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讃岐採集の風景 |
11/19(土)
香川初日のこの日は朝7:30に起床した。宿の用意してくれる朝食は朝から湯豆腐と晩飯の様なものだった。前日は焼き肉を腹一杯食べていたので、あっさりとした朝食で丁度よかった。食事を終え、支度も整え宿を後にした。この日、向かうのは香川でも一番オオクワの濃いと思われるポイントである。だが、私はオオクワ採集というのは正直自信がない。清水氏にも予め申しあげていたが、香川は台場クヌギが殆ど無いのでとにかく歩いて材を探すしかない。しかも意外な材にも入っているので運が無ければいくら歩き回っても坊主の可能性は大なのである。しかし、採れるときにはあっさり採れるというのが香川の魅力なのかもしれない。 |
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時間的にはもう13:30を回っている。早い物である。ちゃんとした昼食は抜きで続けることにしてエリアを移動しながら流してゆく。あるところまで来たところで、何となく入ってみたいと思ったので、車を止めて歩いてゆくことにした。しかし、少々雰囲気的に良くない環境だった。しばらく歩いたが、やはりいまいちで叩く材さえない。やむなく引き上げて来た所で、ふと右の方へ行ってみたくなり歩いてゆくと前方に倒木が転がっている。細い材で最近倒れたような感じの材だった。なんかいるかな〜と軽く一刀入れてみるといきなり大きな3齢幼虫が現れた。このサイズは・・オオクワガタの幼虫だろう。これにはさすがに驚いた。その後も割ってゆくとまたも3齢幼虫が続いて出てくる。まだ入っていそうだし、清水氏に交代して叩いてもらうとやはりまだ出てきます。結局この材から2齢2頭、3齢3頭という貧弱な材にしては大当たりな結果である。正直やっと満足する成果を得られてほっとした。 | |
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その後は別な近くを散策したが、カブト幼虫が出たくらいでこの日は打ち止めにすることにした。徳島の山で風邪をひいたのか、頭痛も酷くなってきていた。山から降りるとお腹も空いていたので遅い昼食代わりにうどんを食べてゆっくり宿へ戻ったのである。もちろん宿でも夕食はたっぷり頂き、おなか一杯な夜だった。 | |
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◆本日の採集成果:オオクワガタ幼虫6、コクワ幼虫15、カブト幼虫3 |