−ベルディア帝国 人物ガイド−



漂流王


【暗黒の民、男性】
 呪われた島より脱出した船団を率いていた王。
 精神世界でバルバスといつ終わるとも知れぬ闘争を続け、その肉体は静かに眠り続けている。


アスファ


【暗黒の民、男性】
 騎士王の腹心にして、新生ベルディア王国の頭脳役を務める宮廷魔術師。
 神獣の民やダナーンについての調査任務に携わっていた経験から、獣の牙のベルディア砦の設立を誘致した中心人物。
 初代団長を務めた鬣の民の戦士リュースとは親友関係であり、後に獣の牙の傭兵により石化の窮地から救われてもいる。
 第7席であったが、度重なる戦乱と国内問題のため、後に5席、3席を経て主席へ。


アロート


【蹄の民、男性】
 穏やかな物腰のやせぎすの青年、獣の牙ベルディア砦の百人隊長を務める。
 自分勝手なものが多い傭兵たちの中において物事を客観視し公平な対応に努める貴重な人物。
 蹄の民らしく弁舌に長け、砦においては交渉事を積極的に引き受けている。


カウト


【暗黒の民、男性】
 ベルディア帝国の密偵。騎士隊長レイトンの翻意を警戒し、監視の任についていた。
 リプレイ版においてはリュースたちの脱獄を手引きする。


ガルディ


【猛虎の民、男性】
 逞しいを通り越して奇怪のレベルで鍛え上げられた肉体を持つ猛虎の民の男性。
 ウンガロ砦攻略の主将を務めるが、思いやりに欠ける発言を嫌い、副将のルインズを信用していない。


クローゼン


【暗黒の民、男性】
 マイリー神殿の司祭。幾人かの神官を引き連れて神殿から出向、獣の牙ベルディア砦の幹部、百人隊長を務める。
 獣の牙の傭兵に不足しがちな癒し手を派遣すると共に、傭兵たちに暗黒の民の社会常識に関してのフォローを行う。


グレイル


【猛虎の民、男性】
 剣の牙の公爵の異名をとる猛虎の民の英雄。周期の民に銀狼の民のマリスと殺し合う運命にあったが、
 レイルズとの邂逅で奪われたおのれの片目の復讐に執着し、バルバスの意向すら無視して暴走、
 紀元年にはじまりの地への途上でレイルズとの闘いにより死亡。


グンナーク


【暗黒の民、男性】
 ファラリス神殿の大司祭、神をも降ろせる実力を持つ神殿最高責任者。
 暗黒の民の境遇と未来を憂い、並の英雄では救えぬと妖魔王をベルディアの王にせんと目論んだが、
 妖魔王との認識・思想の違いや、暗黒の民を孤立させ獣の牙を頼らざるをえなくする策略などもあり、
 最終的には騎士王ディラントを戴く事を認め、暗黒神降臨の奇跡をもって妖魔王を故郷である妖精界へ帰還せしめた。


ジェイナス


【カストゥール王国人、男性】
 額に黒水晶を戴く美貌の青年魔術師。クリスタニア侵攻軍においては情報を担う部門の上位にあった。
 ライルベクター司令と決裂し、ホムンクルスを伴って亜空間要塞を脱出、獣の牙に身を寄せる。
 リプレイにおいてはカストゥールの穏健派の助命を願い活動し、最終的に生き残ったが、
 小説版においては最初からクリスタニアの人々と共に生きる気などなく、獣の牙を利用して
 無限の魔力を独占しようと図ったが、その内心は既に先を絶望視しての破滅願望に憑りつかれていたのかもしれない。


シェール


【ダークエルフ、女性】
 暗黒騎士ルインズの策により神王バルバスの復活を許してしまい、戦いに身を投じた伝説のダークエルフ。
 神王の活動停止後は、再び眠りにつく漂流王の傍らでその戦いが終わるのをただ待ち続けている。


シロフォノ


【双面の民、男性】
 計算高く巧みな話術を得意とする青年、獣の牙ベルディア砦の百人隊長を務める。
 人の心理を推し量るのにも長けており、砦の対人における参謀役を一手に担っていた。
 リヴリアと共にリュースをいじるなど底意地こそ悪いが、責任感は強く、
 なんだかんだと言いつつ、最後までリュースの冒険につきあっていくことになる。


ソリヌス


【悟りの民、男性】
 悟りの民の大集落の長。紀元10年の獣の牙とベルディア帝国の同盟調印前にダークエルフによって暗殺されるが、
 ファラリス大司祭グンナークのリザレクションで蘇生される。


ティオシー


【銀狼の民、女性】
 頬に深い傷跡が残るものの問題ならぬ美貌の女傭兵、獣の牙ベルディア砦の百人隊長を務める。
 常識人であり、お人好しなところがあるため砦の良心とも呼ばれ、傭兵たちに慕われている。
 砦においては偵察と野伏のプロフェッショナルとして傭兵たちを率いる。


ディラント


【暗黒の民、男性】
 神王降臨期より第一騎士団長として主力騎士団を預かる、グレイルの死亡と神王活動停止を期に
 イスカリア地方へ展開中の暗黒騎士をはじめとする戦力のベルディア半島への後退を指揮し、その後、騎士王に就任。
 カストゥール王国の浸透工作に伴い、一時行方不明となるも無事帰還し、反抗作戦の陣頭指揮をとった。


ハース


【暗黒の民、男性】
 ディラント派に属する暗黒騎士、獣の牙ベルディア砦との調整のため、砦の幹部、
 百人隊長として出向し、各種の便宜を図る。


バッソー


【新しき民、男性】
 獣の牙ベルディア砦の百人隊長を務めるシーフ。
 ダナーン王国レイルズ腹心の密偵頭であり、秘密裏にダナーン王国と新生ベルディア王国の間の連絡係も務めている。
 獣の牙ベルディア砦にも新しき民は参加しており、彼らのフォロー係でもある。


バディオ


【猛虎の民、男性】
 グレイルの次にトップにつくと目される猛虎の民の若長の男性。
 ウォーハンマーを主武器とし、怪力無双。グレイルを尊敬し、猛虎の民にしては人を気遣う優しさを持った人物であるが、
 当のグレイルやバルバスから見た評価は今一つという所であるらしい。


ビエン


【暗黒の民、男性】
 戦神マイリー大神殿の最高司祭(高司祭や大司祭と表記された事もある)。
 情け深い人格者で、ルインズやグレイルからシェールを匿いマイリー神殿の戦力で対抗した。
 前10年頃に双面の民ムーハの企みで騙された胡蝶の民トゥルヤによって暗殺される。


フォスティ


【枝角の民、女性】
 封印から解放された混沌に憑依され、生きたいという両者の意志の結果同化してしまった少女
 リュースによってその意思を承認され、混沌として狩られることを免れてリヴリアの弟子となる。
 その学習速度はすさまじく、既にベルディア砦ではリヴリアを超えた実力の呪術師となっているが
 当人だけはそれに気づかず、日々リヴリアに便利に使われている。外見年齢10歳。


ベック


【暗黒の民、男性】
 ディラントに仕える老騎士。彼が幼いころから側に仕え見守ってきた人物。
 結婚もしておらず、ディラントの成長が一番の楽しみというディラント股肱の臣。


マーダル


【沈黙の民、男性】
 沈黙の民の族長である老人。ベルディアと神獣の民の同盟調印式に出席する。


マーティ


【暗黒の民、男性】
 宮廷魔術師団の首席導師、カストゥール王国クリスタニア侵攻軍の知識と無限の魔力に魅せられ、
 その魔力を得て、カストゥールをも抑えて、新たなベルディア帝国の未来を目論み、
 一時は黒水晶による無限の魔力をもって王城ダークスフィアの一時的占拠にまで至ったものの、
 魔力の塔の失陥により、その野望は潰える事になった。


マカティ―


【暗黒の民、男性】
 ベルディア帝国の密偵のひとり。ディラントの信用も厚く、重要な案件を多く把握している。
 ディラントとレイルズの橋渡しをした。


メルハイト


【暗黒の民、女性】
 宮廷魔術師団に所属する魔術師であり、首席導師マーティの娘。父の命によりアスファの動向を探るべく、アスファに近づいた。
 アスファへ特別な想いを抱き、幾度も心変わりを求めたが果たせず、最後は魔力の塔の失陥に動揺した隙をつかれて敗北、捕縛された。


ライルベクター


【カストゥール人、男性】
 額に黒水晶を戴く男性魔術師。クリスタニア侵攻軍の総司令官。
 召喚魔術の一門に属している可能性が高いが、切り札がコードネーム『神殺し』だったのを思えば
 複数の門に跨って学ぶのを許された上級貴族だった可能性もあるだろうか。
 プライド高く、クリスタニアの民に屈するのを良しとせず、亜空間要塞を自壊させ、運命を共にした。


リィ―ドル


【暗黒の民、男性】
 宮廷魔術師団の次席導師。マーティと共謀し、共にカストゥール王国と密通する。
 マーティと共に王城ダークスフィアを占拠するが、魔力を失い捕縛された。


リヴリア


【影の民、女性】
 最高の美貌と最悪の性格と恐れられる女傭兵、獣の牙ベルディア砦の百人隊長を務める。
 団長リュースの補佐的立場として呪術と智謀を働かせる砦の中心人物だが、
 それも一番近くでリュースの不幸を面白がるためと公言して憚らない。
 毒舌を自重するつもりが一切ない上に実力は確たるものなので暗黒の民からも恐れられているとか。


リュース


【鬣の民、男性】
 獣の牙ベルディア砦の初代団長を務める戦士。
 アスファ、ディラントと親しく、砦の傭兵たちに人望もあるが、
 一方で混沌解放や暗黒神降臨を承認した事で、神獣の民の一部から後ろ指をさされる事も。


レイトン


【暗黒の民、男性】
 暗黒騎士団の騎士隊長の1人。ディラント派の騎士であり、アスファの幼馴染でもある。
 しかし神獣の民に恨みがあり、彼らと力を合わせることに対して懸念を持っていたため、
 獣の牙ベルディア砦誘致の際にはアスファとリュースらを監禁し、阻止せんと目論んだ。
 しかし、その後の妖魔と猛虎の民によるドートン包囲戦において暗黒の民の窮地を救うため、
 主義を曲げて獣の牙との共闘を決意、暗黒騎士を率いて防衛戦に参加した。


ルインズ・ブレスト


【暗黒の民、男性】
 暗黒騎士団、第二騎士団長。元は騎士隊長であったが出自で出世できない帝国近況を嘆き、
 漂流王の魂を夢幻界へ放逐する企みを主導し、神王復活を果たし、騎士団長に就任、バルバスからタレントを授かる。
 しかし、ピロテースへの追撃の際に、バルバスが執着するレードンを妬み、一騎打ちの末に死亡。


レナ


【暗黒の民、女性】
 華奢で小柄な少女。暗黒騎士団に婚約者がいたが封印から解放された混沌との戦いで戦死。
 混沌解放の承認者であるリュースへその恨みを向け、砦に暗殺を期して潜り込む。
 読み書き計算から礼儀作法まで学んでいるため、砦においてはシロフォノの助手として
 事務作業全般を担い、傭兵たちに重宝され人気者になってしまっていた。


妖魔王


【ダークエルフ、男性】
 ダークエルフの最上位に位置する妖魔の王、本名は不明。
 神話の時代にクリスタニアに強制召喚されたが、呼び出した神が滅んだため帰還不能に。
 やむなくそのまま版図を築こうと行動したが封印の民の初代の長に封印される。
 封印が解放され周囲の変化に戸惑いつつも大樹海を本拠に行動を再開したが、
 最終的にはリュースとグンナーク、封印の民の初代長、そして妖魔たちとの語らいの末に、
 降臨した暗黒神ファラリスによる解呪送還を受け入れて妖精界へ帰還する。


※公式の人物をリストアップ。応募傭兵の皆さんは・・・要る?


トップに戻る