大のF1ファンであるラルス氏(LMS)のたっての希望で実現したF1日本グランプリ観戦。
実は、昨年の"アンサンブル11"来日公演時にも画策し、こちらは演奏会が重なって泣く泣く(?)断念した経緯があったから、まさに満を持しての鈴鹿行きとなったわけだ。
快晴の2001年10月14日(日)。ホスト役となった盟友T氏(田中)、現在は滋賀県在住で鈴鹿近辺の地理に詳しい元不協和音K氏(北脇)、そして私のウィンナホルン会3人組が、日頃の感謝の気持ちを込めて(??)LMS師匠をご接待(^^;申し上げた鈴鹿F1観戦小旅行。
これは、その模様をご紹介するミニアルバムでございます。

10:56 名古屋駅12番ホーム
ウィリアムズBMWのチームキャップをかぶって、早くも「F1モード」突入(笑)
ホルンのソフトケースを持参して来たLMS師。「さすが、たとえF1観戦であっても仕事道具は肌身離さずなんだな、エライな」なんて感心して見ていたら、名古屋駅ホームでおもむろにケースを開けはじめ、中からこのキャップを取り出した。そう、つまりこのソフトケースは"カバン"であって、中に楽器は入っていなかったのだ!(爆)。こんなところで楽器出してどうすんの!? なんてびっくりして見てたのに、これにはさすがに脱力。他にも何やら"衣類"の姿も見えて...(^^;

12:23 鈴鹿サーキット南ゲート前
LMSの服装の変化に注目!(笑)
というわけで、満員すし詰めの快速「みえ」号に揺られて最寄の鈴鹿サーキット稲生駅に着いた我々は、ここで本日の"運転手"(観戦後に京都まで移動するので)を務めてくれるK氏と合流。K氏の案内で駐車場まで行き、必要な荷物だけ持っていざサーキットへ!と勢い込んだら、LMSが「チョットマッテ」とまたしても"カバン"の中をガサゴソ(^^;。で、何をするかと思ったら、今度はウィリアムズBMWチームのシャツを取り出して、御召し替えと相成ったわけだ(爆)。訊けば、先にイタリアに行った時にミラノだかのF1ショップで買ってきたんだとか。いやはや、気合い入ってるというか、なんというか...。

12:48 パドック入口前
某社のご配慮によりパドック見学へ。しかし...!?
今回は、我々ウィンナホルン会による師匠の接待という側面もあったため、東京ウィンナホルン協会の総力を挙げてご対応させていただいたのだが(大層な^^;)、その最大の目玉が、パドック見学。ウィンナホルン会のN氏が、F1参戦の某タイヤメーカー(って、2社しかないからバレバレやん>しかも、写真にしっかり会社名が写ってるし^^;)に勤めていることから、氏の尽力により、LMS師匠と首席接待役盟友T氏の2人のパドック見学が実現した次第。
で、待合わせ場所に出向いて某タイヤメーカーご担当者と顔合わせしたのだが、ここで"大問題"が露見した。LMS師の応援するウィリアムズBMWチームは、なんとライバルメーカーのタイヤを使用しているのである。でもって、師の着ているチームシャツには、そのメーカーのロゴがデカデカと...。というわけで、ご担当者氏の「こりゃマイッタな」の呆れ顔と共に、LMS、盟友T氏の2人はパドックへと消えて行ったのでありました。

13:41 バックストレート横観覧席
あぢぃ〜!
でもって、私とK氏はここから別行動。LMS師と盟友T氏は、これまたN氏の尽力によって確保された指定席での観戦となるのだが、私らは自由席観戦。なので、以前にも鈴鹿でレース観戦をしたことがあるK氏の手引きによって、バックストレート付近まで移動し、とりあえずここを最初の観戦場所と定めたのであった。
で、その観戦の感想はと言えば、「すごい!」。あまりに月並みなセリフで恐縮だが、やっぱ「音」がすごいよね。一種「官能的」とも言えるエンジンサウンド。速度の感覚よりも、その音のすごさにひたすら感心のF1観戦初体験でありました。

17:46 京都への移動中車内
爆睡!
観戦後はさっさと駐車場まで移動して、道路が混雑する前にと、ひたすら京都へ向ってひた走る。K氏運転による移動の心地良さに、さすがに観戦疲れが出たか、LMS師爆睡。まぁ、前日日本に着いたばかりでもあったのだから、無理ないけどね。

21:17 京都駅前の居酒屋
「まるで"おかめ"(草津の寿司屋さん)だね」とは、前列右側の"おじさま"(笑)の言
というわけで、ほぼ予定通りに京都へ到着。LMS師および盟友T氏宿泊の京都駅前の某ホテル(以前出張の際に泊まったところを私が推薦。インターネット予約で広々ツインルームのシングルユースが激安で、これにはLMS師もびっくり。「今後ウィーンフィルの京都宿泊はここにするよう事務局に伝える」とは、ちとオーバーな^^;)へのチェックインを済ませた後に、本日の"打ち上げ"をすべく、これまた駅前の居酒屋へ移動。実は、草津でお世話になっているもう1人の師、東京芸大の守山先生が、京響のエキストラの仕事でちょうど京都にいらしているということで、先生もお誘いしての宴会に。私は、最終の「のぞみ」号で帰宅するため途中で失礼したが、いやはや、確かに"まるで草津"のような雰囲気で大いに楽しませていただきました。
ちなみに、この日京都に宿泊したLMS師と盟友T氏は、翌日東寺などを見学してからウィーンフィル最初の公演地である倉敷へ移動。その夜の演奏会のベト7(ベー7^^;)で師が「炸裂」(爆)したことは、既に皆さんご存知の通り。F1観戦が、彼のベト7演奏に何がしかの"効果"をもたらした... のかな??(^^;

以上、LMS師匠接待F1観戦記、了。(2002/08/02最終記)



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