場所: 伊豆 海洋公園
ポイント: 海洋公園ビーチ
天気: 晴れ
気温: 10度
水温: 16度
スーツ: ドライ
カメラ: PowerShot G1
ソウシイザリウオ
コンシボリガイ
帰国後最初のダイビングは冬の伊豆、海洋公園へ行きました。春が近いとはいえまだ3月、風も水もまだまだ暖かくはありませんが、この日は陽射しが暖かかったのでまだ救われました。
1本目は2の根、目的はソウシイザリです。浅い棚の上を移動して2の根に到着、根の下の穴の中に写真のソウシイザリがいました。流石は最大のイザリウオ、触るほど寄っても全く動じる気配はありません。奥まっていてワイドではちょっと難しかったのでマクロで顔のアップ。オオモンイザリより大人しい顔をしている気がします。
2の根の手前の砂地ではカスザメ、スナダコ等、面白い生き物が見られました。地形といい生き物といい、伊豆大島のミミズ浜とちょっと似ています。
2本目は1の根、ホワイトVオクトパスというタコを見に行く予定でしたが残念ながら見つからず。代わりに写真のコンシボリガイを見ました。面白い形、綺麗な色、しかもウミウシにしては活発な動き、面白い生き物でした。
2本目の帰り、ふと見ると岩の上でナマコが伸びをしています。まるで祈りをささげるかのように岩の上から水面に向かって力いっぱい伸びています。その時は変な奴だな−と思って写真を撮ったりしていました。しかしその帰り道、よく見ていると岩という岩にナマコがいてどれも同じように伸びをしているではありませんか!!
ナマコの宗教ですか!?
ちょっと怖くなってきたところでガイドさんがスレートに「ナマコの放精です」と書いてくれました。そうか、繁殖期だったのね、、、
ここには載せませんが水面に向かって力いっぱい放精しているナマコの写真撮りました。すごい迫力でした。