場所: 串本
ポイント: 浅地, 双島沖2の根
天気: 晴れ
気温: 21度
水温: 19度
スーツ: ドライ
カメラ: PowerShot G1
キンチャクガニ
タカラガイ
ウミウサギ
今年のGWは初めての南紀・串本へ行きました。行きは毎年帰省のついでに潜りに行くという関西の人の車に便乗。ダイビング4日間の後、帰りは三重交通の夜行バスで帰るという予定です。初日は移動のみで終了、ダイビングは2日目からになりました。
予報では天候は最終日以外は晴れ、到着した串本は風も無く、絶好のダイビング日和でした。ポイントも天候や海流であまり行けないという外洋のポイントに行くことができました。ここは本州最南端、黒潮の町、「回遊魚がバンバン出てくるのか?」と期待して潜ったのですが、、、
透明度10m、、、
春濁りで浮遊物が多く、流れも無かったためどんより暗いダイビングになりました。それでもガイドさんは流石に現地のガイド、マクロ系の生き物をあれこれと見せてくれます。ブロッコリーのようなソフトコーラルの中に住んでいるイソコンペイトウガニ、体長5mmのウミウシ、写真のキンチャクガニ等、完全にマクロ派ダイビングになりました。
そこで私も何かいないかと色々探すことにしました。まず見つけたのが写真のタカラガイ、時々笛になったりしてお土産になっているあれです。つやつやで綺麗だったので思わず持ち上げて裏側を見てみると、、、
触手がうじゃうじゃ、、、
ひぃぃぃぃぃぃぃ、、、、
その後はガイドさんの真似をしてブロッコリーをかき分けてエビ・カニを探してみたのですがなかなか何も見つかりません。しかしアンカーの下でのフリータイムにもひたすらブロッコリーを探しつづけていると、写真のウミウサギを見つけました。ちょっと感動。この後もすっかりブロッコリー探索が癖になってしまいました。
こんな感じで1日目は終了。初めて潜った串本の海の印象は「伊豆と沖縄の間」でした。まずニザダイ、シラコダイ、ウミスズメ、クマノミ、ミツボシクロスズメダイ等、伊豆でも見られる魚達が多く見られましたが、どれも伊豆よりもでかい気がします。ミツボシは越冬しているのでしょう、すっかり育って全然かわいくありません。クマノミも黒くなってて威嚇してくるし。また伊豆には無いハードコーラルや魚もキリンミノ、ヘラヤガラ等の南方系の魚が多く、やっぱり南に来たんだと感じました。