大磯魅力マップとは?
2001年9月に発足した「大磯探検隊」は、これまで大磯の魅力ある街並み、建物、スポット等を掘り起こす作業を進めてきました。
その作業として、まず、ガリバーマップ(明細地図を張り合わせた大きな地図にのっかって作業する手法)を行い、参加者全員で魅力的だと感じる場所をプロットしました。また、この地図をもとにして町歩きを行い、魅力的な場所の写真を撮ったり、そこの何が魅力的なのかポストイットにメモするなど、その洗い出しを進めてきました。
その「大磯探検隊」の活動成果をまとめたのがこの「大磯魅力マップ」です。
[大磯探検隊]はすでに消滅していますが、旧作業メンバーで今後もこの魅力マップの更新と大磯のまちづくりへの提案などを続けていくつもりです。いずれ「大磯探検隊」が独自に復活することもあるでしょう。
魅力マップからまちづくりへ
この魅力マップはまだ最初のものです。それでもかなり大磯の魅力的な場所、建物などがプロットされているのではないかと思います。
大磯の魅力とは何でしょう。山と海の自然が素晴らしい。歴史の積み重ねがあります。旧東海道の松林が残っています。そして、町並みと調和する別荘などの美しい建物があります。屋敷内の樹木も素晴らしい。小さな小道の周辺の生け垣や竹塀なども美しい。
その場所や建物が何故それほど魅力があるのでしょうか。愛情を込めてそれを守ったり、手入れをしたりする人がいるからです。こうした魅力的なスポットは大磯の宝物です。
しかしながら、街は時とともに、また、住む人とともに変化していきます。その変化の大きな要素は建築や開発が行われる時です。
建築や開発が大磯の魅力ある場所を意識して行われないなら、この魅力は確実に失われていきます。街に新しいものを付け加える時は、それまでのいいものを意識し、生かしながら、周辺と調和する形で行う。
そんなまちづくりのルールが必要ではないでしょうか。
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