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みなさん御存じのように、スクーバ・ダイビングでは背中に酸素ボンベを背負って水中に潜ります。
酸素には物質の燃焼を助ける助燃性がある事はみなさんよく御存じだと思います。そのため高純度の酸素を扱うスクーバ・ダイビングをするためには常に細心の注意が必要とされています。
それでは実際に起こった事件を基にして、一見華やかに見えるスクーバ・ダイビングに潜む危険性を検証していきましょう。
「いやー、今日はうねりがすごかったですねー」
「エグジットも大変だったねー、もう疲れちゃったよ」
「どうです、器材洗う前に一服」
「いいねー、でもたばこ持ってないんよ」
「いや、最近防水シガレットケース買いましてね、メッシュの中に入ってるんですよ」
「お、さすがだねー、じゃあ遠慮なく」
「ライターもありますよ、さ、どうぞ」
「お、ありがとう」
シュボ、、、
んどかーん
、、、、
「6時のニュースです」
「本日午後2時頃、静岡県大瀬崎町でダイバーによる爆発事故が起こりました。静岡県警では潜水を終えたダイバーのタバコの火がスクーバ・ダイビングで用いられる酸素ボンベに引火したものと見て調べています。この事故でその場にいた2名のダイバーが即死、周りにいた10名が重軽傷を負い病院に収容されたということです。」
「大瀬町の大瀬崎はシーズンには1日1000人にものぼるダイバーが集まる関東/東海地方最大のダイビング・スポットであり、県警では同様の事故の再発防止のためより一層の注意を呼びかけています。」
「船長、なんだいあの泡は?」
「あー、ありゃダイビング連中の出しとる泡だら。」
「へえ、じゃあこの下で潜ってんのかい。」
「釣っちまわねえでよ(笑)。」
「じゃ、別のポイント行くかい、船長船出してよ。」
「あいよ」
ブルルルル、、、
んどかーん
、、、、
「6時のニュースです。」
、、、、
いかがでしたか。近年ダイビング・ブームによってダイバー人口は増加の一途をたどっています。美しい海、かわいらしい魚達、その魅力に魅せられダイビングの門を叩く人達は老若男女を問わず後を断ちません。
その反面、スクーバ・ダイビングの持つこのような危険性については語られないまま放置されているというのが現状です。
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