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大和南部高山採集の風景 採集地:奈良県 2004.4.24 |
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昨夜は焼き肉を食べ、温泉にも滑り込みで入ることが出来ました。 一応ぐっすり眠ることもでき、日の出を迎えて本日のポイントへ移動します。 本日は昨日採集できていない「キンキコルリ」がターゲットです。標高的に低い所にいるので650m程に車を止めて、そこから歩行で登ってゆきます。 5分も経たないうちにKボンバー氏がコルリ産卵痕の付いた細い材を見つけました。砕くと幼虫が入ってます。流石の眼力に驚愕です。 ただ、この標高ではあまりコルリは濃くない様で、その後は追加が出せません。 私が割る材からはコルリではなく、小さなカミキリが出ました。 そして植林帯へと入っていきます。 しばらくは標高を上げることにし淡々と歩きます。 |
植林帯を抜け出ると自然林になりました。標高も800mあります。 ここからがいよいよという感じの植生になってきました。 小さな材を見つけては産卵マークを探しますがあっても入っていなかったりと以外に苦戦を強いられます。 Kボンバー氏は目が肥えているのか、良くルリマークを見つけて幼虫を時々出しているようですが、私の方はさっぱり・・ 急な斜面の沢のような所でようやく私も幼虫1頭出すのが精一杯です。 |
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その後もいろいろ歩き回りますが時間ばかりがどんどん過ぎてゆきます。急斜面の沢をよじ登って歩き回りました。 本来なら、スムーズにコルリが採集できて、時間があればもっと上のブナ帯をと思ってましたが、1000m位で上に上がるのは断念し、ここでコルリ成虫を出そうと2人で頑張りますがなかなか出ない。 もうそろそろ降りないといけないかと思っていた頃にKボンバー氏がようやく♀成虫を出した様ですが、潰してしまったみたいです。残念・・ |
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時間もあっという間に過ぎてしまい、結局♂成虫は全くみられないまま下山することになりました。 足早に下山を開始。修験僧らとすれ違い、山間部をあとにして一路車で市街地を目指します。 思ったより順調に道が走れたので、奈良の某大手虫屋さんへ立ち寄る事にしました。Kボン氏は初めてとのことで、それなりに楽しまれていた様子。 |
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そのあとは一路、関西空港を目指しました。 私は知らなかったが奈良県南部と大阪南部を結ぶ高速道路が新しく出来ていたので意外に早く空港へ到着。時間がありすぎるくらい。 カフェテリアでゆっくり歓談した後、Kボン氏とはお別れです。彼がフライトした頃、私も京都を目指して関空を後に車を走らせます。 |
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今回採集した個体(2日間の成果) 2名での採集結果です。 ●ヒメオオクワガタ成虫 ♂2(★1)♀5、蛹1、幼虫22頭 |
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今回はKボンバー氏とは2000年の奄美採集以来の再会となった訳ですが、運良く目標種を一通り採集も出来出来て良かったです。 |
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次に彼と採集する機会ははたして・・・? |