Arseno ver2.1.4

ファラリス信仰
【ファラリスしんこう】

この項目はこれ以上投稿できません。

スパークのギャラックやライナ達配下と違い、マーモだとショーデルが死んでも拳フェチが死んでも、次々と有力なダークプリーストが湧いてでる。
周期の時代からクリスタニアで一番活躍させてもらえ、愛されてる。
夜の神さまとして、祈る人もいる
小説で擁護すると独り善がりな展開になり、プレイで擁護をすると論争などで時間オーバーになりがちなもの。
ＧＭがふかぁーい哲学的なストーリーを作ったり、プレイヤーがくよくよ悩むロールプレイにのめり込むのは結構だけど、ＴＲＰＧは複数人でプレイするゲームであるという大前提を忘れないように。特にＴＲＰＧでＰＬが勝手に個々の心情を演出し始めたりすると、快適なゲーム性を損ないます。あまりうじうじ悩むようなロールプレイをするＰＬがいる場合は、容赦なく「じゃあ君が悩んでいるうちに手遅れになってクエスト失敗したよ」と宣告してあげましょう。
自由です。
好き勝手してその結果、自分の身が破滅しても文句は言わないでね？
あらゆる犯罪を正当化し(いいぞもっとやれと)推進してくれる信仰。
犯罪者が救いを求めて声を聞く事がある
終末期にあちこちで出ばる。
夜の神として、祈りを捧げるものもいるらしい
↓ そして無法者の圧倒的多数は卑劣な悪人だと。
保安官と無法者という例えはわかりやすいな。強権的な嫌な保安官も入れば、人情に厚い義賊みたいな無法者もいる。ただ国（統治機構）から見れば無法者は基本的に認められない罠
西部劇で保安官を取り込んだ地主の横暴に立ち向かう無法者もいれば、スラムで追いはぎする無法者もいる。正義か悪かはともかく、社会的にはどっちでもノーサンキュ。
つまるところ無法者ｗ
御大「ファリスといえど絶対正義とこっちで押しつけるのではなく、遊ぶ側に考える自由を残しておこう」→一部ＰＬ「えー！じゃあファリスって邪悪なんだ。じゃファラリスが正義なんだね」→清松「なんでそう極端に走るんじゃあ！まあファラリスが絶対正義にされるよりはましだ、ファリスは絶対正義だと公式見解を出そう」（今ココｗ要は単細胞な一部ＰＬが悪い）
2↓「ファリスなら何をやっても許される思考停止」じゃなく「個人的な正しさと社会の正しさは違う物のジレンマ」でしょう。「ファラリス的には何をやっても正しいのでジレンマにならない」からPCは騙されず生き残りる方法を模索するだけ。
狭い意味では、ファリスの正義の思考停止を許した清松裁定はイリーナというファリス復権のエースを活躍させるのが主眼だったのかも。その後のぺらぺらやwaltzはロマールの裏社会やドレックノールの現実と言ったもっと考えさせるテーマをPLに課しているし。
いわゆる免罪符（ファリス神官なら何をやっても許される）というのを嫌ったのは水野氏山本氏に共通するだろうな。もっと自分で考える冒険者像を求めた。しかしそれは全くもってファリス叩きではないしファラリス賛美でもない。
水野センセはヴァリス神殿が神聖魔法を使えないと設定した辺り、正義＝ファリス＝免罪符の図式に懐疑的だったのは事実だろう。しかし別にファリス信者を狂信者にしたがったわけではない。
会長はモンスターという種族の問題と人間を襲うという性質の問題を区別するためにあのファリス神官を登場させたわけで、それをもってファリスを叩くか賛美するかの二者択一に語るのは不当だろう。
下っ端の伍長と軍曹が互いに罵り合いながら、戦場を無様に這いずり回りながらひたすらみじめに生き残ろうとあがく姿に良さを覚える自分はどうしたらｗ（友情とはいえない奇妙な連帯感がいいんだ、これがまた）
何故ファラリス信者を倒すべきなのかということと、ファリス信者を単なる狂信者として描くこととは別
↓２つ金髪ファリスねーちゃん。これとイリーナは意図的なファリス復権運動だって公式のどっかで言ってなかったかな
別に何故闘うかを悩むとかそういうの自体は大いに結構なんだけどさ、御大や山本先生の場合、既存の考え方に穴をあけるとか世間の常識にあえて逆らう的なかっこよさを強調するために、一般的な正義や正義を掲げる人間、特にファリス信者を狂信者や官僚主義にしたがる傾向があるんだよね。シナリオ集ユニコーンの探索とか、デルヴァ砦とか。キャラや世界観に重みを作るとかそういう名目で他者を貶めるやり方は正直好きになれないし、だからファラリスは良いと言われてもなんかなぁという気持ちになる。（それがイヤでファリス好きになった自分も相当単純だが）
12↓清松先生はファリス叩きに燃料(独善赤い鎧vs独善悪のファリスvs不殺詐欺師どれが一番マシだろね?ww)を加えた方で、復権運動なんかしてませんよ。
自分は逆かな。ちょうどＳＦＣ末期～ＰＳ初期の頃にＲＰＧをやりまくったんだが、やたらと世界の危機やらなぜ戦うんだという哲学的なことで悩む、ある意味自分の内面中心のストーリーに食傷気味だった（もちろん、名作と思えるものもあったが）。そういう悩みを抱くこと自体がある意味、英雄物語でリアリティがなく感じた。それに世の中は単純で暴力的にできている一面も多いと考えるようになったから。「敵さんにも事情はあるだろうが、俺は死にたくない」という単純な理論もまた剥き出しの真理だと思うようになったし
ファリスがファラリスを斬る大義は「清松先生のファラリス信者は悪としておｋです」に尽きるのでは、正義とは何かを追い求めるファリス信者という設定自体無理になってくる予感。そもそもベルガリアードからロードスまで主人公の成長は何故敵を斬るのかという哲学と不可分だったんだがなぁ。ＰＬがそういう悩みを持つことが清松氏の掲げる「困難と成長」ではないのだろうか？
複雑かなあ、ＧＭではなくて結局ＰＬが考えて答えを出すものだと思うけど。生活感重視はＳＷが追ってきた大事なテーマだけれど、昨今どうも敵がパターン化していると思うんだ。結局敵の胸元にファラリスの聖印を見つけるのが全てなんてなってくると行き詰まるような気がする。
↓だから、そういう複雑な設定をＴＲＰＧでやり出すと、いわゆるムービーシーン、ＧＭの独り語りになるよ。それと、ＳＷの魅力の一つは、世界の存亡とか行く末とかじゃなくて、隣の困ってる人を助けるとか金儲けにあくせくするというような、いわゆるアトリエや牧場物語シリーズ的な「ファンタジー生活」型の冒険を前面に押し出していることにも注目してほしい
ＣＲＰＧのテイル○オブシンフォ○アだと、人類を救うはずの天使が実は人類を虐殺して力を蓄えていたり（そして敵のはずの異世界人と組んで天使自体も含んだ本当の救済を追うのが主人公のスタンス）、ＴＲＰＧでもきく○たけ○のように善良そうなＮＰＣほど邪悪だったりってのもあるし。真似をする必要はないにせよ、何かＳＮＥが昔のＣＲＰＧみたいな襲ってくる敵を倒して金と経験を稼ぐ世界観というのはどうだろう、と。
いや、そんな浅薄な議論じゃなくて（生きるために殺すのは本質とか火の粉は払うとかそれなりの哲学があれば済むわけで）。大事なのは（続く）
↓それ語り出すとゲームじゃなくなるよ（苦笑）。街道で襲われた野生動物相手に「彼を傷つけるとこの辺りの生態系が乱れて」とか、街でぶつかってきたちんぴらをして「このような人間を出してしまうこの国の政治体制が歪んでいるのだ」と言い出すようなもんだから
ただファリス神官復権にも一応成功した現在、いつまでもこのルール上の思考停止に甘えて良いのかという気はする。下の方の議論の通り、小説（やあるいは他社のＴＲＰＧ/ＣＲＰＧ）では倒すべき敵とは何かという哲学が大事なテーマになっているし。
ぶっちゃけると、敵を何故斬るのかという議論を思考停止できてＧＭ・ＰＬとも都合がいいというだけの設定だと思う。設定上短絡的な行動が要求されるファリス神官の行動を正当化するのにも「いやあルール上斬って良い敵なんだから気にしなくていいんだよ」で済むし。
深く濃い設定は酔っぱらいやすい。小説ならともかく、ゲームならわかりやすい一般的な前提があったほうがいい（たまにあえてその裏をかくのも手だが）。
ファラリスに関わった者は親類縁者まで皆殺しがジャスティスとか言い出すと、倫理的にも危険に・・・（定番の問題）
清松氏としてはファリス復権のためにまれな例外を除いて「ルール上ファラリス信者は悪」と規定せざるを得なかったんだろうな。ただ山本氏のサーラシリーズや水野氏の魅力的な暗黒帝国の描写に比べると、だいぶ世界観が陳腐で薄っぺらくなってしまった感もある。
そういえば、昔無理やり改宗させられた人たちどうなったんだろう
清松氏は「ファラリスは邪神」と割と明確に位置づけているようだな。
サポート２の記述を見るとファラリス信仰に限らず、暗黒神の信者は暗黒神信仰である事を隠しながら、人の心の弱い所を突き、最終的に信仰に引きずり込んでいくような布教手段をとることが多い様子。現実のカルト教団の手口にそっくり…というか、おそらく清松氏はそれを参考にしたのでしょうな。
↓２そーゆー事をしながら、犯罪行為に手を染めた宗教組織がリアルにもあったねぇ。で、今その信者だと名乗れば世間からどういう扱い受けるかって‥‥。
だからこそ、邪神の中でも最大数の信者を持つわけだよ。好きにしていい、とは最高の誘惑だからね
ただまぁ、他の邪神よりは簡単だと思う。誰だって欲望は持っているわけだから、心身が弱っているときにセミナーか何かを装って近づいて、段々染めていけばｗ
布教活動が難しい
マーモ王国でも
ファンドリアでは合法
オランのファリス神殿の地下に新興宗教を装って、ファラリス神殿ができかけたことも（SWPCシナリオで）ある。
大都市だと、闇に隠れて神殿が存在することもある
自由と欲望の神ファラリスを信仰する・基本的に、国の法律で違法である（闇の神々、すべて当てはまるが）