構造物の破壊に関するルール
【こうぞうぶつのはかいにかんするルール】
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コメント
おなまえ(省略可)
まあ、魔法の武具なら壊れないこと、筋力24の時点で現実の人間を大きく超えた筋力、30以上なら鋼鉄と勝負できなくもない連中が出てくる原作バランス、8レベル付近からはどうしようもなく人外、というのを合わせれば、そこいらからは破れてもいいかもしれないね。派生ルールを作るのは自由
メテオの場合はこのルールに従わずに城壁破壊可能とすることもQ&Aで示唆されている。
↓×8 メテオは隕石の直撃ではなくて衝撃波だから…
材質の強度を示す値にはモース硬度の他に靭性などがある。モース硬度が高ければ傷がつき難く、靭性が高ければ砕け難くなる。どちらの数値も高ければ実質的な強度が高いことになるのだが、靭性の方は鉱物と金属で共通する単位がないので考察が難しい…。
モース硬度は切断するための尺度で、打ち砕く時の基準には全く当てはまらない。モース硬度10のダイヤモンドは、鉄のハンマーで簡単に木っ端微塵にできるのは有名。(DM誌のQ&A投稿コーナーでは、バトルメックのルールで触れてたことがある)
参考までに、各物質のモース硬度は大理石が3〜4、コンクリートで3〜5、鉄で4〜5、鋼で5〜8.5である。
↓氷は温度によってモース硬度が変化し、0〜-70℃でモース硬度1.5〜6まで幅がある。スピリット・ウォール・フラウは一般人が触れれば致命的な凍傷を受けるほどの冷気をまとっているので、氷の中でも硬度は高い部類と推測される。一方で氷材質の最大防御点/破壊点は30/25のため、硬度最大値の6まではいかないとすれば、スピリット・ウォールの氷壁、および同硬度の石壁のモース硬度は3〜5程度ではないかとこじつけられる。
精霊魔法のスピリット・ウォールから、50cmの石壁で防御点15の破壊点20。同じく氷壁でも防御点15の破壊点20となっている。
剣や矢は鉄を材質に一切のダメージを与えられないというのが不自然。現実にも斬鉄は可能だし、大型のスパイクは鉄板をぶち抜くことも可能だから。矢がレンガや石に効果がないのも不自然。城壁の石積みやレンガ壁をぶち抜いた攻城兵器のバリスタは何なんだよ、となる。
ぺらぺらリプレイの赤将軍(ハイブリッド・オーガ)は、武器が剣だったのでスピリットウォール・ノームの石壁を破壊できずに倒された。他の壁? お城だからやっぱり固いんじゃないの?
このルールに則ると、魔術師のメテオは城壁を破壊できず、ドラゴンの炎は薄い鉄板も溶かせないなんてことになる。
ルルブを読むに防御点が硬度、破壊点が厚さ、と明確に分けている訳ではなく、硬度と厚さによる点数の設定は結構曖昧。20cmの木材は木材最高強度の防御点7破壊点15とあるが、他の材質もある程度指標となる数値を設定して欲しかった…
各材質の防御点/破壊点は、木材=1〜7/5〜15、レンガ=3〜30/10〜20、石=3〜30/15〜25、鉄=5〜50/20〜30、氷=3〜30/1〜25、草木=3〜30/10〜20、となっている。
防御点の数値は主に材質の強度と厚さを考慮しGMが設定、破壊点の数値は材質の厚さによって具体的な数値を定めると記述される。なお、防御点の最低値は0だが、破壊点の最低値は材質ごとに最低値があり、この最低破壊点以上のダメージが出せなければいつまで攻撃を続けても構造物を破壊することはできない。
構造物に防御点と破壊点を設定し、扉や壁などの破壊を数値的に取り扱いたい時に使用するルール。防御点と破壊点の合計点を上回るダメージを出せれば一撃で構造物を破壊、防御点以上・合計点以下であれば防御点→破壊点の順に1点ずつ強度が減少、防御点以下のダメージなら構造物にいっさいの効果がない、と裁定される。