムベック氏(ホルン) ※もちろん息子の方(^^;

そろそろ弦の人も選びたいし... とか散々迷ったのだが、結局、上記ブルックナーやザルツブルク音楽祭の「大地の歌」で見事な演奏を聴かせてくれたトムベックに、その「復調」を祝う気持ちも込めて、この賞(?)を贈ることにした。とは言え、最近また体調を崩したらしいから、今後が心配なところ。まだ若いんだから(42歳)、せめてあと10年は第一線で(つまりは首席として)活躍してほしい。頼むよ、ヴォルフガング

■というわけで、"恒例行事"も無事済ませたので、今年の当欄の更新、これにて終了とさせていただきます。今年1年、当ページをご愛顧いただき誠にありがとうございました。来年もまた、どうぞよろしくご贔屓に。それでは皆さん、良いお年を!(12/31)