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アンサンブルいわき金沢


私のウィンナホルンでの活動の場のひとつ「アンサンブルいわき金沢」をご紹介します。

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この日の"ゲスト"矢吹さん(Pf)と一緒に"合宿会場"の吉野邸にて('97年5月)

アンサンブルいわき金沢。Fl:田中恵子、Ob:辻智章、Cl:吉野泰基、Fg:八木沼裕司、Hrn:佐々木直哉。
団体名は、ご想像の通り「アンサンブル・ウィーン・ベルリン」のパクリ(^^;。メンバーの住まいが、福島県いわき市、石川県金沢市、宮城県仙台市、神奈川県相模原市であることからのネーミング(→なら「アンサンブルいわき金沢仙台相模原」だろ、ってツッコミはなしよ^^;)。しかし、いったいどうしてこんなメンバー構成のアンサンブルが誕生したのかというと...。

10年ほど前、仕事の関係で福島県いわき市に在住した折、地元のアマチュアオーケストラ「いわき交響楽団」にお世話になった。練習後、クラリネットの吉野氏宅に集まってワイワイやるのが日課(?)で、大変楽しいオケ生活を送らせていただいた。その後、いわきを離れたものの、当時の仲間たちとアンサンブルする夢捨て難く、木管五重奏団の組織を決意。
しかし、ファゴットの名手八木沼氏は、すでに仙台に転勤。オーボエ奏者も適当な人がいない。さぁ、どうしたものか、と思ったところに浮かんだのが、大学時代に一緒に木管五重奏を楽しんだ金沢在住の辻氏の顔。彼ならノってくるんではないか...。誘ってみると案の定ノッてきた。これこれこういう人材がノッてきたから、と八木沼氏も口説いた結果、ここに世にも稀なる"遠距離アンサンブル"が誕生したのだった。
初顔合わせが1990年の5月。瞬時に意気投合した5人は、やるからには目標を持たないと、と見解を一致させ、翌年2月のカザルスホールアマチュア室内楽フェスティバル出場を目指すことに。その後数回、いわきや東京で練習を重ね、突貫工事で仕上げたタファネルの木管五重奏曲のテープを提出してみると、運良く審査に合格。晴れてフェスティバルへの出場を果たすことができたのだった。

その後は、2年に1回程度、吉野邸に集まって"セッション"するくらいの活動になってしまったのだが、この5月、久々に集合した折に、せっかくだからまた本番をやろう、と意見が一致。10月25日に行われるいわき市の「文化祭」に出場枠をいただけたことから、ベートーヴェンの木管とピアノの五重奏曲(ピアノは仙台の大学生美濃純子さん)とアゲイの「5つのやさしいダンス」を演奏することになった。

というわけで、アンサンブルいわき金沢、6年ぶりの"本番"は、10月25日(土)いわき市某所にて(時間、会場は不明っす^^;)。お近くの方は、ぜひともお出かけいただきたく。


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