依頼人:神奈川県(?) Hamelinさん
依頼人の弁
フォルカーさんはじめまして。私はピアニストのMarc-Andre Hamelinと申します。もとい、彼の名を借りて日陰のネット生活を送っているものです。飯尾さんのウェブに投稿させていただいたりしております。
さて、いつもフォルカーさんのウェブを楽しく拝見しておりますが、折角の脱力系企画に参戦したく存じます。私も自分のウェブでは相当くだらないことをやっておりますので、お気持、お察しします。
私のVPO系お宝と呼べそうなものは、「1993年ニューイヤーコンサート・プログラム」です(笑)。なんだそれだけか、いえそれだけではありません。
鑑定結果
CLASSICA掲載の名作「テレクラで聴け、スクリャービン」の作者である横浜ポン太改めHamelinさんからご投稿いただきました。
華々しく(?)当コーナーをスタートさせたものの鑑定依頼はサッパリで、当鑑定団も開店休業状態。途方に暮れとりましたから、大感謝です。Hamelinさん、ありがとうございました。今後も、充実したテレコミライフを送られますよう(^^。
さて、ご依頼品は、1993年ニューイヤーコンサートのプログラム。それなら持ってるよ!という方もいらっしゃるでしょうが、指揮をしたムーティ本人のサインが入っている、というところがミソの品ということになりますな。そのサインの真贋についてはなんとも言えませんが(おいおい..^^;)、たぶん本物だろうということで(おいおいおいおい...^^;)、貴重な品であると言えましょう(←ほんとに"鑑定士"なのか、それで!?)。
ただ、残念なのは、このプログラムをHamelinさん御自身が入手されたものではない、ということなのですね。別途、入手の"いきさつ"を伺ったところ、知人の方から譲ってもらったとのこと。ここが惜しい。当コーナーの趣旨(あるの?)からすると、ちょっと評価が下がるポイントです。
というわけで鑑定額ですが...。ご本人が入手されたものであれば高額評価したかったところですが、上記のようないきさつですので、ご本人評価をベースとすることにします。で、ご本人の評価額は「CD1枚分」。"CD1枚"と言っても、NAXOSの980円から国内レギュラー盤の3,000円まで、価格帯が幅広いですから、果たしてどの辺が適当か、というのが難しいところ。でも、ニューイヤーコンサートの"どさくさ"の中でサインをせしめた、という知人の方の行動力には敬意を表すべきでしょうから、国内レギュラー盤、しかも、この演奏会のライブCDの値段である3,000円の価値は十分にあると判断します。そこに、投稿してくださったHamelinさんの心意気への"御祝儀"1,000円(^^;を加えて4,000円。これで決りとしましょう。ハイ、鑑定確定!