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モーション・ブラー

使用するリソースファイル : string.src

モーション・ブラーとは、モデルの移動の軌跡を表示することで「ぶれ」や動きを表現する手法です。

移動の設定はモデル全体に対してのみ行なえます(文字毎には設定できません)。移動のパターンは「文字列のパスを設定する」で述べたのと同様にx,y,z軸方向の移動とx,y,z軸周りの回転について、2次関数と三角関数で設定できます。

移動パターン以外のパラメータには以下のようなものがあります。

time_slice : 整数
移動範囲を分割してレンダリングを行なう回数を指定します。多いほど滑らかな軌跡が描けますが、処理は重くなります。
first_decay : 実数(0.0 - 1.0)
移動の軌跡を薄く描画する事ができます。モデルそのものの像の濃さを1.0とした時の軌跡全体の濃さを指定します。
decay_factor : 実数(0.0 - 1.0)
移動の軌跡を後になるほど薄くしていく事ができます。1回のレンダリングで薄くしていく割合を指定します。

[画像]

リソースファイルの記述

20 0.2 0.8 # time_slice first_decay decay_factor

0.0 200.0 0.0 # x drift polynominal parameters
0.0 200.0 0.0 # y drift polynominal parameters
time_slide : 20
20回レンダリングを反復します。
first_decay : 0.2
軌跡全体をモデル本体より薄く設定します。
decay_factor : 0.8
軌跡が次第に薄くなるように設定します。

移動パターンはx,y方向に同じ割合で移動するようにして、斜め45度方向になるようにしました。

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