讃岐採集の風景 採集地：香川県 2007.2.12
	■2月12日 香川２日目の朝がきた。昨日同様7:00起床の7:30出発の予定が清水氏の寝坊で8:00頃の出発となった。コンビニでコーヒーとパンを買いだしていざ出撃。しかし、この日は朝から鼻の調子が悪く、花粉が舞っているのか風邪でもひいたのか体調はすぐれなかった。 目的のポイントで車を止めて、山を散策するがなかなか良い材が見つからない。また、昨日に続いて細めの倒木から清水氏がチビクワガタを出している。どうやら小型種の採集はマスターされた様子だった。(^^) その後もジグザグに動きながら暫く散策するが徒労に終わり、車まで戻ることになった。 再度場所をあらため散策を試みる事にした。するといい感じでニクウスバが回った根株を清水氏が見つけた。しかし、叩いても何も食痕は無い。これほどいい材はなかなかみられないのにである。また暫し散策の後車へ戻ったが、清水氏の腰も相当辛そうになってきていた事もあり、エリアを変えながら車で流すことにした。 一回り流した後、採集には見切りをつけて駐車場の大きなうどん屋へ入った。昼食の後着替え等を済ませ香川を後にすることになった。帰りの高速道路は何カ所かで事故渋滞にはまったが、夕方には大阪空港近くの清水氏が泊まるホテルへ着いた。清水氏と別れ高速道路に再度乗るとまた事故渋滞にはまった。京都へ帰ってすぐに横になり寝てしまったのである。 今回、清水氏には事前に話していたがやはり現実として厳しいものがあった。岡山ではとにかく倒木すら少なく徒労に終わり、香川では材はまだあるもののなかなかオオクワの入っている材にあたるのは至難である。どちらでも同じであるが、とにかく歩くしかなく気力・体力の勝負なのかもしれない。そういった意味では少々その点の気合いが欠けていたのかもしれない。しかし、こうしていろいろな採集者と話をしたり刺激を受ける機会にもなった点は良かったと思う。私としても、まためげずにトライしなければいけないと思う今回の採集だった。
◆本日の採集成果：コクワガタ、チビクワガタ