金鱗の竜王マイセン その４
【きんりんのりゅうおうまいせん その４】
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- 別に明記せずともシステムを理解すれば、当然の結論だろ？転生する生き物は絶対に減らない。ましてそれが増えるような存在にしてしまうと、遠からずこの世界は竜で埋め尽くされて、人間その他の種族が活動するスペースなんてなくなってしまう。増える以上は減る機能も付けるのが自然界の掟としては当然。転生機能が付いてる時点で掟から外れてる。
- 絶対数は不変なんて設定どこかにあったっけ？
- いや そもそも竜にとっての「卵」とは、生むものではなくて「休眠期に入るために卵に変身した」とするのが正しいだろう？「産んだ」というのは物理的に数が増えてるわけだから、転生して絶対数は不変なのに、増えたらおかしいわけで。
- 竜全てが卵を産まないと回答するつもりならば「古代種族である」といった枕詞は不要。「機械である⚪︎⚪︎は卵を産まない」なら意味は通るが、特に繁殖不可な特性を持たない古代種族を頭に付ける必要は無い。加えて転生竜という明らかな例外がいるのだから、Q&Aの回答はワールウィンドと2部の竜は種族が違うと言いたかっただけと考えるのが最も自然でしょ。
- 卵を産むことと転生することは矛盾では無いです。卵に転生すれば良いだけなので。リボーンドラゴンにしても竜が転生する魔法というより、竜に転生できる魔法と言うべきでしょう。自然増や自然減と転生することとは矛盾しないので、常に数が一定というのも特に明確な根拠があるものでもないのでは。
- 結局、初版から5年以上も竜語魔法の設定は秘匿されていて、ユーザ間でも「いい加減、どうなってんのか公開しろよ」って怒りを通り越してあきれてる人も多かったｗ その間、デザイナーたちの間で意見がまとまってなかった可能性があるね。清松、山本弘は竜は卵を産む派で、水野は転生ありき派で・・・
- ところが一番最初の初版ルールブックには、竜語魔法の説明とリボーンドラゴンの呪文の説明があってだな。「竜が転生する」までの設定は最初からあったんだよね。そこでデザイナー二人の解釈が分かれた可能性がある。「勝手に設定作るんじゃねえよ」「この仕様だと竜は輪廻転生して個体数一定じゃないとおかしいだろうが？」 SNEメンバー間でも不仲で会社辞めて離れていった連中が多いからね・・・
- そしてQ&Aの回答がレッサー種が卵を産むとも産まないとも取れる曖昧なもの（少なくともネットユーザーに両勢力が出来るレベルで受け取り側が二分した）だったため、10年以上にわたってこの議論は続けられているのである･･･。というか、最近の某掲示板でも同じようなやり取りしてなかったか？
- 下の方で竜語魔法のシステムからして竜の卵は転生で自然発生するのは明らか、というコメントがあるけどデータ設計した当の清松氏は竜卵生派で、小説の新設定が追加された時に「勝手に設定作られて困る」とかコメントしてたから、設計陣にそんな意図はなかったでしょ。ロードス島伝説で新設定が出てから、今までの設定で無理がでるものをPLたちが涙ぐましい議論・考察を重ねて無理やりこじつけたり、なかったことにしたのがQ&Aでの回答が出る前までの情勢だったよ。
- 椅子取りをやってるんじゃなくて、個体数は最初から一定で、それぞれの周期で勝手に回ってるだけだと思うよ。おそらく冒険者などに殺されても、はるか遠くのどこかで忽然と卵が現れる。ただしリボーンドラゴンをしてなかったり術に失敗した場合は前世の記憶はない これで別に問題はないはず。
- エルダードラゴンはリボーンドラゴンを使えるか？のＱ＆Ａ回答が「使えるけど何のために？」なので、竜の転生は死んだら転生するだけでしょう。グラブロルドのように遥かのちに転生するものもいるし、非竜種族の転生なんてたかが知れてるため、竜で溢れることにもならないでしょう。そうした転生の中で古代種族としての血が薄れたものや、非竜種族の転生竜の子孫が、第2部のドラゴンのように卵を産む存在となるのでしょう。
- どっかで転生する種は同じ周期をぐるぐる回るだけだから種として進化しない、進歩のない存在だという皮肉を思い出した。フォーセリアで転生を繰り返して不滅のサイクルなんてやってたら終末のものが送られてきそうだな
- そうなると今度は非竜種族の転生魔法で竜が溢れてくることになるぞ。世界に存在できる竜の数に限りがあって竜候補の魂たちが椅子取りゲームでもしてんのか
- 「竜は転生を繰り返す種族です (サポート2 p.53)」とあるから、死んだ竜は卵として生まれ変わるんじゃないかな。もちろんその場合、普通の竜だから転生竜と違って急速に成長したり、前世の記憶を取り戻したりはしないだろうけど
- しかしリボーンドラゴンだけでは竜の個体数を保てるとは思えんが･･･。竜語魔法を覚える前のレッサーの段階で結構な数が冒険者やら自分より大きな竜の共食いで死んでるわけだし、エルダーになっても確実にリボーンドラゴンの魔法に成功するわけでもないし。それとも最高位の竜司祭になれるリザードマンや蛮族の個体数が確認されてないだけで他の技能以上に多く、どんどん新たな転生竜が補充されてるのか？
- 山本弘のリプレイ第二部では、自分が産んだ卵を取り返してほしいというクエストを投げてくるレッサードラゴンが登場するので、話がややこしいんだよなｗ アレは竜語魔法がちゃんと公表されてルールに組み込まれる前だったから仕方ないけどね。
- 竜の成長過程と竜語魔法のシステムを見る限り、「雄雌は存在しない」「転生の過程で卵な時期がある」と取れるけどね。レッサーが数年を経てエルダーになり、竜語魔法を習得する。竜語魔法を使って転生の準備をしとく。そのあたり、人間から竜業界（？）に入ったクリシュの例から見ても明らかだよ。問題は水野がちゃんと設定を公表するのが遅すぎた点なんだｗ
- ロードスコンパニオンのやってた昔はの竜騎士が乗る竜はマイセンの卵から生まれたマイセンの子という設定だったけどね。あとはQ&Aの産むとも産まないともとれる曖昧な回答しかないわけで、公式から追加の回答でも出なければ後は個人の意見の押し付け合いにしかならないよ。自分でSWを遊ぶ時に、どっちの設定を使った世界観にするか勝手に決めるよろし。
- そのオスメスの区別がないってのも後出しの設定だから何とも言えないのよね
- 問題はドラゴンにオスとメスの区別がないことなんだがなｗ ある日突然卵を産むってさ？コウノトリが赤ん坊を運んでくるくらい違和感がないか？ｗ
- ハイエルフの子がエルフになっていくように、古竜も転生を続ける過程で転生の能力が薄れていき、代わりに産卵する能力が発現したとかでいいんでないの。どっかには転生したけど牛に生まれ変わってしまって牛丼にされた竜王もいたし、100％転生が上手くいくわけでないなら、新しい個体が生まれないと竜という種自体がいなくなってしまうわ
- 物質界への適応によって、古代種族たるハイエルフから（ノーマルな）エルフに変わっていくんだから、ドラゴンも次第に古代種族で無くなっていくと考えた方が自然ではある。
- 古代種族とその末裔以外の竜は卵を産むというのは斬新な意見でもなく、某巨大掲示板では何年も前から何度も話題になっていることです。実際にクリシュのような転生竜は古代種族の末裔では無いですし。他の古代種族は時代を経るごとに衰退してるので、最近自然発生で生まれた竜などの中には古代種族としての力を失ったものがいる可能性もあるでしょう。
- 個人的にはレッサー種は卵生という設定の方が好きだけどね。原作者とは言え、個人の他者の意向に配慮してない新設定の所為でシェアワールドの世界観が強制修正される事態（御大はそんな事態を想定していない悪意ない著書であっただろうけど）なんてのがまかり通るのもどうかと思うし。
- おそらく竜にとって「卵」とは、一般的な動物のそれとは意味が異なり、「転生後にエネルギーを溜めてる最中」を示すサインに過ぎないんじゃないかな。だからフォーセリア内のドラゴンの絶対数は常に一定で、増えもせず(オスとメスの区別がないので)減りもせず(死んでも転生するので)という特殊なサイクルに入ってると思われる。そうでないと竜が世界を食い尽くすか、竜が世界から駆逐されてどこかの連鎖が崩壊するとか(竜が餌にしてた種族を抑えるものがいなくなって大繁殖の末に生態系崩壊とか)問題が起こるに違いない。
- 自分にはその回答、単に小説中の内容を肯定しているようにしか読めないけど、ドラゴンの中に「古代種族、及びその末裔としての竜」ではない卵を産むドラゴンがいるという解釈も斬新でいいと思うよ
- 後付優先としてもQ&Aが最新なので、古代種族ではないドラゴンは卵を産むとして何も矛盾は無いんです。
- 竜の卵ネタはロードス島伝説より先に西部諸国で使われてたから、後付優先なんて野暮なこと言わずに「卵を産む竜もいる」でもいいかもね。水野先生の世界観とは違うかもしれないけど、シェアードワールドなんだし
- ↓その小説の一節から読者が「竜は卵を産まないのか？ ではリプレイに登場した卵を産む竜は何なんだ？」と質問し、その回答が「古代種族、及びその末裔としての竜は、卵は産みません」だったわけで。
- ワールウィンドは何の変哲もない普通の老竜だよ。彼の言によれば、竜は卵から産まれるけど、竜は卵を産まない。竜の卵が何時何処から誕生するのかは竜自身ですらわからない
- 卵を産まないのは古竜のような古代種や、ワールウィンドの様な例外的存在である古代種末裔だけなのでは？ 通常の成竜および老竜は歴史時代に入ってから新たに生まれた新種族だそうですし
- マイセンの住まう山には多数の竜が生息しているそうな
- 世界観として魔法に長けた古代種族は滅びへと進んでいる。魔法能力を持たず老竜に脱皮しない竜、つまり古代種族の末裔ではない竜も存在するのでは？転生竜の子孫以外に。後は、竜が亜竜に子供を産ませる場合もあるのかもしれない。
- ワイバーンとかワームとかは卵を産むとか、転生竜だと卵を産むとかなのかな。
- 古代種族の項目を見れば参考になりますね。少なくとも転生竜は卵を産むでしょう。古竜マイセンは産まないでしょうが。
- 当然その解釈もできるでしょうが、わざわざ古代種族に限定して言及している点を考慮すれば、卵を産まないのは古代種族と末裔に限定している可能性の方が高いでしょう。
- ・・・その回答は、竜は卵を産みませんと回答しているだけなのでは。
- 「ソード・ワールドＲＰＧ」Ｑ＆Ａ補完 1999年３月到着分 >Ｑ21：ドラゴンは卵を産むのでしょうか？（リプレイ二部では卵あったけど、ロードスの竜はないとか……） >Ａ：古代種族、及びその末裔としての竜は、卵は産みません。
- ↓新設定（竜は卵を産まない）発表後の情報ですか？自分は見覚えないのですが
- ちなみにQ&Aでは下等の竜であれば卵を産みますとのこと。2部リプレイのドラゴンのように。
- 100年後･･･ナース「ロードスよ、私は帰ってきた！」
- ナースはロードスから離れたからノーカウントでしょう
- ↓逃げだした、老竜ナースがおるよ
- ロードス最後の古竜であり最後の五色の魔竜。（ブラムド復活はまだ公式に確定してないですよね？）
- モス建国の立役者みたいな面もあるのだろうね
- ということで、TAKE2……竜の番人たる老レンジャー「ほお、これまたひよっこの卵盗人だな。今なら引き返せる、叩きのめされる前に帰れ」ティエル「違う。このボンボンが竜騎士だ。卵を渡してやれ」老レンジャー「何だと・・・？よし、建国王の名前を言ってみろ」ミレウス「……何で結局こうなるんですか！」
- ベルドなら喜んで倒しに行きそうと思っていたが・・・象徴ゆえか
- 実際、モスの象徴とも守護神とも言うべき存在らしいです。モス公国の紋章が金色の竜であるのは、そのためなのだとか （伝説３巻Ｐ262）
- モス地方の守護神かも、モスの小国はそれぞれ竜の部位を持つため （部位を持たない弱小国もあるらしいが）
- ハイランドの守護神、金色に輝く竜王様その４です。