FreeBuilder、jEdit

「FreeBuilder」
掲載 『JAVA PRESS』Vol.9
概要 オープンソースの Java 用統合開発環境「FreeBuilder」について紹介。
「jEdit」
掲載 『JAVA PRESS』Vol.9
概要 Java で書かれたフリーの本格エディタ「jEdit」について紹介。

この 2 本の記事は、JAVA PRESS Vol,9 の特別企画 「Java オープンソース & フリーウェアを 使い倒す」に入っています。FreeBuilder と jEdit。「フリーで良質なモノ」を 目指すこの 2 つのソフトウェアにぜひとも触れてみてください。

jEdit 2.1final について

jEdit は更新が頻繁に行われています。今回も、記事を書いている間に どんどんバージョンが上がっていったので、どれにあわせて書くべきかというのが 問題になりました。JAVA PRESS Vol.9 の 222 ページでは「椙村氏にも たいへんな思いを」と書かれていますが、何度も修正することになって本当に 大変だったのは編集部様だったと思います (反省反省)。

その後、jEdit 2.1final が公開されました。その後も改良が続き、 2000 年 4 月 26 日現在では、2.4.1 が最新版になっています。 記事執筆に使った 2.0final からの主な変更点は次のとおりです。

インストール

jEdit 2.1 で Swing を使ったインストーラが採用され、簡単に インストールできるようになりました。

マクロ機能

キー入力を記録して後で「再生」できるようになりました。再生する回数は指定できるので、 単調な編集動作を繰り返すような場合に便利です (次のバージョン 2.2 系ではメニュー操作も 記録できるようになっています)。

レジスタ

編集関連の操作が整理され、バッファ中のテキストや位置を一時的に保存する機能は 「レジスタ」にまとめられました。

プラグイン API

プラグインを作成するときに使う API が変更されました。記事中に掲載したサンプルの XrefPlugin も、 2.1 系では使えなくなっています (下に新しいものを用意しましたのでご利用ください)。

ダウンロード

XrefPlugin [Xref-0.2.zip / Xref-0.2.tar.gz]
jEdit の記事で作成した jEdit 2.0final 用プラグインの例を、jEdit 2.1final に対応させたものです。 ソースコードと、コンパイルして Jar にまとめたものが入っています。

注: 上のファイルは、jEdit 用プラグイン配布の慣習に従い、Zip 版と GZip'd Tar 版を 用意しました。どちらも内容は同じですが、ソースコードの形式だけ変えてあります。Zip 版では シフト JIS (改行コードは CRLF)、GZip'd Tar 版では日本語 EUC (改行コードは LF) になっていますので、 お好きな方をどうぞ。



Presented by 椙村敦史 (夏鰯) <sardine@toyfish.net>