Arseno ver2.1.4

足抜けその２
【あしぬけその２】

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グラランはある日いきなりいなくなっても問題なし。
盗賊ギルドの闇
抜けられるかはどうかは当人の資質にもよる。例えば性格的に盗賊落ちこぼれのディケイは、実際の能力にかかわらず抜けやすいだろう。だってギルドじゃ役に立たないんだもの。
↓「ギルドの仕事は(発明のため)に辞めたが、そうそう手放してくれない」とある。シーフ４、セージ５、ラーダ司祭２で「一流のウンチク盗賊」を名乗れた初期の話だしなぁ。
短編小説「ロマールの罠」で盗賊ギルドから引退した故売屋みたいなオヤジが出てこなかったっけ？引退してもギルドから頼られてるけど（小説持ってないので記憶頼り）
大陸最大規模ロマール盗賊ギルドの内部情報は周辺各国の是非とも欲しいネタ。二重スパイや足抜けしようとした盗賊達はクレスポ以上にレベルの高い盗賊達に殺されたりしてるんだろう。
クレスポチームは、リーダー？クレスポが下級幹部(バーゼルより、偉い？)ですし
それ以前に、ぺらぺらってもっぱら盗賊ギルドの依頼で仕事してるし。他の冒険者とは毛色がちがうだろう
カニングは英雄で義侠の男でも、ロマールは全体としては悪意的な要素の強い土地柄だし、クレスポが直接カニングに訴えたわけでもない。
↓でも脱会したいといっても殺されたりはしなかったし、名義の上では脱会できなくても何かギルドから束縛を受けてる様子はなかった。これも事実。
結局「不殺で義侠の男」英雄カニングのロマールの盗賊ギルドでも、「冒険者盗賊」のクレスポパーティは「脱会を許されなかった」のは事実。
↓ルールに関する主張はもう結構
ルールを全く理解していない相手に助言するというなら分かるが（あんまりしつこいのはお互い自重したいが）、ＧＭ次第と結論されているものにカラミ自重も議論自重も無視して自分の解釈を押しつけようとする説得活動、そりゃさすがにここではルール違反だろうと。
４ＧＭが決める派５そんなテーマ扱わないから興味なし派６その他（等々）
ＧＭ最低次第っつーのは結論というよりこれに限らず全部そうなわけだから、それいったら辞典に書くことなんか何もないわけだが。まあ最後には常にそこに落ち着くしかなくなるがな。
まとめると、１抜けられる時は殺されるとき派、２下っ端は抜けられるが上級は抜けられない派、３グララン及び冒険者は別扱い派の３つかな？
ぶっちゃけ公式の記述もＧＭ裁定次第という結論も出ている話である以上、いくら小説その他の自己流解釈を並べても無駄な説得活動にしかならん。この一行で打ちきった方が辞典にとってよほど有意義だ。それでも、書き散らしたいというならもう止めないが。
↓ それが感情的な反論オンリーではなくそれなりに根拠のある出典とかが付いてるなら単に感情的な「説得」ではないからＯＫ、かな。まああなたのその書き込みとか私のこの書き込みは何の役にも立たない部類だが…ｗ（スマヌ）
いくら長文を書き散らしても、表紙も読めない方の「説得」活動には誰も耳は貸さないよ。
グラランは旅する種族、だからこそ「グラスランナー（草原を走る者）」。盗賊技能と詩人技能で定職に就かずに路銀を稼ぎ、気ままな旅の空の下暮らし。剣匠求めてロードスに、はては海の彼方にまでさっさと向かったマールのように。一カ所に定住するグラランは、老いて旅ができなくなった者以外滅多にいない。子供を育てる一時的な居留地などはあるが（シナリオ集にもでてきた）、子供が育ったらまた別れて旅に出るのだ、とされていた。
グラランは「そういう奴ら」で、旅から旅の冒険者も似たところがあるから一般の盗賊より責任は軽かろう。冒険者なんて管理しにくい連中だ。ただグラランとの違いは、出稼ぎの旅にでても帰ってくることを期待されている、ディケイのように（上納金持ち帰りはゲーム的にはこだわらなくていいけど。面倒だし）
盗賊ギルド以上に種族的偏見に満ちあふれた人がいるなぁ
↓７仲間の就職を邪魔って、グラランは就職なんかしたがらないでしょ（一時的に働いてまた余所に行く気ままなフリーター野郎どもだ）。グラランは真面目に働く、という印象を植え付けるとかえって仲間たちが気楽に旅を続けられなくなる（「おいおい、今やめられちゃこまるよ！」）ので、不真面目でお気楽な連中という印象を保っておく方がむしろ旅に生きる他の仲間のためにもなるだろ。奴らが人間から真面目な種族だと評価されたがっているとは思えん。
実際、ロードスでは不誠実なギルド上層部員が殺害され新生のギルドが立ち上がった事例（フォースが起こした件）もある。
退会を認めた後で罪をなすりつけて殺すとか、不条理な条件を課すとか、そういった不誠実な応対を頻繁に行うとギルド自体の評価がガタ落ちになる。求心力のないギルドには新規加入員は来ず、反乱の危険があり、士気は低下し、かつ頻繁な粛正のために暗殺者等の優秀な人員が減少してろくな事にはならん。抜けたがってる奴は寛大に抜けさせれば、構成員たちはギルドの扱いに満足し、抜けたいと言い出す奴の数も減る。力で押さえつければ不満が高まりますます足抜けが増えるだけだ。
↓２グラランは知りすぎることもないうちに気楽に抜けさせてもらえるようだがねえ。冒険者部門もそれではいかんの？バーゼルのような応対もあるにはあるだろうが、それがスタンダードとは限るまい。ベルカナが「抜けたいんだが」と持ちかけるということは普通に抜けられる事例も多々あるという事で、バーゼルが難癖つけるのに辟易しているということは、「嫌な奴の担当になっちゃったなあ」ってとこだろ。
↓３でもグラランは旅をし続けている、ってことはある国のギルドに挨拶しても、そこから離れて別の街のギルドに行くってことを頻繁に行っている者ばかりだということになるが。ギルドのほうも「そういう連中なんだ」と認識してるようだし（グラランの扱いをぬるくしてるあたりから見ても）
ええ、そうですとも。でも基本的にはほいほい抜けさせませんよ、損だもの。小説中ではベルカナも抜けたいのに簡単には抜けられず、無理難題を命令と言って押し付けるバーゼルに辟易している。いやいや働いてる他の下っ端が納得するくらいの功績を示さないことには脱会なんて認めっこない。そしてそれだけの実績をあげた頃には色々と知りすぎているもんなのよ（やっぱ気楽な冒険者盗賊の下っ端のまま、出稼ぎの旅をしてるのが一番楽だにゃ）
盗賊ギルドの場合、上司や周囲の気性とかで変わってくることが多いんじゃない？私的で非合法な組織なんだし。最低限の掟だけ護っていれば平気というものでもない気もするし
実際のところ、お互いに名前をつけ合うほど友人を大切にするグラランが、仲間の就職を邪魔し自分の評判も落とすような不義理な真似をそうそうするとは考えにくいな。盗賊ギルド側にグラランへの人種的偏見があるって可能性はあるが。
円満退会を認めてもらったと喜んでいたら、ギルド側に「今後トラブルがあったらこいつが情報を流したことにして始末しよう」という思惑があったり。
足抜けのお約束。ギルド「そういえばアンタの娘…」と言外に家族の安否をネタに脅迫する。
ギルドから仕事の依頼が来ても断ればいいんだよ。そいつにしか出来ないようなメンバー層の薄いギルドなら報復されても怖くないし、そいつに報復できるくらい優秀なメンバーがいるならそいつにやってもらえばいいだけだし。ギルド内での立身出世を考えなければ「そんな大仕事、あっしにはとてもとても…」と言えばいいｗ
普通に足抜けといえば、脱走を意味する。認可をもらって退くのは、引退とか退会とか呼んで区別した方がよいかも。で、掟を破った者への処刑を含めた制裁は、足抜け以外でも行われており、口封じなども含めてまた別の話。
↓そりゃあ、始末されなきゃならんような後ろめたい事情がありゃあ始末されるだろうさ。でもそりゃ当たり前のことで、ごく普通のグラランだの冒険者だのとは関係ない別の問題だから。
軽視していたグラランがミラルゴの密偵(リウイ設定)と知れたら、それなりに始末されることもあるだろう。
まー勿論、最終的にはＧＭが決めることだけどね。
抜けやすそうな部門の輩には重要な情報を渡さないことだ。実際、グラランはそういう理由から重要な情報とかに関わらせないとサポートにも書いてある。冒険者部門も同じような扱いにすりゃいい。能力に関しては、そりゃどうにもならん。抜けたグラランが気付いたら敵側の仲間になってたって諦めるしかないだろう、冒険者も諦めろ。所詮冒険者は金で雇われる存在、文句いっても始まらん。始末しようにも腕利きも多いし、無理に引き留めても労多くて益少なし。
足抜けを許さない最大の要因は、能力や情報を敵(別組織)側に奪われることだから、冒険者部門も例外ではない。
リプレイを見るに、盗賊ギルド内に冒険者専用の部門があるようだし（ロマールの体術部門等）他のギルド員と管理が違う可能性はある
ファウンダーズのタッドやクレスポなんかは例外なんだろうなぁ
「簡単には抜けられない」という語をＧＭがどう解釈するかによって、抜けるとなると命懸けだろうが数年顔を出さなければ自然退会になるのだろうが全く問題ないだろう。清松裁定第一条「ＧＭの判断は全ての公式ルールを越えることが出来る」
流石に、ギルドの要職を歴任していたりして、秘密を知りすぎてるような構成員は抜けられるとは思わない方がいいだろうが、まあ冒険者盗賊にはそんな奴はまずいないだろうな。ＮＰＣ向けか。
金が乏しい奴が抜けたい場合なら、最後に一ヤマ無償で引き受けるとかかな。まあ楽な仕事では済まないかも知れんが、終わったらやめる人間にあんまりギルドの機密に関わるような仕事や危険な仕事も負わせないだろう。恨まれて抜けた後密告されても困るし。やめさせる気が無くて無事にヤマを終えたら始末するつもりの極悪ギルドとかだったら知らんが、長年勤めたベテラン盗賊と無闇に事を構えてもデメリットの方が大きいだろうし、約束を反故にして信頼とメンツを潰すより気持ちよくやめさせる方が結果的に得だろう。
冒険者盗賊なら、成功して冒険者稼業・盗賊稼業引退したいときは、今まで冒険者で稼いだ金の一部をギルドに納めて、「お世話になりました。田舎で暮らすことにします。余所でまた仕事したり秘密漏らしたりは勿論しません。少ないですが皆さんで分けてくだせえ」くらい礼儀を立てとけば向こうも儲かるし、メンツも潰れんだろう。
まあ、冒険者の盗賊もグララン同様いついなくなるか知れん（引退したり、不具になったり、死んだり）ので、重要な機密や責任は与えないだろう。あるいは、自分はいついなくなるかも分からないから、秘密や責任は負わせないようにしてくれと逆に自分の方から断っておくのもありだな。グラランと違って、人間の盗賊はギルドを去った後盗賊家業からすっぱり足を洗うのも珍しくないのだし、初めからいつかやめなきゃならんのを見越してそういう扱いで頼んでおけばグララン程度に「暗黙の許容」してもらうことは無理なくできよう。
勝手に抜けるのは、払う物を払わず、ギルドの面子を潰して、他のギルドへ寝返る裏切り者とみなされるから。だから暗殺者が来る。足抜けの認可を求めることは不可能ではない・・・組織の面子と利益、両方を立てるのが大切。そして大変
ギルドにとって足抜けされるデメリットは、構成員（人的、金銭的財産）が減る、組織の機密が漏洩する、という点。グラランの足抜けが嫌がられるのは、そのギルドを抜けた後も、足を洗わず盗賊として活動するに決まってるから。だから最初から重要な機密や責任を与えようとはしない。いついなくなってもいいように。人間でも、ギルド長の許可をもらって足抜けさせてもらうことは不可能ではない（他ギルドへの移籍さえ状況次第でありえる）。とても大変で、その後そのギルドの縄張りでは仕事は厳禁。
前項目のＳＷサポートの人、そういう書式は本のＣＭにはなっても引用や説明にはならないぞ。
盗賊ギルドから抜ける事その２