Arseno ver2.1.4

ファリスその４
【ふぁりす４】

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（続）イリーナ時代以降の復権はそういった難しい問題に挑んでも人気は上がらないから棚上げして、とにかく悪人と妖魔を時代劇のお約束風にビシバシぶった切りましょうという路線だったからな。イリーナは人気回復専念でも良かったかもしれないが、ポスト・イリーナでその辺りを深められなかったのが原因かも。
今回のアノスの聖戦はファリス復権には逆行するのは間違いない。ただクレア時代の復権は「投降した妖魔をどうするか」「不可避の悪事をどう裁くか」「悪の帝国と戦って多くの犠牲者を出すことは正義か」といったファリスにつきまとう古典的な哲学問題に挑んでいたものが、
アノスにアトンの事を隠して警告しておかなかったのを、ルキアルに利用された感がある。てゆーか、センスイービルはどうした？！ファリスは愚行に啓示もしなかったのか？！アリシアといいファリスは水野先生に嫌われてるなｗｗ
偽善も墓までやり通せというしな。
フォーセリアの人々も、現実の我々も、自分がどう生きるかを自分で決めて歩む、手探りしながらの人生を。貧しいからこそ他者を救おうとするボランティア精神の者もいれば、自分の不幸を免罪符に安易な道に堕ちる者もいる。人それぞれ。そして狂的な理想主義者は現実のお荷物でしかなく、理想無き者には正義は無価値。どちらも極論。ファリスは、すべきことを為せと言うのみ。
逆境が人間性を育てる、ともいうが、衣食足りて礼節を知る、ともいう。
↓そういう人間もいるにゃいるだろーが、人間食うに困れば盗みをはたらく、が大半っすよ（事実、終戦直後の貧窮の時代の犯罪件数は現代より遙かに多い）
ていうか逆境が人間性を育てるとは良く昔から言われることで……。
本当に理想を持っているなら現実を見つめざるおえんだろう。現実を無視して理想を振りかざしていれば、聞こえるのはファリスではなく名もなき狂気の神の声だと思われる
神は心がけを見られるだけだよ。力が及ばなくても諦めなければ、百回過ちを犯しても百回悔い改めるなら、神はお見捨てにはならないさ。
理想を捨てて言い訳ばかりになるのが嫌なあまりに自分の理想ばかり追って現状や他人の苦難に目をふさいでいたら、ファリスの声は遠退いてそうだｗ（物は言い様＆何事も程度）
ファリスもファラリスもラーダも、完璧な環境を求めようとすると人間関係を絶ち引きこもりになりそうだ。
理想を追うといいつつ、実態が逆になっても目をふさいでいた場合もｗ
理想を捨てて言い訳ばかりになったらファリスの声は遠退いてそうだw
光の下の平等を貫くこうとするのは立派だが、「戦場にラブアンドピースを唱えて行けば戦争をやめてくれる」ってもんでもない。教義として理想は追い、少しずつ前進を目指しながらも一方では現状に即して現実的でもあることは大人なら当然だろう。教義は人を幸せにするためにある。理想論だけの教義で人々を幸せにできるか。
↓３別に、公式な規定と自分の考えが合わずに悩み、自分なりにより正しいと信じる道を求めて行くファリス司祭とか、今だって十分プレイ可能じゃない？
↓６しかし、無理だと思う人の側は根拠を示しているのだから、可能性がゼロではないと思うならその根拠を示さなくては、感情的反発に過ぎなくなってしまうのでは？
2↓はっきり言って無理じゃないかな。ファラリスら邪神側も頑張るだろうし、平和になりそうになったら終末のものが出現するし。永遠に光と闇の塗り潰し合いで。でも完成しないなら無駄だとも思わない。
個人的にはファリス神官というのは永遠に何が正義なのかを悩み・助け・戦いながら探求し続けるのが格好いいと思う。ＳＷ初版の時代は正義の内容が明記されていないからそういったプレイが楽しめたんだけど、最近は結構公式で決めちまっているからなあ……
そして光の神を信じない上にしばしば人間と生活習慣がひどく異なる妖精や動物、魔獣たちとは「光の下の平等」は可能なのかという神学問題がさらに続く…
↓２ファリス信仰というより単なる人間中心主義かもしれないよねｗ生活習慣が違ったり人間より繁殖能力が高い存在とは殺し合うしかないというのなら。光の下の平等には、たぶん反している考え方。
「銃と魔法」はオーガー、ゴブリン、コボルト、トロール(ドワーフエルフ含む)らが「昔はいろいろあったが今は普通の人」の世界。主人公達は刑事。デルヴァ砦の理想の未来のひとつだね。
↓可能性をゼロにしたいって話なら聞かないよ。
大体、アレクラストで妖魔とも平等に暮らしましょうなんていったら、人間からも妖魔からも嘲りと蔑みの目で見られるだけであろう。そのような理想はあまりにも実情とかけ離れすぎている。大体、ダークエルフあたりのお上品な妖魔と暮らすことを想像してるのだろうが、そばにいるだけで悪臭が耐え難く、駆除をやめると瞬く間に人間より増えて人口過密・食糧不足を引き起こすゴブリンなどの妖魔と、まともに共存などできるものか。デルヴァ砦は少人数だから何とか成り立っていたんだ。
↓４どの神を信じるかはその人の意志で選ぶことで、中立神を信じるのは別に問題はあるまい（ただ、アレクラストで中立神を信じても恩恵はないので信者はまずいないが）。邪神を信じることはほとんどの国で禁じられていること、つまり犯罪行為である。犯罪行為を行った人間が処罰されるのは当たり前のことで、平等だの不平等だのとは別のレベルの話だ。
↓２「いろいろあって今では普通の人になっている。」か･･･
↓「いろいろあって今では普通の人になっている。
何百年か後デルヴァ砦のような住人が、街の住人になり普通に見られるような「銃と魔法」のような世界になるとイイな。
「光の下の平等」か。これだとファリス信者は皆平等、もしくは光の側の神信者は皆平等という意味に解釈されかねないな。ファリスとファラリスがもとから共闘する古の民では太陽の光を浴びる者たち（つまりはあらゆる種族）は平等だぐらいの意味だろう。しかし、アレクラストだとどうだろうな。中立神や闇の神を奉ずる者たちは最初から平等の外なのであろうか。
法と無法の地で悪徳保安官を倒して賞金首になる、というのは一つの典型なのだが（悪徳でも保安官殺しは事実だから罪は受け入れるというかたちで芯を通すという）
むしろ寄付を求めて交渉して、炊き出しするほうが
確かに相手が悪代官とか悪領主とかだと、真っ正面からブッ倒した後、搾取した財を領民に還元、とかする『聖戦士』の方が一般的と言えば一般的だね。能力値（主に筋力）に恵まれなかったかな？
↓×４普通に考えたら「盗んで配るなら、まっとうに稼いで配れよ」とファリスも言うんじゃない？
ただまぁ、敬虔なファリス高司祭があの手この手使って結局ダメになる相手となると、必然的に相応の権力・暴力を持った悪となるのも事実。
↓×２法で裁けぬ悪から盗んで、法で救えぬ貧困層に配る、というんならそうだけど。法で裁ける悪は社会のルールに則って裁くべきでもある。で、ファリスの高司祭ともなると、全く社会的に悪に無力とも考えにくい。あの手この手で結局ダメだったら、の手段になるかと。
20ガメル・サンタさんはいませんか？
盗みにしたってネズミ小僧（伝説のほうね）みたいな盗みならファリスは特に何も言わないだろう。ただ私利私欲のために行えばちょいまて、と警告が
敬虔なファリス神官なら、むしろ神官の方が心を閉ざす事が多いかもしれない。「シーフ技能の取得などファリス信者にあるまじき行為」と思う者がほとんどだと思うが、「正義のためにならここで盗みを犯すのも致し方ない」と思う者もファリスは見捨てないと思うよ。（ただ、「どう見てもいいわけ」ぽいのはダメだろうけど）で、ゲーム的にはＧＭが決める、と。
「シーフを友人に持つ。シーフ技能を得る。シーフギルドに入る。仕事で盗みをする」この中のどこかに、ファリスの声が聞こえなくなるラインがありそうだ。
犯した罪を悔い改めるかどうかによっても分かれるね。とりあえず、問答無用で奇跡を消す前に何かと忠告はすると思いますよ。
寄付ｗ
賄賂もらう内容によるわな、としか
賄賂は些細に入るのかな？
妥協や譲歩も状況によると思う、ファリスの法と秩序で絶対に譲れないとされるものならともかく、人間が決めた些細な規律に違反したから即破門てことはないだろうし、聖王ファーズなんて結構な罪を犯していますが改心したらファリスはお許しになったしなぁ。
世間で言う妥協や馴れ合いを覚えると、神聖魔法消えてしまうん？
↓ファリスが何故法と秩序を司るか、その理由もサポート１に書かれていますのでよければご参照に。
むしろ「人間は光の元に平等」が元々のファリス神の教えであって、それは「平等に生きる権利がある→殺しちゃいけない」「平等に暮らす権利がある→盗んだり奪ったりしちゃいけない」という規律につながっていくから、ファリスが法も司るようになったんじゃないかな。
↓いや、今の教義でもそうなんだけど…。＜光の元の平等（ソードワールド・サポート１にそう書かれているぞ）
古の民の教えだと、光の下に平等であると説いている・・・法を司っているのだが、現在の教えと比べると一部分に過ぎないようだ
ああっ至高神さまっ、その４でございます。