鑑定物件 No.14

JR掛川駅構内にある物産店のパンフレット

依頼人:静岡県 小川裕史さん


入手のいきさつ


これを見つけたときは、何気なくどこのオケかなと手にしたのですが、見ているうちに、これはもしかして、あの有名な管弦楽団では!!!と気付き、投稿させていただきます。いつ頃のどのようなコンサートの風景なのか、フォルカー殿の鑑定をお待ちします。

追伸;コピーがおもしろいと思います。

本人評価額:パンフレット全体で100円(^^;


鑑定結果


鑑定額:500円

旧友小川氏からの2度目のご出品です(以前は「埼玉県在住」でしたが)。で、鑑定を始める前に、まずはお詫びを。
実は、この出品物に関しましては、もう何年も前に小川氏からご連絡をいただいており、私自身も、その後にあった掛川出張の際に現物をこの目で確認、さらには持ち帰ってまでいたのでした。なのに、その後ずーーーーーーーっと放置。いやぁ、小川氏、本当に申し訳ない。今回だって、再出品のメールをいただいたのは、丁度1ヶ月前ですものね。重ね重ねの不義理、何卒ご容赦くださいましね...m(_ _)m

というわけで、鑑定です。
いやぁ、これはまたやってくれましたなぁ>これっしか処(←なんとも味わい深いネーミングで...^^;)
指揮者(の後ろ姿)がクライバーに見えますし、1番ホルンの席にプファイファー氏が座っていますから、これは、1989年のニューイヤーズ・コンサートの時の写真だと思われます。
でも、まさかこんなところ(失礼!)に写真が使われているなんざ、当団諸氏も、もちろんクライバーだって、思わんでしょう。っていうか、許可取ってんのかね、写真使用の。クライバーの許可取るのなんて、大変そうだけどなぁ>取れたら取れたで、相当払わされそうだし(^^;

「味と技のシンフォニー」「ここは選ばれたものの舞台(ステージ)」ってコピーもベッタベタで、なんつーかこう、制作者の思い入れとは裏腹に極めてトホホ感漂う品。
でもまぁ、その心意気や良し、と解釈してあげるべきなのでしょうな。大胆な写真使用の件も含めて、ここはひとつ、これっしか処(のパンフ制作者^^;)に敬意を表したいと思います。

なので、500円!>え?安い? いやぁ、心意気代としては十分でしょう、これで(^^;


鑑定団ページ