OpenGL

1.他のページを見る

光源の設定

使用するリソースファイル : env.src

光源モデルの設定

光源モデル(light model)とは個々の光源以外の光源に関する環境設定の事です。パラメータは以下の通りです。

環境光の色
全ての面に等しくあたる光の色。
近傍の視点(local_view)
近傍の視点(local_view = 1)と無限遠方の視点(local_view = 0)が設定できます。視点からモデルの各頂点への視線の方向が近傍の視点では視点と頂点を結んだ方向になり、無限遠方の視点では視線の方向で一定になります。
両面処理(two_side)
面には裏表があり、初期値では表にしか照光処理が行なわれません。裏面にも処理を行ないたい時にtwo_side = 1に設定します。

光源の設定

gllogoでは7つまでの光源を設定する事ができます。光源には太陽光の様に平行光線を照射する光源と電球のように放射光を照射する点光源の2種類を設定できます。個々の光源について以下のようなパラメータを設定します。

環境光の色(ambient)
全ての面に等しくあたる光の色。
拡散光の色(diffuse)
物体の表面で乱反射する光の色。
鏡面光の色(specular)
物体の表面で正反射する光の色。
光源の位置(position)
座標(x,y,z)で設定します。
w
光源の位置と同時に指定します。0の場合光線は平行光線になり、それ以外の値では放射光になります。
光線の方向(direction)
ベクトルで指定します。これは光源が点光源で後で示すカットオフを指定した場合に意味があり、光線の方向を表します。
スポット指数(exponet)
光源が点光源の場合に、光線の方向に光を絞るためにこのパラメータを使うことができます。値が高いほど光が光線の方向に集中します。
カットオフ角度(cutoff)
光線の方向から光の出る範囲を角度(度)で指定します。180.0を設定すると全方位に光が出ます。
減衰定数(KC,KL,KQ)
光源が点光源の場合に光源からの距離に従って光を減衰させることができます。減衰は2次関数(KC + KL * x + KQ * x~2)の値の逆数で決まります。

リストに戻る


このページに関するご質問はこちらへどうぞ。