-研究部ー

(分室)

ここでは中立神(神獣となったもの)を選んだプリーストの行動の指針について
研究したいと思います。
随時、追加していきます。


フェネス


月の神であり、周期と調和を司る神。
クリスタニアにおいては自らが降臨した種族、狼を聖別した
銀狼(シルバーウルフ)を眷属としている。

アレクラストにおいてはその神官は周期を重要視し、
結果として暦や予定表、規則正しい生活などを心がけるものと思われる。
調和を乱す行為(戦乱)を止めるべく行動することもあるだろう。
調和を乱す存在であるアンデッド、異界の存在等には厳しく対処することが予想される。
狩人や農民、漁師などに信者がいることだろう。
意外に精霊使いにも信者が居そうである。


バルバス


権力の守護神であり、支配と復讐を司る神。
クリスタニアにおいては自らが降臨した種族、虎を聖別した
剣歯虎(サーベルタイガー)を眷属としている。

アレクラストにおいてはその神官は支配と復讐を重要視し、
権力者への儀礼、敵討ちの支援、自らが復讐者などが考えられる。
竜族に対しては厳しく対処することも考えられる。
騎士や王侯貴族をはじめ、暗殺者などにも信者が居そうである。


ルーミス


結界の守護神であり、不変、無限、四大精霊を司る神。
クリスタニアにおいては自らが降臨した種族、蛇を聖別した
虹色蛇(レインボウサーペント)を眷属としている。

アレクラストにおいてはその神官は現状維持や混沌の排除などを重要視し
精霊力異常の地の対処、国境の記録、モンスター退治などに従事すると思われる。
特に異界からの侵入者には敏感に反応する事だろう。
兵士や衛兵、精霊使いや魔術師に信者がいるのではないかと思われる。


ブルーザ


怠惰なる戦神、闘い、怠け、邪眼を司る神。
クリスタニアにおいては自らが降臨した種族、猪を聖別した
土色牙猪(タスクボーア)を眷属としている。

アレクラストにおいてはその神官はほとんどが傭兵か兵士であろうと思われる。
冒険者にも居そうである。
彼らは自分の出番である戦闘以外の場面では徹底的に怠けるのだ。


ウルス


世界に残りし邪悪、混沌を封印せんとする、封印を司る神。
クリスタニアにおいては自らが降臨した種族、熊を聖別した
灰色熊(グリズリー)を眷属としている。

アレクラストにおいてはいつか世界を襲うであろう災厄を封印する
実力をつけるために修行に励んでいる事だろう。
信者の大半は冒険者と思われる。


ディレーオン


神々の間での承認者であり、栄光と権威、承認を司る神。
クリスタニアにおいては自らが降臨した種族、獅子を聖別した
黄金獅子(ゴールドライオン)を眷属としている。

アレクラストでは戦神マイリーの司祭が勇者を支援するように
承認に足る人物を探していることが多そうだ。
議長、族長、騎士、冒険者が信者のほとんどだろう。


フォルティノ


世界の監視者であり、名誉と法、治安を司る神。
クリスタニアにおいては自らが降臨した種族、鷲を聖別した
白頭鷲(ホワイトへッドイーグル)を眷属としている。

アレクラストではその神官は治安を守るため、
そして世界の危機を見逃さぬために世界中を旅している事だろう。
巡察官等を除けばそのほとんどの信者が冒険者であることもありうる。


アルケナ


時間と未来の探求者であり、運命と時の流れを司る神。
クリスタニアにおいては自らが降臨した種族、鴉を聖別した
大黒鴉(レイヴン)を眷属としている。

限定的ながら未来を予測する能力を授かるアルケナの神官達は
アレクラストにおいては占い師や予言者となるか田舎で隠棲することが多そうだ。
その例外となるのはやはり冒険者だろう。


フーズィー


魂の運び手たる女神、慈愛と悲哀、魂を司る。
クリスタニアにおいては自らが降臨した種族、白鳥を聖別した
大白鳥(ノーブルスワン)を眷属としている。

アレクラストにおいてはその神官は葬儀、鎮魂の儀式を担う事だろう。
農民、医師、冒険者にそこそこに信者が居てもおかしくはない。


シルヴァリ


神々の調停者であり、移動と輸送、交渉を司る神。
クリスタニアにおいては自らが降臨した種族、馬を聖別した
黒駿馬(ムスタング)を眷属としている。

アレクラストにおいてもその神官は戦乱を未然に防ぐため、
あるいは終結させるために交渉役を買って出ている事だろう。
信者は交渉人、行商人、商隊員、郵便屋、冒険者と言った所か。


メルキシュ


ラーダとの「リドル(謎かけ)」勝負にやぶれしもう一柱の知識神。
秘密、謎や知識、光と闇の精霊力を司る神。
クリスタニアにおいては自らが降臨した種族、猫を聖別した
大山猫(リュンクス)を眷属としている。

ラーダの勢力が強いアレクラストでは信者が発生しにくいだろうが
理性的に行動することを目指すラーダ信者よりも「知識探求」「好奇心」
の方に重点をおくのでメルキシュを選ぶ信者も十分発生しうる。
信者は賢者、魔術師、精霊使い、文官、医者、探偵、そして冒険者など。


タルキィー


世界を解きほぐす禁断の言葉を知る者、神々の間の意思疎通を担う神。
精神、言葉、真なる意図を司る神。
クリスタニアにおいては自らが降臨した種族、鸚鵡を聖別した
大鸚鵡(サイレント・パロット)を眷属としている。

アレクラストにおいては人の少ない山奥等の村に信者がいそうである。
信者は語り部、秘密の守護者、冒険者などか。


スマーシュ


幸運神チャ・ザの不実な従僕、商売と両面性、虚偽を司る神。
クリスタニアにおいては自らが降臨した種族、狐を聖別した
双尾狐(ツインテイルフォックス)を眷属としている。

アレクラストにおいても、言葉の両面性と商売を司るスマーシュの信者は
そこそこに存在するのではないだろうか?
商人、交渉人、詐欺師、盗賊、冒険者など、信者候補はわりとはっきりしている。


ラフォンテール


神々のなかで最も美しき女神であり、永遠の逃亡者。
森、泉、逃亡と魅了を司る神。
クリスタニアにおいては自らの降臨した種族、鹿を聖別した
大枝角鹿(マーブルディアー)を眷属としている。

逃亡によって得られる可能性を重視するため、アレクラストにおいては
政略結婚からの逃げこみ寺としての性格等があっても面白いかもしれない。
信者は職種よりは環境や境遇によって発生する事だろう。


レスフェーン


幻の支配者であり夢幻界の監視者、夢と幻を司る神。
クリスタニアにおいては自らの降臨した種族、蝶を聖別した
夜光胡蝶(ナイトパピヨン)を眷属としている。

夢や幻の中での事は現実と変わらぬ重要さを持っているとするため
創造的な仕事をするものにまれに信者がいる事だろう。
画家、吟遊詩人、建築家、芸術家、小説家(バリアント)、劇作家、そして冒険者。


バイアード


地底の支配者たる大地の神。輪廻、大地の精霊力を司る。
クリスタニアにおいては自らの降臨した種族、環蟲を聖別した
大環蟲(アースウォーム)を眷属としている。

生と死の営みと大地をつかさどることから
そこそこの信者が居ておかしくないだろう。
信者は未開地の民、ドワーフ、農民、坑夫、そして冒険者など。


クロイセ


真に完成された世界を望む者、社会と組織、統率性を司る神。
クリスタニアにおいては自らが降臨した種族、蟻を聖別した
真紅大蟻(クリムゾンアント)を眷属としている。

アレクラストにおいてはその社会、組織を重視する所から
支配階級を中心に信者がいると考えられる。
騎士、貴族、将軍、ドワーフが主な信者か。
冒険者にはあまり信者はいなさそうである。


オールギン


海魔と潮流の支配者、守りと警備、潮流を司る神。
クリスタニアにおいては自らの降臨した種族、鯨とは違い、シャチを聖別した
黒鯱(オルカ)を眷属としている。

アレクラストにおいては警備や航海に携わるものに信者がいる事だろう。
漁師、船乗り、警備兵、ガルガライスシーガード、海賊、冒険者
といったあたりが信者か。


リュティーク


旅立ちを守護する女神であり、出発とはじまりを司る神。
クリスタニアにおいては自らが降臨した種族、燕を聖別した
尾長燕(ロングテイルスワロー)を眷属としている。

アレクラストにおいてはその神官は旅立ちと事始めを重要視し、
旅の安全の祈願、子供が生まれた際の祝福、成人の祭りなどを引き受けると思われる。
旅人、行商人、船乗り、冒険者に信者が集中するだろう。


コスタル


神々の間の情報伝達を勤めていた女神。平和と安寧、情報伝達を司る。
クリスタニアにおいては自らが降臨した種族、鳩を聖別した
真珠鳩(パールピジョン)を眷属としている。

アレクラストにおいてはやはりマーファの従属神として少数の信者がつくだけであろう。
ただ、伝達を司る事から
郵便屋、行商人、旅人、冒険者などに信者がいる可能性がある。


ラナディー


中立神の中にあってさらに中立を保つ神、中立と中庸を司る神。
クリスタニアにおいては自らが降臨した種族、蝙蝠を聖別した
灰色大蝙蝠(グレイバット)を眷族としている。

アレクラストにおいてもラナディーの神官はさほど変わらないだろう。
中庸、中立を守ることを重視し、どっちつかずの態度をこそ推奨する。
あまり神官はいないかもしれない。


ソルソ


守護と守備、住処を司る鉄壁の守護神。
クリスタニアにおいては自らが降臨した種族、針鼠を聖別した
赤針鼠(レッドヘッジホッグ)を眷属としている。

アレクラストにおいては防御という現実に直面しているものに信者がいる事だろう。
あるいは護衛などの仕事についているものにも信者はいそうである。
プリシスの民、衛兵、近衛騎士、警備兵、自警団員、ボディガード、冒険者等が信者か。


サータリア


中立神の殿をつとめし、献身と自己犠牲を司る神。
クリスタニアにおいては自らが降臨した種族、山羊を聖別した
大岩山羊(ワイルドゴート)を眷属としている。

守るべき者を見つけ、自らのすべてをもってそれを守るという
信仰はアレクラストにおいても同様であろう。
とはいえ近衛騎士、冒険者くらいにしか信者は発生しそうに無い。


セトラント


流浪の略奪者、略奪と掃討を司る神。
クリスタニアにおいては自らが降臨した種族、蝗を聖別した
大顎蝗(ジャイアントルーマー)を眷属としている。

略奪を行う代わりに邪悪や混沌を掃討するセトラントの信者は
道中のモンスターからの護衛と引き換えに積荷の一部をせしめる山賊や
冒険者にふさわしい。
逆に、それ以外の層には信者は居そうに無い。


モスコス


永遠の挑戦者、試練と迷宮を司る神。
クリスタニアにおいては自らが降臨した種族、野牛を聖別した
双角野牛(バイソン)を眷属としている。

人生そのものを迷宮と考えるモスコスの信者は
文字通り数限りない迷宮と試練に挑む冒険者がほとんどだろう。
戦士、航海者、調査隊など常に未知への挑戦を続けるもの達が信者だろう。


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