-研究部ー



”医術を極めし者”フェルガリオ

フェルガリオ・ラブンツェールは創造魔術の門派に属していました。
当時の創造魔術の門派は魔獣の創造やホムンクルス等の創造がブームでしたが、
生来魔力が弱く、その分野では出世できないと思ったフェルガリオは人体研究にのめり込みました。

彼には元々セージとして、そしてヒーラーとしての才能があったのでしょう、
数多くの発見と新薬の完成、新しい治療技術を生み出し、
それに基づいて拡大魔術、創造魔術や死霊魔術さえも大きな発展を遂げました。
が、彼は次第に功名心よりも研究にのめり込むようになり、
やがて非合法の人体実験を繰り返すマッドドクターとなってしまいます。

段々猟奇的になって行く彼の研究は、非難を浴びつつも有用な為に暗黙の了解的に続けられていましたが、
実験に使っていた妖精達の反乱によって倒され、終わりを迎えます。
バードの伝承知識の中では実験対象であるエルフの女性を愛してしまい、
殺された事にして駆け落ちしたとも言われています。

彼の研究は古代王国では高く評価されただけですが、
一番活用されたのは皮肉にも古代王国崩壊後の新王国でした。



オペ・ナイフ

知名度=15 魔力付与者=”医術を極めし者”フェルガリオ
形状=恐ろしく鋭利で鍔の無いダガー 必要筋力=3
魔力=ダガー+2です。
      ただし対象が衣服・鎧を付けていた場合ダメージが半分になります。


フェルガリオ・レポート

知名度=14 魔力付与者=”医術を極めし者”フェルガリオ
形状=数枚のレポート 必要筋力=−
魔力=人体の研究中に発見された、誰でも不老不死になれる方法が書かれているといわれています。
      その存在は噂で語られるだけで誰も実物を観た者はいません。
      そのレポートかどうかは不明なレポートが遺跡から発掘されたり、
      血生臭い奪い合いや闇ルートでの高額取り引きがされているのは事実です。

 
フェルガリオの妖精の書

知名度=15 魔力付与者=”医術を極めし者”フェルガリオ
形状=虹色の表紙の本が3冊 必要筋力=−
魔力=人間以外の妖精族の肉体の構造について詳しく記述された医学書です。
      人体実験中に妖精達の反乱に遭い、死亡したため未完のままです。
      セージがこの本を全部読むと妖精の知名度判定で+2されます。


フェルガリオの毒の書

知名度=15 魔力付与者=”医術を極めし者”フェルガリオ
形状=黒い表紙の本が5冊 必要筋力=−
魔力=アレクラスト中の毒物について詳しく記述された医学書です。
      毒物の症状と解毒法と人体実験の結果が下位古代語で書かれています。
      ヒーラーとセージがこの本を全部読むと解毒の知名度や治療の判定の基準値をレベル5として判定できます。
      レベル5以上の者は2レベル上昇した基準値で判定します。 


フェルガリオの疾病の書

知名度=15 魔力付与者=”医術を極めし者”フェルガリオ
形状=黄色い表紙の本が5冊 必要筋力=−
魔力=アレクラスト中の病気について詳しく記述された医学書です。
      病気の症状と解決法と人体実験の結果が下位古代語で書かれています。
      ヒーラーとセージがこの本を全部読むと病気の知名度や治療の判定の基準値をレベル5として判定できます。
      レベル5以上の者は2レベル上昇した基準値で判定します。 


フェルガリオの生命の書

知名度=15 魔力付与者=”医術を極めし者”フェルガリオ
形状=白い表紙の本が10冊 必要筋力=−
魔力=人体に構造について詳しく記述された医学書です。
      無数の人間の解剖の結果が下位古代語で書かれています。
      ヒーラーがこの本を全部読むと怪我の治療時にレベル5として判定できます。
      レベル5以上の者は2レベル上昇した基準値で判定します。 


ドクトル・クリスタル

知名度=16 魔力付与者=”医術を極めし者”フェルガリオ
形状=内部から淡い光を放つ拳大のクリスタル 必要筋力=−
魔力=このクリスタルは怪我や病気等の知能を持っており、質問に答えてくれます。
      その時はセージと同じく基準値10+2Dで判定し、知っていれば答えます。
      指示に従い処置をするならヒーラーレベル3で判定する事が出来ます。
      ただし会話は下位古代語です。


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