Grey Ghostの話最終話
第2次世界大戦のとき、ドイツ軍は
「ピストール38」というハンドガンをつかっていました。
のちに「ルパン3世」もつかったワルサーP38です。
このピストルは、当時としては画期的な
「暴発防止機能」や
「小口径高速弾」、「命中精度」をもっていました。
「暴発防止機能」は、自軍の未熟な兵士に安全をもたらし、
「小口径高速弾」は人を殺すのでなく、怪我をさせることに
よって、相手の総合戦闘力を弱めました。
この拳銃はイギリス軍等に「Grey Ghost」と呼ばれていました。
戦争はさけなければいけないものですが、
人は拳銃でなく人に殺されるのです。
ドイツ軍という最悪なものに作り出されたこの拳銃は、
その後の平和に対する条約決定時、兵器規定等で「人の安全」
「人権の尊重」に大きな影響を与えました。
このホームページはその名を借りています。